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真相は闇に消え/きゅうこ的小说

真相は闇に消え 真相消失在黑暗中

8,789字17分钟

高3(卒業後)×高2の三リョ。つきあってるふたり。三井さんが中二の姿になってしまう話。中身は十八歳です。初恋のときの姿になった三井さんにリョータがボーッとなってます。
高三(毕业后)和高二的三井。他们正在交往。这是关于三井变成中二的故事。实际上他已经十八岁了。看到变成初恋时的样子的三井,涼太有点发呆。

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 三井さんとケンカした。 我和三井吵架了。
 インターハイが終わって、キャプテンを引き継いで、なんやかんや言い争って、あのふたりすぐ険悪になるとか周りから言われて、でも実はその裏でなぜかセックスしてて、あのひとがオレを好きだとか言うからつきあってやることにして、何ヶ月? もう半年だ。
高中联赛结束后,我接任了队长的职位,我们之间经常争吵,周围的人说我们的关系很紧张,但实际上我们却在背后偷偷发生关系,因为那个人说喜欢我,所以我们决定交往,已经过了几个月了,差不多半年了。

 三井さんは無事高校を卒業して、なんとか入った大学に通うために一人暮らしの準備をはじめた。荷物を運び込むのをオレも手伝って、入学式まではやることねえなとか言う三井さんと新しいベッドでさっそくセックスして、壁うすいから声出すなよって後ろから口塞がれて盛り上がったりして、わりと楽しく過ごしていたのだけど、あのひとが元カノの写真を後生大事に持っているのを見たせいでケンカになった。
三井先生顺利毕业于高中,为了顺利进入大学开始了独自生活的准备。我也帮忙搬运行李,三井先生说到入学典礼之前没什么事可做,我们就在新的床上立刻发生了性关系,因为墙很薄,所以被后面的人捂住了嘴,气氛变得很热烈,过得相当开心。但是,因为我看到他珍藏着前女友的照片,我们就吵了起来。

 写真つってもプリクラだけど。アルバムを見せてもらって、なつかしい中二の三井さんにキュンとしてたら、当時の彼女とキスしてるプリクラが隙間からこぼれ落ちたのだ。
虽然是说照片,但只是指的是自拍照。我看了相册,看到了让我怀念的中二病时期的三井小姐,突然心动了起来,结果从中间掉出了当时和她接吻的自拍照片。

 オレがちょっと憧れてたあのときの三井寿はこんな女の子とキスしてたのか。
那时候我憧憬的三井寿是和这样的女孩子接吻吗。

 そう考えたらものすごく嫌な気分になった。 这样想的话,我感到非常不舒服。
 思い出を汚されたような気がした。 我觉得我的回忆被玷污了。
 グレてたときの三井さんがフェラされてる写真とかだったらこんなにショックじゃなかったと思う。あのときの三井さん大嫌いだし。
如果是三井先生在发脾气时被人口交的照片之类的,我想我不会那么震惊。我当时非常讨厌三井先生。

 中二の三井さんはオレの初恋のひとで、接触は一瞬だったしフィルターかかってるのも解ってるけど、とにかく神聖な存在だったのだ。
中二病的三井先生是我初恋的人,虽然接触只有一瞬间,也知道是经过滤镜的,但他对我来说是一个神圣的存在。

 そんなやさしいお兄さんのキスプリクラなんか見たくなかった。
我不想看到那种温柔哥哥的亲吻照片。

 三井さんはあのときのこと覚えてないから、オレがただ元カノに嫉妬して怒ってるんだと思ってる。それもムカつく。
三井先生不记得那时的事情,所以他认为我只是因为嫉妒前女友而生气。这也让我很生气。

 昔のことじゃねえか。プリクラ持ってるくらいでそんな怒んなよ。おめーだってそんなんの一枚や二枚持ってんだろ。
那是过去的事了。别为了有拍立得照片就生气嘛。你自己也肯定有一两张这样的照片吧。

 呆れたように言われてキレた。 被傻眼地说了一句话,我生气了。
 持ってねーよそんなもん。撮ったこともないわ。キスだって汗臭い部室でアンタにされたあのどうでもいいやつが初めてだったんだっつーの。
我没有那种东西。我从来没有拍过。连亲吻也是在那个汗臭的部室里被你做的那个无关紧要的家伙是第一次。

 とは言わず、バーカと怒鳴って部屋を出た。 不说话,大声骂着“笨蛋”离开了房间。
 あれから三日。音沙汰のなかった三井さんから電話がかかってきた。しかも早朝。
从那之后过了三天。三井先生打来了电话,而且还是在清晨。

 朝だというのにめずらしく澄んだ声で、三井さんは言った。
尽管已经是早上,但三井先生用异常清澈的声音说道。

「宮城、やばいことになった。来てくれ、オレは外に出られねえ」
"宫城,糟糕的事情发生了。快来,我无法出去了。"

 なんのことだかわからなかったが、本気でヤバそうだったので、オレは着替えて三井さんの部屋に行った。そろそろ許してやるかという気持ちになっていたし、いいきっかけだと思ったのだ。問題が解決したら部活に行くつもりだったから、Tシャツの上に学ランを羽織って、練習着の入ったバッグを肩に引っかけて。
虽然不知道发生了什么事,但感觉情况很严重,所以我换了衣服去了三井先生的房间。我开始有些想原谅他的心情,觉得这是个好机会。因为打算解决问题后去参加社团活动,所以我在T恤上穿了学生制服,肩上挂着装有练习服的包。

