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新・平成好色一代男 元部下のOL 新平成多情一代前下属OL



睦月影郎 睦月景郎



新・平成好色一代男 元部下のOL 新平成多情一代前下属OL



「足の裏・そくめんこう」を試す 尝试“脚底和侧翼攻击”


《女を愛撫する際、足の側面や裏側も、決して忘れてはならぬところなり。ず、内側の側面に舌をゆっくりわせるべし。普段は人にれられない処ゆえ、やさしくねぶれば、その効果は絶大なり。の時、かかとと親指の付け根の間を、舌で往復しながら、同時に外側の側面にも指を這わせ、さらに足裏の土踏まずに舌先を進めれば、女はしゆうと歓喜がぜになり、体を震わせてよろこぶことひつじようなり》
爱抚女人时,永远不要忘记她的脚两侧和脚背。 首先,慢慢地将舌头爬到内侧。 由于这是人们通常无法触摸的地方,如果轻轻舔舐,效果会非常大。 那时,如果你把舌头在脚跟和拇指根部之间来回滑行,同时把手指爬到外面,然后把舌尖推进到脚底的拱形,女人一定会颤抖和喜悦,羞愧和喜悦交织在一起。

──『せいあいじゆつ』(明治初期)より  ── 选自《性爱》(明治初期)



「あの、今日が初めてなのですが、基礎レッスンはありますでしょうか」
“嗯,今天是我第一次来,你有基础课吗?”

 水着に着替えてプールサイドに来たようすけは、そこにいたインストラクターの女性にいた。
换上泳衣来到泳池边的洋介,问在场的女教练。

「ええ、十五分後にはじめますので、準備運動をしていてくださいね」
“是的,我十五分钟后就开始了,所以请做一些准备练习。”

 彼女は時計を見て言い、陽介もうなずいて、身体を動かしはじめた。
她看了看手表说,洋介点点头,开始移动他的身体。

 金曜の夜、彼は会社が利用契約しているスポーツジムのプールに来ていたのだった。
周五晚上,他在一家与该公司有合同的健身房的游泳池边。

 日頃から、メタボ防止で軽いストレッチはしていたが、たまにはまとまった運動もしようと思い、ここを利用することにしたのである。
我每天都在做轻微的伸展运动来预防代谢综合征,但我决定使用这个地方,因为我想偶尔做一些运动。

 もう遅い時間なので、プールで泳いでいる人はまばらだった。
已经很晚了,所以在游泳池里游泳的人很少。

(それにしても、美人だな……) (尽管如此,她还是很漂亮的......)

 陽介は水にかり、ウォーキングをして身体を慣らしながら彼女を見た。
洋介看着她,他泡在水里,走路以适应自己的身体。

 確か入り口の予定表に、今日のインストラクターとしていしざわじゆんの名があったから、それが彼女なのだろう。
我敢肯定,入口处的日历上有一个石泽纯子的名字作为今天的教练,所以一定是她。

 二十代後半か、長身で抜群のプロポーションをし、スイミングキャップをかぶっているので髪型は分からないが、鼻筋が通って、胸も腰もなまめかしいラインを描いている。
她二十多岁,身材高大,身材匀称,戴着泳帽,所以我看不出她的发型,但她有一个鼻梁,胸部和臀部有一条光滑的线条。

 やがて淳子がこちらに来て、水に入ってきた。 最终,纯子过来了,钻进了水里。

「では始めましょうね。クロールをやりますけど、その前にビート板でバタ足をしてください」
“让我们开始吧,我们要做一个爬行,但在我们这样做之前,让我们在节拍板上拍一拍。”

 彼女が言ってビート板を差し出してきた。 她说,拿出一块打板。

 どうやら、受講するのは陽介一人だけのようだ。 显然,洋介是唯一一个参加这门课程的人。

 一対一のレッスンが受けられることに喜びながら、陽介は額に上げていたゴーグルを目に当て、ビート板を受け取った。
Yosuke 很高兴能上一对一的课程,他将举到额头上的护目镜放在眼睛上,并收到了节拍板。

 とにかく水に顔を浸けて身体を水面に真っ直ぐに伸ばし、水を蹴って何とか進みはじめた。
总之,我把脸浸在水里,在水面上挺直身体,踢着水,开始向前走。

 しかし、どうにも進みが遅く、息継ぎで顔を上げるたび全身のバランスが崩れた。
然而,进展缓慢,每次我抬头一口气,整个身体都会失去平衡。

ひざを曲げずに、ふとももを動かしてキックするイメージでやってみてください。では、ゆっくりで良いので往復してください」
“试着想象一下用大腿踢腿而不弯曲膝盖。

 淳子がアドバイスしてくれ、陽介も言われたとおり脚を伸ばして水を蹴って進んだ。そして何とか向こうまで辿たどり着き、ターンして戻ってきた。
纯子给了他建议,洋介按照他的吩咐做了,伸展双腿,踢着水继续前进。 我设法走到另一边,转身又回来了。

 淳子のところまで帰ってくると、次はビート板なしのクロールで往復をさせられることになった。
当我回到 Junko 时,我被迫在没有节拍板的情况下来回爬行。

 陽介は壁を蹴り、両手両足を動かして懸命に進んだ。美女に見られていると思うと緊張し、何度となくぎこちない息継ぎをしながらもターンした。
洋介踢着墙,用尽全力移动他的手和脚。 一想到被一个美丽的女人注视,我就很紧张,即使我尴尬地呼吸了很多次,我还是转过身来。

 手足の動きはバラバラだろうが、それでも何とか足を着くこともなく、ゆっくりではあるが淳子の待っている場所に近づいていった。
他的四肢运动会脱节,但他仍然设法将脚踩在地上,慢慢靠近纯子等待的地方。

 しかし水中に、淳子の脚を認めると、急に胸が高鳴ってきた。
然而,当他认出纯子的腿在水里时,他的心突然开始砰砰直跳。

 スラリとした長い脚が、水の中に幻想的に浮かび上がっていた。水中もライトアップされているので、ナマ足の艶めかしさと、水着の股間のわずかなふくらみ、食い込みらしきものにまで目をらしてしまい、彼は激しくぼつしてきてしまった。
修长的双腿梦幻般地漂浮在水中。 由于水也被点亮了,他盯着光腿的光泽、泳衣裆部的轻微凸起以及似乎是咬了一口的东西,猛烈地勃起了。

 そして動揺と興奮が全身に伝わって急にバランスを崩し、思わず息継ぎに失敗して水を飲んでしまい、激しくもがいた。
然后,激动和兴奋蔓延到全身,他顿时失去了平衡,不由自主地喘不过气来,喝了水,剧烈地挣扎着。

「まあ、大丈夫ですか……」 “嗯,你还好吗......?”

 淳子の声が聞こえ、近づいた彼女が陽介を抱き上げて助けてくれた。
纯子的声音被听到,她走近并抱起洋介来帮助他。

 陽介も必死にしがみついたものだから、二人は正面から抱き合うような形になり、思わず勃起した股間が彼女の肌に密着してしまった。
洋介也在拼命地紧紧地抱着她,于是他们两个迎面相拥,勃起的胯部不由自主地紧贴着她的皮肤。

「あ……!」 “哦......!”

 淳子が声をらし、ほんのり甘い吐息が水面をただよって彼のこうを刺激してきた。
纯子低声说了一声,一声淡淡甜美的叹息在水面上飘过,刺激着他的鼻孔。

「うわ……、す、済みません……」 “哇,......,我做不到......”

 陽介が謝りながら体勢を立て直そうとすると、今度は何と淳子までバランスを崩してしまったのである。
当洋介在道歉的同时试图恢复自己的位置时,这次他对纯子失去了平衡。



「う……!」 “呃......!”

「ど、どうしました……」 “怎么了......

 いきなり淳子が顔をしかめて呻いたので、陽介は驚いて訊いた。
突然,纯子皱起眉头呻吟,于是洋介惊讶地问道。

「あ、脚がってしまいました……」 “哦,我的腿抽筋了......”

 淳子が言い、痛そうにプールの端まで移動した。 纯子说着,痛苦地走到泳池边。

 ふいに陽介の股間が当たったりしたものだから、よほど変に脚をよじったのだろう。
突然,洋介的胯部打在了他身上,所以他一定以一种非常奇怪的方式扭动了自己的腿。

「と、とにかく上がりましょう。僕のせいです。済みません……」
“不管怎样,我们上去吧,这是我的错。 我不能做.......”

 陽介は淳子に手を貸しながら、何とか階段を使ってプールから上がった。周りを見ると、すでに他の利用客は一人も居なかった。
洋介在帮助纯子的同时设法通过楼梯从游泳池中出来。 当我环顾四周时,没有其他乘客。

「あの、お詫びになるかどうか……、脚が攣ったときのツボのマッサージをしましょう。少しばかり知識がありますので。ふくらはぎしようざんというツボです」
“嗯,......如果你要道歉,我就给你按摩一下腿抽筋时的穴位,因为我对此了解一点。 这是小腿上一个叫做成山的压力点。

 陽介は言った。実際はうろ覚え程度だが、脚のマッサージには何通りかの心得があった。
洋介说, 其实我只是模糊的记忆,但我对腿部按摩有一些了解。

「そうですか……。では、お願いしようかしら……」 “那么,......,我请你帮个忙......吗?”

 少しためらった淳子も、よほど脚が痛むのか、やがてそう答えた。
犹豫了片刻的纯子最终回答说,她的腿很痛。

 二人はバスタオルを持って身体をきながら、彼女に案内されてプールサイドのスタッフルームへと入った。
他们用浴巾擦了擦自己,她带他们进了池畔的员工室。

 そこも二人のほかは無人で、陽介は淳子とパイプ椅子に座って向かい合った。
除了他们两个之外,这里也没有人居住,洋介和纯子坐在烟斗椅上,面对面。

「では、どうぞ、脚をこちらへ」 “现在,请把你的腿放在这里。”

 陽介が言うと、淳子は右足を浮かせて彼の方へ差し出してきた。濡れた水着姿で、肩からバスタオルを掛けているだけなので、ナマ脚をおおうものはなく、ニョッキリと健康的に伸ばされた。
洋介说,纯子抬起她的右腿,朝他伸出。 她穿着湿泳衣,肩上只披着一条浴巾,所以没有任何东西可以遮住她裸露的双腿,她以健康的方式伸展着。

 さすがにムッチリした太腿は張りがあってたくましく、脹脛もなめらかでしなやかな感じがした。
果然,她丰满的大腿紧绷而结实,她的小腿感觉光滑柔软。

 陽介は興奮を抑えながら、両手で包み込むようにすねを支えた。
洋介压抑着自己的兴奋,用双手托着自己的小腿。

 本当はうつ伏せの方が脹脛には触れやすいのだが、今は椅子に座っているので、親指ではなく人差し指と中指の腹で脹脛に触れていった。
其实,仰卧时更容易触摸小腿,但现在我坐在椅子上,我用食指和中指的垫子而不是拇指触摸小腿。

 踵から脹脛にかけてで上げていくと、筋肉の膨らみがあり、そのふもとが承山のツボである。
如果从脚跟到小腿抚摸,肌肉就会有隆起,它的底部就是成山穴。

 陽介は美人の脚の滑らかな感触と弾力を味わいながら、ツボを刺激した。
洋介一边刺激穴位,一边享受美女腿部的光滑手感和弹性。

「ああ……、何だか、痛みが治まっていきます……」 “哦,......,不知何故,疼痛......消退了。”

 淳子が、ほんのりとほほを紅潮させて答えた。  纯子回答道,她的脸颊和耳朵微微泛红。

「そうですか。良かった……」 “嗯,那很好......

 陽介も言いながらツボを探り、胸を高鳴らせた。何しろ全裸に近い格好で、美女のむき出しの脚に触れているのだ。
洋介也一边探索穴位一边说,他的心兴奋地跳动着。 毕竟,她几乎是赤身裸体的,抚摸着一个美女的裸腿。

 しかし黙っているのも気まずいので、彼はツボを押しながら話題を探した。
然而,保持沉默很尴尬,所以他按下自己的压力点并寻找话题。

「僕はどうにも、子供の頃からクロールは苦手でして……」
“自从我还是个孩子以来,我就一直不擅长爬行......。”

「そうですか。実は私も平泳ぎの方が得意なんです」 其实,我蛙泳也比较好。

 陽介が言うと、淳子は答え、次第に治っていくように肌の張りも取れ、リラックスしてきたようだった。
洋介说,纯子也回答,她的皮肤似乎随着逐渐愈合而放松。

 続けて彼は訊いた。 他继续说道。

「水泳は、いつごろからですか?」 “你什么时候开始游泳的?”

「中学生の時に」 “初中的时候”

「そうですか。きっかけは?」 “嗯,这是怎么发生的?”

「憧れの先輩が水泳部にいたから……」 “因为我的崇拜者在......游泳俱乐部。”

 淳子が言う。ずっと水に浸かっていたのに、そのときほんのりと甘い匂いが漂ってきたのは、やはり彼女もそれなりのいんを覚え始めたからだろうか。何しろ彼女も、陽介の勃起した股間に触れたのだから、何となく察していることだろう。
“纯子说。 尽管她已经在水中泡了很长时间,但当时空气中飘荡着淡淡的甜味,也许是因为她已经开始感受到了一定的。 毕竟,她一定以某种方式猜到了她触碰了洋介勃起的胯部。

「立ち入ったことですが、その先輩とは?」 “那个前辈是什么?”

「いえ、一年ほどでフラれてしまいました。何だか遊ばれたみたいで……」
“不,大约一年后我变得慌乱了,就像我被玩弄了.......”

 淳子が少し悲しげに言い、また沈黙が流れるかと思ったら、彼女が続けた。
纯子有点伤心地说,我以为会再次陷入沉默,但她继续说道。

「どうにも男運が悪くて、フラれてばっかりなんです。男運を良くするツボとか、無いものでしょうか」
“只是男人倒霉和沮丧,我想知道有没有什么穴位让男人走运。”

 淳子が笑みを含んで言い、陽介も必死に頭を巡らせた。
纯子笑着说,洋介也疯狂地转过头来。

「ええ……、足の裏にあるようですよ。少し試してみましょうか」
“是的,......看起来就像在你的脚底一样,让我们试一试。”

 陽介は答えながら、『性愛之術』に書いてある「足の裏・そくめんこう」という技を思い出していたのだった。
当 Yosuke 回答时,他想起了《性爱》中写的“攻击脚底和两侧”的技术。



《女を愛撫する際、足の側面や裏側も、決して忘れてはならぬところなり》
“在爱抚女人时,永远不要忘记她的脚侧和脚背。”

 陽介は、記述を思い出しながら、淳子の足首から足裏へと指を這わせていった。
洋介的手指从纯子的脚踝滑到她的脚底,因为他记得这个描述。

 淳子も、すっかり陽介に身を任せ、素直に脚を差し出してじっとしていた。
纯子也完全臣服于洋介,乖乖地伸出双腿,一动不动。

ず、内側の側面に舌をゆっくりわせるべし。普段は人にれられない処ゆえ、やさしくねぶれば、その効果は絶大なり》
“首先,让你的舌头慢慢爬到里面的一侧。 这是一个通常不能碰人的地方,所以如果你轻轻地舔它,效果会非常大。

 もちろんいきなり舌は使えないから、陽介は淳子の足裏の内側の方へと指を這わせていった。
当然,他不能突然使用他的舌头,所以洋介将手指爬到纯子的脚底内侧。

の時、かかとと親指の付け根の間を、舌で往復しながら、同時に外側の側面にも指を這わせ、さらに足裏の土踏まずに舌先を進めれば、女はしゆうと歓喜がぜになり、体を震わせてよろこぶことひつじようなり》
“那时,如果你用舌头在脚跟和拇指根部之间来回移动,同时用手指在外侧爬行,然后将舌尖推进到脚底的足弓,女人一定会感到羞愧和喜悦的混合,她的身体会颤抖和欢喜。”

 陽介は書いてあった通りに、指先で踵から親指の付け根を何度か往復して愛撫し、外側の側面、さらに土踏まずにも指を這い回らせていった。
洋介用指尖从脚跟到拇指根部抚摸了几次拇指根部,就像他所写的那样,然后用手指在外侧甚至足弓周围爬行。

「アア……、くすぐったくて、何だかいい気持ち……」
“啊......痒痒,感觉还挺好的......

 淳子が、実際熱く息を弾ませはじめながら言った。 纯子说,她开始热气腾腾地呼吸。

 それに、むき出しの脚を差し出しているだけであやしい気分になるのだろう。
再说了,光是伸出光秃秃的双腿,就会让她觉得被迷住了。

 女性は通常、脱ぐときに羞恥を覚えるが、淳子は最初から水着で脚もむき出しだったから、今になって激しい羞恥が湧き上がってきたようだった。
女人脱下它通常会感到羞耻,但纯子从一开始就穿着泳衣,她的双腿是裸露的,所以现在似乎强烈的羞耻感正在涌现。

「でも、どうして足の裏と男運が関係あるのでしょう……」
“但为什么脚底与男性的运气有任何关系呢......

「そ、それは多分……、足の裏には全身のツボが集中しているので、ここが鈍感だと人としての魅力に欠け、敏感になれば内面から美しくなるというようなことではないかと思うのですが……」
“嗯,那大概是......因为全身的压力点都集中在脚底,所以在这里麻木不仁就会缺乏作为一个人的魅力,敏感了就会从内到外很美.......”

 陽介は、適当なことを言いながら、足裏のツボを刺激し続けた。
洋介一边说着合适的话,一边继续刺激脚底上的压迫点。

「なるほど、そうですか……、あう……」 “我明白了,我明白了...... ......是的。”

 また彼女は感じたらしく、くすぐったそうに腰をよじってうめいた。
她似乎又感觉到了,她一边呻吟着,一边以一种挠痒痒的方式扭动着她的臀部。

「じゃあ、今、私が少し感じているというのは、徐々に男運が良くなっているということかしら……」
“所以,如果我现在感觉有点,那是否意味着我越来越幸运、越来越好......伙计?”

「ええ、そうだと思いますよ。きっとこれから良いことがいっぱいありますよ」
“是的,我认为是的,我相信会有很多好事发生。”

 陽介は言いながら、次第に淳子の心身から力が抜けていくのを感じた。
洋介说,他感觉到纯子的身心逐渐失去了力量。

 確かに、普段念入りに愛撫されたりはしない場所だから、新鮮な感覚があるのだろう。
当然,这是一个平时不被爱抚的地方,所以必须有一种新鲜的感觉。

 しかも、妙齢の女性が男に素足を差し出し、足裏を見られて触れられているというのも、相当に興奮する状況なのだった。
此外,对于一个奇怪的老年妇女来说,将她的赤脚献给一个男人,并被她的脚底触摸,这是一个非常令人兴奋的情况。

「では、念のためそちらの脚も」 “嗯,那条腿也是,以防万一。”

 陽介が言うと、淳子も素直に脚を入れ替え、左足を伸ばしてきた。
洋介说,纯子乖乖地换了条腿,伸出了左腿。

 足裏の内側と外側、踵から親指の付け根、土踏まずまで触れていくと、どうやら僅かの間にも汗ばんで、指の股は生ぬるく湿り気を帯びはじめていた。
当我触摸脚底的内侧和外侧,从脚后跟到拇指根部和足弓时,我显然有一瞬间出汗了,我的指裆开始变得温热和湿润。

 陽介は念入りに指でツボを圧迫し、足裏全体に順々に触れていった。
洋介小心翼翼地用手指按压着穴位,依次触摸着自己的整个脚底。

「アア……」 “啊......”

 思わず淳子の口から熱いあえぎが洩れ、ビクリと脚が反応した。
不由自主地,一条热气腾腾的裤子从纯子的嘴里漏了出来,她的双腿也做出了反应。

 こちらは攣っていない脚だから、最初から身構えるような硬さが無く、素直に快感を覚えているようだった。
这是一条没有抽筋的腿,所以从一开始就没有僵硬来保护自己,老实说,这似乎很愉快。

 陽介も最初は、足裏への愛撫など効くのだろうかと半信半疑だったのだが、やはり『性愛之術』の記述は、いつものことながら効果覿てきめんだったのだ。
起初,洋介怀疑抚摸他的脚底是否有效,但毕竟,“性爱”的描述一如既往地有效。

 彼もマッサージにかこつけて、美女の足裏を刺激し続け、汗ばんだ感触や指のうごめきに勃起が治まらなかった。
他还继续用按摩刺激美女的脚底,由于出汗的感觉和手指的蠕动,勃起并没有消退。

 淳子は懸命に喘ぎを抑え、声にならぬ声を発しながら小刻みに身を震わせるようになっていた。
纯子尽力压制住自己的喘息,一边开始微微颤抖,一边发出听不见的声音。

 ここまで淫気が高まれば、もう大丈夫だろうと、陽介は思いきって言ってみた。
洋介想,如果他的情欲这么高,那就没事了。

「あの、ほかにも多くのツボがあるのですが、ここでは無理ですので……。よろしかったらほかの場所へ……」
“嗯,还有很多其他的穴位,但我在这里做不到,所以如果你不介意的话...... ......你去别的地方吧。”

「私ももう、上がれますので……」 “我已经可以上去了,所以.......”

 淳子が頰を紅潮させて言った。 纯子脸颊通红地说。

「では、出ましょうか」 “我们出去吧,好吗?”

 陽介はすっかりその気になって言い、ひとまず彼女の脚から手を離した。淳子も脚を引っ込めて立ち上がった。
洋介一怒之下说,暂时将手从她的腿上移开。 纯子也缩回了双腿,站了起来。

「では、のちほど……」 “我以后再见,.......”

 着替えを終えて外で落ち合うことを約し、二人はそれぞれの更衣室へ向かったのだった。
穿好衣服并同意在外面见面后,他们俩前往各自的更衣室。



みだつきあげの技」を使う 使用 “Turbulent Thrust Technique”


《男があおけになり、その腰の上に女がまたがたいたいめんこうせつをする場合、男の立てたひざに、女が背をもたせかけ、じようたいらせるようにすると、たまぐきの入る角度が変わりて、新たな刺激を女に与えることになるなり。男は腰を小刻みに突き上げ、さらに、立てた膝の角度を時おり変えると、そのたびに玉茎の角度が変わるなり。じよいんうわかべにある秘所をこすりやすい態ゆえ、女がえつの声を上げること間違いなし》
如果一个男人仰卧,一个女人跨在他的腰上,女人把背靠在男人的膝盖上,拱起她的上半身,球茎进入的角度就会改变,女人就会得到新的刺激。 男人扭动着臀部往上扭,然后不时改变膝盖的角度,每次他的茎的角度都改变。 因为很容易摩擦女人影子上壁上的秘密处,所以毫无疑问,女人会提高她愉悦的声音。

──『せいあいじゆつ』(明治初期)より  ── 选自《性爱》(明治初期)



「では、どうしましょう。新宿へでも……」 “那么,我们该怎么办,......到新宿?”

 スポーツクラブの外で淳子と落ち合った陽介は、タクシーを探しながら言った。
在体育俱乐部外遇见纯子的洋介一边找出租车一边说。

 水着でなく、清楚な服装の淳子もなかなかに魅力的だった。それにスイミングキャップを脱ぐと、実につややかな黒髪が肩に掛かり、それも新鮮な印象だった。
没有穿泳衣但穿着整洁的纯子,也相当有吸引力。 而当她摘下泳帽时,她闪亮的黑发垂在肩上,同样清新。

「ええ、でも私、ラブホテルみたいなところは、あまり好きではないので……」
“是的,但我真的不喜欢情趣旅馆这样的地方,所以.......”

 淳子がモジモジと言った。着替えても、まだ淫気は持続していることに陽介は安心し、また妖しい期待に胸が高鳴ってきた。
纯子说 mojimoji。 即使换了衣服,洋介还是松了一口气,因为情欲还在继续,他的心又带着神秘的期待跳动起来。

「では、僕の家でいかがでしょう」 “嗯,在我家怎么样?”

 言うと、淳子は無言で小さく頷いた。 说这话时,纯子默默地点了点头。

 陽介はタクシーを拾い、一緒に乗り込んでマンションへ向かった。着くまで彼女は黙っていたが、後悔や迷いはなさそうな様子で、むしろ彼以上に期待に胸を弾ませているようだった。
洋介叫了一辆出租车,和他一起上了车,然后向公寓走去。 她一直沉默不语,直到她到达,但她似乎没有任何遗憾和犹豫,事实上,她似乎比他更兴奋。

 マンションに到着し、部屋に入ると、すぐに彼女が身を寄せてきたので、陽介も熱烈にくちびるを重ねた。
当他到达公寓进入房间时,他立即将自己拉得更近,洋介也热情地将嘴唇贴在上面。

 互いに高まった淫気をぶつけ合うような感じで、もう言葉など要らなかった。
就像他们用更高的欲望互相打击,他们不需要更多的言语。

「ンン……」 “呃......”

 淳子は熱く鼻を鳴らし、差し入れた陽介の舌に強く吸い付いてきた。柔らかな感触が心地良く、ほんのり甘い息の匂いも悩ましく彼の鼻腔を刺激してきた。
纯子热情地哼了一声,一边吮吸着洋介的舌头,一边插入它。 柔软的触感令人愉悦,略带甜味的呼吸气味刺激着他的鼻孔。

 陽介は美女の甘い唾液と吐息を心ゆくまでむさぼり、舌の付け根をめ回しながら、指でそっと髪を搔き分け、耳朶の付け根を微妙に愛撫した。
洋介尽情地吞噬着美女甜美的唾液和叹息,舔着他的舌根,用手指轻轻挤压她的头发,轻轻地抚摸着她的耳垂根部。

「アアッ……」 “啊......hh

 淳子が感じたように声を洩らし、唇を離したので、陽介も彼女を誘ってベッドの方へと移動した。
纯子发出一声尖叫,她的嘴唇张开,洋介邀请她走向床边。

 服を脱ぎはじめると、彼女もすぐに自分でブラウスとスカートを脱ぎ去ってゆき、たちまち互いにいつまとわぬ姿になった。
她一开始脱衣服,就自己脱掉了上衣和裙子,很快他们就失去了联系。

 さっき水着姿を見て身体のラインは知っていたが、やはり全裸となるとまた違うものだ。さすがに均整の取れた肢体が健康的に息づき、薄桃色の乳首がれんで、股間の茂みも淡かった。
当我之前看到她穿着泳装时,我知道她身体的线条,但当她赤身裸体时,情况就不同了。 果然,她匀称的四肢呼吸健康,淡粉色的娇小,胯部的灌木丛苍白。

 陽介は、じっくり隅々まで観察したい気持ちを抑えながら彼女を仰向けにさせた。
洋介让她仰卧,压抑着花时间观察每一个角落和缝隙的冲动。

 のしかかるようにして、甘い匂いの髪に顔を埋めた後、首筋に唇を押し当て、耳朶をそっと舐め、首筋をたどって鎖骨に移動しながら、指では乳房の麓を重点的に探った。
她俯下身,把脸埋在芬芳的头发里,然后把嘴唇贴在后颈上,轻轻地舔着她的耳垂,然后沿着她的后颈一直到她的锁骨,她的手指集中在她的乳房根部。

「ああ……」 “哦.......”

 淳子はすぐに熱く喘ぎ、まっていた欲求が一気に解放されるようにクネクネともだえはじめた。
纯子立即热气腾腾地喘着粗气,开始扭动,仿佛积累的欲望一下子就被释放了。

 胸に舌を這わせ、ようやく指と舌でツンと突き立った乳首を愛撫し、滑らかな肌を堪能した。
我用舌头在她的乳房上爬行,最后用手指和舌头抚摸她的,享受她光滑的皮肤。

 ただ、長くプールに浸かっていたので、体臭は残念なほど淡く、ほんのりした彼女本来のフェロモンが胸の谷間やわきから甘く漂うだけだった。
不过,由于她长时间泡在泳池里,不幸的是她的体味是淡淡的,只有一丝原本的信息素从她的和腋窝甜美地飘出。

 やがて両の乳首を充分に舌で転がし、張りのある膨らみを顔中で堪能すると、彼は淳子をうつ伏せにさせた。
最终,他用舌头滚动两个,享受着脸上紧绷的隆起,他强迫纯子躺在她的背上。

 そして肩から背中、腰へと舌を這わせていった。白い肌は実にスベスベと滑らかで、鍛えられた逞しさの中にも女らしい丸みと弾力が感じられた。
她的舌头从肩膀滑到她的背部,再到她的臀部。 她白皙的皮肤真的是光滑滑爽的,在她训练有素的力量中,有一种女性化的圆润和弹性。

 さらに舌先で尻の丸みをたどり、むっちりとした太腿から脚を舐め下りていった。
他用舌尖顺着她圆润的屁股,顺着她丰满的大腿舔到她的腿上。

 膝の裏側のヒカガミを舐め、脹脛を這い下り、アキレス腱から踵まで達すると、彼は脚を膝下から持ち上げ、足裏、指、そして爪先にもしゃぶり付いて、順々に指の股にも舌を割り込ませていった。
舔舐膝盖后部的刺痛,他顺着小腿爬下来,从跟腱爬到脚后跟,同时将腿抬到膝盖以下,吮吸脚底、手指和脚趾,然后将舌头插入指裆。

「く……!」 “该死的......!”

 淳子が顔を伏せたまま呻き、ビクリと肌を震わせて反応した。
纯子低着脸呻吟着,她的皮肤随着她的反应而颤抖。

 陽介はもう片方の足も念入りに愛撫し、全ての指の股を舐め、桜色の爪をんだ。
洋介小心翼翼地抚摸着他的另一条腿,舔舐着每一根手指的裤裆,咬着他樱桃色的指甲。

 淳子も相当に感じているようで、しかもこのような部分まで愛撫されたことがないらしく、新鮮な感覚に身悶えた。
纯子似乎也感觉很多,似乎她从未被爱抚过到如此程度,她在一种新鲜的感觉中扭动着。

 やがて再び彼女を仰向けにさせ、片方の脚をくぐり抜けて股間に顔を迫らせていった。
最终,他又把她放在她的背上,从一条腿上滑过,把她的脸压在她的胯部。



「ああ……、恥ずかしい……」 “哦......真尴尬.......”

 陽介が淳子の両膝を全開にさせると、やはり男運が悪いと言っていただけあり、彼女にとって相当に久しぶりの行為のようで、激しい羞恥が湧いたように声を洩らした。
当洋介将纯子的膝盖张开时,他说他还是很不走运,这似乎是她很长一段时间以来的第一次行动,他发出了一个听起来像是充满了强烈羞耻的声音。

 しかし、さすがに身体は柔軟で、内腿も実に引き締まっていた。
然而,正如预期的那样,她的身体很灵活,她的大腿内侧真的很健美。

 もうは、水着ばかり着るので普段から自分でカットしているらしく、丘にほんのひとつまみほどけぶっているだけだった。
她总是穿着泳衣,所以她通常会自己剪,她只是在山上抽一小撮烟。

 だから、なおさら割れ目が丸見えになり、はみ出す花びらも艶めかしかった。
因此,裂缝更加明显,突出的花瓣也具有光泽。

 そっと指を当てて左右に開くと、思わず指先がヌルッとすべるほど、すでに割れ目は大量の愛液に潤っていた。
当我轻轻地用手指左右张开时,裂缝已经被大量的爱汁弄湿了,以至于我的指尖不由自主地滑落。

 ちつこうが細かなひだを入り組ませて息づき、真珠色の光沢を放つクリトリスも包皮を押し上げるようにツンと突き立っていた。
阴道口呼吸着错综复杂的细褶,散发着珠光光泽的也像推高包皮一样伸出来。

 陽介は、艶めかしい眺めにたまらず顔を埋め込み、柔らかな茂みに鼻をこすりつけ、舌を這わせていった。
洋介把脸埋在光亮的视野中,用鼻子蹭着柔软的灌木丛,让舌头在上面爬行。

 恥毛にもる匂いは淡く、ほのかに甘い汗の匂いが感じられるだけだ。舌を濡らす大量のヌメリは淡い酸味を含み、クリトリスを舐め上げるたび、
困在中的气味苍白,只能感觉到淡淡的汗味甜味。 弄湿舌头的大量粘液中含有淡淡的酸味,每次舔时,

「ああーッ……!」 “啊......

 淳子は顔をのけぞらせて喘ぎ、引き締まった内腿でギュッときつく彼の顔を締め付けてきた。
纯子把脸靠开,喘着粗气,她紧绷的大腿内侧紧紧地收紧了她的脸。

 陽介はその腰を抱え込みながらしつように舌を這わせ、あふれる生ぬるい愛液をすすった。
洋介搂着他的腰,无情地爬行着舌头,啜饮着溢出的温热的爱汁。

「も、もう駄目……!」 “我不能再这样了......!”

 早くも絶頂を迫らせた淳子が、声を震わせて哀願した。
已经接近高潮的纯子用颤抖的声音恳求道。

 やはり、ここで早々と果てるよりも一つになって一緒に昇り詰めたいのだろう。
毕竟,他们宁愿团结一致,也不愿在这里过早结束。

 陽介も、充分に高まらせたところで舌を引っ込め、股間から這い出して添い寝した。
洋介也在他足够高的时候缩回了他的舌头,从他的胯部爬出来,和他一起睡了。

 そして彼女の顔を股間へとそっと押しやると、すぐに淳子は自分から熱い息を籠もらせ、その先端にしゃぶり付いてきてくれた。
他轻轻地把她的脸推到他的胯部,他一这样做,纯子就从他身上吸了一口热气,吮吸着尖端。

「ああ……」 “哦.......”

 今度は、陽介が受け身になって喘ぐ番だった。 这一次,轮到洋介被动地喘气了。

 淳子は先端を舐め回し、尿道口からにじむ粘液をすすり、張りつめたとうをスッポリとみ込んできた。
纯子舔了舔尖端,啜饮了从尿道口渗出的粘液,然后吞下了紧绷的。

 股間を突き上げると、きつりつしたペニスは根元まで深々と美女の口腔に納まり、生温かな唾液にまみれてヒクヒクと歓喜に震えた。
- 当我向上推我的胯部时,勃起的阴茎深深地插入了美女的嘴里,上面覆盖着不冷不热的唾液,高兴地颤抖着。

「ク……、ンン……」 “库......,Nnn......”

 淳子はのどの奥まで含んで頰張り、クチュクチュと舌をからみつけながら熱く呻き、上気した頰をすぼめて吸った。熱い鼻息が恥毛をそよがせ、たちまち彼も絶頂を迫らせて高まった。
纯子热情地呻吟着,她把它一直带到她的喉咙里,用舌头缠住,抿着她的脸颊吮吸它们。 一声滚烫的哼哼掐着他的,他立刻涌向了高潮。

 そこで彼は、『性愛之術』に書かれていた、「みだつきあげの技」を試してみようと思い、淳子の口を離させ、そのまま腕を引っ張って女上位でまたがらせていった。
于是他决定尝试《性爱的艺术》中描述的“湍流技术”,于是他放开了纯子的嘴巴,原样拉扯着她的手臂,跨坐在女人身上。

「わ、私が上から……?」 “哇,我从上面......了?”

 淳子はじらいに息を震わせながら言い、彼がペニスを突き上げると、意を決して先端を濡れた割れ目で受け止め、息を詰めてゆっくりと腰を沈み込ませてきた。
纯子颤抖着喘着气说,他把鸡巴往上插,他不情愿地在湿漉漉的裂缝中抓住了尖端,同时屏住呼吸,慢慢地将臀部沉入。

 たちまち彼自身が、ヌルヌルッと滑らかな肉襞の摩擦を受けて根元までもぐり込むと、
随即,他自己在光滑光滑的肉褶的摩擦下,潜入了根部。

「アアーッ……!」 “啊......hh

 淳子が顔をのけぞらせて喘ぎ、完全に座り込んで股間を密着させてきた。
纯子把脸靠开,喘着粗气,完全坐下来,保持着她的胯部亲密接触。

 陽介は、締まりの良さと温もりに包まれ、絶頂をこらえて奥歯を嚙みしめながら、性典の記述を思い出した。
洋介被紧绷和温暖所笼罩,当他咬紧后牙忍受高潮时,他想起了性爱书的描述。

《男があおけになり、その腰の上に女がまたがたいたいめんこうせつをする場合、男の立てたひざに、女が背をもたせかけ、じようたいらせるようにすると、たまぐきの入る角度が変わりて、新たな刺激を女に与えることになるなり》
“当一个男人仰卧,一个女人跨在他的腰上,如果女人把背靠在男人的膝盖上,拱起她的上半身,球茎进入的角度就会改变,就会给女人新的刺激。”

 陽介は、その通りに両膝を立て、その膝に淳子の身体を押しやるようにした。
洋介和他一样,跪在地上,将纯子的身体推到他的膝盖上。

 すると彼女も膝に寄りかかり、身を反らせ気味にさせながら、キュッキュッと彼自身をきつく締め付けてきた。
然后她靠在他的腿上,吱吱作响,紧紧地抓住了他。

 熱く溢れる愛液が、彼の股間までビショビショに濡らし、尻の方に伝い流れるほど大洪水になってきた。
滚烫的爱汁湿润到他的胯部,变成一股流向他的屁股的洪水。



「アア……、いい気持ち……、こんなに感じるの、初めて……」
“啊..................hh

 淳子が、真下から貫かれながら喘ぎ、形良い乳房を揺らして悶えた。
纯子被正下方刺穿,喘着粗气,摇晃着她匀称的乳房,扭动着。

 陽介も、締め付けと襞の蠢きに絶頂を堪えながら記述を頭の中で復唱した。
洋介也在脑海中重复了这个描述,同时忍受着褶皱收紧和蠕动的高潮。

《男は腰を小刻みに突き上げ、さらに、立てた膝の角度を時おり変えると、そのたびたまぐきの角度が変わるなり。じよいんうわかべにある秘所をこすりやすい態ゆえ、女がえつの声を上げること間違いなし》
男人扭动着臀部往上扭,然后不时改变膝盖的角度,每次他的茎的角度都改变。 因为很容易摩擦女人影子上壁上的秘密处,所以毫无疑问,女人会提高她愉悦的声音。

 そして陽介は膝の角度を微妙に変えながら、ズンズンと小刻みに股間を突き動かしはじめた。
而洋介开始扭动他的胯部,同时巧妙地改变他的膝盖角度。

 確かに、内壁を擦る場所が変化し、そのたびに淳子に新鮮な快感がもたらされるようだった。
的确,她摩擦内壁的地方发生了变化,每一次似乎都给纯子带来了新鲜的快乐。

「ああッ……! いい……」 “啊......嗯......

 淳子は息も絶えだえになって、彼の突き上げに合わせて腰を動かしはじめた。
纯子喘着粗气,开始随着他的及时移动她的臀部。

 溢れる愛液に律動がヌラヌラと滑らかになり、わいに湿った摩擦音もピチャクチャと響きはじめた。
节奏随着溢出的爱汁变得流畅,淫秽的湿摩擦声开始产生共鸣。

 陽介は洩らしてしまいそうになると動きを弱め、一息ついてから、また激しく股間を突き上げた。
洋介在快要漏水的时候放慢了动作,吸了一口气,然后又用力地把他的胯部往上推。

 淳子も上体を反らせ、腰を上下させ、時には股間をこすりつけるように動かしてきた。
纯子还拱起她的上半身,上下移动她的臀部,有时还会摩擦她的胯部。

 柔らかな恥毛がこすれ合ってペニスが揉みくちゃにされ、下腹部にはコリコリする恥骨の膨らみまで感じられた。
柔软的阴毛相互摩擦,阴茎被摩擦,我甚至能感觉到下腹部耻骨的隆起。

 やがて、いよいよ二人とも絶頂が近づくと、もう淳子は上体を起こしていられなくなったように、がっくりと覆い被さって彼に身を重ねてきた。
最终,当他们俩终于接近高潮时,纯子盖住自己,把自己堆在他身上,仿佛她再也坐不起来了。

 それを陽介は抱き留め、なおも股間を突き上げ続けた。
洋介握住它,继续将他的胯部向上推。

 すぐ目の前に、美しく喘ぐ唇があり、陽介は熱く湿り気ある甘い息を顔中に受け止めて動きを速めた。
就在他面前的是他美丽、喘息的嘴唇,洋介加快了动作,因为他捕捉到了满脸的湿热甜美的呼吸。

 すると、とうとう淳子の方が先に降参してしまった。 然后,终于,纯子先投降了。

「い、いく……、アアーッ……!」 “不,我要走了,............,aaaaaaaaa

 声を上ずらせて喘ぎ、ガクンガクンと狂おしいけいれんを開始した。同時に膣内の収縮も最高潮になり、続けて陽介も昇り詰めてしまった。
他呻吟着,开始疯狂地抽搐和抽搐。 与此同时,阴道的收缩达到了高潮,洋介也上升到了顶端。

「く……!」 “该死的......!”

 突き上がる大きな絶頂の快感に呻き、彼は股間をぶつけるように強く動かしながら、ありったけの熱いザーメンをドクドクと勢いよくほとばしらせた。
他呻吟着高潮的快感,用力移动他的胯部,砰的一声喷出了他滚烫的精液。

「あう……、熱いわ……」 “哦,......热......

 噴出を感じ取り、淳子は駄目押しの快感を得たように口走って、呑み込むような収縮を続けた。
感觉到喷出,纯子继续吞咽和收缩,她的嘴巴流淌着,仿佛她得到了一次糟糕的推搡的乐趣。

 陽介は溶けてしまいそうな快感に身悶え、彼女の顔を抱き寄せて下から唇を重ね、ネットリと舌をからめながら最後の一滴まで絞り尽くした。
洋介在快要融化的快感中扭动着,拥抱她的脸,将嘴唇放在她的臀部,一边挤压每一滴,一边用舌头与她缠绕。

 やがて、すっかり満足した陽介が徐々に動きを弱めていくと、
最终,完全满意的洋介逐渐削弱了他的动作。

「アア……」 “啊......”

 淳子も全身のこわばりを解いてゆき、満足げに吐息混じりの声を洩らした。
纯子也松开了全身的僵硬,满意地叹了口气。

 そして彼女は力尽きたようにグッタリと身を重ね、汗ばんだ肌を密着させて体重を預けてきたが、まだ膣内の収縮は、どんよくに続いていた。
她像我筋疲力尽一样靠在我身上,我的重量压在她汗湿的皮肤上,但她阴道的收缩仍在贪婪地进行。

 その蠢きに刺激され、何度もやわにくの奥で、ペニスがピクンと過敏に反応して跳ね上がった。
在蠕动的刺激下,阴茎多次因软肉背面的超敏反应而上下跳动。

「あん……、まだ暴れている……」 “啊......你还在横冲直撞......

 淳子が言い、応えるようにキュッときつく締め上げてきた。
纯子说,紧紧地握住了她,仿佛在回应。

 陽介は淳子の重みと温もりに包まれ、甘く湿り気のある美女の吐息を間近にぎながら、うっとりと快感のいんを嚙み締めたのだった。
洋介被纯子的重量和温暖所包裹,在近距离嗅着美女甜甜湿漉漉的气息时,他吞下了快感的余晖。

「私、上になったの初めてです……。こんなにいいなんて……」
“这是我第一次登上榜首,......我不知道这这么好......

 淳子が、彼の耳元で熱い呼吸を繰り返しながら言った。そして全身は、思い出したようにビクッと震えていた。
纯子说,在他耳边重复着她炙热的呼吸。 我记得的时候,整个身体都在颤抖。

 どうやら、今まで出会ったのは、上からのしかかって勝手に終えるだけの、自分本位に欲望を解消する男ばかりだったのだろう。
显然,到目前为止,我遇到的唯一一个男人是那些自私地通过简单地从上面完成他们的欲望来消除他们的欲望的男人。

「誰でも、うんと感じるように出来ているのだから、互いに合う方法を工夫しないといけないですよ。これから、きっと男運も向いてくるでしょう」
“每个人都感觉很好,所以我们必须找到一种方法来适应彼此。

「ええ……」 “是的.......”

 陽介が言うと、淳子は小さく頷き、入ったままの彼自身を、またギュッときつく締め付けてきたのだった……。
洋介说,纯子微微点头,......他仍然再次紧紧地抓住自己。



「乳首のえんびようこう」を試す 试试“圈攻击”


《女の乳首を愛撫するなら、ず、乳房を丁寧にねぶり、女のいんを高めてから行うべし。おのずとち上がってきた乳首に、男はてのひらかすかに触れさせ、掌をゆっくり円を描くように動かすべし。あわせて、もう片方の乳首の先端に舌をやわらかく当て、舌先で、く小さな円をゆっくり描くように舌を動かすべし。強めの愛撫は、あとで行えば良し。先ずは女の淫気を充分に高めることを心掛けるべし》
《如果你想爱抚女人的,首先要小心翼翼地抚摸和舔舐她的乳房,以增加她的。 男方应触摸已自发勃起的,轻轻触摸手掌,以圆周运动缓慢移动手掌。 同时,轻轻地将舌头放在另一个的尖端上,然后用舌尖慢慢地将舌头移动一个非常小的圆圈。 用力的爱抚可以稍后进行。 首先,你应该尝试充分增加女人的情欲。

──『せいあいじゆつ』(明治初期)より  ── 选自《性爱》(明治初期)



「やあ、お久しぶり、がみさん。お元気でしたか」 “嗨,好久不见,野上先生,你好吗?”

 陽介が福岡本社の、かつていたオフィスに顔を出すと、元上司や同僚、部下たちがにこやかに迎えてくれた。
当 Yosuke 出现在福冈总部的旧办公室时,他的前老板、同事和下属都以微笑迎接他。

「ええ、おかげさまで元気にやっています」 “是的,多亏了你,我过得不错。”

 陽介も笑顔で答え、皆の顔を懐かしげに見回した。 洋介微笑着回答,怀念地看着周围的每个人的脸庞。

 今回は、本社で重要な会議があるため、早朝の飛行機で半年ぶりに帰ってきていたのだった。
这一次,我在总部有一个重要的会议,所以我是六个月来第一次乘坐清晨的航班从办公室回来。

 会議は午後からなので、外で昼食を終え、こうして直接社へ来たのである。
会议是在下午,所以我在外面吃完午饭,直接来到办公室。

「東京に戻るのはいつだ」 “你什么时候回东京?”

「明後日の朝に福岡を発つ」 “我后天早上要离开福冈。”

「じゃあ明日の夜にでも飲もう。今夜は、どうせ、野上は家族サービスをするんだろうからな」
“那我们明天晚上就喝一杯吧,因为反正野上今晚要有个家庭聚会。”

 同期の男が言ってくれ、陽介も頷いた。確かに今夜、久々に妻や娘に会うのが楽しみでもあった。
男人同时说道,洋介点了点头。 当然,我很期待今晚很长一段时间以来第一次见到我的妻子和女儿。

 それにしても、単身赴任をするまで籍を置いていた部署というのは懐かしいものだ。やはり福岡はいい、と彼は思った。
即便如此,我还是想念我工作过的部门,直到我被分配到单独工作。 毕竟,福冈很好,他想。

 そして陽介は東京土産みやげの菓子を配り、皆と少し話をしてから、やがて会議室へと出向いていった。
然后,洋介分发了东京的纪念品糖果,并与大家聊了一会儿,然后前往会议室。

 しかし、会議は議題がたくさんあり、思いのほか長引いた。ようやく終わったのは、七時を過ぎた頃だった。
然而,由于议程上的主题众多,会议持续时间比预期的要长。 七点多了,事情终于结束了。

 そのまま帰宅しようと思ったが、念のためもう一度オフィスを覗くと、もうほとんどの者は帰ったらしく、OLが一人残っているだけだった。
我以为我会原封不动地回家,但为了以防万一,当我再次查看办公室时,似乎大部分人都已经离开了,只剩下一名办公室女士。

「おや、残業かい?」 “哦,你在加班吗?”

 陽介は、社内でも美人と評判のかつての部下、しんどうに声をかけた。彼女は大卒で入社して三年目、もう二十五歳になっているだろう。
洋介向他的前下属新藤明日香喊道,他在公司里以美女著称。 她是一名大学毕业生,已经在公司工作了三年,现在她应该已经 25 岁了。

 青い制服の肩に掛かるセミロングの黒髪に、黒く大きな瞳。ぷっくりした唇と、頰に浮かぶ可憐なくぼ。美人というより可愛らしいタイプだが、その胸や腰の丸みは充分なれ具合だった。
她有一头半长的黑色头发垂在蓝色制服的肩膀上,有一双黑色的大眼睛。 丰满的嘴唇和脸颊上漂亮的笑容。 与其说是美女,不如说她更像是个可爱的人,但她的乳房和腰部已经足够成熟了。

「ええ、今日中に終えておきたい仕事があったものですから。でも、今ちょうど終えたところです。野上さんも、会議がずいぶん長引いたんですね」
“是的,我今天有一些工作要完成,但我刚刚完成了。 野上先生,会议拖了很久。

 明日香が言い、パソコンにデータを記録して、書類の片付けをはじめた。
明日香说,在她的电脑上记录数据并开始清理文件。

「ああ、すっかり疲れてしまったよ」 “哦,我好累。”

 陽介は明日香の隣の椅子に座り、久々に会った彼女の横顔にれた。
洋介坐在明日香旁边的椅子上,被她许久未见的侧影迷住了。

「野上さん、単身赴任なんて大変ですね。お食事も、自分で作るんですか?」
“野上先生,一个人被分配工作很难,你自己做饭吗?”

「うん、すっかり自炊にも慣れたけれど、やっぱり食べ物はこっちの方がしいね」
“是的,我已经习惯了自己做饭,但这里的食物味道更好。”

「お一人だと寂しいでしょうし、色々誘惑があるんじゃないですか?」
“你一个人的时候会很寂寞,而且肯定有很多诱惑吧?”

 明日香は、片付けをしながら気さくに言った。 明日香一边收拾一边轻松地说。

「いや、僕はそういうのは苦手だから……」 “不,我不擅长这个......

 陽介は答えた。 洋介回答道。

 実際は、東京でもう十人もの女性と関係したなどと言ったら、明日香はどんな顔をするだろう。
事实上,如果我告诉她我在东京又和十个女人有染,明日香会是什么样子?

 しかし、彼は見た目が優しく真面目そうなので、明日香も信じてくれたようだ。
然而,他看起来善良而严肃,所以明日香似乎相信他。

「でも、東京はれいな女性が多いでしょう?」 “但是东京有很多漂亮的女人,不是吗?”

「いや、確かに多いけれど、やはり福岡の方が僕の好みの女性は多いよ」
“不,确实有很多,但我喜欢的福冈女性更多。”

 言うと、明日香は少し黙って片付けを続け、また口を開いた。
说完这句话,明日香沉默了片刻,继续收拾,然后又张了张嘴。

「でも、苦手とか好みではないとか言っても、半年も奥さんと離れていて綺麗な人に誘惑されたら、そういうことは言っていられなくなるんじゃないですか?」
“但就算你说不喜欢或不喜欢,如果你离开老婆半年了,被一个漂亮的人勾引了,你也不能这么说吧?”

 急に、明日香が真剣な眼差しで言い、また少し沈黙が流れた。
突然,明日香一脸严肃地说道,又是片刻的沉默。

 何と答えようか迷っていると、また明日香の方から言ってきた。
当我不确定该怎么回答时,明日香又说了一遍。

「私、寂しい気持ち、よく分かるんです。実は半年前に恋人と別れてしまって……」
“我理解你有多孤独,但我其实在六个月前就和女朋友分手了......

「え? そうなの?」 “什么? 真的吗?

 陽介は意外に思い、こんな気だての良い美女と別れるなんて、バカな男だと思った。
洋介很惊讶,觉得自己是个蠢人,竟然和这样一个善良的美女分手。

「それで、仕事に専念して気を紛らそうとしているのですけれど、どうにも寂しさが消えません……」
“所以我试图通过专注于我的工作来分散自己的注意力,但我无法摆脱孤独......

 明日香が言う。どうやら彼女は、自分が寂しいことをつい訴えたくて、陽介にそうした話を振ってきたようだった。
“明日香说。 她似乎想抱怨自己有多寂寞,她向洋介挥手说出这样一个故事。



「きっと、すぐにまた良い男が見つかるよ。君は綺麗だから」
“我相信你很快就会再次找到一个好男人,因为你很漂亮。”

「でも、私、別れた彼のことがなかなか忘れられないんです……」
“但当我们和他分手后,我无法忘记他......

「それは困ったね……、うん、そういう時は、普段なら思いもしないような大胆なことをしてみるといいよ」
“这是一个问题,......是的,那就是你试图做一些你通常不会想到的大胆的事情。”

「たとえば、どんなことですか……」 “例如,你是什么意思......

 明日香が言い、訴えかけるような黒目勝ちの眼差しを投げかけてきたので、陽介は思わず彼女の手を握ってしまった。変に思われたら、慰めるつもりだったと言い訳しようと思ったのだ。
明日香说着,向他投来恳求的黑色目光,洋介不由自主地握住了她的手。 如果这看起来很奇怪,我会试着找借口说我要安慰她。

 しかし何と明日香は、陽介の手を強く握り返してきた。しかも大胆にも、いきなり顔を寄せてきたのである。
然而,明日香将洋介的手紧紧地捏了回去。 而且,他竟然敢突然出现在他的面前。

「ウ……!」 "......!"