 バイクで駆けつけチャイムを押したら、中から声が聞こえてきた。
骑着摩托车赶到并按响门铃,从里面传来了声音。

「開いてるから入れ」 请进,门是开着的
 オレじゃなかったらどうすんだろ、と思いながら中に入った。
我一边想着如果不是我会怎么样,一边走进了里面。

 外はいい天気だというのにカーテンが閉じている。休みだからって二度寝したんだろうか。テレビもついていない。
尽管外面天气很好,但窗帘却是关着的。是因为放假才再次睡觉了吗?电视也没有开着。

 ワンルームの部屋のベッドに目をやると、そこに座っていた三井さんが立ち上がった。その姿を見てオレは目を見開いた。
当我把目光投向单间房间的床时,坐在那里的三井先生站了起来。看到他的样子,我瞪大了眼睛。

「え……っ、なんか……縮んでない?」 "嗯...怎么...没有缩小吗?"
 目線が一緒だ。明らかに背が縮んでいる。それだけじゃなく、顔があどけない。目がキラキラしてて、手足が細くて、襟足にかかる髪がちょっと長い。
目光聚集在一起。明显地身高变矮了。不仅如此,脸庞也显得稚嫩。眼睛闪闪发亮,四肢纤细,领口上的头发有点长。

 え、これって中二の三井さんじゃない? 嗯,这不是中二病的三井先生吗?
「やっぱ縮んでるよな。縮むっつーか若くなってる? 朝起きたらこうなっててよ。たぶん中二とかそんなもんだと思うんだけど……。わけわかんねーし、光浴びたら蒸発すんじゃねーかと思ってカーテンも開けらんねーんだよ」
果然是缩小了呢。或者说是变年轻了?早上起来就变成这样了。大概是中二病之类的吧……虽然不明白,但是觉得如果晒到阳光下会蒸发掉一样,所以连窗帘都不敢拉开。

「いや、光は関係ないんじゃないすか? それは吸血鬼でしょ」
不,光线没有关系吗?那是吸血鬼吧

「若返ってるし、吸血鬼になったわけじゃねーって保証はねえだろ」
“虽然我回来了,但不能保证我没有变成吸血鬼。”

「吸血された覚えあるんすか?」 "你记得被吸血过吗?"
「吸血?」
「血を吸われたら吸血鬼になるんでしょ」 如果被吸血,就会变成吸血鬼吧
「……吸われてねえな」 "……还没有被吸引呢"
 相変わらずトンチンカンだけど、三井さんなりに混乱しているらしい。そりゃそうだ。体が縮むなんて話、聞いたこともない。しかもただ体が縮んだだけじゃなく、彼の言うとおり年齢が若くなっているようだ。
似乎三井先生还是一如既往地混乱不堪。当然了,听说身体会缩小这种事情,我也是头一次听说。而且不仅仅是身体缩小,似乎还像他说的那样变年轻了。

「なんか心当たりないの?」 你有什么线索吗?
「んなもん……あっ薬か? あの薬?」 这种东西……是药吗?那种药?
「え、なに、変なクスリやってんの?」 "嗯,你在做什么奇怪的药物?"
「いや、マッサージのときもらった頭痛薬……」 "不,是我在按摩时拿到的头痛药......"
「マッサージで頭痛薬?」 按摩可以缓解头痛吗?
「膝の検査で病院行って、看護師にいいマッサージ屋があるって教えてもらったから昨日の夜行ったんだよ。なんかそこの部屋のにおいに酔って、頭いてーっつったら薬くれた」
昨天晚上,我去了医院做了膝部检查,护士告诉我有一家很好的按摩店,所以我去了。在那里,我被那个房间的气味弄得头疼,然后他们给了我药。

「え、飲んだの? わけわかんねー薬を?」 "喂,你喝了吗?是什么药,一点也不懂啊?"
「頭痛薬だっつってたし」 他说他是头痛药
「白い薬にBって書いてあった?」 「白色的药上面写着B吗?」
「書いてなかった。緑の粒にMって書いてあった」 「没写。绿色颗粒上写着M。」
「それ絶対やばいやつじゃん。緑ってなに。ほうれん草でも混ざってんの?」
这绝对是个糟糕的东西啊。绿色是什么意思?里面有混进菠菜吗?

「原材料は知らねーよ」 我不知道原材料
 話の軸がズレている。オレはごくっと唾を飲み込み、自分の喉がカラカラになっていたことを知った。心臓もバクバクしている。気づかなかったけど、めちゃくちゃ動揺しているのだ。
话题偏离了。我咽了口唾液,意识到自己的喉咙变得干燥。心脏也怦怦跳动。虽然没有意识到,但我非常动摇。

 とにかく落ちつかなければ。 无论如何都要冷静下来。
「子どもになる薬だったのか、あれ……」 "那是变成孩子的药吗……"
 真面目な顔で三井さんが言ったから、落ちつこうとしていたオレはすかさず突っ込んだ。
三井先生以认真的表情说出这句话,我立刻插话,试图冷静下来。

「いやマンガじゃねんだから」 不是漫画啦
「じゃあ頭痛くなったあのにおいのせいか? 変な壺から煙出てたんだよ」
那是因为那个奇怪的壶冒出了烟,导致我头痛吗?