 陽介は驚き、小さく呻きながら近々と迫った明日香の顔を見た。
洋介很惊讶,当明日香靠近他时,他看着明日香的脸,轻轻地呻吟着。

 そして思い切って、唇を重ねていった。 然后我冒险将我的嘴唇放在彼此上面。

 柔らかな感触の唇がぴったりと密着し、熱く湿り気のある美女の吐息が、ほんのりと甘酸っぱいほうこうを含んで、彼の鼻腔を刺激してきた。
她柔软的嘴唇紧贴着,那湿热的美人的气息刺激着他的鼻孔,散发出淡淡的酸甜香气。

 どうやら明日香は寂しいばかりでなく、相当に欲求も溜まり、優しい上司だった陽介と二人きりになった途端、急激に淫気を高まらせてしまったようだ。
显然,明日香不仅孤独,而且欲望也很多,一旦她和善良的老板洋介单独在一起,她的情欲就突然增加了。

 陽介も明日香を抱きすくめ、そろそろと舌を差し入れていった。
洋介也拥抱了明日香,将舌头伸进了她体内。

 すると明日香は、すぐに歯を開いて侵入を受け入れ、ネットリと舌をからみつかせてきた。
明日香立即张开牙齿接受这种侵扰,她的舌头与 Nettori 纠缠在一起。

 陽介は、生温かな唾液に濡れ、滑らかに蠢く舌を味わいながら、その裏側や付け根を舐め、彼女の舌が入ってくると優しく吸い付いた。
洋介舔了舔她的舌头后部和根部,品尝着她光滑蠕动的舌头,舌头被温热的唾液打湿,并在舌头进入时轻轻地吮吸着。

「ンン……」 “呃......”

 明日香も熱く鼻を鳴らし、次第に夢中になって唇を押しつけ、舌を貪りはじめた。
明日香热情地哼了一声,渐渐地全神贯注起来,将嘴唇紧贴在一起,开始吞噬她的舌头。

 陽介は激しく勃起し、もう後戻りできないほど高まってきた。そして明日香も同じ気持ちらしく、すっかり燃え上がっているようなのだ。
洋介猛烈地勃起,而且越来越高,没有回头路了。 而明日香似乎也有同样的感觉,她似乎完全着火了。

 やがて唇を離すと、明日香がさらなる行為を求めるように熱っぽい眼差しを向けてきた。
最终,她分开了嘴唇,明日香狂热地看了她一眼,仿佛在要求更多的行动。

 しかし、ここではいつ誰が入ってくるかも分からない。
但在这里,你永远不知道何时或谁会进来。

「お、奥の会議室へ行こうか。ここではどうにも……」
“哦,我们去后面的会议室吧,我们这里......无能为力。”

「それなら、資料室の方がいいです……。あそこはドアをロックできるから。急いで鍵を取ってきますね」
“那我宁愿去资料室,......因为你可以把门锁上。 我要赶紧拿钥匙。

 陽介の言葉に明日香が答え、頰をじようさせながらすぐに席を立ってオフィスを出て行った。
明日香回答了洋介的话,迅速从座位上站起来,脸颊通红地走出了办公室。

 資料室は同じフロアの一番端にあるが、確かにこの時間なら、もう資料室の人間も帰っているだろう。
图书馆位于同一楼层的尽头,但我敢肯定图书馆里的人此时已经回家了。

 いくらも待たないうちに、明日香は警備室から鍵を借りて戻ってきた。
经过长时间的等待,明日香从保安室借了钥匙并返回。

 一緒に資料室に行き、灯りをけてドアを内側からロックすると、明日香は部屋の奥にあるソファに向かい、身を寄せてきた。
他们一起去了资料室,打开灯,从里面锁上了门,明日香走到房间后面的沙发上,蜷缩了进去。

 陽介は彼女を抱き留めながら、ひょっとして明日香は、以前にも誰かとこの場所で、秘め事を楽しんだのではないかと思ってしまった。
洋介拥抱了她,他不禁想知道明日香之前是否曾与这个地方的某个人有过秘密的恋情。

 彼は明日香の甘い匂いの髪に顔を埋め込み、そっと耳朶を吸い、首筋を舐め下りていった。
他把脸埋在明日香芬芳的头发里,轻轻地吮吸着她的耳垂,舔着她的后颈。

「ああ……」 “哦.......”

 明日香が熱く喘ぎ、息を弾ませてきた。陽介は巧みに舌を這わせながら彼女の上着を脱がせ、ブラウスの上から胸の膨らみにタッチしていった。
明日香热气喘着粗气。 洋介灵巧地爬行着他的舌头,他脱下她的外套,隔着她的衬衫顶部触摸她隆起的乳房。

 さらにボタンを外してゆき、左右に開くと、生ぬるく甘ったるいフェロモンが艶めかしく揺らめいてきた。
当我进一步解开它的扣子,向左和向右打开它时,温热而甜美的信息素闪烁着。

 陽介はとうとうブラウスまで脱がせ、首筋から鎖骨まで舐め下り、乳房の麓まで移動していった。
洋介终于脱下了她的衬衫,从她的后颈舔到她的锁骨,然后移动到她的乳房底部。

 そしてブラのホックを外そうとすると、明日香が途中から自分で外してくれた。実に形良く柔らかな膨らみが、弾むようにあらわになった。
当我试图解开我的胸罩时,明日香自己从中间脱了下来。 形状良好且柔软的凸起像有弹性的凸起一样暴露在外。

 乳首も乳輪も、何とも清らかな薄桃色で、今まで内に籠もっていた淡い体臭が解放され、甘く上品に立ち昇った。
和乳晕是纯正的浅粉色,被困在里面的苍白体味被释放出来,甜美而优雅地升起。

 陽介は膨らみを優しく揉み上げ、舌で麓を愛撫したが、例によってらすようになかなか乳首へは行かなかった。
洋介轻轻地揉搓着凸起,用舌头抚摸着底部,但像往常一样,他没有像不耐烦一样去吃。

 そこで彼は、『性愛之術』に書いてある「乳首のえんびようこう」を試そうと思い立ったのだった。
所以他决定尝试《性艺术》中描述的“圈攻击”。



「ああ……、野上さん……」 “啊......野上先生,.......”

 いつしか明日香は力が抜けたように陽介の方にもたれかかり、彼も抱き留めながら胸への愛撫に専念した。
在某个时候,明日香像失去了力量一样向洋介靠去,她一边抱着他,一边专心抚摸自己的乳房。

《女の乳首を愛撫するなら、ず、乳房を丁寧にねぶり、女のいんを高めてから行うべし》
《如果你想爱抚女人的,首先要小心翼翼地抚摸和舔舐她的乳房,以增加女人的】

 陽介が、乳首に触れそうで触れない愛撫を繰り返すと、明日香もクネクネと身悶えはじめた。
当 Yosuke 重复似乎触碰到她的但没有碰到它们的爱抚时,明日香也开始吱吱作响地扭动起来。

おのずとち上がってきた乳首に、男はてのひらかすかに触れさせ、掌をゆっくり円を描くように動かすべし》
《男人要轻轻触摸自然勃起的,以缓慢的圆周运动移动手掌》

 陽介は、ようやく明日香の乳首に触れ、押し当てた掌を、円を描くように動かしはじめた。
洋介终于摸到了明日香的,开始用手掌以圆周运动抵住她。

 何とも柔らかで艶めかしい感触が伝わり、コリコリする乳首が陽介の掌を心地良く刺激してきた。
一种柔软而有光泽的感觉被传递出去,松脆的舒适地刺激着洋介的手掌。

あわせて、もう片方の乳首の先端に舌をやわらかく当て、舌先で、く小さな円をゆっくり描くように舌を動かすべし》
同时,轻轻地将舌头放在另一个的尖端,然后用舌尖移动舌头,慢慢画一个非常小的圆圈。

 陽介は顔を寄せ、そっと舌で乳首に触れながら、チロチロと小さな円を描くように愛撫した。
洋介把脸凑近,用舌头轻轻地抚摸着她的,一边小圆圈地抚摸着。

「アアッ……、き、気持ちいい……!」 “啊............hh

 明日香がビクッと顔をのけぞらせ、少しもじっとしていられないように激しく身悶えはじめた。
明日香把脸转开,开始剧烈地扭动,仿佛她一刻都无法保持静止。

 陽介も、美人の乳首の感触と舌触り、かぐわしい吐息と体臭の渦の中で激しく勃起していった。
洋介也在美丽的触感和质地、臭气熏天的叹息和体味的漩涡中猛烈地勃起。

「も、もっと強く……」 “我......更强壮。”

 明日香がしがみつき、彼の顔を強く膨らみに押しつけてきた。
明日香紧紧地抱着他,用力地把他的脸贴在隆起上。

「むぐ……」 “木古......”

 陽介は心地良い窒息感に呻き、隙間から懸命に呼吸しながらも、まだソフトな愛撫を続けた。
洋介在那令人愉悦的窒息感中呻吟着,从缝隙中用力呼吸,但仍然继续轻轻地爱抚。

 何しろ、記述にはこうあったのだ。 毕竟,这就是描述所说的。

《強めの愛撫は、あとで行えば良し。先ずは女の淫気を充分に高めることを心掛けるべし》
《你以后可以做一个强烈的爱抚。 首先,你应该尝试充分增加女人的情欲。

 陽介は充分に舌で乳首を転がし、もう片方にも吸い付いた。
洋介用舌头滚动她的,也吮吸着另一只。

 時に陽介は乳首から口を離し、指と掌の愛撫を続行しながら、明日香の腋の下にも顔を埋め込んでいった。
有时,洋介将嘴从她的上移开,继续爱抚她的手指和手掌,同时将脸埋在明日香的腋窝下。

 一日中働いていた美女の腋はジットリと生温かな汗に湿り、甘ったるく濃い芳香を籠もらせていた。
工作了一整天的美女的腋窝被温热的汗水浸湿,甜甜浓郁的香味被困住了。

 舌を這わせるとスベスベした感触と、淡い汗の味が感じられた。
当我爬行我的舌头时,我能感觉到滑溜溜的感觉和淡淡的汗水的味道。

「あん、ダメ、くすぐったい……」 “哦,不,这很痒......”

 明日香が身をよじって喘いだが、さらに呼吸が弾み、淫気も最高潮になってきたようだった。
明日香蠕动着喘着粗气,但她的呼吸变得更加有弹性,她的欲望似乎达到了顶峰。

 陽介は美女の体臭を心ゆくまで嗅いでから、再び舌を乳首に戻し、円を描きながら舌を蠢かせ、さっきよりは強めに吸い付いていった。
洋介尽情地嗅着美女的体味,然后又将舌头回到她的上,舌头以圆周运动蠕动,比以前更用力地吸吮。

「アアッ……、こ、こんなに感じるの、初めてです……」
“啊............hhh

 明日香が顔をのけぞらせて口走った。 明日香把头转开,开口了。

 別れた彼氏も、おそらく若いのだろうから、細やかで丁寧な愛撫などしなかったのかもしれない。
和他分手的男朋友可能还年轻,所以没有小心翼翼地礼貌地爱抚他。

 しかし明日香も今までの経験で充分に感じる下地は出来ているから、陽介のテクニックですっかり高まってきたようだ。
不过,从她目前的经验来看,明日香已经为感觉良好奠定了基础,所以看来洋介的技术已经完全提高了她。

 彼は左右の乳首を交互に舐め回し、掌での愛撫も休みなく続けた。
他交替舔舐她的左右,继续用手掌不间断地抚摸它们。

 たまに硬く突き立った乳首をそっと歯で挟み、舌先で小刻みに弾くように蠢かすと、明日香の悩ましい身悶えはさらに激しくなっていった。
每隔一段时间,她就会用牙齿轻轻捏住她坚硬突出的,用舌尖扭动它们,明日香烦恼的扭动变得更加激烈。

「の、野上さん……、お願い……」 “不,野上先生......拜托,.......”

 明日香が、息を震わせながら身体を押しつけてきた。 明日香将她的身体压在她身上,她的呼吸颤抖着。

 どうやら、乳房への愛撫はそろそろ良いから、肝心な部分に触れてほしいような仕草だった。
显然,这是一个希望我触摸重要部位的手势,因为现在是爱抚乳房的时候了。

 おそらく、もう下着の中はいんみつが大量に溢れているのだろう。陽介も今までの経験から、その濡れ具合まで分かるようだった。
大概,她的内裤里已经有大量的花蜜溢出来了。 洋介似乎也从他迄今为止的经验中知道它有多湿。

 やがて彼は、乳首を舐め回しながら、そろそろとスカートの中に手を差し入れていった。
最后,他开始把手伸进她的裙子里,舔她的。



すわようらんの技」を使う 使用“坐姿和摇篮技术”


《男があおけになり、その腰の上に女がまたがるようなたいたいめんこうせつしたあとは、男はそのままじようたいを起こして、脚は胡座あぐらをかくようにするべし。さらに、りようの手で女の尻をつかんで前後にゆったり揺り動かし、ときおり左右の動きをまじえながら、その動きに合わせて男も腰をりつどうさせれば、心地よき揺れに女はとうぜんとなるなり。あわせて、女の唇、耳、首筋、肩などに舌をわせるべし。これもやさしく、ゆったり行うべし》
“在与一名仰卧的男子和一名跨在他腰部的女子面对面后,该男子应保持上半身抬起,双腿靠在背上。 再者,如果你用双手揉搓女人的臀部,轻轻地来回摇晃,偶尔左右移动,男人根据动作调整臀部的节奏,女人会对舒适的摇摆感到欣快。 同时,让你的舌头在女人的嘴唇、耳朵、脖子、肩膀等上爬行。 这也应该轻柔而缓慢地进行。

──『せいあいじゆつ』(明治初期)より  ── 选自《性爱》(明治初期)



「わあ、すごく濡れているよ」 “哇,你好湿。”

 陽介は明日香の下着の中に指を差し入れ、ワレメを探りながら言った。
洋介说着,将手指滑入明日香的内裤中,探索着裂缝。

「アア……、ダメ、言わないで、恥ずかしいわ……」 “啊......不,别告诉我,我很尴尬......”

 明日香は熱く息を弾ませて言い、激しく腰をくねらせた。
明日香热气地低声说,剧烈地扭动着她的臀部。

 柔らかな恥毛をき分け、ワレメに沿って指を這わせていくと、そこは熱くヌルヌルしていた。社内の資料室のソファでこれを行っていることが、明日香の淫気をより高まらせているのだろう。
当我拉扯柔软的,用手指沿着裂缝爬行时,它又热又粘。 她在公司资料室的沙发上做这件事,可能让明日香的欲望更加高涨。

 陽介がスカートをめくり、下着に手を掛けると、彼女もソファに横になり、されるままになった。
洋介掀起裙子,伸手去拿她的内裤,她也躺在沙发上。

 陽介は手早く引き脱がせ、明日香の下半身を丸出しにしてしまった。そして股を開かせ、白くむっちりとした内腿に舌を這わせて、股間に迫っていった。
洋介迅速将其拉开,露出明日香的下半身。 - 然后,她张开胯部,用舌头在白皙丰满的大腿内侧爬行,靠近她的胯部。

 柔らかな恥毛がふんわりと茂り、下の方は大量の蜜に濡れて筆の穂先のようにまとまり、ワレメからはみ出した花びらも興奮に色づいて、ネットリと潤っていた。
柔软的柔软地生长着,下半部分被大量的花蜜打湿,像刷尖一样聚集起来,从裂缝中伸出的花瓣兴奋地染上了颜色,湿润了。

 指でいんしんを開くと、  用手指张开阴唇,

「ああッ……!」 “啊......

 明日香がビクッと顔をのけぞらせて喘ぎ、熱気と湿り気を揺らめかせた。
明日香猛地把头移开,呻吟着,在炎热和潮湿之间摇曳。

 中も愛液でヌルヌルになり、膣口の入り組む襞が可憐に息づいていた。
里面也粘满了爱汁,阴道口错综复杂的褶皱呼吸着。

 包皮を押し上げるようにツンと勃起したクリトリスも真珠色の光沢を放ち、実に艶めかしかった。
直立起来,仿佛把包皮推了起来,也散发出珠光般的光泽,真的很有光泽。

 陽介は我慢できず、明日香の股間にギュッと顔を埋め込んで茂みに鼻をこすりつけ、甘ったるい汗の匂いを嗅ぎ、ほんのり混じる可愛い残尿臭に刺激されながら舌を這わせていった。
洋介受不了了,他把脸埋在明日香的胯部,用鼻子在灌木丛上蹭来蹭去,一边闻着甜甜的汗水,一边在夹杂着可爱的残留尿味的刺激下,一边爬着舌头。

 トロリとした淡い酸味のヌメリをすすり、膣口からクリトリスまで舐め上げていくと、彼女の内腿がきつく陽介の顔を締め付けてきた。
当她啜饮着微酸的粘液,从阴道口舔到时,她的大腿内侧紧紧地贴在洋介的脸上。

「ああン……、気持ちいい……」 “啊............hh

 明日香は身を反らせて激しく喘ぎながらも、やはり社内だし、ロックされているとはいえ誰がドアの外を通るか分からないので、懸命に声を抑えていた。
明日香弓起身来,大口喘着粗气,但她还在办公室里,即使它锁着,她也不知道谁会从门里穿过,所以她尽量压低声音。

 陽介は腰を抱え込み、美人OLの味と匂いを貪りながら懸命に舌を這わせ、クリトリスに吸い付いた。
洋介抱着他的臀部,吞噬着美丽办公室小姐的味道和气味,用力地爬行他的舌头,吮吸着她的。

 そして彼も舐めながら手早くベルトを外して下着ごとズボンを脱ぎ去り、屹立したペニスを露出させていった。
在舔他的同时,他迅速解开腰带,脱掉了他的裤子和内裤,露出了他勃起的阴茎。

 かつて、陽介がこのオフィスにいた頃は、まさか社内でみだらな行為に耽ることがあるとは想像もしなかったが、僅かな東京生活の間に、すっかり変わってしまったことを思った。
以前,当洋介在这个办公室时,他从未想过自己会在公司里沉迷于猥亵行为,但他认为自己在东京的短暂时间里已经完全改变了。

 逆に今まで、多くの快楽のチャンスを見逃してきたのだという感慨も湧いた。
相反,我觉得直到现在,我错过了很多享乐的机会。

「ああッ……、もうダメ……」 “哦......我不能再这样了......

 充分に高まった明日香が言い、彼の顔を股間から突き放して身を起こしてきた。そして今度は攻勢に出ようと、陽介の股間に顔を迫らせてきたのだ。
明日香说,把他的脸从她的胯部推开,把自己拉起来。 而这一次,为了继续进攻,他把脸贴在洋介的胯部。

 彼も受け身になって股間を突き出すと、明日香はためらいなく先端にしゃぶり付き、熱い息で恥毛をくすぐりながら貪るように舌をからませてきた。
当他被动地伸出胯部时,明日香毫不犹豫地吮吸着尖端,用炙热的呼吸挠着他的,贪婪地缠住他的舌头。

「アア……」 “啊......”

 陽介は快感に喘ぎ、美女の口の中で清らかな唾液にまみれた幹をヒクヒクと上下に震わせた。
洋介高兴地喘着粗气,在美女嘴里沾满纯净唾液的树干上上下颤抖。

 明日香は喉の奥まで深々と呑み込み、上気した頰をすぼめて吸い付き、執拗に舌を蠢かせた。
明日香深深地吞入了她的喉咙后部,抿着她的脸颊吮吸着,她的舌头无情地蠕动着。

 セミロングの髪が内腿をくすぐり、熱い息が内部に籠もった。陽介はたちまち高まり、いよいよ危うくなる前に彼女の口を引き離させた。
她的半长发搔痒着她的大腿内侧,她炙热的呼吸被困在里面。 洋介迅速涌上来,在它最终处于危险之中之前将她的嘴拉开。

 互いに充分高まったので、彼は明日香をソファに横たえ、開かせた両膝の間に身を割り込ませていった。
当他们俩都足够高时,他将明日香放在沙发上,靠在她张开的膝盖之间。

 唾液に濡れた先端をワレメにこすりつけ、蜜の溢れる膣口に押し当ててヌルヌルッと滑らかに挿入した。
- 将沾有唾液的尖端摩擦裂缝,压在充满花蜜的阴道口上,然后光滑而粘稠地插入。

「アアーッ……!」 “啊......hh

 明日香が身を弓なりに反らせて喘ぎ、陽介も心地良い肉襞の摩擦と締め付けに包まれながら股間を密着させ、やがてゆっくりと身を重ねていった。
明日香弓起身来喘着粗气,而洋介也随着他的胯部压得更近,也被舒适的肉褶的摩擦和紧绷所包裹,最终慢慢地把自己堆积起来。



「ああ……、すごいわ……」 “哦......太神奇了......

 明日香が下から両手でしがみつきながら喘ぎ、陽介を見上げてささやいた。
明日香喘着粗气,从下面紧紧抓住她的手,抬头看着洋介,低声说。

 彼も股間を押しつけて感触と温もりを味わい、次第に小刻みに腰を突き動かしていった。
他把胯部压在她身上,享受着那种感觉和温暖,然后慢慢地小步地抽动他的臀部。

 しかし、ここで早々と果ててしまうのは、あまりにもつたいなかった。
然而,在这里提前结束它太可惜了。

 本当は、社内であるし、早く家で待っている妻子にも会いたいのだが、だからといって性急に終えてしまうには、明日香はあまりに良い女なのである。
事实是,她在公司里,她想尽快见到在家等她的妻子和孩子,但明日香是个太好的女人,不能匆忙结束。

 やがて陽介は身を起こし、下にいる明日香を横向きにさせ、内腿に跨り、上の脚に両手でしがみついた。
最终,洋介坐起来,将明日香翻过来,跨坐在她的大腿内侧,用双手紧紧抓住她的大腿。

 股間が交差し、密着感が高まった。そこで彼は内部を搔き回すように律動した。
胯部被交叉,亲近感增加了。 所以他在心里有节奏地搅动着。

「ああッ……! 感じる、すごいわ……」 ......我感觉到了,这太棒了......

 明日香も快感に喘ぎ、少しもじっとしていられないようにクネクネと身悶え、彼自身をきつく締め付け続けた。
明日香也高兴地喘着粗气,扭动着身体,仿佛一刻都无法保持静止,继续紧紧地收紧自己。

 絶頂を迫らせながらも陽介は、今日は仕上げに座位を行おうと思った。
在接近高潮时,洋介决定做一个坐姿来完成今天的比赛。

すわようらんの技……) (坐摇篮技术......)

 揺籃とは、交接中にゆりかごのように揺することで、陽介が『性愛之術』で最近読んだものだった。
摇篮是在时像摇篮一样摇晃的,这是 Yosuke 最近在《性艺术》中读到的东西。

 これはソファで行う体位として、最適だろうと思えたのである。
这似乎是在沙发上做的最佳姿势。

 陽介はいったん股間を引き離し、息を弾ませている明日香を抱き起こした。そして今度は陽介が下になったのである。
洋介拉开他的胯部,抱起呼吸沉重的明日香。 而这一次,洋介处于底部。

《男があおけになり、その腰の上に女がまたがるようなたいたいめんこうせつしたあとは、男はそのままじようたいを起こして、脚は胡座あぐらをかくようにするべし》
“在与仰卧的男子和跨在腰上的女子面对面后,男子应保持上半身挺起,双腿休息。”

 陽介は、仰向けになっての交接を省略し、最初からソファに寄りかかって明日香を引き寄せた。
洋介仰卧着跳过了这次互动,从一开始就靠在沙发上,把明日香拉得更近了。

「どうするの……?」 “你打算怎么办......?”

「ああ、こうして、跨って……」 “哦,这边,跨.......”

 明日香が待ちきれないように言うので、陽介もソファにもたれて胡座をかき、その上に彼女を跨らせた。
明日香等不及了,所以洋介靠在沙发上,跨坐在她身上。

 そして愛液にまみれて屹立した先端に、明日香が自分からワレメを押しつけ、向かい合わせにしゃがみ込んできた。
- 在沾满爱汁并勃起的尖端上,明日香压住了自己的裂缝,蹲在了她的对面。

 たちまちペニスが呑み込まれてゆき、深々と柔肉の奥に収まった。
阴茎立即被吞下并深深地落入柔软的肉中。

「アアッ……、深くまで届くわ……」 “啊............hh

 明日香が喘ぎ、正面から彼にしがみついてきた。 明日香喘着粗气,从前面紧紧地抱住他。

さらに、りようの手で女の尻をつかんで前後にゆったり揺り動かし、ときおり左右の動きをまじえながら、その動きに合わせて男も腰をりつどうさせれば、心地よき揺れに女はとうぜんとなるなり》
《此外,如果你用双手抓住女人的屁股来回摇晃,偶尔左右移动,男人随着动作及时调整臀部的节奏,女人会对舒适的摇摆感到欣快》

 陽介は記述を思い出しながら、両手を明日香の尻に回し、柔らかく張りもあるそうきゆうを揺するように揉んだ。
洋介记住了这个描述,他把手放在明日香的屁股上,揉搓着她柔软而紧绷的双山,仿佛要摇晃它们。

 さらに左右にも動かし、同時に股間も突き上げはじめると、明日香の身悶えが激しくなっていった。
- 当我把它从一边移动到另一边,同时开始向上推我的胯部时,明日香的扭动变得更加激烈。

「ああ……、いいわ、すごく……」 “哦......很好,非常.......”

 彼女は口走りながらクネクネと尻を動かし、艶めかしい膣内の収縮で彼自身を刺激してきた。
她一边动着屁股,一边用她有光泽的阴道的收缩来刺激自己。

 大量に溢れる愛液が律動を滑らかにさせ、彼のいんのうから内腿までもネットリと濡らしてきた。
大量溢出的爱汁抚平了节奏,从他的阴部到他的大腿内侧都是湿漉漉的。

あわせて、女の唇、耳、首筋、肩などに舌をわせるべし。これもやさしく、ゆったり行うべし》
“让你的舌头爬过女人的嘴唇、耳朵、脖子、肩膀等。 这也应该轻柔而缓慢地进行。

 陽介は記述の通りに、明日香に唇を重ね、甘酸っぱい芳香の息に鼻腔を刺激されながら舌をからめた。
洋介按照描述将嘴唇贴在明日香的嘴唇上,当他的鼻孔被酸甜的香气的呼吸刺激时,他的舌头纠缠在一起。

「ンンッ……!」 “嗯......!”

 彼女も激しく舌を蠢かせ、生温かくトロリとした唾液を送り込んでくれ、陽介も心地良く喉を潤した。
她猛烈地扭动着舌头,吐出温热、光滑的唾液,洋介舒服地滋润了他的喉咙。

 さらに耳朶を唇に挟んで吸い、白い首筋にも舌を這わせていった。続けて、肩から鎖骨まで舐めると、
此外,我吮吸着嘴唇之间的耳垂,用舌头在她白色的后颈上爬行。 继续,从肩膀舔到锁骨,

「ああ……、い、いきそう……」 “哦......,不,不,我要走......。”

 明日香が激しく股間をこすりつけるように動かして喘ぎ、陽介も腰の突き上げを速めていった。
明日香一边呻吟着,一边猛烈地摩擦着她的胯部,洋介也加快了他的臀部。

 膣内の収縮が活発になり、奥からは明日香の若々しい躍動がドクドクと伝わってきた。
阴道的收缩变得活跃,明日香的青春活力从背部传递出去。



「こんなに気持ちいいの、初めて……」 “我以前从来没有感觉这么好过,.......”