「どんな店だよ。エロいマッサージの店じゃねえだろうな」
这是什么店啊。希望不是那种色情按摩店。

「スポーツマッサージって言ってたぞ。占いもやるって言ってたけど、そっちは断ったし」
他说他是做运动按摩的。他也说他会算命,但我拒绝了。

「なんかあやしいよその店」 那家店感觉有点可疑
「水晶玉あったしな……」 「有水晶玉呢……」
「占いメインじゃん。なんの店行ってんだよ。病院いくにも何科にかかっていいかわかんねーし、信じてもらえるかわかんねーし、どうすんの」
"主要是占卜啊。你去了哪家店啊。就算去医院也不知道该找哪个科室,也不知道能不能被信任,怎么办啊"

「ま、とりあえず様子見るわ。入学式までには戻ってんだろ。休み中でよかったぜ」
嗯,总之先观察一下情况吧。应该能在入学典礼之前回来的。放假期间真是太好了。

 のんきだなこのひと……。あせってる自分がバカみたいに思えてきた。
这个人真是悠闲啊……看到自己慌张的样子感觉像个傻瓜。

「どうしようかと思ったけど、おまえと話して落ちついた。ありがとな」
"虽然我一开始不知道该怎么办,但是和你聊天后我感到平静了。谢谢你。"

 一応困っていたのか。それでオレに電話したんだな。頼ってくれたのだと思ったらやっぱりうれしい。
好像有些困扰呢。所以才给我打电话吧。如果是因为依赖我而打电话的,我还是很高兴的。

 それにしても中二の三井さんの笑顔はさわやかだ。ときめく。かっこいい。好き。さすがオレの初恋のひと。
不过话说回来,中二病的三井先生的笑容真是清爽啊。让人心动。帅气。喜欢。不愧是我初恋的人。

「なんだボーッとして」 你在发呆什么呢
 うっとり見とれていたら、三井さんはいぶかしそうに片眉を上げた。
当我陶醉地凝视着时,三井先生皱起了眉头,显得有些怀疑。

 だってもう会えないと思ってた初恋のひとが目の前にいるわけだし、とは言えない。
因为我的初恋对象,我曾经以为再也见不到了,现在却站在我的面前,所以我无法说出那句话。

「いや、中二の三井サンかっこいいなと思って」 "不,我只是觉得中二的三井先生很帅"
「あ? 十八歳のオレの方がいいだろ、どう考えても」
啊?明明是十八岁的我更好啊,怎么想都是这样

「中二の三井サンの顔で汚い言葉使うのやめて。十四歳の三井サンは「あ?」とか言わないから」
请停止使用中二病的三井桑的脸和脏话。十四岁的三井桑不会说「啊?」之类的话。

「なんだそれ」 那是什么东西?
 声がわりはすんでいるけど、濁りがなくてさわやかな声だ。あのときもそうだった。いきなり現れてスリーポイントシュートを華麗に決めた四年前。
声音虽然低沉,但没有杂音,是一种清爽的声音。那时也是这样。四年前,他突然出现,华丽地投中了一个三分球。

「もっとやさしい話し方で話してよ」 请用更简单的方式说话
「いつもやさしいだろうが」 你总是很温柔啊
 あのときからずっと見上げている三井さんと目線が同じって変な感じだ。キラキラした目を見つめるだけで頭がボーッとしてしまう。
从那时起一直仰望着的三井先生,和他的目光对视感觉很奇怪。只是凝视着他闪闪发光的眼睛,我的头脑就变得迷糊起来。

「宮城?」 "宮城?" 可以翻译为 "宫城?"
 やさしく名前呼ばれるのダメ。胸がキュンキュンする。ときめいて死にそう。
被温柔地称呼名字是不行的。心脏噗通噗通地跳动。感觉要陶醉而死。

 頬を火照らせ、ドキドキする心臓を抑えるようにシャツの胸元をぎゅっと握った。
脸颊发烫,紧紧握住衬衫的胸前,仿佛要控制心跳的悸动。

「なんだよおまえ、かわいいな」 你是什么啊,好可爱啊
 ひい、と変な声が出るところだった。 嗯,那是一个发出奇怪声音的地方。
 あのときのやさしいお兄さんの顔と声で、かわいいなんて言われたらときめきで膝から崩れ落ちそうだ。
那时候,如果被那位温柔的哥哥这样称赞为可爱,我会因为心动而膝盖软弱地倒下。

 三井さんはオレの頬に触ってやさしく撫でた。十四歳の彼と見つめあうオレの目は、ハートの形になっていたに違いない。
三井先生轻轻触摸了我的脸颊,温柔地抚摸着。我和十四岁的他对视着,我的眼睛一定变成了心形。

 三井さんの顔が近づいてくる。頬が傾いて、唇がそっと唇に触れた。オレは小さく体を震わせた。初めてキスしたときよりずっとときめいたし、緊張していた。
三井先生的脸靠近了。脸颊倾斜,嘴唇轻轻地触碰到了嘴唇上。我微微颤抖了一下。比第一次接吻时更加心跳加速,也更加紧张。

「だ……だめ」 "不...不行"
 軽く胸を押して拒んだら、腰を引き寄せられて深く口づけられた。熱い舌が中に入ってくる。
轻轻地推开胸口,被拉近腰部,深深地亲吻着。炽热的舌头进入了口中。