 明日香が両手を彼の肩に回して口走り、そうしたかと思えるほど互いの股間をビショビショにさせた。
明日香双手搂住他的肩膀,用嘴滑过,让彼此的胯部蠕动得如此剧烈,以至于它们似乎很粗糙。

 陽介も、果てそうになると動きをゆるめ、彼女を良いように焦らしながら微妙な愛撫を続けた。
洋介在即将结束时也放慢了动作,继续巧妙地爱抚她,同时以良好的方式逗弄她。

 とにかく、指のタッチはゆったりとするのが極意のようだ。
无论如何,似乎秘诀就是放松手指的触摸。

 尻の丸みをくすぐるように指先でいじり、上下左右に優しく揉みながら股間を突き上げた。
我玩弄她的指尖挠痒痒她圆润的臀部,一边轻轻地上下左右摩擦一边向上推挤她的胯部。

 同時に、かがみ込んで左右の乳首を舐め、谷間から鎖骨、首筋を何度か上下に往復して滑らかな肌を味わった。
同时,我弯下腰舔舐左右,从到锁骨,在后颈上来回切换数次,品尝光滑的皮肤。

「アア……、いい……、もっと強く突いて、奥まで……」
“啊..................啊

 明日香が喘ぎ、左右に両膝を突いてペタリと座り、自らも激しく股間を上下に動かしはじめた。
明日香喘着粗气,左右跪着坐下,开始猛烈地上下移动她的胯部。

 陽介は、濡れた柔肉の摩擦と締め付けに高まってきた。
洋介被他湿漉漉的柔软肉体的摩擦和紧绷加剧了。

 さらに舌と指を使いながら、美女の甘酸っぱい息と甘ったるい体臭で鼻腔を刺激され、いよいよ自分を焦らすことも出来ないほど絶頂を迫らせた。
而且,在用舌头和手指的同时,她的鼻腔被美女的酸甜气息和甜美的体味刺激,终于接近了高潮,以至于她自己都耐不住了。

 さらに明日香が股間をこすりつけるようにグリグリと動かしてきた。柔らかな恥毛がこすれ合い、コリコリする恥骨まで下腹部に感じられた。
此外,明日香还移动了它来摩擦她的胯部。 柔软的相互摩擦,我能感觉到下腹部坚硬的耻骨。

 あまりに彼女が激しく反応するものだから、彼もとうとう我慢できず昇り詰めてしまった。
她的反应如此剧烈,以至于他再也受不了了,于是爬了起来。

「い、いく……、アアッ……!」 “不,我要走,我要走,我......走,我......!”

 陽介は、溶けてしまいそうな絶頂の快感に全身を包まれ、口走りながら熱いザーメンをドクンドクンと勢いよく柔肉の奥にほとばしらせた。
洋介被似乎融化的高潮快感所笼罩,在流淌他的嘴巴时,滚烫的精液猛烈地冲进柔软的肉背。

「き、気持ちいい……、ああーッ……!」 “哦,感觉真好......啊......hh

 噴出を感じ取った途端、明日香もガクガクと激しいオルガスムスの痙攣を起こし、上ずった声を洩らした。
一感应到喷发,明日香也出现了生涩剧烈的高潮抽搐,她的声音漏了出来。

 今までは彼女も喘ぎ声を抑えがちだったが、気をるときは大きな声が洩れ、陽介は思わずドアの外の気配に耳を澄ませたほどだった。
直到现在,她一直倾向于压抑自己的呻吟,但当她担心时,她的声音大声漏出,以至于洋介不由自主地听了门外的信号。

 それでも、幸い外には誰もいなかったらしく、彼もほっとして残りの快感を味わい、心おきなく最後の一滴まで出し尽くしたのだった。
不过,幸运的是,外面似乎没有人,他松了一口气,享受着剩下的快乐,他毫不犹豫地把它给了最后一滴。

 満足しながら徐々に動きを弱めていったが、明日香は何度も繰り返しオルガスムスの波が押し寄せているように身悶え、膣内を締め付け続けていた。
满意的她逐渐减弱了自己的动作,但明日香却继续扭动和收紧她的阴道,仿佛一波高潮一波又一遍地涌来。

 よほど久しぶりで、しかも丁寧な愛撫をされたのも初めてだったようで、相当に良かったのだろう。
好久不见了,看来还是第一次被礼貌地抚摸,一定挺好的。

 やがて彼が完全に動きを止めると、 最终,当他完全停止移动时,

「ああ……」 “哦.......”

 明日香も溜息混じりに声を洩らし、陽介にしがみつきながら徐々に全身の強ばりを解いて、グッタリともたれかかってきた。
明日香也叹了口气,紧紧地抱着洋介,她逐渐松开了全身的僵硬,向后靠在了她身上。

 まだ膣内の収縮が続き、射精直後で過敏になったペニスが刺激され、ピクンと内部で跳ね上がるように反応した。
阴道的收缩仍在继续,射精后立即变得过敏的阴茎受到刺激并反应在内部弹跳。

「あう……」 “啊......”

 明日香が声を上げ、まだ快感が全身の隅々にくすぶっているようにキュッと締め付けてきた。
明日香提高了声音,收紧了声音,仿佛快感还在她身体的每一个角落闷烧。

 陽介は彼女の温もりを受け止め、果実臭の息を間近に嗅ぎながら、うっとりと快感の余韻を嚙み締めた。
洋介吸收着她的温暖,近距离嗅着水果味的呼吸,吞下了快乐的余晖。

 座位も、ベッドではなく、こうしてソファを使うと実に体勢が楽で、何しろ向かい合っているから唇や乳首も舐めやすくて良いものだと思った。
我觉得坐在沙发上而不是床上真的很容易,毕竟,因为我面对面,所以很容易舔我的嘴唇和。

「良かった……、とっても……」 “很好,......非常.......”

 明日香が、精根尽き果てたようにグンニャリとなって言った。
明日香咕哝着说,仿佛她已经耗尽了精力。

「ごめんなさい。今夜久しぶりに奥さんとするのでしょう。先にエネルギーを使わせてしまいました……」
“对不起,我今晚要和你老婆在一起,这是很长一段时间以来的第一次。 我让他们先使用他们的能量......”

「そんなこと気にしなくていいよ」 “你不必担心。”

 明日香の言葉に陽介も答えたが、こうした余韻の中で妻を思い浮かべるのも複雑な心境だった。
洋介也回应了明日香的话,但他对在这样的余晖中想起他的妻子感到复杂。

「でも嬉しいです。真面目な野上さんが、こんなことしてくれるなんて、思ってもいなかったから……」
“但我很高兴,因为我没想到严肃的野上先生会做出这样的事情......

 明日香は、よほど感激したらしく、もう一度熱烈に唇を求めてきたのだった。
明日香似乎印象深刻,再次热情地要求她的嘴唇。

 そして舌をからめ、陽介も美女の唾液と吐息を味わいながら、そろそろ家に電話し、遅くなった言い訳をしないとならないなと思うのだった。
而在纠缠着舌头,品尝着美女的口水和叹息时,洋介认为是时候给家里打电话了,找个迟到的借口了。



くびごうじゆうこう」を試す 尝试“僵硬攻击”


《指と舌で、女の乳首をやわらかに愛撫したあとは、片方の乳首は口に含みて、舌で強めにねぶり、同時にもう片方の乳首には手のひらを当て、柔らかにでるべし。しばらくこれを行いたる後、今度は片方を柔らかにめ、もう片方を強めにさするべし。愛撫の強さや速さを適度に変えることがかんじんなり。女はきることなく、刺激をたのしみ続け、さらに残った手で女の陰部をまさぐれば、女は快楽のきわみへと昇っていくなり》
用手指和舌头轻轻抚摸女性的后,将一个含在嘴里,用舌头用力舔舐,同时将手掌放在另一个上,轻轻抚摸。 这样做一会儿后,轻轻舔一个,用力揉搓另一个。 适当改变爱抚的强度和速度很重要。 女人不会感到疲倦,继续享受刺激,如果她用剩下的手呻吟女人的,女人就会上升到快感的高度。

──『せいあいじゆつ』(明治初期)より  ── 选自《性爱》(明治初期)



(いい天気だ。僕もジョギングでも始めるかなあ……)
例如:天气好。 我想知道我是否会开始慢跑......)

 日曜の早朝、陽介は好天に誘われて近所の公園に来て思った。
周日一大早,洋介被好天气吸引来到附近的一个公园。

 割に緑が多くて広く、彼のように散歩している人や、犬を連れた人、ジョギングをしている人などがあちこちに見えた。
那里有很多绿色植物和很多空间,我可以看到像他一样走路的人,带着狗的人,以及到处慢跑的人。

 ふと、陽介の鼻をせつけんに似た甘い芳香がくすぐってきた。
突然,洋介的鼻子被一股类似于肥皂的甜美气味搔痒。

 思わず振り返ると、彼の横を一人の女性が走り過ぎたところだった。
他不由自主地转过身来,看到一个女人从他身边跑过。

 後ろ姿を見ると、ピンクのランニングシャツに、長い黒髪を引っ詰めていた。ウエストがキュッとくびれているから、尻の丸みが艶めかしく強調され、スラリとした脚も魅力的だった。
看向背后,他穿着一件粉红色的跑步衫,黑色的长发向后挽。 腰部紧紧收紧,因此凸显了臀部的圆润,修长的双腿也很吸引人。

(綺麗な人なんだろうな……) (我猜她是个漂亮的人......)

 陽介は思ったが、彼女がどんどん離れていくので、前に回ることは出来なかった。
洋介想着,但随着她越来越远,他无法向前移动。

 仕方なく、しばらく散策を続けていると、また向こうからピンクのランニングシャツの女性が近づいてきた。
我只好继续走了一会儿,一个穿着粉红色跑步衫的女人从另一边向我走来。

 どこかでターンしてきたらしい。 它似乎已经转向了某个地方。

 今度こそと顔を見ると、何と、とびきりの美女ではないか。
这次看她的脸,她是多么美丽的女人。

 切れ長の眼差しに鼻筋が通り、規則正しい呼吸をする唇も形良く、しかも胸の膨らみが揺れて弾むほどの巨乳だ。
她的鼻梁穿过她锐利的眼睛,她的嘴唇形状很好,她的乳房大到可以摇晃和弹跳。

 二十代半ばほどだろうか。 他大概二十多岁。

 陽介が、あまりジロジロ見ないよう気をつけながらも観察を続ける間に、また彼女が横を通り過ぎていった。
当洋介继续观察时,她小心翼翼地不要太仔细地看,她再次从他身边经过。

 ふんわりと、生ぬるく甘い石鹼の香りが鼻腔を刺激してきた。
柔软、温热、甜美的肥皂香味刺激着我的鼻孔。

 風呂上がりというより、彼女のフェロモンが石鹼に似ているのかも知れない。
也许与其说她洗澡,不如说她的信息素像肥皂。

 とにかく彼は魅せられてしまい、甘い匂いを追うように、また彼女が戻ってくるかも知れないと思って、そちらの方へと歩きはじめた。
不管怎么说,他被迷住了,开始朝那个方向走去,顺着甜美的气味走去,想着她可能会再回来。

 するとしばらくして、また彼女が彼方から引き返し、こちらに向かって走ってくる姿が見えた。
过了一会儿,我看到她从远处转过身来,向我跑来。

 ところが、いきなり茂みの角から自転車が走ってきて、死角になっていた彼女とぶつかりそうになった。
然而,突然,一辆自行车从灌木丛的角落里跑了出来,差点与处于盲点的她相撞。

「アッ……」 “啊......

 驚いた彼女が声を上げ、辛うじて避けたがバランスを崩し、転倒してしまったのだった。
她大吃一惊,尖叫着险些躲开,但失去了平衡,摔倒了。

(うわ、大変だ……) (哇,真是.......)

 見ていた陽介は、思わず彼女に駆け寄っていった。 在一旁看着的洋介不由自主地跑向她。

 自転車の青年が降りて謝っていたが、彼女は大丈夫と言って頷き、立ち上がると、青年も安心したように自転車で走り去ってしまった。
骑自行车的年轻人下车道歉,但她说没事,点了点头,当她站起来时,年轻人像是松了一口气一样骑着自行车走了。

「大丈夫ですか」 “你还好吗?”

 駆けつけた陽介は、思わず声をかけ、彼女の膝がすりむけて血が滲んでいることに気がついた。
冲过来的洋介不由自主地呼唤她,注意到她的膝盖在摩擦,鲜血在渗出。

「ええ、大丈夫です」 “是的,我很好。”

「膝を打ったのなら冷やした方がいいですね」 “如果你跪了,你最好冷静下来。”

 陽介は言って、返事を待たずに公園の水道のところまで行き、自分のハンカチを濡らして戻った。
洋介说着,不等回答,他就去了公园的供水处,弄湿了手帕就回来了。

 傷口をぬぐってやると、かすり傷だったようで、すぐに血も止まった。
当我擦拭伤口时,它似乎是划痕,出血立即停止了。

「ああ、大したことないようですね。安心しました」 “哦,这似乎没什么大不了的,我松了一口气。”

「済みません。有難うございます……」 “谢谢你......

 彼女は、また生ぬるく甘い匂いを揺らめかせて答えた。
她回答道,又闪过一股温热的甜美气味。

「でも、もう今日は、ランニングやストレッチは止めた方がいいですね。打撲のあとは動かない方が良いということです」
“但今天,最好不要跑步或伸展,因为瘀伤后最好不要移动。”

「お詳しいのですね」 “你知道很多,不是吗?”

 彼女は、少し膝を曲げて、様子を見ながら言った。 她说,微微弯曲膝盖。

「ええ、食品メーカーに勤めているもので、メタボ防止のためにストレッチの勉強を少ししています」
“是的,我在一家食品制造商工作,我一直在学习一些关于伸展运动以预防代谢综合征的知识。”

 陽介が言うと、彼女は優しげな彼の顔を見て安心したように話を切り出してきたのだった。
洋介说,她剪掉了这个故事,仿佛看到他和蔼的面孔松了一口气。

「あの……、お詳しいなら伺いたいのですけれど……」
“如果你想了解更多......,我想问你关于这件事......

「どのようなことですか?」 “你什么意思?”

「最近ジョギングしているとすぐ脇腹が痛むのです。どうしたら良いのでしょう。何かよいストレッチでもあれば……」
“最近,当我慢跑时,我的侧面很痛,我不知道该怎么办。 我希望这是一次很好的伸展.......”

 言われて、陽介は甘い匂いに密かな興奮を覚え、股間を熱くしてしまった。
被告知后,洋介被这甜美的气味暗暗兴奋,让他的胯部发烫。



「はあ、ストレッチではないのですが、脇腹の痛みに効く、しようもんというツボがこのあたりにあります」
“哦,这不是一个延伸,但这里有一个叫 Shomon 的穴位,对侧面疼痛有效。”

 陽介は答え、自分の左脇腹を指した。 洋介指着他的左翼回答道。

「この辺ですか……?」 “在这附近......?”

 彼女も自分の脇腹を探ったが、どうもあまりよく分からないようだ。
她也搜索了她的侧翼,但她似乎对它们了解不多。

「あの……、お嫌でなければ少しだけ触れます。その方がすぐ分かりますので」
“嗯,......如果你不喜欢它,我就摸摸它一点,因为你会更清楚的。”

 言うと、彼女はまた陽介を見たが、やはり当たりの柔らかな彼に安心したように、小さく頷いたのだった。
“说着,她又看向洋介,但微微点了点头,仿佛被他的温柔解脱了。

「では、そのベンチにでも」 “然后在那张长凳上。”

 陽介が言って誘うと彼女も来て、並んで座った。そのベンチは茂みに囲まれ、周囲から見えにくい場所にあり、人影もまったくなかった。
洋介说着邀请了,她走过来,并排坐着。 长凳周围是灌木丛,从周围很难看到,根本没有人。

「では失礼します。脇腹に指を当てて、下から二番目のろつこつのあたりです」
“现在,对不起,把你的手指放在你的身体一侧,绕着从底部开始的第二根肋骨。”

 陽介は言って横から近づき、汗に湿ったランニングシャツの脇腹にそっと触れた。
洋介说着,从侧面走近,轻轻地抚摸着他被汗水浸湿的跑步衫的侧面。

「あ……」 “哦.......”

 彼女が小さく声を洩らし、ビクリと身体を震わせた。確かに、脇腹は感じやすい部分だから仕方がないだろう。
她小声嗓门,身体颤抖着。 当然,这是无济于事的,因为侧面是很容易感觉到的部分。

「済みません。少し我慢してくださいね」 “不,请耐心等待。”

 陽介は、彼女の甘ったるい石鹼臭のフェロモンに酔いしれながら言い訳のように言い、弾力ある肌の奥にある肋骨を探った。
洋介说,仿佛在为自己找借口,他吮吸着她甜美的、散发着肥皂味的信息素,在她有弹性的皮肤深处探查着他的肋骨。

 彼女も自分の腋をのぞくように、僅かに腕を上げているので、ジットリ汗ばんだ腋も覗き、ピンクのシャツの脇や胸元に滲んだ汗染みも実に艶めかしかった。
她也微微抬起手臂,仿佛要看向自己的腋窝,这样我就能看到她汗流浃背的腋窝,粉红色衬衫两侧和胸前的汗渍真的很有光泽。

 しかも視線を落とせば、ムッチリした白い太腿もあり、吸い付きたくなるような滑らかな肌が息づいていた。
而且,如果你往下看,有丰满白皙的大腿,还有让你想吸吮的光滑皮肤。

 生ぬるく甘ったるい汗の匂いに混じり、彼女の弾む吐息もほんのり甘酸っぱく彼の鼻腔を刺激してきた。
她有弹性的呼吸夹杂着温热甜美的汗味,也略带酸甜,刺激着他的鼻孔。

「ここですね。もし痛むことがあったら指圧するといいです。少し押してみますよ」
“就在这里,如果疼,你可以做穴位按摩。 我会试着把它推得更远。

 陽介は言いながら章門のツボを探り、そっと押してみた。
洋介一边说,一边探索 Shomon 的压力点并轻轻按压它们。

「アアッ……、気持ちいい……!」 “啊............hh

 彼女が熱い息を洩らし、さらに濃い匂いを揺らめかせて身悶えた。
她扭动着,吐出一口热气,一股更浓郁的气味闪烁着。

 しかも彼女は、脇腹に触れている陽介に手を重ねてきたのである。
更重要的是,她把手放在了正在抚摸他侧面的洋介身上。

(ひょっとして、感じている……?) (也许......感觉到了? )

 あまりに敏感な反応に、陽介も勃起しながらそのように思いはじめた。
反应是如此敏感,以至于 Yosuke 在勃起时开始这样想。

 運動をした直後は血行がよく身体も温まっているので、通常の状態よりも感じやすいということを雑誌の記事か何かで読んだことがある。今の彼女がそうなのかも知れないと、彼は思った。
我在杂志文章或其他东西上读到,运动后马上,你的血液循环很好,你的身体也更暖和,所以你比正常状态更容易感觉到。 他想知道她现在是否也是这种情况。

 そこで陽介は、偶然をよそおい、そっと彼女の胸の膨らみにもタッチしてしまった。
于是洋介假装巧合,轻轻地抚摸着她隆起的乳房。

「あう……!」 “啊......!”

 彼女は呻いたが、拒む様子はない。むしろ、さらなる刺激を求めるように、陽介の方に横から密着してきたではないか。
她呻吟着,但她似乎并没有拒绝。 相反,仿佛在寻求更多的刺激,他从侧面靠近了洋介。

 意識しているのか、無意識なのか、それは判然としないが、性的興奮が高まっているのは確かなようだった。
我不知道我是有意识还是无意识,但似乎可以肯定我的性唤起正在增加。

 陽介は、さらに図々しく柔らかな巨乳を探り、麓のあたりに指を這わせた。
洋介更加用力地探索她柔软的大块头,用手指在山麓上爬行。

「アア……」 “啊......”

 彼女はすっかり喘ぎ、弾む乳房を悩ましく揺すってきた。
她大口喘着粗气,烦人地摇晃着她有弹性的乳房。

 陽介も膨らみの麓を執拗に撫でてから、徐々に乳首の方へと指を這わせていった。
洋介也无情地抚摸着隆起的根部,然后逐渐将手指滑向她的。

 シャツの下はヌーブラかニップレスか、何らかのものがあって乳首のありかははっきりしなかった。
衬衫下面有一个 nubra 或什么的,不清楚在哪里。

 やはりランニングシャツで、ぽっちりと乳首の突起が浮かぶのも恥ずかしいので対処しているのだろう。
毕竟是跑步衫,看到突出很尴尬,所以我可能正在处理它。

 陽介は、もう片方の手も乳房に伸ばし、乳首のあたりを探った。
洋介也将另一只手伸向她的乳房,探索她的周围区域。

 もちろん草の茂みに隠れているとはいえ、周囲の様子にも気を配った。
当然,即使他躲在灌木丛中,他也知道周围的环境。

 彼女の呼吸が弾み、陽介は美女のかぐわしい吐息と体臭に悩ましく包まれながら、両手での愛撫を続けた。
她的呼吸急促,洋介一边继续用双手抚摸,一边被美女芬芳的叹息和体味所困扰。

 そして陽介は、最近『性愛之術』で読んで覚えた、「くびごうじゆうこう」を試してみようと思ったのだった。
而洋介决定尝试一下他最近在《性爱》中读到和学到的“僵硬攻击”。



《指と舌で、女の乳首をやわらかに愛撫したあとは、片方の乳首は口に含みて、舌で強めにねぶり、同時にもう片方の乳首には手のひらを当て、柔らかにでるべし》
《用手指和舌头轻轻抚摸女性的后,将一个含在嘴里,用舌头用力舔舐,同时将手掌放在另一个上,轻轻抚摸它》

 陽介は性典の記述を思い出しながら、それぞれの手のひらで彼女の両の乳首を探った。
洋介用手掌探索她的两个,想起了性爱书的描述。

 すると、さっきまであまり分からなかった乳首のありかが、次第に分かるようになってきたのだ。
然后,我逐渐了解了的位置,直到前段时间我才知道太多。

 どうやら刺激されるうち、乳首が勃起してきたらしい。
显然,在受到刺激时,她的勃起了。

「ああ……、いい気持ち……」 “哦...... ......感觉真好。”

 彼女も、ツボへの刺激ではなく、今や完全に乳首への愛撫に喘いでいた。
她现在也完全因为的爱抚而喘着粗气,而不是因为刺激到穴位。

 もう、あまりに激しい興奮に自分がどこで何をされているかも分からなくなっているのかも知れない。
你可能太兴奋了,甚至不知道自己在哪里,也不知道自己在做什么。

《しばらくこれを行いたる後、今度は片方を柔らかにめ、もう片方を強めにさするべし。愛撫の強さや速さを適度に変えることがかんじんなり》
“这样做一会儿后,轻轻舔一个,用力揉搓另一个。 适当改变爱抚的强度和速度很重要。

 陽介は記述にあったように、左右の強弱を変えながら愛撫した。舌が使えないのが残念だが、指だけでも彼女は相当に高まってきたようだ。
洋介一边抚摸着它,一边如前所述改变左右两侧的力度。 可惜她不会用舌头,但光是她的手指似乎已经让她有了很大的进步。

「う……、んん……」 “嗯......嗯......”

 彼女は声が洩れそうになるたび、あわてて口を押さえ、熱い呻き声をくぐもらせて身悶えた。
每次她快要失声时,她都急忙捂住嘴巴,在闷热的呻吟中扭动着。

 陽介も、右の乳首を強めに愛撫すると、左はソフトタッチにし、またそれを交互に入れ替えて執拗にいじった。
洋介也用力地抚摸着她的右,她的左轻轻地抚摸着,在它们之间交替,无情地玩弄着它。

 柔らかな膨らみは手のひらに余るほど豊かで、シャツを通して心地良い弾力と息づく量感が伝わってきた。
柔软的凸起是如此丰富,以至于在我的手掌中太丰富了,我能透过衬衫感受到舒适的弹性和呼吸量。

 シャツを濡らす汗も、さっきランニングをしていたときよりジットリと多くなり、絞ればしたたりそうなほどになっていた。
浸湿衬衫的汗水也比我之前跑步时更强烈,挤压时还在滴水。

 石鹼に似た甘ったるい汗の匂いが濃くなり、彼女のほんのり甘酸っぱい果実臭の息も熱く弾み、その素晴らしい肉体は少しもじっとしていられず、うねうねと悩ましく波打ちはじめていた。
像肥皂一样的甘甜汗味越来越浓,她那微微酸甜的水果味的气息滚烫而跳动,她美妙的身体一刻也坐不住,开始起伏不定,不安地荡漾着。

《女はきることなく、刺激をたのしみ続け、さらに残った手で女の陰部をまさぐれば、女は快楽のきわみへと昇っていくなり》
《女人不累,继续享受刺激,如果她用剩下的手捣乱女人的,女人就会上升到快感的高度》

 陽介は、もうすっかり彼女が乳首への刺激で高まっているのを確信し、そろそろと内腿に触れ、ショートパンツの股間へと指を這わせていった。
洋介已经确信她被的刺激激起了,是时候触摸她的大腿内侧,用手指滑下她的短裤裆部了。

 汗ばんだ肌はやはり滑らかで、適度に脂が乗って、吸い付くように心地良い弾力に満ちていた。
汗流浃背的皮肤仍然光滑,适度油腻,充满了令人愉悦的弹性,似乎很吸吮。

 全部脱がせたら、きっとさらに素晴らしいプロポーションが現われるだろうと思うと、陽介は後戻りできない淫気に見舞われてしまった。
- 当我想到如果我把它全部脱掉,会出现更美妙的比例时,洋介被一种无法挽回的感觉击中。

 そしてパンツの上から股間を探り、ワレメに沿うように指を這わせていった。
- 然后,她从裤子顶部探索她的胯部,并沿着裂缝爬行。

 ショートパンツと下着で二重になっていても、何となくワレメの様子が指先に伝わってきた。
尽管它在短裤和内衣中翻了一番,但我还是能感觉到指尖上的裂缝。

 おそらく下着の中は、すでに大量に溢れる愛液でヌルヌルになっているのではないかと思われた。
看来她的内裤里面可能已经粘糊糊的,有大量溢出的爱汁。

 なおも陽介が、クリトリス辺りに見当を付けて指を動かし、もう片方の手では乳首を探っていると、
洋介仍然在她的上移动他的手指,另一只手在探索她的。

「あう……」 “啊......”

 彼女が息を詰めて呻き、腰をよじって彼に手を重ねてきた。
她喘息着,呻吟着,扭动着臀部,把手放在他身上。

 しかし、これは愛撫を強くという意味ではなく、さすがに拒んできたのである。
然而,这并不意味着爱抚很强烈,而是他拒绝了。

「こ、ここでは、これ以上は……」 “在这里,我......了。”

 彼女が、ようやくここが公園の一角であるという現実に気づいたように言い、しかし続けてほしいというような熱っぽい眼差しで陽介を見た。
她说,仿佛终于意识到了这是公园的一个角落,但用一种狂热的眼神看着洋介,似乎希望他继续说下去。

「そうですね……、よろしければ移動しませんか。僕のマンションがすぐ近くなのですけれど」
“嗯......,如果你不介意的话,为什么不搬走呢,我的公寓就在拐角处。”

「ええ……」 “是的.......”