 だめだ、こんな、十四歳の三井さんとこんなこと。 不行,这样,和14岁的三井先生做这种事情。
「だめ……」 不行……
 舌を絡ませ、ぼうっとなりながらつぶやいた。彼の胸を押しているけど、手に力が入らない。
舌头缠绕在一起,嘟嘟囔囔地说着。他虽然压在他的胸口上,但手却没有力气。

 腰を抱く腕がジリジリしている。きっとキス以上のことをされてしまう。そういう雰囲気になったら駄目だ。初恋が穢れちゃうから。
腰を抱く腕がジリジリしている。きっとキス以上のことをされてしまう。そういう雰囲気になったら駄目だ。初恋が穢れちゃうから。 腰部被双臂紧紧抱住,感觉越来越紧张。肯定会发生比亲吻更进一步的事情。如果陷入那种氛围,就不好了。因为初恋会受到玷污。

「だ、め、やめて、だめ」 不,不要,停下,不行
「なんで? オレらつきあってんだろ」 为什么?我们不是在交往吗?
「そうだけどダメ」 是这样,但不行
「なんでだよ。おまえめっちゃドキドキしてんじゃねーか」
为什么啊。你好像非常紧张呢。

 くっついた体から鼓動が伝わっているのだ。三井さんの言うとおり、息が苦しくなるくらい胸が激しく打っていた。
从贴在一起的身体传来了悸动。正如三井先生所说,胸口剧烈地跳动,让人感到呼吸困难。

「オレだって、ほら」 就是我嘛,你看嘛
 ぐい、と腰を押しつけられて、腹の下に当たる硬いものに思わず喉を鳴らした。身長が同じくらいだから、ゴリっとしたものはちょうど自分のそれに押し当てられる格好になり、そこがとっくに形を変えていたことを三井さんに知られてしまった。
我感到腰部被用力推压,不由自主地发出了喉咙的声音。因为身高差不多,所以那个坚硬的东西正好压在我的下腹部,三井小姐知道那个地方早已经变形了。

「おまえも勃ってんじゃん」 你也勃起了吧
 くす、と耳に息を吹きかけるように笑われて、頭がカーッと熱くなった。初恋のあのお兄さんにエッチなことを言われているんだと思ったら、それだけでじわっとパンツが濡れた。
我听到他轻声笑着对我耳语,我的脑袋瞬间热了起来。当我意识到那个初恋的哥哥对我说了些淫秽的话时,我的内裤就湿了。

 ちゅ、ちゅ、と音を立ててキスしながら、三井さんは上手にオレをベッドに座らせた。そのまま寝かされて、シャツの中に手を入れられて、胸を揉まれた。薄く開いた目にうつるのは、いつもと違ってあどけない彼の顔。すごく悪いことをしているみたいだ。
三井小姐一边发出“啾啾”的声音亲吻着我,一边巧妙地让我坐在床上。她让我躺下,把手伸进我的衬衫里,揉捏着我的胸部。我微微睁开的眼睛里,看到了与平时不同的天真的她的脸。感觉好像在做一件非常坏的事情。

「だめ……」 不行……
「なんで? 気持ちいいだろ?」 为什么?感觉很舒服吧?
 硬くなった乳首を指先で転がされてオレは喉をひくつかせた。開いた唇に三井さんの舌が触れる。体が上ずったみたいになって、もう口づけに応えることもできない。
我的乳头变硬了,被指尖滚动着,我感到喉咙紧绷。三井的舌头触碰到我张开的嘴唇。我的身体像是被提升了一样,已经无法回应亲吻了。

「乳首コリコリだ。かわいい色してんのにやらしいな」
"乳头又硬又痒。虽然颜色很可爱,但感觉很淫荡呢"

「や……ぁ、あ、だめ、ぇ」 「呀……啊、不、嗯」
「だからなにがダメなんだよ」 所以有什么不好的呢?
「だって……三井サン、中学生じゃん……。中学生とセックスなんてダメでしょ」
因为...三井桑,你是中学生啊...中学生和性行为是不可以的吧。

「中身は十八歳だぞ。いつもとおんなじだ」 "里面是十八岁哦。和平常一样。"
「やだ、だめ、ちがうから」 不要,不行,因为不一样
 どう見たって初めて会った日のアンタだから。 因为你明明是我第一次见到的那个人。
 そう思っただけで腰が浮き上がってしまう。 仅仅是这样想,腰部就会浮起来。
 あの日の彼を汚したくないと思っているのに、体はひどく高ぶってしまう。
虽然我不想玷污那天的他,但我的身体却异常地兴奋。

 拒んでも三井さんはまるで聞かず、硬く尖った乳首をちろちろと舌でやさしく舐めた。やわらかくて熱いそれが先端をしつこくつつき、舐め回す。オレは目元を腕で覆って何度も唾を飲み込んだ。
三井先生完全不理会我的拒绝,用舌头轻柔地舔着坚硬而尖锐的乳头。那柔软而炽热的舌尖不断刺激着乳头,舔来舔去。我用手臂遮住眼睛,一次又一次地咽下口水。

「ぁ、ぁ、だめ、だめ」 啊,不行,不行
 ちゅう、ちゅう、とかわいく乳首を吸い、三井さんはオレのズボンを脱がせた。下着越しに硬く膨れたところに触り、彼は囁く。
中、中,可爱地吮吸着乳头,三井小姐帮我脱下了裤子。她通过内衣触摸到了坚硬膨胀的地方,然后低声说道。

「エロいな、だめって言ってたくせにびちょびちょだぞ。乳首舐められてイッたんじゃねえだろうな」
"真淫荡,明明说不行的,结果全湿了。肯定是被舔乳头舔到高潮了吧"

「や、やめて、そんなこと言わないで」 "不、不要这样说,请停下来"
「パンツはりついてる、ドロドロだ」 内裤粘在一起,又湿又黏
 ずる、と下着を脱がされて、足を大きく広げられた。初恋のひとにいやらしく濡れたところを全部見られている。視線を感じてひくひく震える穴を、十四歳の彼は指の腹で撫でさすった。
狡猾地,我的内衣被脱掉了,我的腿被大大地张开。我的初恋对象看到了我湿润的地方。我能感受到他的目光,我的洞洞颤抖着,他用他十四岁的手指轻抚着。

 だめ、と思うのに彼の指を飲み込みたくて腰が勝手に動いてしまう。ローションを注がれ、いつもより細い指に中を掻き回されて、オレはみっともなく声を上げた。
虽然我知道这样不行,但我却不由自主地想要吞下他的手指。他倒了些润滑剂,用比平时更细的手指在里面搅动,我不禁发出了难堪的声音。

「あ、あぁ、らめ、あ……、やめて、三井サン、だめ」
啊,啊啊,不要,啊……,停下,三井先生,不行

「なんでだよ、入れてほしいだろ」 为什么啊,你应该帮我进去的啊
「ぅ、うぅ、だめ、これ以上は絶対だめ……入れちゃダメ」
嗯、呜呜,不行,绝对不行了……不能插进去

「そんなん言ったってオレもめっちゃ勃ってるし」 就算你这么说,我也非常兴奋
 ふうふう息を吐きながらそこを見て、オレはごくっと喉を鳴らした。
我喘着气看着那里,喉咙发出了咕噜声。

 身震いするような興奮と背徳感で頭がおかしくなりそうだ。でも一線を越えるわけにはいかない。これ以上思い出を汚したくない。
那种令人身体颤抖的兴奋和背离感让我觉得头脑有些不正常。但是我不能越过那条界线。我不想再玷污这段回忆了。

 オレは最後の理性をつなぎとめ、三井さんの体を押すように起き上がった。そうして彼をベッドに寝かせ、空を向いてそそり立つものに唇を寄せた。
我抓住最后一丝理智,站起身来推着三井先生的身体。然后我让他躺在床上,把嘴唇贴在高耸入云的东西上。

 いつもよりひと回り小さいそれを口に含み、喉でしごく。じゅぷ、じゅぷ、と音を立てて。これですっきりさせて挿入だけは回避したかったのだが、ふと三井さんの顔を見上げたとたん、胸が苦しくなるような罪悪感に見舞われた。
我含着比平时小一圈的东西,用喉咙使劲咽下去。噗噗地发出声音。我本想只是清理一下,避免插入的,但突然抬头看到三井先生的脸,心中涌上一股罪恶感,让我感到胸闷。

 三井サン、フェラされて感じてる。気持ちよさそうな顔してる。いまにもイきそうな声出してる。いつものふてぶてしい顔とぜんぜん違う。めちゃくちゃかわいい。どうしよう。
三井先生,正在享受口交的快感。脸上带着愉悦的表情。发出即将达到高潮的声音。与平时傲慢的表情完全不同。非常可爱。该怎么办呢?

 腹の奥をきゅんきゅん疼かせながら、オレはまだ幼さの残る彼のペニスを舐めまわした。淡い色の亀頭をしゃぶり、裏筋をねぶり、鈴口に舌をねじ込む。
「うぁっ、それ、やべえ……っ、あっ、ぅっ、出る……っ、出すぞ」
哇,那个,不好了……啊,嗯,要出来了……要出来了

 びく、びく、と細い腰がけいれんし、口の中に熱いものがどくどくと流れ込んできた。
颤抖着,细细的腰部抽搐着,热热的东西涌入口中。

 喉にたまった精液を飲み下し、その味にオレは眉をひそめた。
我皱起了眉头,咽下了喉咙里的精液,尝到了它的味道。

「……ん、なんか、今日……にがい……変な味」 嗯,今天的味道有点苦,感觉有些奇怪
 べ、と舌を出したら、肩をつかまれて押し倒された。そのまま腿をつかまれ、大きく押し広げられる。頑張って射精させたのにぜんぜん萎えていない。挿入しようとのしかかってくる彼の胸を押してオレは拒んだ。
当我伸出舌头时,被人抓住肩膀推倒在地。然后我的腿被抓住并被大力张开。尽管我努力让他射精,但他一点也没有软下来。他试图插入时,我推开他的胸膛拒绝了。

「だめ! 入れるのはダメだってば」 不行!不能放进去,我说了不行
「なんでだよ、しょうがねえだろぜんぜんおさまんねーんだから」
为什么啊,真是没办法,一点都不会平息啊

「ぜったいだめ」 绝对不行
 あの日キラキラしていた三井さんの目が、欲望で熱くうるんでいる。うっかり許しそうになるくらいかっこいい。めちゃくちゃ好き。思い出はまだ生々しく胸にあって、ずっと言えなかったぶん気持ちが膨れ上がっている。今にも弾けそうなほど。
那天,三井先生的眼睛闪闪发光,充满了欲望的热情。他非常帅气,让人不禁想原谅他的过失。我非常喜欢他。回忆仍然清晰地存在于我的心中,一直以来我都无法说出口的感情正在膨胀。几乎要爆发出来了。