 うながすと彼女も小さく答え、立ち上がりながらややフラついた。
她轻声回答,站起来时微微颤抖。

 陽介も身体を支え、二人で茂みの陰にあるベンチから移動した。
洋介也支撑着自己,他们两个从灌木丛阴凉处的长凳上走了起来。

 公園には、さっきと同じ穏やかな日常の光景があった。
公园里,每天的景象和以前一样平静。

 もちろん誰一人として、二人がベンチで何をしていたか知るものはいない。
当然,没有人知道他们在替补席上做什么。

 陽介は、自分にだけこれから良いことが始まるのだと思うと、のんびりと散歩を楽しんでいる人たちに対して、誇らしい気持ちになったのだった。
洋介为那些享受悠闲散步的人们感到自豪,认为美好的事物即将开始,只为他而来。



すわみだこう」を使う 使用“久坐攻击”


《座ってのたいめんこうせつでは、男がりようの手を床につき、両のひざを立て、そこに女が背をもたせかけるたいも、味わい深きものなり。女は体をあずけて休めることができるゆえ、気持ちが安らぎ、心地よさを深く受け入れることになるなり。男は両の手が使えないが、腰を前後、左右、あるいは上下に小刻みに動かすべし。ような刺激を女に与えることができ、女は深いらくひたることになるなり》
在坐着的面对面关系中,男人双手放在地板上,膝盖向上,女人背靠着,也很有品位。 因为女人可以休息自己的身体,所以她会感到自在,并且会深深地接受舒适。 男人不能用双手,但他应该来回摆动臀部,左右摆动,或上下摆动臀部。 你可以给女人各种各样的刺激,她会沉浸在深深的快感中。

──『せいあいじゆつ』(明治初期)より  ── 选自《性爱》(明治初期)



「どうぞ、お入り下さい」 “请进来。”

 陽介は、彼女を自分の部屋に招き入れた。 洋介邀请她进他的房间。

 歩きながら話したが、彼女は二十六歳。と名乗った。商社のOLで、彼氏いない歴一年らしい。
我们边走边聊,她 26 岁。 她的名字叫 Miyuki。 她是一家贸易公司的办公室小姐,似乎已经一年没有男朋友了。

 美由紀はだいぶ興奮気味で、密室に入った途端、呼吸を熱く弾ませ、全身を緊張させた。
美雪相当兴奋,一进封闭的房间,她的呼吸就炙热地跳动着,整个身体都紧绷起来。

 やはりジョギングをしただけでは欲求不満は解消されず、快楽を知りつつも相手のいない一年間の思いが一気に噴出しそうなのだろう。
毕竟,独自慢跑并不能缓解挫败感,在知道快乐的情况下,没有伴侣一年的想法很可能会一下子爆发。

 陽介は待ちきれない気持ちで、いきなり美由紀を抱きすくめ、唇を求めていった。
洋介等不及了,突然抱住了美雪,要了他的嘴唇。

 彼女もすぐに長いまつを伏せて応じ、陽介に身を任せてきた。
她立即垂下长长的睫毛作为回应,向洋介投降。

 柔らかな唇が密着し、ほんのり甘酸っぱい吐息が鼻腔を刺激してきた。陽介は上下の唇を優しく吸ってから舌を差し入れ、ネットリとからみつかせた。
她柔软的嘴唇紧贴在一起,微微酸甜的叹息刺激着她的鼻孔。 洋介轻轻地吮吸着她的上下嘴唇,然后将舌头伸进去。

「ンンッ……!」 “嗯......!”

 美由紀も熱く息を弾ませ、彼の舌に吸い付いてきた。 美雪也热气腾腾地吸吮着他的舌头。

 陽介は生温かくトロリとした唾液を味わいながら、彼女の舌の裏側を舐め回し、柔らかな髪を搔き分けて、耳の付け根にも指を這わせていった。
洋介舔了舔她的舌后,品尝着她不冷不热的唾液,然后用手指抚摸着她柔软的头发。

「アア……、もう駄目……」 “啊啊......我不能再.......了”

 美由紀が唇を離し、立っていられないほど感じてきたようなので、陽介も彼女をベッドへと誘った。
美雪张开了她的嘴唇,似乎感觉太厉害了,她无法站立,所以洋介也邀请她到床上。

 並んで座り、美由紀のシャツを脱がせると、あとは彼女が自分で脱いだ。
我们并排坐着,脱掉了 Miyuki 的衬衫,剩下的衬衫她自己也脱了。

 陽介も手早く全裸になり、やはり一糸まとわぬ姿になった美由紀を横たえて添い寝していった。
洋介也很快赤身裸体,和美雪睡在一起,美雪也有一个没有线的身材。

 思った通り、実に艶めかしい肉体をしていた。豊かな乳房が汗ばんで息づき、乳首も乳輪も清らかな薄桃色だ。
正如我所料,她的身体真的很有光泽。 她丰满的乳房汗流浃背,呼吸着,和乳晕是纯浅粉色的。

 ジョギングをしているだけあり、均整の取れた肉体で腹部も僅かに筋肉が浮かび、太腿と脹脛が実に引き締まっていた。
他只是在慢跑,身材匀称,腹部略显肌肉发达,大腿和小腿真的很健美。

 陽介は乳房の麓から順々に指と舌を這わせ、石鹼に似た甘ったるいフェロモンを感じながら乳首を愛撫していった。
洋介依次从她的乳房根部爬出他的手指和舌头,一边抚摸着她的,一边感受着类似肥皂的甜美信息素。

「アアッ……!」 “啊......hh

 美由紀がビクッと顔をのけぞらせて喘ぎ、見事な膨らみを揺すって悶えた。
美雪把脸转开,喘着粗气,摇晃着她那华丽的隆起,扭动着。

 さっきは舌が使えなかったので物足りなさを感じた「くびごうじゆうこう」を再び行い、緩急をつけて左右の乳首を舌で転がし、指を這わせた。
我之前不能用舌头,所以觉得不满意,所以我又做了一次“僵硬攻击”,用舌头慢慢滚动左右,爬行我的手指。

 両方とも充分に愛撫すると、陽介は彼女の首筋から鎖骨、腋の下にまで舌を這わせ、濃厚な体臭にせ返り、さらに汗ばんだ肌を舐め下りていった。
在充分地爱抚了他们俩之后,洋介用舌头顺着她的脖子、锁骨和腋窝滑下,一边咀嚼着浓浓的体味,一边舔舐着她汗湿的皮肤。

 ウエストは形良く引き締まり、彼はへそを舐め、張り詰めた下腹からムッチリとした太腿へと舌を這わせた。
她的腰部匀称健美,他舔舐她的肚脐,舌头顺着她紧绷的小腹滑到她丰满的大腿上。

 そしてスラリとした脚を舐め下り、足首をつかんで浮かせ、足裏に舌を這わせ、指の股にも鼻を割り込ませた。
他舔舐着她修长的双腿,滑过她的脚踝,抬起它们,她的舌头在脚底爬行,她的鼻子钻进了她的指裆。

 美女の指の間は汗とあぶらにジットリ湿り、蒸れた芳香が籠もり、さらに彼は爪先にしゃぶり付いて、順々に指の股を舐め回した。
美女的手指被汗水和油脂打湿,空气中飘着一股闷闷的香味,他吮吸着她的脚趾,依次舔着她的指裆。

「あうう……、そんなところまで……」 “啊............hh

 美由紀が腰をくねらせ、息を詰めて呻いた。おそらくもとかれは、このようなところまで舐めなかったのだろう。
美雪扭动着臀部,低声呻吟。 也许他的前任并没有舔到这一点。

 陽介は両足とも念入りに賞味し、味と匂いが消え去るまで貪ってしまった。
洋介小心翼翼地品尝着双脚,狼吞虎咽地吞噬着它们,直到味道和气味都消失了。

 そして美由紀をうつ伏せにさせ、今度は踵から脹脛に舌を這わせていった。
- 然后让美雪仰卧,这一次她的舌头从脚后跟爬到小腿。

 ほんのりと汗ばんだ膝裏のヒカガミを舐め、太腿から尻の丸みをたどり、腰から滑らかな背中を舐め上げていくと、淡い汗の味がした。舌に感じる筋肉の躍動も、実に心地良かった。
我舔了舔膝盖后面微微出汗的抽搐,从大腿上描摹着屁股的圆润,从臀部舔了舔我光滑的背部,我能尝到苍白的汗水。 舌头上肌肉的活力也非常令人愉悦。

 肩まで行って髪の匂いを嗅ぎ、うなじから引き返し、脇腹に寄り道しながら、再び彼女を仰向けにさせた。
我走到她的肩膀上,闻了闻她的头发,然后从她的后颈转过身来,让她再次仰卧,绕道到她的身边。

 そして完全に彼女を大股開きにさせ、陽介は腹這いになって真ん中に陣取り、美女の神秘の部分に顔を迫らせていった。
然后,洋介完全张开了她的大腿,爬在他的肚子上,在中间占据了一个位置,将他的脸贴在美女的神秘部分上。

 ムッチリとした白い内腿を舐め上げ、中心部に近づくと、石鹼の香りに似た熱気と湿り気が顔中を包み込んだ。
当我舔起丰满白皙的大腿内侧并接近中心时,一股类似于肥皂气味的湿热空气笼罩着我的脸。

 恥毛は濃くなく薄くなく、実に程よい感じで艶めかしく茂り、割れ目からはみ出す花びらは、すでに大量のみつじゆうにネットリと潤っていた。
不浓不稀,但光泽度非常适中,从裂缝中伸出的花瓣已经被大量的花蜜打湿了。

 陽介は柔らかな恥毛に鼻を埋め、割れ目に舌を這わせていった。
洋介把鼻子埋在柔软的里,把舌头伸进缝里。



「ああッ……、恥ずかしい、シャワーも浴びていないのに……」
“哦......我很尴尬,我什至.......都没洗澡”

 美由紀は顔をのけぞらせ、内腿できつく陽介の顔を締め付けながら喘いだ。
美雪向后靠,喘着粗气,她的大腿内侧紧紧地贴在洋介的脸上。

 ことさらに彼が鼻を鳴らして嗅ぐものだから、なおさら羞恥があおられたのだろう。
他哼哼哼嗅的事实一定更助长了他的羞耻感。

 茂みの隅々には、何とも甘ったるい汗の匂いが沁みつき、ほのかな残尿臭もふくいくと感じられた。彼女本来の体臭である石鹼臭も混じり、陽介は何度も深呼吸して美女の匂いを貪り、淡い酸味の愛液を舐め取った。
汗味弥漫在灌木丛的每一个角落,淡淡的残尿气味也让人耳熟能详。 混杂着肥皂的味道,也就是她原本的体味,洋介深吸了好几次,吞噬着美女的香味,舔了舔那淡淡酸涩的爱汁。

 襞の入り組む膣口を舌先でクチュクチュと搔き回し、滑らかな柔肉をたどり、コリッとしたクリトリスまで舐め上げると、
当你用舌尖搅动错综复杂的阴道口时,顺着光滑柔软的肉质,向上舔到松脆的,

「ああーッ……、き、気持ちいい……!」 “啊............hh

 美由紀は身を弓なりに反らせて喘ぎ、ガクガクと腰を跳ね上げて悶えた。
美雪弓起身子,喘着粗气,抽搐着臀部,扭动着。

 陽介も腰を抱えて押さえつけ、執拗に舌先をクリトリスに集中させ、溢れる蜜をすすった。
洋介也握住他的臀部,将他压下,无情地将舌尖集中在她的上,啜饮着溢出的花蜜。

「だ、駄目……、すぐいっちゃいそう……」 “不,不,......我要马上.......”

 美由紀が、早々と昇り詰めるのを惜しむように身をよじって哀願した。
美雪扭动着恳求,仿佛要饶恕过早的上升。

 陽介も、味と匂いを充分に味わうと顔を上げ、再び添い寝していった。もちろん、まだいかせるのは早い。
洋介也抬起头来,当他完全品尝和闻到它时,又和他一起睡了。 当然,现在下结论还为时过早。

 美由紀を上にさせると、彼女は積極的に陽介の肌を舐め下り、ためらいなく屹立したペニスに顔を寄せていった。
美雪在上面,她咄咄逼人地舔下洋介的皮肤,毫不犹豫地将脸移到他勃起的阴茎上。

 細くしなやかな指をそっと幹に添え、先端に舌を這わせ、尿道口から滲む粘液を舐め取ってくれた。
他轻轻地将纤细柔软的手指放在树干上,用舌头滑过尖端,舔舐从尿道口渗出的粘液。

「ああ……」 “哦.......”

 陽介が快感に身を任せて喘ぐと、美由紀の愛撫にも熱が入ってきた。
随着洋介高兴地喘着粗气,美雪的爱抚也变得热烈起来。

 いつものことながら口でされると、その女の過去の男の好みが分かるようだった。
像往常一样,当她用嘴完成时,她似乎能理解这个女人过去对男人的品味。

 美由紀は喉の奥まで深々と頰張り、上気した頰をすぼめて吸い付き、内部ではクチュクチュと舌をからみつけてきた。
美雪在她的喉咙后部深深地点了点头,抿着她的脸颊吸吮着,她的舌头被缠在里面。

 たっぷり溢れた清らかな唾液に、ペニスは生温かくまみれ、刺激に合わせてヒクヒクと震えた。
阴茎上覆盖着不冷不热的唾液,溢出来,因刺激而颤抖。

 美由紀は強く吸い付きながら引き抜き、チュパッと軽やかな音を立てて口を離すと、今度は陰囊にもチロチロと舌を這わせてきた。
美雪一边用力吸吮一边把它拔了出来,当她轻轻地放开嘴巴时,这次她松开了舌头。

 そして二つのこうがんを舌で転がし、袋全体を唾液に濡らすと、再び舌先で肉棒の裏側を舐め上げ、スッポリと呑み込んだ。
然后,当她用舌头滚动两个睾丸,用唾液弄湿整个袋子时,她再次用舌尖舔了舔后背,顺利地吞了下去。

「ああ……、もういい、いきそうだ……」 “哦......没事,我要走了......。”

 今度は陽介が降参し、滑らかな舌の動きから逃れるように腰をよじった。
这一次,洋介投降了,扭动着臀部,仿佛是为了逃避舌头的流畅运动。

 美由紀も口を離し、艶めかしく舌なめずりしながら、次の指示を待つように熱っぽい眼差しで彼を見た。
美雪也放开了她的嘴,地舔了舔她的舌头,用狂热的眼神看着他,仿佛在等待下一个指令。

「上から入れてみて……」 “你为什么不从......上面放进去?”

 陽介は言いながら、最近『性愛之術』で読んだ、「すわみだこう」の技を試してみようと思った。
洋介说,他决定尝试一下他最近在《性爱》中读到的“久坐攻击”的技术。

「最初から私が上に……、そんなの初めて……」 “我从来没有从一开始就处于领先地位......,我也从未......过这样的事情。”

 美由紀が戸惑いながらも、興味を持ったように仰向けの陽介の股間に跨ってきた。
美雪很困惑,但她跨坐在仰卧在她身上的洋介的胯部,仿佛她很感兴趣。

 おそらく元彼は、正常位かバックしかしなかったのだろう。
也许前男友只是做了传教士或回来了。

 やがて美由紀は、自らの唾液に濡れた幹に指を添えて跨り、先端を膣口に受け入れながら女上位で腰を沈み込ませてきた。
最终,Miyuki 用手指跨坐在她被唾液浸湿的躯干上,将臀部沉入她的顶部,同时将尖端插入她的阴道口。

 張りつめた亀頭がズブリと潜り込むと、 当绷紧的滑入时,

「アアーッ……!」 “啊......hh

 美由紀が声を上げ、あとは自分の重みと大量のヌメリに合わせて、ヌルヌルッと一気に根元まで柔肉の奥に呑み込んでしまった。
美雪提高了声音,然后,她一下子将柔软的肉吞到了根部,与她的体重和大量的粘液相匹配。

 陽介も、心地良い肉襞の摩擦と締め付けに包まれ、暴発を堪えながら美女の温もりと感触を味わった。
洋介也被舒适的肉褶的摩擦和紧绷所笼罩,在忍受爆发的同时享受着美女的温暖和感觉。

 美由紀はぺたりと座り込み、股間を密着させて久々のペニスを味わうようにモグモグと締め付けてきた。
美雪坐下来,收紧了她的胯部,仿佛她很久以来第一次品尝她的阴茎。

 何という心地よさだろう。美由紀の内部は熱く濡れ、息づくような収縮と、ドクドクと脈打つような若い躍動がペニス全体を包み込んだ。
多么令人欣慰。 美雪的内脏又热又湿,她喘息的收缩和跳动的年轻活力包裹着她的整个阴茎。

 陽介は股間に彼女の重みを受け止めながら、そろそろと身を起こし、両手を後ろに突いて身体を支えていった。
洋介在胯部承受着她的重量,他坐起来,双手伸到背后支撑着他的身体。



《座ってのたいめんこうせつでは、男がりようの手を床につき、両のひざを立て、そこに女が背をもたせかけるたいも、味わい深きものなり》
“在坐着的面对面关系中,男人把手放在地板上,膝盖向上,女人把背靠在上面。

 陽介は、記述を思い出しながら両手を後方に突っ張り、両膝も立てて彼女を寄りかからせた。
洋介双手向后伸,膝盖抬起靠在她身上,想起了描述。

《女は体をあずけて休めることができるゆえ、気持ちが安らぎ、心地よさを深く受け入れることになるなり》
“因为女人可以让自己的身体得到休息,她会感到自在,并被舒适深深地拥抱。”

 美由紀も、陽介の立てた膝に寄りかかり、性急に動くことをせず、膣内を締め付けながらじっくり味わおうとする姿勢になったようだった。
美雪也靠在洋介直立的膝盖上,似乎可以慢慢来,同时收紧她的阴道,不急于移动。

《男は両の手が使えないが、腰を前後、左右、あるいは上下に小刻みに動かすべし。ような刺激を女に与えることができ、女は深いらくひたることになるなり》
男人不能用手,但他应该来回摆动臀部,左右摆动,或上下摆动臀部。 你可以给女人各种各样的刺激,她会沉浸在深深的快感中。

 陽介は、記述の通りにそろそろと股間を突き上げはじめた。
洋介开始按照描述把他的胯部往上推。

 まずは上下に小刻みに動かすと、美由紀も合わせて腰をつかってきた。
首先,我上下扭动,美雪也一起用她的臀部。

「アア……、いい気持ち……」 “啊............hh

 彼女が喘ぎ、新たな愛液をトロトロと湧き出させ、彼の陰囊から内腿までを生温かく濡らしてきた。
她喘着粗气,喷出新的爱汁,温暖地润湿了他的阴部和大腿内侧。

 さらに前後に動かすと、亀頭の表面が内部の天井をこすり、また違った快感が得られたようだ。
当我来回移动它时,的表面与里面的天花板摩擦,似乎我得到了不同的快感。

「す、すぐに、いっちゃいそう……」 “我马上就走......

「まだまだ……、なるべく我慢して……」 “我还......,所以我会尽可能......耐心。”

「ええ……、でも、こんなに気持ちいいの、初めて……」
“是的......但我从来没有感觉这么好过,......从来没有过。”

 美由紀も、長く楽しもうとしているようだが、飢えた肉体が否応なく反応しはじめているようだった。
美雪似乎也试图享受很长一段时间,但她饥饿的身体似乎不可避免地开始做出反应。

 彼が腰を左右に動かすと、美由紀の上体も悩ましく揺れ、内壁を搔き回されながら身悶え続けた。
当他左右移动臀部时,美雪的上半身恼火地摇晃着,她在内壁上被扭动时继续扭动。

 再び上下運動に戻ると、美由紀も腰を動かし、引き締まった腹部を震わせ、豊かな乳房を弾ませた。
再次回到上下运动,美雪也移动了她的臀部,摇晃着她健美的腹部,弹跳着她丰满的乳房。

「アア……、いいわ……!」 “啊............hh

 美由紀が声を上ずらせ、膣内の収縮も活発にさせてきた。これはいよいよ気を遣りそうになっているようだ。
美雪提高了声音,激活了她阴道的收缩。 这似乎即将付出代价。

 やがて陽介は、両手を突っ張っているのに疲れ、そのまま仰向けになった。
最终,洋介厌倦了伸出双手,仰卧在地上。

 すると美由紀も上体を起こしていられなくなったように身を重ねてきた。陽介はそれを抱き留め、潜り込むようにして乳首を吸い、舌で転がしながら股間を突き上げ続けた。
然后,美雪也把自己堆了起来,仿佛她无法保持自己的上半身。 洋介把它抱在怀里,潜入并吮吸她的,用舌头滚动它们,同时继续向上插入他的胯部。

 さらに鎖骨から首筋を舐め上げ、かぐわしい唇に舌を這わせると、彼女もチュッと吸い付き、激しく腰を動かしてきた。
她从锁骨舔起她的后颈,用舌头滑过她散发着香味的嘴唇,也吮吸着她,剧烈地移动她的臀部。

 ちゆうそうするたび、ぴちゃくちゃと淫らに湿った摩擦音が響き、とうとう彼女はガクンガクンと狂おしい痙攣を開始して昇り詰めてしまった。
每次她抽出时,都会发出吱吱作响、不雅、湿漉漉的摩擦声,最后她开始抽搐、抽搐、爬上去。

「い、いく……、アアーッ……!」 “不,我要走了,............,aaaaaaaaa

 淫らに唾液の糸を引いて顔をのけぞらせ、美由紀はそう口走りながら全身を揺すり、激しいオルガスムスに悶えた。
- 猥亵地扯出一串口水,把脸转开,美雪一边流着嘴一边摇晃着全身,在剧烈的高潮中扭动着。

 陽介も、膣内の艶めかしい収縮に巻き込まれ、続いて絶頂に達してしまった。
洋介也被卷入阴道光滑的收缩中,随后达到了他的高潮。

「く……!」 “该死的......!”

 突き上がる大きな快感に呻き、熱い大量のザーメンをドクンドクンと勢いよくほとばしらせた。
- 她呻吟着涌上来的巨大快感,喷出了大量滚烫的精液。

「あうう、熱いわ……!」 “啊......hh

 奥深い部分に噴出を感じると、美由紀は駄目押しの快感を得たように喘いだ。
当她感到内心深处一阵喷涌时,美雪喘着粗气,仿佛她得到了无用的推动的乐趣。

 陽介は股間をぶつけるようにピストン運動を繰り返し、心おきなく最後の一滴まで出し尽くした。ようやく満足し、徐々に動きを弱めていくと、
洋介重复着活塞的动作,仿佛击中了他的胯部,他毫不犹豫地吐出了最后一滴。 当你终于满足并逐渐削弱你的动作时,

「アア……、溶けてしまいそう……」 “啊............hh

 美由紀も全身の強ばりを解いてゆき、ぐったりと彼にもたれかかっていった。
美雪也松开了全身的僵硬,无力地靠在他身上。

 汗ばんだ肌を密着させ、互いに荒い呼吸を繰り返した。全身から力が抜けても、まだ膣内は名残惜しげに収縮を繰り返し、刺激されたペニスがピクンと過敏に反応して震えた。
他们把汗湿的皮肤压在一起,互相沉重地呼吸。 即使力量从全身释放出来,阴道仍然遗憾地反复收缩,受刺激的阴茎因超敏反应而颤抖。

「あん……」 “安......”

 また天井を刺激され、美由紀は声を上げながら押さえつけるようにキュッときつく締め上げてきた。
天花板再次受到刺激,美雪一边提高声音,一边像按住它一样紧紧地收紧了天花板。

 陽介は彼女の重みと温もりを受け止め、甘酸っぱい芳香の息を間近に嗅ぎながら、うっとりと快感の余韻を嚙み締めた。
洋介吸收着她的重量和温暖,一边近距离闻着酸甜的香味,一边吞下了快感的余晖。

「良かったわ、すごく……」 “很好,非常.......”

 すっかり満足したように、美由紀が溜息混じりにつぶやいた。
似乎完全满意了,美雪叹了口气。

「ずいぶん感じやすいんですね」 “这很容易感觉到。”

「アア、恥ずかしい……、でも、きっと他にも色々なことをご存じなのね。もっと教えてください……」
“啊,我很尴尬,......我相信你知道很多其他的事情,所以多告诉我......

 美由紀が言い、陽介も一回で終わらないことを悟り、また気を引き締めたのだった。
美雪说,洋介意识到这不会一蹴而就,他再次收紧了心情。



ふくしんどうこう」を試す 尝试“Underbelly Tremor Attack”


《おなかは性器にほど近きところゆえ、ねぶると、性器への愛撫が近いことを女に期待させるなり。ず、きゆうふもとに人差し指と中指を立て、へそへ向けて撫で上げるべし。これを繰り返しながら、脇腹に舌をわせるべし。続けて、恥丘の麓に二本の指を当て、指をきざみにふるわせると、その震えが性器に伝わるなり。同時に、臍のまわりに円をくように舌を這わせると、の二つの刺激が女を歓喜に導くなり》
《肚子靠近生殖器,所以如果你抚摸和舔它,你会期望女人爱抚生殖器很近。 首先,在耻骨丘脚下举起食指和中指,然后向肚脐抚摸它们。 重复这个过程,让你的舌头在你的身体两侧爬行。 然后,将两根手指放在耻骨丘的脚上并摆动手指,颤抖会传递到生殖器。 同时,当你用舌头在肚脐周围爬行时,这两种刺激会引导女人获得快感。

──『せいあいじゆつ』(明治初期)より  ── 选自《性爱》(明治初期)



(さて、まずは夕食前に大浴場へ行ってみようか) (好吧,我们晚饭前去公共浴池吧。

 陽介は、宿の浴衣ゆかたに着替えて部屋を出た。今日は土日を利用して、一人で伊豆の温泉に来ていた。
洋介从客栈换上浴衣,离开了房间。 今天,我利用周六和周日独自来伊豆的温泉。

 福岡にいる頃はよく家族旅行をしたものだが、一人旅は初めてだ。単身赴任中でもあるし、たまには一人でのんびり湯に浸かって日本酒でも飲みたいと思い、インターネットで調べて良い宿を予約したのだった。
当我在福冈时,我经常全家出差,但这是我第一次独自旅行。 我一个人在执行任务,我想一个人泡在热水里,偶尔喝一杯日本清酒,所以我在网上查了一下,预订了一个好的住宿。

 部屋は、一人には勿体ないほど広い、和室の二間だった。あわせて、貸し切り露天風呂の予約を夕食後の時間に入れておいたので、夜になるのが待ち遠しかった。
房间是两个日式房间,对一个人来说太大了。 同时,我预订了晚饭后的私人露天浴池,所以我迫不及待地想过夜。

 その前に、せっかくだから大浴場に行ってさっぱりしようと陽介は思ったのだ。
在此之前,洋介想他应该去公共浴池梳洗一下。

 廊下を歩きはじめると、近くの部屋から男女が出てきた。やはり浴衣姿で、彼らも大浴場の方へ向かうので、陽介は自然に二人のあとを歩く形になった。
当我开始沿着走廊走时,一男一女从附近的房间里走出来。 他们仍然穿着浴衣,正朝着公共浴池走去,所以洋介自然而然地跟在他们后面。

 二人とも三十代半ばだろうか。どうやら夫婦のようである。
他们都三十多岁了。 看起来他们是一对已婚夫妇。

 奥さんの方は黒髪が長く、ほっそりとしているが、お尻の丸みがなかなか豊満で形良く揺れていた。
他的妻子有一头黑色的长发,身材苗条,但她圆润的臀部却相当丰满,形状摇曳。

(今夜、するのだろうな……) (我想我今晚会这样做......)