 だけどダメ、ダメだから、と必死に言い聞かせるオレに、三井さんは言った。
但是不行,不行,所以三井先生对我拼命地说。

「意地悪すんなよ。オレ童貞なんだから」 “别刁难我了。我还是个处男呢。”
「え……」 「嗯……」
「この体でセックスしたことねえんだよ」 "我从来没有用这个身体做过性爱"
 ぞくぞくぞく、と背中を何かが駆け上がっていった。
背后传来一阵阵的颤动,有什么东西在迅速地爬上去。

 あのプリクラの元カノと、キスはしたけどエッチはしなかったってこと?
那个拍立得的前女友,你们亲吻了,但没有发生关系,是这个意思吗?

「なあ、おまえで童貞捨てさせてくれよ」 “嘿,你能帮我失去童贞吗?”
 きゅううん、と胸が疼いた。彼を見上げる目は、きっと恥ずかしいほどとろけてうるんでいるだろう。
突然,我的心痛了起来。我抬头看着他的眼神,一定是因为害羞而变得模糊而湿润了吧。

 オレが三井さんの童貞もらっちゃうってこと? 我要夺取三井先生的童贞吗?
 そう考えたら鈴口から先走りがとろりとあふれた。 这样想的话,铃口里就溢出了一股黏稠的液体。
「な、いいだろ?」 "嗯,可以吗?"
 亀頭でぬるぬると襞をこすりながら、三井さんが言う。かわいい顔でねだられて、とうとう最後の理性が弾け飛んだ。
三井先生一边用龟头轻轻摩擦着褶皱,一边说道。被她可爱的表情撒娇着,最终我的理性彻底崩溃了。

「三井サンの初めて、オレにちょうだい」 三井太阳的第一次,请给我
 かっこいい顔を引き寄せて、キラキラの目を覗き込む。唇を突き出してキスしたら、熱いものが体をこじ開けた。焦ったような腰つきに興奮する。
拉近帅气的脸庞,凝视着闪闪发光的眼睛。突出嘴唇亲吻后,热情的感觉贯穿全身。对着焦急的腰部动作感到兴奋。

「あっ、あ、ぁ……っ」 「啊,啊,啊……」
 ゆっくりと挿入されたそれは、奥のいいところまで届かない。だけど入れられただけで軽くイッてしまうほど感じてしまった。
慢慢地插入进去,却没有到达最深处。但仅仅被插入一下就感觉到了轻微的高潮。

 ようやくつながって、うつくしい形の眉を寄せた三井さんは、うめくように言った。
终于联系上了,三井小姐皱起了漂亮的眉头,低声说道。

「すげ……、なんか、めちゃくちゃ気持ちいい、動く前にイキそう……っ」
"好厉害……感觉超级舒服,还没动就要高潮了……"

 その言葉に興奮して思わず締めつけると、彼は本当にそれだけでイッてしまった。生で挿入したペニスから精液が漏れ、腹がじわっと熱くなる。
当他兴奋地听到那句话时,他不由自主地紧紧握住,结果他真的因此而高潮了。精液从插入的阴茎中流出,他的腹部渐渐变得炙热。

「あ……っ、や……、なか……」 啊……呀……里面……
「ぅっ、わりィ、おまえの中、童貞には刺激強すぎるわ」
"嗯,抱歉,我刺激了你的处男心里太过强烈了。"

「へ、変なこと言わないで」 "别,不要说奇怪的话"
 びく、びく、と体を震わせていた三井さんは、快楽の波が落ちつくとゆっくり腰を動かしはじめた。二回出したのにまだ萎えていないものが敏感になっている粘膜を掻き分ける。
三井先生颤抖着身体,当快感的波澜平息后,缓慢地开始动起腰部。尽管已经射了两次,但那仍然没有软下来的敏感粘膜被刺激着。

「あ、あ、んん、んっ」 啊,啊,嗯嗯,嗯
 ゆさ、ゆさ、ゆさ、と少し動いては射精し、またすぐ回復して、抜かずに何度も犯された。奥には届かないものの、中の気持ちいいところを繰り返し刺激されて、オレの体はイキッぱなしになっていた。
轻轻地,轻轻地,轻轻地动着,射精了一点,然后立刻恢复,一次又一次地被侵犯着,没有抽出来,虽然没有到达最深处,但是一直在刺激着那个舒服的地方,我的身体一直处于高潮状态。

「あっ、あぁあっ、だめ、だめ、もうほんとに、だめっ」
啊,啊啊,不行,不行,真的不行了

「無理、おさまんね……、もう一回、な? やらせて」
"不合理,无法安抚......再来一次,可以吗?让我来做"

「うぁ、あ、だめぇ、みついさん、やめて、ゆるして」
啊,不,不要,三井先生,停下,放过我

 胸を押した手首をつかまれ、指の間に指を絡ませるようにして握られて、顔の横に縫い止められた。逃げようとする腰を許さず激しく突き上げ、三井さんはオレの唇を吸った。その顔がかっこよすぎて目を閉じられない。いつまでも見ていたい。
胸口被抓住的手腕,指缝间交织着手指,紧紧握住,脸旁被缝住。他猛烈地顶着我试图逃脱的腰部,三井吸住了我的嘴唇。他的脸太帅了,我无法闭上眼睛。我想一直看着他。

 二度と会えないと思っていた初恋のひととセックスしてる。頭が変になりそうなくらい激しく抱かれてる。死んじゃいそう。死んでもいい。
我正在和我以为再也见不到的初恋对象发生性关系。被他如此激烈地拥抱,感觉头脑都要疯掉了。好像要死掉了。就算死了也无所谓。

 ベッドの軋む音がうるさい。三井さんの息遣いが、声がエロい。上から押さえつけるみたいに突きまくられて、オレはびくっびくっとけいれんした。
床板发出的嘎吱声很吵。三井先生的呼吸声,声音很性感。像是被从上面按住一样被猛烈地冲击着,我不禁颤抖起来。

「あっ、だめ、なんか出る……出ちゃう……っ」 啊,不行,有什么东西要出来了……要出来了……
 プシュッ、と音を立てて、精液ではない何かが尿道口から飛沫いたのがわかった。
听到“噗嗤”一声,从尿道口喷出了不是精液的某种液体。

「うあっ、あぁあっ、あッ」 "啊啊啊,啊啊啊,啊!"
 泣きながらわめき、背中を反らせた。涙と鼻水と涎でぐちゃぐちゃの顔に、三井さんは何度も口づけた。
三井先生哭着大声喊叫,身体弯曲着。她的脸上满是泪水、鼻涕和口水,我多次亲吻了她。

 生まれてはじめて潮を吹いたオレは、情けないことにそのまま気絶してしまった。
我出生后第一次吹海风,可悲的是我当场晕倒了。

 大丈夫か、とやさしく問いかける声を、薄れる意識の中でぼんやりと聞いていた。
我在意识渐渐模糊的状态下,隐约听到一个温柔地询问我是否还好的声音。


 目が覚めたのは、あたたかいものが肌に触れるのを感じたせいだ。
我醒来是因为感受到了温暖的东西触碰到了我的皮肤。

 タオルで体を拭われている。 正在用毛巾擦拭身体。
 そっか、三井さんが拭いてくれてるんだ。 原来如此,是三井先生在擦拭呢。
 足の間を拭われて、汚れがすっかり取れてゆくのを感じながら、オレは三井さんに目をやった。
我看着三井先生,感受着他擦拭我的脚间,污垢完全被清除的感觉。

「あ……」 「啊……」
 さっきまでのって、夢? 刚才是梦吗?
 そう思ったのは、三井さんが十八歳の姿に戻っていたからだ。
我这样想是因为三井先生回到了十八岁的样子。

「起きたか?」 「醒了吗?」
 問いかける声はさっきまでよりもわずかに低く、落ちついている。
问话的声音比刚才稍微低沉,显得冷静。

「え……戻ったの?」 "嗯...回来了吗?"
「おー」 「哦」
「なんで?」 为什么?
 訊ねると、三井さんはちょっと言いにくそうに口ごもり、やがて観念したようにつぶやいた。
询问后,三井先生略显为难地结结巴巴地说了几句,最终像是接受了现实一样嘀咕了一声。

「おめーが気絶したあともおさまんなくて、金玉カラになるまでやっちまった」
「你昏倒之后,我还没有停下来,一直做到你的蛋蛋变空了。」

 悪い、と謝られたけれど、まあべつにいいよとしか言いようがない。寝てたから覚えてないし。体は別に問題なさそうだし。
没关系,虽然被道歉了,但我只能说没关系。因为我当时在睡觉,所以也不记得了。身体似乎也没什么问题。

「それで?」 「然后呢?」
「もう出ねえってなるまで射精して、眠くなったから寝て、起きたら戻ってた」
直到不再射精,因为感到困倦而睡觉,醒来后就回来了

「え……なにそれ、意味わかんねーだけど」 "嗯...那是什么,虽然不明白意思"
「オレもわかんねえ」 我也不知道
「ほんとに薬のせいだったのかな」 是真的是药物的原因吗?
「他にあやしいことなかったしな」 他没有其他可疑的事情
「金玉に毒が溜まってたんじゃないすか?」 "难道不是金玉满堂吗?"
「全部出したから治ったのか……」 「是因为全部吐出来才好起来了吗……」
「知らんけど」 不知道
 体を拭き終わった三井さんはなんとなくしょんぼりしている。腹が減ったんだろうか。射精しすぎて疲れたのかも。
三井先生擦完身体后有些沮丧。可能是肚子饿了吧。或许是因为射精过多而感到疲倦。

 オレはだるい体を起こし、元気なくベッドに腰かける三井さんを覗き込んだ。
我起身,看着坐在床上无精打采的三井先生。

「元に戻ったのになんで元気ないの?」 「明明已经恢复原状了,为什么不开心呢?」
「べつに……」 「没什么……」
「べつにってことないでしょ」 没什么特别的意思吧
 めずらしく歯切れが悪い。普段はうるせーって言ってもやめないくせに。
很少见到这样不顺畅的说话。平时明明被说吵闹也不停下来。

 首を傾げたら、三井さんは口をとがらせた。 当三井先生垂下头时,她的嘴角微微上扬。
「おまえ、中学んときのオレとやってるときのほうが気持ちよかったんだろ」
你是说和我在中学时候一起玩的时候更开心吧