 陽介はうらやましく思いながら、やがて大浴場の前まで来ると、彼女は旦那に手を振って女湯の方へと入っていった。
洋介嫉妒,当她最终来到公共浴池前时,她向丈夫挥手,进入了女浴池。

 チラと見ると、切れ長の目に鼻筋が通り、なかなかの美形ではないか。
如果你看一眼,你可以看到从长长的眼睛穿过的鼻梁,它是一个相当美丽的形状。

 陽介は、彼女の後ろ姿を見送ってから脱衣所に入った。
洋介送行后走进了更衣室。

 さすがに土曜の夜なので泊まり客が多く、すぐに旦那の姿は他に紛れて分からなくなってしまった。
果然,那天是周六晚上,所以客人很多,很快我丈夫就和其他人混在一起了,我看不到他。

 とにかく陽介は身体を洗い流し、のんびり湯に浸かって手足を伸ばした。
无论如何,洋介在热水中悠闲地清洗了自己的身体,伸展了四肢。

 サウナに入るなど小一時間ほど楽しんで風呂から上がり、浴衣を着て廊下に出ると、さっきの美人妻が休憩スペースの椅子に座って水を飲んでいた。
我喜欢在桑拿房里呆了大约一个小时,从浴缸里出来,穿上浴衣,走到走廊里,刚才那位美丽的妻子坐在休息区的椅子上喝水。

(綺麗な人だなあ……) (她是个美丽的人......)

 思わず見惚れ、陽介は股間を熱くさせてしまった。 洋介不由自主地着迷了,让他的胯部发烫。

 彼女は水を飲み、椅子から立って部屋へ帰ろうとした。
她喝了水,试图从椅子上站起来,回到自己的房间。

 と、そのとき、いきなりよろけて膝を突き、そのままうずくまってしまったのだ。
就在这时,他突然踉跄了一下,捅了一下膝盖,还踢了自己一脚。

「あ、大丈夫ですか……」 “哦,你还好吗......?”

 陽介は驚いて駆け寄り、座り込んだ彼女を支え起こそうとした。
洋介很惊讶,跑向她,试图在她坐下时扶住她。

「あ、済みません……」 “哦,我做不到......”

 彼女は顔を上げて言い、陽介に支えられながらゆっくり立ち上がった。
她抬起头说,在洋介的扶持下慢慢站起来。

「少しのぼせたようです……」 “看起来你的.......有点红”

「ご主人を呼んできましょうか」 “我该打电话给我丈夫吗?”

「いいえ、うちの人は長湯をしないので、もう部屋に帰っていると思います。ここで少し休んでいれば大丈夫ですから」
“不,我这个人不洗长时间澡,所以我觉得他已经回自己的房间去了,如果你在这里休息一会儿,你会没事的。”

 彼女は言ったものの、またよろけた拍子に陽介の方にもたれかかってきた。そのとき、勃起しかけた股間が彼女の豊満な腰に密着してしまった。
她说,再次向洋介倾斜,节拍交错。 那时,即将勃起的胯部粘在了她丰满的腰上。

「あ……」 “哦.......”

 彼女も気づいたように小さく声を洩らし、頰を紅潮させた。
她发出一个小小的声音,仿佛注意到了,她的脸颊涨得通红。

「す、済みません……」 “对不起,我不能.......”

 今度は陽介が、彼女の甘い湯上がりの匂いに動揺しながら謝り、もう一度彼女を椅子に座らせた。
这一次,洋介道歉了,对她甜水的味道感到不安,然后让她再次在椅子上坐下。

「どうかもう、ご心配なく……」 “别担心,......再担心。”

「分かりました。では、お気をつけて」 “好吧,所以要小心。”

 言われて陽介は答え、その場を離れた。 洋介回答说就走了。

 部屋に戻り、彼女の残り香と感触を思い出しながら、陽介はまた旦那のことが羨ましくなった。
回到自己的房间,想起她挥之不去的气味和感情,洋介又嫉妒了他的丈夫。

 やがて夕食の時間になったので食事処へ行ったが、やはり満員で、あの夫婦の姿を見つけることは出来なかった。
最后,到了吃晚饭的时间,我去了餐厅,但还是满了,找不到这对夫妇。

 それでも、陽介は豪華な夕食を堪能した。酒は貸し切り露天風呂に入りながら飲むのだからと、ビールを少しだけにした。
尽管如此,洋介还是享受了一顿丰盛的晚餐。 我喝了一点啤酒,因为我打算在私人露天浴池时喝清酒。

 夕食を終えると、彼は部屋へ戻って少し休憩し、やがて予約の時間が近づいたので貸し切り露天に行くため、注文しておいた日本酒を持って部屋を出た。
晚饭后,他回到自己的房间休息了一会儿,最终带着他点的日本清酒离开了房间,随着预订时间的临近,他去了预订的露天摊位。

 すると、そこでまた彼女に会ったのだった。 然后我又看到了她。



「先ほどは有難うございました」 “非常感谢。”

 彼女の方から陽介に声をかけてきた。 她向洋介喊道。

「もう大丈夫ですか?」 “你现在还好吗?”

「ええ、夕食でお酒をいただいて、すっかり良い気分になりました。主人は酔って寝てしまったので、一人でお庭でも散歩しようと思って」
“是的,我在晚餐时喝了一杯,感觉很好,我丈夫喝醉了,睡着了,所以我想自己一个人在花园里散步。”

 彼女が笑顔で言い、陽介も安心して、どちらからともなく一緒に廊下を歩いた。
她笑着说,洋介松了一口气,和她一起走在走廊上。

「僕はこれから貸し切りの露天風呂へ行くところです」
“我要去一个私人露天浴池。”

「お一人で?」 “一个人?”

「ええ、福岡に家族を残して、東京へ単身赴任中でして、今回は一人旅なんです。申し遅れましたが、野上陽介といいます」
“是的,我已经离开了我在福冈的家人,独自在东京执行任务,这次我独自旅行。

「そう、一人旅もいきですね。私はおりです」 “是的,一个人旅行也很时尚,我是沙织。”

 彼女は言い、陽介はまた洗い髪の甘い匂いに陶然となってしまった。
她说,洋介又被她洗过的头发的甜美气味惊呆了。

「でも、やはり一人は寂しいです。あなたたちのように、仲良し夫婦で来る方がいいですよ」
“但一个人还是很寂寞的,不如像你这样的好夫妻一起来。”

「仲が良さそうに見えますか」 “你看起来关系很好吗?”

 ふと、沙織が寂しげな表情になって言った。 突然,沙织一脸寂寞地说道。

「ええ、美しい奥さんだから大事にされているでしょう」
“是的,她是一位美丽的妻子,所以她必须得到照顾。”

「そんなことないです。せっかく温泉に来たのに、主人は酔って先に寝てしまうし、最近はほとんど放ったらかし……。今夜も、もう朝まで寝たままだと思います」
“不是那样的,虽然我来泡温泉,但我老公喝醉了,先睡着了,最近我大部分时间都是让他一个人呆着....... 我想我今晚会睡到早上。

「どんなに美しい奥さんでも、夫はマンネリになるものなんですね……」
“妻子再漂亮,丈夫也必定会陷入困境......

 陽介は独り言のように呟いた。すると沙織が真剣な面持ちで訊いてきた。
洋介喃喃自语道。 然后沙织一脸严肃地问道。

「マンネリから抜け出す方法って、あるのでしょうか」
“有没有办法摆脱困境?”

「そうですね……。たまには奥さんの方から大胆に求めるのも良いでしょう。普段触れないところを攻めるのも効果的です」
“嗯,......偶尔大胆地向你的妻子要是个好主意。 它对攻击你通常不会接触的区域也很有效。

 答えながら陽介は、際どい話になってきたのでまたしても勃起してしまった。
在回答时,洋介再次勃起,因为它正在成为一个性感的故事。

「まあ、普段触れないところって、どのような……?」
“嗯,你是什么平时不碰的......?”

「例えば、おなかとか」 “比如,你的肚子。”

 陽介は、最近『性愛之術』を読んで頭に入っている「ふくしんどうこう」を思い出して言った。
洋介说,想起了最近读完《性爱的艺术》后,脑海中一直萦绕的“下腹部震颤发作”。

「おなかが……?」 “你......饿吗?”

「ええ、意外に効果的なのですよ」 “是的,它出奇地有效。”

「どのように触れるのですか?」 “你怎么摸它?”

 沙織が、強く関心を持ったように顔を寄せて訊いてきた。
沙织问道,饶有兴趣地看着她。

 ほんのりと甘い匂いが漂い、ひょっとして淫気が高まっているのではないかと陽介は思った。
空气中弥漫着淡淡的甜味,洋介怀疑他的欲望是否在上升。

「ええ、このあたりを……」 “是的,我......这附近。”

 陽介が自分の腹に触れて言いかけたとき、ちょうど貸し切り露天風呂の入り口に着いた。
当洋介摸着他的肚子说道,他刚刚来到私人露天浴池的入口处。

「よろしかったら、中で説明します」 “如果你不介意的话,我会在里面解释的。”

 陽介は駄目で元々という感じで言い、使用中の札を出し、先に暖簾のれんをくぐった。
洋介说没用,本来就是拿出用的钞票,先先穿过窗帘。

 沙織はためらっていたが、とうとう中に入ってきた。 沙织犹豫了一下,但最终还是走了进来。

 陽介は戸をロックし、これでしばらくの間は密室となった。
洋介锁上了门,一时间里,这是一个封闭的房间。

「では、私は浴衣を脱ぎますね。その方が分かりやすいですから」
“那我就脱掉我的浴衣,因为它更容易理解。”

 激しい興奮に胸を高鳴らせながらも、陽介は沙織を安心させるよう笑顔で言った。
尽管他的心因极度兴奋而砰砰直跳,但洋介还是微笑着说,让沙织放心。

 そして帯を解きながら、 在解开腰带的同时,

「もし良かったら、沙織さんも脱いでいただけないですか」
“如果你不介意的话,你能把沙织也脱掉吗?”

 と言ってみた。沙織は黙ってうつむいていたが、やがて覚悟を決めたように、モジモジと脱ぎはじめてくれた。
我说过。 沙织默默地低头看,但最终她开始脱掉衣服,仿佛她已经下定了决心。

 すでに夕方に入浴しているし、脱ぎやすい浴衣の上、ほろ酔いもあるのだろう。たちまち彼女は下着まで脱ぎ去り、互いに一糸まとわぬ姿になった。
我已经在晚上洗了个澡,我可能在很容易脱下的浴衣上喝醉了。 她立即脱掉了自己的内裤,让它们彼此之间没有一根线。

 思っていたとおり、色白でほっそりした体つきだが、乳房と腰は豊かな丸みを帯び、股間の茂みも恥ずかしげに煙って、陽介ははちきれそうに勃起した。
果然,他有着白皙纤细的身材,但乳房和臀部却丰满圆润,胯部的灌木丛害羞地冒着烟,洋介快要爆裂了。

「では、せっかくですから湯に浸かりましょう」 “好,我们泡个热水吧。”

 陽介は言い、緊張に俯き加減の沙織の手を握って露天の方へ出て行った。
洋介说着,握着沙织的手,向着露天走去。

 貸し切りだけあり、大浴場の露天ほど広くはないが、岩や茂みが適度にあって、実に良い雰囲気だった。
它只是保留的,没有大浴场的露天浴池那么大,但岩石和灌木丛刚刚好,气氛真的很好。

 まずは湯に浸かり、陽介は彼女に迫りながらそっと肌に触れ、性典の記述を思い出していた。
首先,她浸泡在热水中,洋介在靠近她时轻轻抚摸她的皮肤,想起了性爱书的描述。



《おなかは性器にほど近きところゆえ、ねぶると、性器への愛撫が近いことを女に期待させるなり》
“腹部靠近生殖器,所以如果你抚摸和舔它,你会让女人期待生殖器的爱抚很近。”

 陽介は、記述の通りに沙織の腹部に触れ、湯の中で滑らかな肌を撫で回した。
洋介如描述的那样抚摸着沙织的腹部,在热水中抚摸着她光滑的皮肤。

ず、きゆうふもとに人差し指と中指を立て、へそへ向けて撫で上げるべし》
“首先,将食指和中指举到耻骨丘的底部,然后向肚脐抚摸。”

 そのように、二本の指を恥毛の生え際あたりに当て、臍に向かって撫でた。
就这样,我用两根手指捂住的发际线,然后抚摸着我的肚脐。

「く……」 “库......”

 沙織が息を詰めて小さく呻き、ビクリと肌を震わせた。
沙织哽咽着呼吸,发出一声小小的呻吟,她的皮肤在颤抖。

 湯の香りに混じり、水面を彼女の甘い吐息が漂ってきて、その刺激が陽介自身を心地良くふるい立たせた。
她甜美的叹息混合着热水的香味,飘过水面,刺激让洋介感到舒服。

《これを繰り返しながら、脇腹に舌をわせるべし。続けて、恥丘の麓に二本の指を当て、指をきざみにふるわせると、その震えが性器に伝わるなり》
重复这个过程,让你的舌头在你的身体两侧爬行。 然后,他将两根手指放在耻骨丘的底部并摆动手指,颤抖传到了他的生殖器。

 陽介は腹部への愛撫を続けながら、沙織の身体を湯から出してふちに腰掛けさせた。
洋介继续抚摸着她的腹部,同时将沙织的身体从水中拉出,坐在边缘。

 湯を弾くほど脂の乗った肌が息づき、彼は二本の指を小刻みに動かしながら脇腹に唇を当て、そっと舌を這わせはじめた。
他啜饮着水,油腻的皮肤呼吸着,他扭动着两根手指,把嘴唇放在一边,开始轻轻地用舌头在上面滑过。

「アアッ……!」 “啊......hh

 沙織が身をくねらせ、熱く喘いだ。 沙织扭动着身体,热气腾腾地喘着粗气。

 相当に欲求が溜まっているようで、触れなくてもすでに割れ目は濡れているだろうと彼は確信した。
似乎有很多欲望,他确信即使他不碰它,裂缝也早已湿漉漉的。

 滑らかな肌には、湯の香りと彼女本来の甘く上品なフェロモンが入り交じり、彼のペニスを刺激してきた。
热水的香味与她自然甜美优雅的信息素混合在她光滑的皮肤上,刺激着他的阴茎。

《同時に、臍のまわりに円をくように舌を這わせると、の二つの刺激が女を歓喜に導くなり》
同时,如果你用舌头在肚脐周围爬行,这两种刺激会引导女人获得快感。

 指先が、何度か湯に濡れた柔らかな茂みに触れ、さらに奥でコリコリする恥骨の膨らみも感じられた。
他的指尖触碰了好几次被热水打湿的柔软灌木丛,他也能感觉到自己的耻骨在深处僵硬的隆起。

 陽介は屈み込むように顔を寄せ、張りつめた腹に舌を這わせ、形良い臍の周りを円を描くように舐めた。
洋介弯下腰,用舌头在他紧绷的肚子上滑过,在他匀称的肚脐周围打圈。

「あう……、き、気持ちいい……」 “哦,......,感觉真好......

 沙織も次第に熱い喘ぎを繰り返すようになり、少しもじっとしていられず、うねうねと身悶えるようになっていた。
沙织渐渐开始重复热喘吁吁,她一时无法静静,开始扭动扭动。

 さすがに『性愛之術』の効果は覿面で、脇腹から臍への舌の刺激と、恥骨周辺の指の震動で、欲求不満気味の沙織は相当に高まってきたようだった。
不出所料,《性爱》的效果是打在脸上的,舌头从侧面到肚脐的刺激和手指在耻骨周围的振动似乎大大增加了沙织的挫败感。

 しかも、まだ肝心な部分に触れていないという焦らし効果もあったのだろう。
此外,它可能产生了不耐烦的效果,因为重要的部分还没有被触及。

「アア、野上さん、もっと、お願い……」 “啊,野上先生,请多......。”

 沙織は熱く息を弾ませ、自分から彼に肌を密着させてきたのだ。
沙织呼吸炙热,她将皮肤贴在他身上。

 陽介は指先で茂みを搔き分け、割れ目に沿って指を這わせて、舌で乳房の麓を刺激してから、とうとうツンと突き立った乳首に触れていった。
洋介用指尖在灌木丛中滑过,手指沿着裂缝滑过,用舌头刺激她的乳房根部,最后触摸到她突出的。

「ああッ……!」 “啊......

 沙織が喘ぎ、彼の顔を胸に搔き抱いてグイグイと膨らみを押しつけてきた。
沙织呻吟着,把脸贴在她的胸前,把她的隆起压在她的身上。

 湯の香に混じる、彼女の甘ったるい体臭が心地良く鼻腔をくすぐり、さらに上からは甘い息が吐きかけられ、陽介も我慢できなくなってきてしまった。
她甜美的体味混合着热水的香味,令人愉悦地搔痒着她的鼻孔,一股甜美的气息从上方呼出,洋介受不了。

 割れ目からはみ出した陰唇は、すでに熱く潤い、指の愛撫をヌラヌラと滑らかにさせていた。
她从裂缝中伸出的阴唇已经又热又湿,抚平了她手指的爱抚。

 彼は乳首を舐めながら指で息づく膣口を探り、入り組む襞を搔き回すようにいじってから、愛液に濡れた指の腹でクリトリスに触れていった。
他舔着她的,用手指探索她的阴道口,扭动着她错综复杂的褶皱,然后用沾满他的爱汁的指腹触摸她。

「アア……! もう駄目……」 我不能再这样做了...... .......”

 沙織が内腿できつく彼の指を締め付けて悶え、陽介が窒息するほど柔らかな膨らみを顔中に密着させてきた。
沙织的手指紧紧地缠住了她的大腿内侧,沙织扭动着身体,洋介窒息而死,脸上柔软地隆起。

 陽介も、ようやく息も絶えだえになって顔を引き離した。
洋介终于把脸从他身上拉开,喘着粗气。

「あの、よろしかったら続きは僕の部屋でいかがでしょう……」
“好吧,如果你不介意的话,为什么不继续在我的房间里呢......”

 陽介は言い、いったん指を離した。 洋介说,抬起了手指。

 互いに高まっているが、この岩場や洗い場でことを進めるのは、さすがに落ち着かないだろう。
他们都被提升了,但在这个岩石区和洗手间里继续做事会很不舒服。

 すると沙織も小さく頷き、懸命に呼吸を整えた。 沙织微微点头,努力调整自己的呼吸。

 部屋へ戻るまでに彼女の気持ちがめないよう、陽介は手を握って露天を出た。
为了在她回到房间时不唤醒她的感情,洋介握住她的手离开了露天。

 そして湯に浸かっての酒をあきらめ、互いに手早く身体を拭いて浴衣を着た。
然后他们放弃了泡热水的份,迅速地擦了擦彼此的身体,穿上了各自的浴衣。

 さっきまでは、美人妻を持った旦那を羨ましく思っていたが、何も知らずに部屋で寝ている旦那のことを、今は申し訳なく思うのだった。
直到前阵子,我还羡慕有个漂亮老婆的老公,现在我为什么都不知道就睡在房间里的老公感到难过。



しようえしたこう」を使う 使用“Secret Attack Up and Down”


《座ってのたいめんこうせつを行いたるあとは、女の体をあおけに倒すべし。その時、たまぐきが抜けぬよう、またを女のかんに押し付けながら、女のひざを折り曲げて、さらに男はりようの膝を床につけ、女の尻を少し浮かせるとよろし。そして女の両膝を押し開き、股を密着させると、玉茎がふかぶかじよいんの中に入るなり。指でこつを押しつつ、きざみにふるわせ、玉茎で女陰の上壁をこすれば、しようえしたから刺激されて女はもだえるなり》
《坐着面对面互动后,女性的身体应该仰卧。 这时,弯曲女人的膝盖,同时将她的胯部压在女人的胯部,这样球杆就不会掉出来,男人应该把两个膝盖放在地板上,稍微抬起女人的臀部。 - 而当她将膝盖分开,让胯部紧密接触时,玉柄深深地进入了女人的阴影中。 如果用手指按压耻骨,轻轻摆动,用玉石摩擦女子耻骨的上壁,秘处就会从上下受到刺激,女子就会扭动。

──『せいあいじゆつ』(明治初期)より  ── 选自《性爱》(明治初期)



 沙織を自分の部屋に招き入れた陽介は、入り口の鍵をかけて、すぐに彼女を抱きすくめ、熱烈に唇を重ねていった。
邀请沙织进入他的房间,洋介锁上了门,立即拥抱了她,他的嘴唇热情地贴在我的嘴唇上。

「ンン……」 “呃......”

 沙織も湯上がりの匂いを揺らめかせ、熱く甘い息を弾ませながら身体をピッタリと押しつけてきた。
沙织也在热水的气味中闪闪发光,一边紧紧地压着她的身体,一边弹跳着又热又甜的气息。

 近くの部屋では、何も知らずに彼女の夫が眠っているのだろう。それを思うと、陽介は背徳の快感に激しく勃起した。
在附近的房间里,她的丈夫可能什么都不知道就睡着了。 想到这里,洋介因不道德的快感而猛烈地勃起。

 彼は美人妻の柔らかな唇を味わい、舌を差し入れ、滑らかな歯並びをたどった。
他品尝着他美丽妻子柔软的嘴唇,将舌头伸进去,抚摸着他牙齿的光滑排列。

 すると彼女も歯を開いて舌を触れ合わせ、ネットリとからみつけてきた。
然后她张开牙齿,用舌头碰了碰,舌头和荨麻缠在一起。

 陽介は唇を吸い、舌の付け根を舐め回し、トロリとした生温かな唾液をすすった。さらに指先では彼女の髪を搔き分け、耳朶をそっと愛撫した。
洋介吮吸着他的嘴唇,舔着他的舌根,啜饮着他不冷不热的唾液。 他还用指尖抚摸着她的头发,轻轻地抚摸着她的耳垂。

「ああ……」 “哦.......”

 沙織が、息苦しくなったように声を洩らし、淫らに唾液の糸を引いて口を離した。
沙织仿佛要窒息一样发出声音,猥亵地扯了一串口水,放开了她的嘴。

 陽介も、そのまま彼女を、敷かれている布団に招いた。
洋介还邀请她参加按原样布置的被褥。

 一人で泊まる部屋なので、当然ながら布団も一組だけだ。
既然是你一个人住的房间,当然只有一个被褥。

 互いに帯を解いて浴衣を脱ぎ去り、すぐに二人は全裸になって横たわった。
他们解开腰带,脱掉浴衣,很快他们就赤身裸体地躺着。

 湯上がりなのでナマのフェロモンは薄れてしまったが、沙織のほんのり濡れた髪が艶めかしかった。
由于是沐浴后,Nama 的信息素已经褪去,但 Saori 微湿的头发却有光泽。

 陽介は彼女を仰向けにさせ、形良い乳房に指を這わせた。柔らかな麓から微妙に揉み上げ、焦らしながら徐々に可憐な乳首へと触れていった。
洋介让她仰卧,用手指抚摸着她匀称的乳房。 - 她从柔软的脚上轻轻摩擦,不耐烦地逐渐抚摸着漂亮的。

「アア……、いい気持ち……」 “啊............hh

 沙織が、すぐにうっとりと喘ぎ、うねうねと柔肌を悶えさせはじめた。
沙织立即开始喘息,在她柔软的皮肤上起伏不定。

 乳首はツンと突き立ち、やがて陽介もチュッと吸い付いて舌で転がした。
她的伸出来,最终 Yosuke 吮吸它们并用舌头滚动它们。

 顔中を柔らかな膨らみに埋め込むと、湯上がりの香りに混じり、彼女本来の甘い体臭がほんのり感じられた。
当她把脸埋在一个柔软的凸起中时,她能感觉到一丝原本甜美的体味夹杂着热水的香味。

 陽介は念入りに乳首を愛撫し、もう片方にも吸い付き、舌と歯で微妙に刺激した。
洋介小心翼翼地抚摸着她的,吮吸着另一只,用舌头和牙齿巧妙地刺激它。

 沙織は熱く喘ぎ、少しもじっとしていられないように身悶え続けた。
沙织热乎乎地喘着粗气,继续扭动着,仿佛她一刻都无法保持静止。

 彼は柔肌を舐め下り、臍から腰、むっちりとした太腿へと舌でたどっていった。
他舔舐着她柔软的皮肤,舌头从她的肚脐滑到她的臀部,再到她丰满的大腿。

 そして脚を舐め下り、足首を摑んで浮かせ、足裏にも舌を這わせてから爪先にしゃぶり付いた。
他舔她的腿,抓住她的脚踝,用舌头舔她的脚底,然后吮吸她的脚趾。

「あう……! ダメ、汚いわ……」 不,它很脏...... .......”

 沙織が声を震わせて言ったが、拒みはしなかった。 沙织用颤抖的声音说,但她并没有拒绝。

 まして湯上がりだから、陽介も遠慮なく全ての指の股にヌルッと舌を割り込ませ、桜色の爪を嚙んで隅々まで味わった。
而且,既然是洗完澡后,洋介毫不犹豫地将舌头伸进他所有手指的胯部,咬住他樱桃色的指甲,品尝每一个角落。

 もう片方の足も充分に愛撫すると、やがて彼は沙織をうつ伏せにさせた。
在充分抚摸了他的另一条腿后,他最终强迫沙织脸朝下躺下。

 踵からふくらはぎを舐め、うっすらと汗ばんだ膝の裏側から太腿、尻の丸みを舐め上げた。
他舔了舔她的高跟鞋和小腿,从她微微出汗的膝盖后部舔了舔她圆润的大腿和臀部。

 美人妻の肌は、どこもスベスベと滑らかで心地良かった。
美女老婆的皮肤到处都光滑舒适。

 腰から背中を舐め回し、肩まで行って甘い匂いの髪に顔を埋め、うなじからまた背中を下降し、脇腹にも寄り道した。
他从腰部舔了舔自己的后背,走到他的肩膀上,把脸埋在那芬芳的头发里,然后又从他的后颈上下来,绕道走到他的身边。

「アア……、変になりそう……」 “啊............hhh

 沙織が身をくねらせて喘いだ。 沙织扭动着身体,喘着粗气。

 おそらく彼女の夫は、これほど丁寧な愛撫などしていないのだろう。
也许她的丈夫从未受到过如此的爱抚。

 しかも、ここのところ夫婦生活もなく放っておかれていたようだから、その感じ方は激しかった。
而且,她似乎已经有一段时间没有婚姻生活了,所以感觉很强烈。

 再び彼女を仰向けにさせ、陽介は白く滑らかな内腿を舐め上げ、股間に顔を迫らせていった。
让她再次仰面朝天,洋介舔了舔她光滑白皙的大腿内侧,将脸贴在她的胯部。

「ああ……、恥ずかしい……」 “哦......真尴尬.......”