 思いもよらない言葉にオレは目を見開いた。 我睁大眼睛,对这出乎意料的话语感到惊讶。
「なにそれ」 那是什么?
「そんなに童貞がいいのかよ。メロメロに乱れやがって。いつもより感じてるし、いつもより……」
这么喜欢处男吗?你真是个混乱的家伙。比平常更有感觉,比平常更……

「なんすか」 「是什么?」
「いつもより好きって顔してたぞ」 你看起来比平时更喜欢的样子
 バカなのかなこのひと。 这个人是笨蛋吗?
 いや、意外と鋭くて驚くんだけど。 不,意外地聪明,让人惊讶。
 初めて会った日のことをアンタがおぼえてないのが悪いんでしょ。絶対教えてやらないけどな。
你不记得我们第一次见面的那天是你的错吧。我绝对不会告诉你的。

「中学生の三井サン、かっこよかったから」 "三井桑是个很帅的中学生"
「今よりいいのかよ」 从现在开始会更好吗?
「うーん……そうかも」 嗯……也许是这样吧
 当時をうっとり思い出しながらつぶやいたら、三井さんはますます拗ねてしまった。
当我陶醉地回忆起那时候并低声说出来时,三井先生变得更加生气了。

 あのときのお兄さんが、たった四年でこんなふうになるとは思わなかった。まあ今は今でこういう情けないところも好きなんだけど。
那时候的哥哥,我没想到他会在短短四年内变成这样。嗯,现在虽然有这种可悲的一面,但我也喜欢他现在的样子。

「あのさあ、アンタの中学のときのキスプリクラ見せられたオレよりぜんぜんマシだと思うけど?」
“嘿,我觉得比起我看到的你中学时的亲吻照片,这个要好得多,不是吗?”

「マシじゃねーよ。オレのは過去だけどおまえは今じゃねえか」
“不是更好了吗?虽然我的是过去的,但你现在不也是吗?”

「でも相手は三井サンだよ」 但是对手是三井太阳
「なあ、ほんとに昔のオレの方がいいのか?」 “嘿,真的是我以前更好吗?”
「……もう一回薬もらいに行く?」 "……要再去拿药吗?"
 訊ねたら、三井さんは口を開いたまま固まってプルプル震えた。
当我问了一下,三井先生呆住了,嘴巴张开,颤抖不已。

 おもしろいけど、これ以上いじめたら泣くかもしれない。
虽然很有趣,但如果再欺负下去可能会哭的。

 そう思ってオレは三井さんをぎゅっと抱きしめた。 我这样想着,紧紧地拥抱了三井小姐。
「嘘だよ。元に戻ってよかった。これからはわけわかんないもの口に入れちゃダメだからね」
“嘘啦,还好能回到原来的样子。以后可不能随便吃不明不白的东西了哦。”

 まるで幼児か犬に言い聞かせているようだとオレは思ったが、三井さんは怒らずにコクンとうなずいた。 重试    错误原因
 なんとなく仲直りしたオレたちは、シャワーを浴びて部屋を出た。部活は完全に遅刻。三井さんはそれについてきて、遅れたことをみんなに謝ってくれた。オレが宮城を呼び出したから、と。
不知怎么的,我和宫城和好了,我们洗完澡离开了房间。社团活动已经完全迟到了。三井先生跟着我们一起来了,并向大家道了歉。他说是因为我叫宫城出来才迟到的。

 また殴り合ったのかと花道が笑い、三井さんはうぐ、と小さくうめいた。あの頃のことを思い出すと今でもたまらない気持ちになるらしい。
花道笑着问道:“你们又打起来了吗?”三井小声地哼了一声。据说每当他回忆起那个时期的事情,他仍然会感到难以抑制的情绪。

 遅刻させたお詫びにと一年のシュート指導をする三井さんはかっこよかった。かなり美化されている中学のときよりもずっと。
三井先生为了道歉而进行了一年的投篮指导,他看起来非常帅气。比初中时期要更加美化。

 練習が終わって、マックに寄って、それから例のマッサージ店までふたりで行った。
练习结束后,我们去了麦当劳,然后一起去了那家常去的按摩店。

 まさかほんとに薬をもらう気かと三井さんは嫉妬に顔を強ばらせたけれど、そうじゃない。これで本当に治ったのかどうか、本当にあの薬が原因だったのか、だとしたら一体どういう薬なのか、確かめておきたかったのだ。
三井先生虽然嫉妒地扭曲了脸庞,不过并不是因为我真的打算拿到药物。我只是想确认一下,这个药物是否真的治好了我,是否真的是那个药物起了作用。如果是的话,那到底是什么药物,我想要确认一下。

 繁華街の古いビル。いくつもテナントが入る五階建ての一階に、その店はあったらしい。
繁华街上的古老建筑。据说这家店位于五层楼的一楼,有许多租户进驻。

「確かに昨日はあったんだ」 “确实,昨天发生了。”
 三井さんはつぶやいた。 三井先生发出了一条微博。
 錆びたシャッターに張り紙が一枚。 生锈的百叶窗上贴着一张告示。
「都合により閉店いたします。長らくのご愛顧、誠にありがとうございました」
由于各种原因,我们将关闭店铺。长期以来的支持,真心感谢您。

 真相は闇に消え、薬もう二度と手に入らない。 真相消失在黑暗中,药物也再也无法得到。
 

〈終〉 〈终〉
 

评论

  • ちい

    最高でした  ありがとうございます💕 非常感谢,您太客气了💕

    2023年8月14日回信
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