 沙織が顔をのけぞらせて悶え、息を弾ませて言った。 沙织向后靠,扭动着身体,呼吸沉重。

 露天風呂ではあまり観察しなかったが、楚々とした茂みが実に色っぽく、ワレメからはみ出す花びらも興奮に色づいて、ネットリとした大量の愛液にまみれていた。
在露天浴池中我没有观察到太多,但灌木丛真的很性感,从裂缝中伸出的花瓣被兴奋地染上了颜色,上面覆盖着大量的爱汁。

 陽介は、吸い寄せられるように、沙織の中心部にギュッと顔を埋め込んでいった。
洋介把脸紧紧地埋在沙织的中央,仿佛他被吸进去了。



「アアッ……!」 “啊......hh

 沙織がビクッと顔をのけぞらせて喘ぎ、内腿できつく陽介の顔を締め付けてきた。
沙织把脸转开,喘着粗气,紧紧地贴着洋介的脸。

 彼はもがく腰を抱え込み、鼻をこすりつけて茂みの隅々を嗅いだ。生ぬるい湯上がりの匂いに、彼女本来の体臭がほんのり甘く籠もっていた。
他抱着自己的臀部,揉着鼻子,嗅着灌木丛的每一个角落。 温水的味道在她身上散发着微甜的体味。

 舌を這わせると、淡い酸味の愛液がトロリと感じられ、愛撫を滑らかにさせた。陽介は舌先で、襞の入り組む膣口を搔き回してから、ツンと突き立ったクリトリスまで舐め上げていった。
当我爬行我的舌头时,我感到一股淡淡的酸涩的爱汁,抚平了爱抚。 洋介用舌尖搅动着错综复杂的阴道口,然后舔到突出的。

「アア……、そこ、気持ちいい……」 “啊............hhh

 沙織が身を弓なりに反らせて喘ぎ、ヒクヒクと白い下腹を波打たせた。
沙织弓起身子,喘着粗气,她白皙的小腹抽搐着,荡漾着。

 陽介も舌先を真珠色の光沢を放つクリトリスに集中させ、溢れる蜜をすすっては愛撫を続けた。
洋介也将舌尖对准她珍珠般光泽的,啜饮着溢出的花蜜,继续爱抚它。

「も、もうダメ……、いきそう……」 “我不能再这样做了,......我要.......”

 やがて沙織が声を上げ、腰をよじって彼の愛撫から逃れようとした。
最终,沙织开口了,扭动着臀部以逃避他的爱抚。

 やはり、早々と果ててしまうのを惜しんだのだろう。 毕竟,他一定很遗憾它过早结束了。

 陽介は素直に股間から這い出し、添い寝していった。そして激しく勃起したペニスを彼女に押しつけ、手を導いて握らせた。
洋介乖乖地从他的胯部爬出来,一起睡了。 他把他猛烈勃起的阴茎压在她身上,引导他的手挤压它。

「硬いわ……」 “这很难......

 沙織が小さく言い、やんわりと手のひらに包み込んで動かしてくれた。
沙织轻声说,轻轻地把它包在手心里,移动着。

 陽介は快感に喘ぎながら、徐々に彼女の顔を股間へと押しやった。
洋介高兴地呻吟着,他逐渐将她的脸推入他的胯部。

 すると沙織が顔を移動させて行き、ペニスに顔を迫らせた。
然后沙织移动了她的脸,将她的脸压在他的阴茎上。

 陽介は、熱い視線と吐息を感じながら幹を震わせた。 洋介在感受他炙热的目光和叹息时颤抖着他的行李箱。

 沙織もようやく口を寄せ、チロリと伸ばした舌先で先端に触れ、尿道口から滲む粘液を舐め取ってくれた。
沙织终于把嘴拉得更近了,用伸出的舌尖碰了碰舌尖,舔掉了从尿道口渗出的粘液。

「ああ……、気持ちいい……」 “哦......感觉真好......

 今度は陽介が喘ぐ番だ。 现在轮到 Yosuke 喘气了。

 すると沙織は勇気を得たように舌の動きを活発にさせ、張りつめた亀頭を含んで吸ってくれた。
然后,仿佛获得了勇气,沙织激活了她的舌头的运动并吮吸它,包括绷紧的。

 どうやら多くの欲求を抱えている彼女は、相手の悦ぶことが好きらしい。きっと亭主も、悦びを口に出したりしないタイプだから、物足りなかったのだろう。
显然,她有很多欲望,喜欢取悦她的伴侣。 我敢肯定,店主也是那种对他的喜悦只字不提的人,所以这还不够。

「ンン……」 “呃......”

 さらに喉の奥まで深々と呑み込み、沙織は熱い鼻息で恥毛をそよがせながら、上気した頰をすぼめて吸い、内部ではクチュクチュと舌を蠢かせてくれた。
沙织更深地吞咽到她的喉咙里,她一边哼着她的,一边撅着脸颊吸吮,她的舌头在里面蠕动。

 たちまち陽介自身は美人妻の清らかな唾液に、生温かくどっぷりと浸り込んだ。
随即,洋介本人不冷不热,沉浸在他美丽妻子的纯净唾液中。

 やがて彼女はスポンと口を引き離すと、陰囊にも舌を這わせ、二つの睾丸を転がし、袋全体を唾液にまみれさせた。
最后,她把嘴巴拉开,用舌头在她身上滑过,滚动她的两个睾丸,用唾液覆盖她的整个袋子。

 そして再びペニスの裏側をツツーッと舐め上げ、チロチロと先端を舐めてからスッポリと呑み込んだ。
- 然后我又舔了舔阴茎的后部,舔了舔尖端,然后吞下了。

「も、もう……」 “哦,已经......了。”

 陽介も、丁寧な愛撫に高まり、暴発を堪えて声を洩らした。
洋介也被礼貌的爱抚所提升,他忍受着这种爆发并泄漏了他的声音。

 そして腰をよじると、ようやく沙織は口を引き離した。
当她扭动臀部时,沙织终于把她的嘴拉开了。

(今日は、「しようえしたこう」を試してみようか……) (今天就试试《Secret Attack Up and Down》......)

 陽介は、最近読んだ『性愛之術』の記述を思い出し、実行してみることにした。
洋介想起了他最近读到的《性艺术》的描述,并决定将其付诸实践。

 彼は身を起こし、布団に座ったまま沙織を正面から抱き寄せた。
他坐起来,坐在被褥上从前面拥抱了沙织。

 沙織も、導かれるまま素直に彼の股間に跨って、身体を迫らせてきた。
沙织也乖乖地跨坐在他的胯部,在她的引导下按压着她的身体。

 下から、唾液に濡れた先端を突き出すと、沙織もワレメを押し当て、位置を定めながらゆっくりと受け入れていった。
沙织从下面伸出浸满口水的尖端,压在裂缝上,一边慢慢地接受它,一边定位它。

「ああッ……!」 “啊......

 ヌルヌルッと潜り込むと、彼女は熱く喘ぎ、根元まで柔肉に呑み込んで股間を密着させてきた。
当她潜入时,她热气腾腾地喘着粗气,将柔软的肉吞到根部,然后紧紧地压住她的胯部。

 陽介も、美女の熱く濡れたにくつぼに潜り込み、襞の摩擦と締め付けに包まれて快感を嚙み締めた。
洋介也潜入美女湿热的肉罐中,吞下了包裹在褶皱摩擦和收紧中的快感。

 やはり、これほどの美人だと、対面で交わり、艶めかしい表情を見る体位が最も興奮するのだった。
毕竟,跟这么漂亮的女人在一起,面对面互动,看到她光彩照人的表情,是最令人兴奋的。

《座ってのたいめんこうせつを行いたるあとは、女の体をあおけに倒すべし。その時、たまぐきが抜けぬよう、またを女のかんに押し付けながら、女のひざを折り曲げて、さらに男はりようの膝を床につけ、女の尻を少し浮かせるとよろし》
《坐着面对面互动后,女性的身体应该仰卧。 那时,女人的膝盖应该弯曲,同时将她的胯部压在女人的胯部,以免球掉出来,男人应该把两个膝盖放在地板上,稍微抬起女人的臀部。

 やがて陽介は、記述の通りに彼女を仰向けにさせていった。
最终,洋介让她按照描述躺在她的背上。



「アアッ……、こんな感じ、初めてです……」 “啊............hh

 沙織が、キュッときつく彼自身を締め付けながら言った。
沙织一边说,一边紧紧地抓住自己。

 陽介も、ペニスが抜け落ちないよう股間を押しつけて沙織の膝を曲げさせ、彼女の尻を浮かせるように自分の膝を下に割り込ませていった。
洋介还将他的胯部压在沙织的膝盖上,以防止他的阴茎脱落,迫使他弯曲沙织的膝盖,然后将膝盖推到她下面,使她的屁股抬起。

《そして女の両膝を押し開き、股を密着させると、玉茎がふかぶかじよいんの中に入るなり》
“当她把膝盖分开,把胯部压在一起时,他的玉茎深深地了她的身体。”

 陽介は、その通りに沙織の股を全開にさせて股間を押しつけると、ペニスは最も深いところまで入った。
洋介照他所做的那样,完全打开沙织的胯部,将他的胯部压在她身上,他的阴茎一直插了进去。

「あう……、すごいわ。奥まで響く……」 “哦,......太棒了,它一直.......共鸣”

 沙織が目を閉じ、顔をのけぞらせて呻きながら、久々のペニスを味わうように膣内を収縮させた。
沙织闭上眼睛,把脸转开,呻吟着,收缩着她的阴道,仿佛很久以来第一次品尝她的阴茎。

《指でこつを押しつつ、きざみに震わせ、玉茎で女陰の上壁をこすれば、しようえしたから刺激されて女はもだえるなり》
《一边用手指按压耻骨,轻轻摇晃,用玉石摩擦女子上壁,秘处就会受到上下刺激,女子扭动身动。

 陽介は股間を密着させたまま、内部でヒクヒクと幹を上下に震わせ、指で茂みの奥にある恥骨のコリコリに触れ、微妙なタッチで圧迫した。
洋介将他的胯部紧贴在一起,在里面上下抽搐着树干,用手指触摸耻骨,用微妙的触感挤压它。

「アアッ……、いい気持ち……」 “啊............hh

 沙織はきつく締め付けながら喘ぎ、クネクネと身悶えた。
沙织喘着粗气,扭动着身体,紧紧地握住了她的手。

 まだピストン運動をしていなくても、今にも昇り詰めそうに高まり、ぼうっとこうこつの表情を浮かべていた。
虽然还没有活塞,但他已经要站起来了,脸上露出欣喜若狂的表情。

 愛液も、まるで粗相したかのように大量に湧き出し、互いの接点をビショビショに濡らしていた。
大量的爱汁也如粗似的喷涌而出,彼此的接触点都是湿漉漉的。

 陽介は恥骨を指で刺激しながら徐々に腰を突き動かしはじめ、もう片方の指では乳首を愛撫した。
洋介开始逐渐他的臀部,同时用手指刺激他的耻骨,并用其他手指抚摸她的。

 股間をしゃくり上げるようにすると、亀頭のカリ首が膣内の天井を強くこすり、沙織もそれを激しく求めるように腰を動かしはじめた。
当她吸吮她的胯部时,用力摩擦着她的阴道天花板,沙织开始移动她的臀部,仿佛她想要猛烈地想要它。

「アア……、い、いきそう……、もっと強く奥まで……」
“啊..................啊

 沙織が貪欲に腰を使って言い、ヒクヒクと全身を波打たせながら絶頂の急坂を昇りはじめたようだった。
沙织贪婪地说着,用她的臀部,似乎她开始攀登高潮的陡峭斜坡,而她的整个身体都在荡漾。

 もう陽介も我慢できなくなり、律動を激しくさせながら内部を搔き回した。動きに合わせ、ピチャクチャと淫らに湿った音が響き、もうここまできたら、テクニックなど必要なくなってしまった。
洋介再也受不了了,他在让节奏剧烈的同时搅动着里面。 随着动作的及时,一阵吱吱作响且不雅的潮湿声音响起,此时,不需要技巧。

 陽介は手を離して身を重ね、汗ばんだ肌を密着させて股間をぶつけるように動きはじめた。
洋介放开他的手,开始移动,仿佛要用他汗湿的皮肤近距离接触来敲打他的胯部。

「い、いく……、アアーッ……!」 “不,我要走了,............,aaaaaaaaa

 沙織は下から両手で激しく彼にしがみつき、声を上げてガクガクと狂おしく腰を跳ね上げた。
沙织从下面用双手猛烈地紧紧抓住他,尖叫着,疯狂地跳动着臀部。

 それは、近くの部屋で寝ている亭主に聞こえてしまうのではないかと思えるほど、激しいオルガスムスだった。
这是如此强烈的高潮,我以为睡在附近房间的主人会听到。

 膣内の収縮も最高潮になり、たちまち陽介も大きな絶頂の渦に巻き込まれ、昇り詰めてしまった。
阴道的收缩也达到了顶峰,洋介立即陷入了高潮的漩涡中,上升了。

「く……!」 “该死的......!”

 突き上がる快感に呻き、彼は胸で柔らかく弾む乳房を押しつぶしながら、ありったけの熱いザーメンをドクンドクンと勢いよくほとばしらせた。
他呻吟着的快感,一边用胸部喷出他柔软有弹性的乳房,一边喷出他的热乎乎的。

「あうう……、熱いわ……!」 “啊............hh

 噴出を感じ取った沙織が駄目押しの快感を得たように呻いて言い、呑み込むようにキュッキュッと内部を締め付け続けた。
感觉到喷发的沙织呻吟着说,仿佛她得到了推动它的乐趣,并继续收紧内部,仿佛吞咽了一样。

 陽介は激しく動き、沙織の熱く甘い息を嗅ぎながら、最後の一滴まで出し尽くし、徐々に動きを弱めていった。
洋介剧烈地移动着,嗅着沙织炙热甜美的气息,他用尽了每一滴,逐渐削弱了他的动作。

「ああ……、すごい……」 “哦......太神奇了......

 沙織は何度もオルガスムスの波を受け止め、肌を震わせながら呟いた。そして全身の硬直を徐々に解いて、ぐったりと身を投げ出していった。
沙织喃喃自语着,她一遍又一遍地捕捉着高潮的浪潮,她的皮肤颤抖着。 然后,他逐渐放松了全身的僵硬,瘫软地扑向了自己。

 陽介も、息づく肌に身を預け、かぐわしい美女の息を間近に嗅ぎながら、うっとりと快感の余韻を嚙み締めた。
洋介也把自己托付给那呼吸的皮肤,一边近距离闻着芬芳美人的气息,一边吞下了快感的余晖。

 まだ膣内はモグモグと名残惜しげに収縮を繰り返し、刺激されるたびペニスが過敏にピクンと反応した。
- 阴道仍然遗憾地收缩,每次受到刺激,阴茎都会过敏反应。

「うちの人、何も知らないで眠っているのね……」 “我的人什么都不知道就睡着了......

 荒い呼吸とともに、沙織が言った。 沙织喘着粗气说。

 彼女もまた、陽介以上に背徳の快楽におぼれていたようだ。
她似乎也比洋介更沉溺于不道德的快乐中。

 陽介は呼吸を整え、せっかくの超美人妻だから、もう一回ぐらいチャレンジしようと思い気を引き締めた。
洋介调整了一下呼吸,既然自己是个超级漂亮的老婆,就决定再试一次。

 そして今回、一人旅をして本当に良かったと思ったのだった。
而这一次,我真的很高兴我独自旅行。



ひざがしらとじひらきこう」を試す 尝试“膝盖骨闭合攻击”


あしを攻める際は、ひざがしらも忘るることなかれ。とりわけの側面は、日頃なにものにも触れぬところゆえ、感ずることはなはだしき。ず、膝頭の丸みに従いて、あたかたまつかむがごとき形にした指五本のつめさきを置くべし。そして手をゆるやかに上下させ、指にやや力を加えながら、五本そろえて閉じあるいは開くとよろし。其ののちの閉じ開きをほどこした膝頭の丸みに沿いて、舌を円状にわせれば、女はえつの境地に打ち震えるなり》
“攻击腿部时,不要忘记膝盖骨。 特别是这方面很难感觉到,因为它是一个每天都不会接触任何东西的地方。 首先,根据膝盖骨的圆度,将五指的脚趾摆成球状。 然后,轻轻上下移动您的手,并在手指上轻轻按压,关闭或张开所有五个手指。 然后,如果你让你的舌头沿着你用五根手指闭合和张开的膝盖骨的圆圆处爬行,女人就会在快乐的状态下颤抖。

──『せいあいじゆつ』(明治初期)より  ── 选自《性爱》(明治初期)



「夏風邪は大したことはないようですね。喉の痛みもすぐ治まるので、お薬を出しておきましょう」
“夏天感冒好像没什么大不了的,喉咙痛很快就会消失,咱们给你点药吧。”

「はい、分かりました」 “是的,我明白。”

 女医のよしむらが言い、陽介は、この三十半ばの眼鏡美女に見惚れながら頷いた。
女医生吉村美穗说,洋介一边欣赏着这位三十多岁的戴眼镜的美女,一边点点头。

 暑さの厳しい毎日、彼はクーラーの効いた部屋でばかり仕事をし、食欲が無くなって体調を崩してしまったのだ。
每天天气炎热,他在凉爽的房间里工作,食欲不振,生病了。

 喉が痛くて、それで会社を早退し、近所の内科医を訪ねたのである。
我喉咙痛,所以我早早下班去看当地的医生。

 平日の夕方ということで、他の患者は誰も居らず、医院も陽介の診察を最後にして今日は閉めるようだった。
由于是工作日的晚上,没有其他病人,诊所今天似乎已经关闭了,这是洋介的最后一次检查。

 彼女は、ほっそりとして清楚な眼鏡美人だ。白衣のすそからスラリと伸びる、パンストの脚が実に形良かった。
她是一个苗条利落的戴眼镜的美女。 从白大褂下摆伸出的连裤袜腿真的是塑形的。

 その美保が、カルテに陽介の診察データを記入しながら、さっきから何やら、しきりに脚をさすっていた。
美穗在病历中填写洋介的体检数据时,她不停地揉搓着自己的腿。

「脚を、どうかされましたか?」 “你的腿怎么了?”

「ええ、座りっぱなしなので、どうしてもむくんでしまって。年中さすって血行を良くしているんですが」
“是的,我一直坐着,所以我忍不住肿胀,我一年四季都揉搓它,以改善血液循环。”

 陽介が気になって言うと、美保も振り返って答えた。 洋介好奇地说道,美穗也转身回答道。

「僕も座り仕事の時はよくむくみますよ」 “当我坐下来工作时,我也会肿胀很多。”

「何か良い方法はないのでしょうか……」 “不是有更好的方法吗......

 彼女は、自分の脚を見ながらつぶやいた。 她看着自己的腿喃喃自语。

「それなら、脚のマッサージをしてみましょうか? 僕は自分で調べていて得意ですので。脹脛の真ん中あたりにあるしようざんというツボがむくみに効果的と思いますが」
“那你为什么不试试腿部按摩呢? 我认为小腿中间那个叫成山的穴位对肿胀很有效。

 陽介は、彼女の美貌に魅せられながら思いきって言うと、警戒心を解くため、いかにも詳しそうにツボの名も加えた。
洋介被她的美貌迷住了,尽量多说,为了放松警惕,他详细地加上了穴位的名字。

「ええ、でも……」 “是的,但.......”

 当然ながら、美保はためらった。 美穗自然犹豫了。

「どうかご安心を。前から、困っている人を放っておけない性分なんです。それに診察していただいたお礼に」
“请放心,我一直能够让有需要的人独自一人。 谢谢你见到我。

 陽介は、下心を見透かされないよう笑顔で言った。 洋介笑着说,以免识破他不可告人的动机。

「そう、私はツボは詳しくないから、じゃ少しだけお願いしてみようかしら。診察も野上さんで最後ですので……」
“嗯,我对穴位不熟悉,不如问你一下,因为野上先生会是最后一个见到你的人......

 美保は、まだ少しためらいがちに言って立ち上がり、眼鏡を外して置くと診察ベッドの方に来た。切れ長の目が現れ、素顔も実に美形だった。
美穗还是犹豫了一下,站了起来,摘下眼镜放下,来到了检查床上。 她的眼睛很长,脸蛋真的很漂亮。

 一人だけいる看護師は、受付で事務をっているようなので、呼ばない限りこちらには来ないらしい。
接待处似乎只有一名护士负责办公室工作,所以除非你打电话给她,否则她不会来这里。

 美保はサンダルを脱いで診察ベッドにうつ伏せになり、陽介も彼女の脚の方に迫っていった。
美穗脱掉凉鞋,脸朝下躺在检查床上,洋介也靠近了她的腿。

 白衣の裾からは、パンストに包まれた脹脛とアキレス腱、踵と足裏が投げ出されていた。
从白大褂的下摆,包裹着连裤袜的小腿、跟腱、高跟鞋和鞋底都被扔了出来。

「では」 “那么。”

 陽介は断り、脹脛の承山に指圧を加えていった。パンストを通して、柔肌の心地良い弾力が押し返すように伝わってきた。
洋介拒绝了,继续对成山的小腿进行穴位按摩。 通过连裤袜,柔软肌肤的舒适弹性仿佛被推开了。

「ああ……、いい気持ち……、上手だわ……」 “哦......我感觉很好,......我.......很好”

 美保が顔を伏せたまま言い、次第に緊張を解いてうっとりと力を抜いてきた。
美穗低着脸说,逐渐释放了紧张的情绪,放下了自己的力气。

 陽介も、美人女医に触れられる悦びを嚙みしめながら熱心に指圧をし、両の脹脛を充分に揉みほぐした。
洋介还热情地按压指压,一边咀嚼着被美女医生抚摸的快感,并充分揉搓了两只小腿。

 ふんわりと甘い匂いが漂い、白衣の丸いお尻も艶めかしく息づいていた。
空气中飘荡着柔和甜美的气味,白大褂圆润的臀部也闪闪发光。

 陽介は、脹脛を充分に揉みほぐし、踵から足裏にも指圧をし、パンスト越しに指先にも触れていった。
洋介彻底揉搓着他的小腿,从他的脚后跟到他的脚底施加穴位按摩,并通过连裤袜触摸他的指尖。

 爪先はうっすらと汗と脂の湿り気があり、陽介は鼻を押し当てて嗅ぎたい衝動に駆られながらもマッサージを続けた。
他的脚趾被汗水和油脂略微湿润,洋介将鼻子贴在上面,不顾嗅闻的冲动继续按摩。

「ああ……」 “哦.......”

 美保は、効くたびに小さく声を洩らし、すっかり彼に身を任せきっていた。
美穗每次奏效时都会发出一个小小的声音,她完全臣服于他。

「腰や背中もしてみますか?」 “你想做你的臀部和背部吗?”

 すでに白衣の腰を指圧しながら言うと、 “他一边说,一边已经用针头按压着他的白大褂腰部。

「ええ、お願い……」 “是的,拜托了......

 美保は心地よさそうに小さく答え、白衣の奥で熟れ肌を息づかせた。
美穗愉快而轻柔地回答,她成熟的皮肤在她的实验服深处呼吸。

 陽介は、彼女がうつ伏せなのを良いことに近々と屈み込み、黒髪の甘い匂いを嗅いだり、あるいは白衣の裾の奥の方を覗き込んだりしてしまった。
洋介弯下腰,看到她仰卧在地上,嗅着她黑发的甜美气味,或者窥视着她实验服下摆的深处。

 パンスト越しに白いショーツがうっすらと透けて見え、いつしか陽介は激しく勃起してしまった。
白色短裤透过连裤袜隐约透明,不知不觉中,洋介就勃起了。



「ああ、気持ちいいわ。ここのところ疲れていたので体中が痛くて……」
“哦,感觉真好,我最近太累了,整个身体都疼......”

 美保が、陽介に腰から背中まで指圧されながら言った。
美穗说,洋介将她从腰部挤压到背部。

(「ひざがしらとじひらきこう」を試してみようか……) (让我们试试 “膝盖骨闭合攻击” ......)

 陽介は、最近読んだ『性愛之術』の新しい記述を思い出した。
洋介想起了他最近读到的《性艺术》一书的新描述。

 今まで脚への愛撫は、「ふとももさんぽうこう」や、「ひざうらふくらはぎどうさつ」などは経験しているが、膝は初めてなのだ。
到目前为止,我经历了“大腿三向攻击”和“膝盖和小腿同时摩擦”等爱抚腿部,但这是膝盖第一次。

あしを攻める際は、ひざがしらも忘るることなかれ。とりわけの側面は、日頃なにものにも触れぬところゆえ、感ずることはなはだしき》
“攻击腿部时,不要忘记膝盖骨。 最重要的是,这方面是非常可触摸的,因为它是您每天都不会触摸任何东西的地方。

 彼は美保の脚に戻り、膝の裏に当たるヒカガミから膝頭の左右に指を這わせていった。
他回到美穗的腿上,用手指从贴着他膝盖后部的光神滑到膝盖骨的左右。

「う……」 “U......”

 かすかに彼女が呻いて、ビクリと下半身を反応させた。 她微弱地呻吟着,她的下半身抽搐着。

 陽介も、最初は触れるか触れないかというソフトなタッチで愛撫し、たまに力を入れてさすった。
洋介一开始也用柔软的触感抚摸它,摸或不摸,偶尔用力摩擦。

 指圧から愛撫に切り替えると、心なしか美保の反応も悩ましくうねるように変化し、呼吸も弾んできたようだった。
当她从指压切换到爱抚时,美穗的反应变成了烦恼和起伏,她的呼吸似乎在跳动。

「良かったら、仰向けになりませんか。膝も効くので」
“如果你不介意,为什么不仰卧呢,因为你的膝盖也会起作用。”

 言うと、美保もノロノロと寝返りを打ち、仰向けになってくれた。白衣の胸も、仰向けになると形良い膨らみが強調されてきた。
当我说这句话时,美穗也翻了个身,仰卧在地上。 仰卧时,白大褂的乳房也得到了强调。

 陽介は、膝小僧に指を這わせはじめた。 洋介开始将手指爬进他的膝盖。

 それにしても、診察に来て、自分が白衣の美人女医を寝かせて処置しているというのも夢のように興奮する状況だった。
即便如此,当我来到医生办公室时,我还是像梦一样兴奋,因为我正在治疗一位穿着白大褂的美丽女医生。

 彼女も、すっかり神妙に身を任せ、長い睫毛を伏せてじっとしていた。
她也是完全神秘的,长长的睫毛垂着站着不动。

ず、膝頭の丸みに従いて、あたかたまつかむがごとき形にした指五本のつめさきを置くべし。そして手をゆるやかに上下させ、指にやや力を加えながら、五本そろえて閉じあるいは開くとよろし》
“首先,根据膝盖骨的圆度,将五指尖放成球状。 然后,轻轻地上下移动你的手,轻轻按压你的手指,关闭或打开所有五个手指。

 陽介は記述の通りに手のひらを膝小僧の丸みに押し当てると、五本の指を上下に動かし、力の緩急をつけながら閉じたり開いたりした。
正如描述的那样,洋介将手掌压在他圆润的膝盖上,然后上下移动他的五根手指,越来越用力地合拢和张开。

「アア……、何だか……」 “啊............hh

 美保が熱く喘ぎ、じっとしていられず、くすぐったいような感じるような、艶めかしい腰の反応をした。
美穗热辣地呻吟着,无法保持静止,并以光滑的臀部反应作为反应,感觉就像在发痒。

 甘ったるい匂いが生ぬるく揺らめき、陽介は、彼女が徐々に性的な興奮を高めてきたのではないかと確信した。
甜美的气味不冷不热地闪烁着,洋介确信她一直在逐渐增加她的性唤起。

《其ののちの閉じ開きをほどこした膝頭の丸みに沿いて、舌を円状にわせれば、女はえつの境地に打ち震えるなり》
“然后让她的舌头沿着她圆润的膝盖骨爬行一圈,膝盖骨有五根手指合拢,她在高兴的状态下颤抖。”

 さすがに舌は使えないので、陽介は指の動きを活発にさせ、美人女医の膝頭を執拗に愛撫した。
果然,他不能用舌头,所以洋介激活了他手指的运动,无情地抚摸着这位美丽的女医生的膝盖骨。

「ああ……」 “哦.......”

 美保が喘ぎ、完全に指圧の心地よさとは違う声のトーンになっていた。
美穗喘着粗气,她的语气与指压的舒适完全不同。

 身悶える反応も、次第に激しくなり、あるいはもう下着の中は濡れはじめているのではないかとさえ思えた。
扭动的反应逐渐变得更加强烈,甚至似乎她的内裤内部已经开始湿透了。

 確かに、膝などへの愛撫は通常行わないだろうし、彼女の反応を見ても、仕事上のストレスのみならず、性的な欲求不満も相当に溜まっているようだった。
当然,她通常不会抚摸自己的膝盖,从她的反应来看,她似乎不仅在工作中压力大,而且有很多性挫折。

 陽介は、今さらながら『性愛之術』に書かれた愛撫の効果に驚きつつ、次第に濃く揺らめく美女のフェロモンに、激しく興奮していった。
洋介仍然对《性爱》中写的爱抚的效果感到惊讶,并被逐渐闪烁着浓重光芒的美女的信息素猛烈地兴奋起来。

 陽介は、左右の膝頭を念入りに愛撫し、彼女の反応を見ながら、大丈夫だろうと他の部分にもそっと触れはじめた。
洋介小心翼翼地抚摸着她的左右膝盖骨,观察她的反应,并开始轻轻抚摸她身体的其他部位,希望她没事。

 すねへと指を這い下ろし、再び膝頭に戻り、さらに白衣の裾の中にも手を差し入れていくようにして、むっちりとした内腿にも触れていった。
他的手指爬到小腿,回到膝盖骨,然后把手伸进实验服的下摆,摸到他丰满的大腿内侧。

 もう、どこに触れても美保は敏感にビクッと反応するようになっていた。
无论她碰到哪里,美穗都已经变得敏感和跳跃。

 しかも、さらなる愛撫を求めるように両膝を開いてきたのである。
而且,他张开膝盖,仿佛在请求更多的爱抚。

「アア……、何だか、私……」 “啊............hh

 美保は、快感にのめり込みたい気持ちと戸惑いの中で声を震わせて言った。
美穗说,她的声音因困惑而颤抖,想要享受这种快感。



「大丈夫ですか。だいぶ感じすぎるみたいですが」 “你还好吗,看来你感觉太过分了。”

 陽介は、微妙なタッチで愛撫を続けながら言った。 洋介说着,他继续用微妙的触感抚摸。

「ええ……、独身で、身体中のりをほぐしてくれる人もいないものですから……」
“是的......我是单身,没有人可以缓解我的僵硬......

 美保が、薄目で熱っぽく彼を見上げて答えた。しかも、陽介の方に身体をすり寄せてくるような仕草を見せた。
美穗回答道,抬头看着他,眼神淡淡的、狂热的。 而且,他表现出一个手势,似乎在用自己的身体摩擦洋介。

「そうですか。身体中の凝りは放っておかない方がいいですね。よろしければ、脚だけでなく身体の他の部分にも触れて構いませんでしょうか……」
“嗯,最好不要理会你身体的僵硬。 如果你不介意的话,你不仅可以触摸腿部,还可以触摸身体的其他部位......

 陽介が言うと、美保が息を弾ませた。 洋介说,美穗倒抽了一口气。

「他の部分って……? あう!」 “那......剩下的人呢?

 彼が股間に指を差し入れると、美保が息を詰めて呻き、内腿でキュッと彼の手を挟み付けてきた。
当他将手指插入他的胯部时,美穗喘息着呻吟着,他的手紧紧地夹在她的大腿内侧之间。

 股間は温かく、ショーツとパンストに覆われた中心部には熱気と湿り気が悩ましく籠もっていた。
她的胯部很暖和,她的短裤和穿着连裤袜的中间的热和湿漉漉令人不安。

 さらに陽介は、もう片方の手で白衣の胸にもタッチした。
洋介也用另一只手摸了摸白大褂的胸口。

 柔らかな感触が伝わり、奥の鼓動まで響いてくるようだった。
一股轻柔的触感传来,似乎与后背的心跳相呼应。

 ほっそりと見えるが、案外胸も太腿も肉づきが良いようだ。
她看起来很苗条,但她的乳房和大腿似乎出奇的肉质。

 陽介は、指先でワレメを探り、クリトリスのあたりに見当をつけてそっと愛撫し、左手も、乳首のありかを探るように指先を這わせていった。
洋介用指尖探开裂缝,轻轻地抚摸着她的,他的左手也爬着指尖,仿佛在寻找她的位置。

「ああ……」 “哦.......”

 美保はクネクネと身悶えながら喘ぎ、生ぬるく甘ったるい体臭を揺らめかせた。
美穗喘着粗气,扭动着身体,飘荡着她温热甜美的体味。

 陽介はくすぐるように指先で最も感じる部分を探り、白衣の胸にも執拗に愛撫を繰り返した。
洋介探索着他最能感觉到的那部分,仿佛他在挠痒痒,无情地重复着白大褂胸口的爱抚。

「アア……、いい気持ち……」 “啊............hh

 美保は喘ぎながら内腿で彼の手を締め付け、自分も彼に手を重ね、胸に押しつけて動かしてきた。
美穗喘着粗气,她紧紧抓住他的大腿内侧,她把手放在他的手上,把它们压在她的胸前,移动它们。

 相当に感じやすく、それに診察台で愛撫されるという状況にも興奮しているようだった。まして隣室には看護師がいるのである。
这很容易感觉到,她似乎对在检查台上被爱抚的情况感到兴奋。 此外,隔壁房间还有一名护士。

 美保は、陽介の愛撫に少しもじっとしていられないようにクネクネと身悶え続けた。
美穗继续扭动着,仿佛在洋介的爱抚下一刻也坐不住了。

 しかし、やはりまだ冷静な部分も残していたのだろう。
然而,他仍然有很酷的一面。

 急に動きを止め、 突然停止移动,

「ま、待って……」 “嗯,等等......

 美保が小声で言った。 美穗低声说道。

 看護師に聞かれないようにするためらしいので、陽介も愛撫の手を止め、屈み込んで耳を寄せた。
显然是为了避免被护士听到,洋介也停止了爱抚,弯下腰来倾听。

「看護師を帰しますので、そのあと奥のベッドでお願い……。少し、待合室で待っていてください……」
“我要送护士回家,然后请你坐在后面的床上......然后请在候诊室等一会儿......

 美保が、甘い息を弾ませて囁き、陽介もいったん手を引っ込めた。
美穗低声说,洋介暂时收回了他的手。

 奥のベッドとは、心電図を計ったりするためのもので、この診察台より大きめのものがあるのだろう。
后面的床是用来测量心电图的,它必须比这个检查台大。

「分かりました。では後ほど」 “好的,我们稍后再见。”

 陽介は頷き、高まる興奮を抑えながら診察室を出た。指を嗅ぐと、ほんのりと熟れたフェロモンが感じられた。
洋介点点头,离开了检查室,压抑着自己不断上升的兴奋。 当我用手指闻时,我能感觉到一种略微成熟的信息素。

 受付では、看護師が何も知らず事務を終えたところだった。
在招待会上,护士刚刚完成她的办公室工作,什么都不知道。

 そして奥の診察室から渡されたカルテを見て、陽介のために薬を処方してくれた。
他看了看后面检查室给他的病历,给洋介开了药。

 がらんとした待合室で、陽介は勃起しながら期待に胸を高鳴らせていた。
在空荡荡的候诊室里,洋介在勃起时因期待而兴奋。

 もう完全に、奥のベッドで最後まで進展してしまうことだろう。初めて来た医院で、美人女医とそのようなことになるなんて、夢のようだった。
它将在后面的床上完全推进到最后。 在我去的第一个诊所和一位美丽的女医生在一起,就像做梦一样。

「野上さん」 “野上先生”

 看護師に呼ばれ、陽介は薬をもらって保険証を返してもらい、代金を支払った。
在护士的叫声下,洋介拿了药,归还了保险卡,付了钱。

「まだ、先生のお話があるようですので、もう少しお待ち下さい」
“看来你还有话要说,请再等一会儿。”

 看護師が言い、陽介はソファに戻った。 护士说,洋介回到了沙发上。

 すると間もなく、着替えを済ませた看護師が奥の美保に挨拶をし、陽介の前を横切って会釈をし、そのまま医院を出て行った。
不久之后,换完衣服的护士在后面向美穗打招呼,穿过洋介的面,道别,就这样离开了诊所。

 これで、美保と二人きりだ。 现在我和美穗单独在一起。

 その美保が眼鏡を掛け、すぐに出てきて戸締まりをした。
美穗戴上眼镜,立即出来锁上了门。

「じゃ、奥へどうぞ」 “好,我们到后面去。”

 期待と興奮に声を震わせて言われ、陽介も従った。 他的声音因期待和兴奋而颤抖,洋介服从了。

 僅かの間に、美保が冷静に戻ってしまったらどうしようかと思っていたが、かえって期待を高めたようで、陽介は濃くなった甘い匂いを追うように、美保の後から診察室へと入っていった。
片刻之间,他在想如果美穗平静地回来,他会怎么做,但这似乎提高了他的期望,洋介跟着美穗走进了检查室,仿佛在追逐已经变浓的甜味。



じよいんそくへきうちももさつ」を使う 使用“女性耻骨侧壁和大腿内侧摩擦”


《女をあおけにしてこうせつしたる後は、たまぐきじよいんし入れたるまま、折り曲げた女の片脚を伸ばすべし。の伸ばした脚の上に男はまたがり、もう片方の脚を腕で支えたまま、女陰を奥深く突くのがよろし。女陰の側壁が強くこすられ、女はうわかべいつぷう異なるかいみようを得るなり。同時に、伸ばした女の脚のうちももを玉袋にて擦るべし。空いた手にて脇腹やいんかくも攻めれば、がりのうめきはとどまることを知らぬなり》
《与仰卧的女人交配后,伸展她的一条腿,同时将茎插入她体内。 男人跨坐在她伸出的腿上,一边用手臂支撑另一条腿,一边深深地戳女人的。 女人的侧壁被用力摩擦,女人得到了不同于上壁的快感。 同时,用球袋摩擦伸出的女人的腿大腿内侧。 如果你用空出来的手攻击你的侧腹和,善良的呻吟就不会停止。

──『せいあいじゆつ』(明治初期)より  ── 选自《性爱》(明治初期)



「それではお願いします」 “那拜托了。”

 やや緊張気味に美保が言い、眼鏡を外して置き、奥の診察ベッドに横たわった。やはり看護師が帰り、二人きりとなるといんな興奮も倍加してきたのだろう。
美穗有些紧张地说道,摘下眼镜,放下,躺在后面的检查床上。 毕竟,当护士回来时,他们独自一人,的兴奋一定加倍了。

 陽介も、白衣で横たわる美保を見下ろして激しく興奮し、股間を熱くしていた。
洋介低头看着躺在白大褂里的美穗,胯部发烫,也极度兴奋。

 そしてさっきと違うことに気づいた。 我注意到了一些不同的东西。

 美保の白衣の裾から伸びる脚が、ナマ脚になっていたのだ。どうやら陽介を待たせている間に、彼女はパンストを脱いでしまっていたようだ。
从美穗白大褂下摆伸出的腿已经变成了生腿。 显然,在她等待 Yosuke 的时候,她已经脱掉了她的连裤袜。

 いや、それだけではない。白衣の胸の膨らみにも、ぽっちりとした乳首のありかが分かるではないか。
不,这还不是全部。 你可以看到白大褂的乳房隆起以及胖乎乎的的存在。

 では、ブラも外しているのだろう。 所以,她一定也脱掉了她的胸罩。

(まさか……) (不可能......)

 あるいは下着も脱ぎ去っており、すでに美保は白衣の下に、何も着けていないのではないかと思った。
她也脱掉了内裤,她想知道美穗的实验服下是不是已经穿了什么东西。

 とにかく陽介はひざがしらへの愛撫を再開させ、彼女もすっかりその気のようだから、さっきは出来なかった舌による愛撫も行なうことにした。パンストが脱がれているのも好都合である。
无论如何,洋介继续抚摸她的膝盖骨,既然她似乎有心情,她决定抚摸她的舌头,这是她以前做不到的。 取下连裤袜也很方便。

 膝小僧に指を這わせながら屈み込み、膝頭の丸みにそっと舌を這わせた。
我弯下腰,用手指滑过他的膝盖,轻轻地用舌头滑过他圆润的膝盖骨。

「あッ……!」 “啊......

 美保が声を上げ、弾かれたようにビクリと反応した。 美穗提高了声音,猛地反应过来,就像她被枪杀了一样。

 間を置いたから、感覚が醒めたかと思ったが、期待によりかえって研ぎ澄まされているようだ。
我以为我的感官被停顿唤醒了,但似乎我被期待磨砺了。

 もちろん拒む様子はないので、陽介は舌先で円を描くようにさらに膝小僧を舐め、指の愛撫も続行しながら左右とも刺激した。
当然,他似乎并没有拒绝,所以洋介用舌尖以圆周运动舔了舔他的膝盖,一边继续抚摸着他的手指,一边刺激着两侧。

「アア……、き、気持ちいい……」 “啊............hhh

 もう誰もいないので、美保は遠慮なく声を洩らし、クネクネと腰をよじらせて反応した。
既然那里已经没有人了,美穗毫不犹豫地发出了她的声音,并通过蠕动她的臀部来做出反应。

 そして両の膝が開いたので、陽介は舌を使いながら白衣の裾の奥を覗き込んだ。
当两个膝盖张开时,洋介用舌头看向他白大褂的下摆后面。

 すると、思っていたとおり彼女は下着も脱ぎ去っており、黒い茂みと、ヌメリを宿して光沢のある割れ目を覗かせていた。
然后,正如我所料,她也脱掉了她的内裤,露出了一个黑色的灌木丛和一个有光泽的裂缝,里面有粘液。

 陽介は激しく胸を高鳴らせ、膝に指を這わせながら顔を移動させると、美保に唇を重ねていった。
洋介的心脏剧烈地跳动着,他的手指滑进了他的腿上,同时他移动了自己的脸,将嘴唇贴在美穗的嘴唇上。

「ンンッ……!」 “嗯......!”

 彼女も熱く呻いて吸い付き、陽介の肩に手を回してしっかりと抱きすくめてきた。
她呻吟着,热辣地吮吸着他,双臂搂住洋介的肩膀,紧紧地拥抱着他。

 柔らかな唇が心地良く密着し、熱く湿り気ある息を弾ませた。美人女医の息には、ほんのりと甘いハッカ臭が含まれていた。彼を待たせている間に、口中清涼剤を使ってしまったのだろう。
她柔软的嘴唇舒适地紧贴在一起,她湿热的呼吸跳动着。 美女医生的气息中带着一股微甜的薄荷味。 在让他等待的同时,他一定使用了口腔清新剂。

 それだけ、美保も最後まで行なう覚悟で臨んでいるようだった。
这就是为什么 Miho 似乎准备这样做到最后。

 舌を差し入れ、滑らかな歯並びを舐めると、すぐに彼女もチュッと吸い付いて舌をからみつかせてきた。
我伸进舌头舔她光滑的牙齿,很快她就吮吸起来,和我纠缠在一起。

 陽介は滑らかに蠢く舌を味わい、美女の唾液と吐息に酔いしれた。
洋介品尝着光滑蠕动的舌头,陶醉在美女的口水和叹息中。

 そして白衣の胸に手を這わせると、明らかにノーブラと分かるように、コリコリする乳首が指に触れた。
当我用手爬过白大褂的乳房时,我的碰到我的手指,这样我就可以清楚地看到她没有戴胸罩。

「ああッ……」 “啊......

 美保が顔をのけぞらせて口を離し、淫らに唾液の糸を引いて喘いだ。
美穗把脸转开,放开她的嘴,拉扯一串口水,不雅地喘着粗气。

 陽介は顔を移動させ、彼女の甘い匂いの髪に顔を埋め、そっと耳朶を吸い、首筋を舐め下りながら白衣のボタンを外していった。
洋介挪动了一下脸,把脸埋在她芬芳的头发里,轻轻地吮吸着她的耳垂,一边解开她的实验服的扣子,一边舔舐着她的后颈。

 そして左右に開くと、形良く息づく乳房とほんのり汗ばんだ柔肌、そして股間のかげりまでがあらわになった。
而当我左右打开时,我匀称的乳房,微微出汗的柔软皮肤,甚至胯部都露了出来。

 陽介は舌で胸まで這い下り、なだらかな膨らみをたどっていった。
洋介用舌头爬到他的胸口,抚摸着那温柔的凸起。

 せするたちなのか、案外乳房は豊かで乳首も乳輪も初々しい薄桃色をしていた。
也许是因为他们穿得整整齐齐,但她的乳房出乎意料地丰满,她的和乳晕是天真的浅粉色。

 例によって麓を責め、充分に焦らしてからようやく乳首を指で刺激し、舌を這わせて含んでいった。
像往常一样,我责怪山麓,在逗弄了他们足够多之后,我终于用手指刺激了她的,用舌头在上面爬行。

「ああ……、き、気持ちいい……」 “哦,......,感觉真好......

 美保が喘ぎ、クネクネと身悶えるたびに甘ったるい汗の匂いを馥郁と揺らめかせた。
每次美穗喘着粗气扭动时,甜汗的味道在她的眼中闪烁。

 陽介は両の乳首を充分に舐め、顔中を膨らみに押しつけて感触を味わってから、乱れた白衣の中に潜り込んで、腋の下にも鼻を埋め込んでいった。
洋介彻底舔了舔两个,将它们压在脸上,靠在凸起的脸上,享受它们的感觉,然后潜入他凌乱的实验服,也将鼻子埋在腋窝下。



「アア……、駄目、くすぐったいわ……」 “啊......不,这很痒......”

 美保が、彼を胸に抱えるようにして悶え、さらに甘く濃厚な体臭を立ち昇らせた。
美穗将他抱在胸前,扭动着身体,一股更甜、更浓的体味升起。

 陽介はジットリ汗ばんだ腋を舐め回し、美女の匂いを心ゆくまで堪能してから、さらに肌を舐め下りていった。
洋介舔了舔她汗流浃背的腋窝,尽情享受着这个美丽女人的气味,然后进一步舔了舔她的皮肤。

 愛らしいオヘソを舐め、張りつめた下腹部に移動し、やがて彼女の脚を開かせ、その間に腹這いになって、滑らかな内腿を舐めながら中心部に迫っていった。
我舔了舔她可爱的肚脐,然后移动到她紧绷的小腹,直到我张开她的双腿,在这两者之间,我爬到我的肚子上,舔舐她光滑的大腿内侧,当我接近她的中心时。

「アア……、恥ずかしい……、そんなに見ないで……」
“啊啊......尴尬,......别那样看着我......”

 大股開きにさせて顔を寄せると、美保が腰をよじって喘いだ。医者として、人の身体を見るのは何でもないが、自分が見られるのは久々なのだろう。
当我张开大腿并将脸拉近时,美穗扭动着臀部,喘着粗气。 作为一名医生,我看不到人们的身体,但我已经很久没有看到自己了。

 やはり仕事が忙しく、もう何ヵ月も遊ぶ暇がなかったようで、相当に欲求が溜まっているようだった。
毕竟他工作忙碌,好几个月都没时间玩,所以他似乎心情不虚。

 まして神聖な職場の、日頃人を見ている診察台で見られるという、禁断の興奮も加わっているのだろう。
此外,在神圣的工作场所,每天都能看到人们在检查台上被禁止的兴奋,这一定是被禁止的。

 恥毛は薄い方で、割れ目からはみ出す陰唇は興奮に色づき、すでに大量の愛液に潤っていた。
她的阴毛偏细,从缝隙中伸出的阴唇被兴奋染上了颜色,已经被大量的爱汁浸湿了。

 陽介は顔を進め、柔らかな茂みに鼻を埋め込んだ。隅々には生ぬるく濃厚な汗の匂いが甘ったるく籠もり、舌を這わせると淡い酸味の愛液が溢れてきた。
洋介把脸凑近,把鼻子埋在柔软的灌木丛里。 温热浓汗的味道甜甜地萦绕在每个角落,当我爬行我的舌头时,一股淡淡的酸涩的爱汁溢出来。

 舌先で、襞の入り組む膣口をクチュクチュと搔き回し、滑らかな柔肉をたどってクリトリスまで舐め上げていくと、
用舌尖挤压带有复杂褶皱的阴道口,沿着光滑柔软的肉舔到。

「アアーッ……!」 “啊......hh

 美保は激しく身を反らせて喘ぎ、内腿でムッチリと彼の顔をきつく締め付けてきた。
美穗猛烈地弓起身来喘着粗气,她的大腿内侧紧紧地绷紧了她的脸。

 ツンと突き立ったクリトリスを舌先で弾くように舐めると、彼女の白い下腹がヒクヒクと波打ち、さらに新たなヌメリが湧き出してきた。
当我用舌尖舔她突出的时,她白色的小腹抽搐着,起了波纹,一种新的粘液喷涌而出。

「ま、待って……、すぐいきそう……、どうか私にも……」
“嗯,等一下,......看起来我就在那儿,......请......我。”

 と、美保が言いながら身を起こしてきた。どうやら、あまりに久々なので、早々と昇り詰めてしまうのを惜しんだのだろう。
美穗坐起来说。 显然,已经太久了,他不想太早上床。

 もっと舐めていたかったが、美保が懇願するように言うので、彼もいったん身を起こし、服を脱いだ。
他想多舔她,但美穗求他乞求,于是他坐起来脱掉了衣服。

 たちまち全裸になって診察ベッドに横になると、身を起こした美保が、すぐに彼の股間に屈み込み、屹立したペニスの先端にしゃぶり付いてきた。
- 美穗立即赤身裸体躺在检查床上,起身后立即弯下腰吮吸着勃起的阴茎尖端。

「ああ……」 “哦.......”

 陽介は、激しい快感に喘いだ。 洋介因强烈的快感而喘息。

 まさか診察ベッドで、全裸に白衣だけ羽織った本物の美人女医に愛撫されるなど夢にも思わなかったものだ。
做梦也没想到,我会在检查床上被一位真正美丽的女医生爱抚,她只穿着一件白大褂。

「ンン……」 “呃......”

 美保は喉の奥まで呑み込んで熱く鼻を鳴らし、彼の恥毛を息でくすぐった。そして口で丸く締め付けて幹を吸い、内部ではネットリと舌がからみついて、たちまちペニス全体は温かな唾液に心地良くまみれた。
美穗一直吞到她的喉咙里,热乎乎地哼着,用她的呼吸挠他的。 然后她用嘴挤压它,吮吸着树干,她的舌头在里面纠缠,顿时整个阴茎都被温暖的唾液愉快地覆盖了。

 さらに彼女は貪るように顔を上下させ、スポスポと濡れた口で強烈な摩擦を行ってきたのだ。
此外,她贪婪地上下移动她的脸,用她湿漉漉的嘴巴用力摩擦。

「ま、待って……」 “嗯,等等......

 今度は陽介が降参する番だった。やはりここで果ててしまうのはあまりに惜しい。
现在轮到 Yosuke 投降了。 毕竟,如果最终来到这里,那将是一种耻辱。

 すると、やはり美保も一つになりたいようで、すぐにスポンと口を離してくれた。
然后,美穗似乎也想成为其中的一员,立刻放开了她的嘴巴。

 再び彼女を仰向けにさせ、陽介は入れ替わりに身を起こしながら、最近『性愛之術』で読んだ、「じよいんそくへきうちももさつ」を試してみようと思った。
让她再次仰面朝天,轮流站起来,决定尝试一下他最近在《性爱》中读到的“女性阴壁和大腿内侧摩擦”。

《女をあおけにしてこうせつしたる後は、たまぐきじよいんし入れたるまま、折り曲げた女の片脚を伸ばすべし》
《与仰卧女配后,伸展她的一条弯曲的腿,同时将茎插入她的耻骨茎》

 陽介は美保の股間に身を割り込ませ、唾液にまみれた先端を割れ目に押しつけ、位置を定めてゆっくりと挿入していった。
洋介将自己插入美穗的胯部,将沾满唾液的尖端压在裂缝上,定位并慢慢插入。

 ヌルヌルッと心地よい肉襞の摩擦に包まれながら根元まで入れると、
如果你把它放进根部,同时被包裹在黏糊糊的舒适肉褶皱的摩擦中,

「ああッ……!」 “啊......

 美保が顔をのけぞらせ、熱く喘いだ。 美穗把脸转开,热气腾腾地喘着气。

 陽介は深々と貫き、美人女医の温もりと感触を味わった。
洋介深入插入,享受着美丽女医生的温暖和抚摸。

 そして記述の通り、股間を密着させたまま美保の片方の脚を伸ばさせた。
正如所描述的,我伸展了美穗的一条腿,同时保持我的胯部紧密接触。



の伸ばした脚の上に男はまたがり、もう片方の脚を腕で支えたまま、女陰を奥深く突くのがよろし》
“男人最好跨坐在伸出的腿上,深深地戳女人的耻骨,同时用手臂支撑另一条腿。”

 陽介は、伸ばさせた美保の右足に跨り、上になった脚を抱えて股間を交差させた。
洋介跨坐在美穗伸出的右腿上,交叉着他的胯部,同时握住了上面的腿。

 美保は、やや右向きになり、性器のみならず内腿までが触れ合って密着感が増した。
美穗微微向右转,不仅她的生殖器,而且她的大腿内侧也相互接触,增加了亲近感。

「アア……、気持ちいい……」 “啊啊......感觉真好,.......”

 美保が腰をくねらせ、モグモグと膣内でペニスを味わうように締め付けながら喘いだ。陽介は徐々に腰を突き動かし、何とも心地良い摩擦を味わった。
美穗扭动着臀部,喘着粗气,将阴茎挤压在阴道中。 洋介逐渐将他的臀部向前推,享受着非常愉快的摩擦。

《女陰のそくへきが強くこすられ、女はうわかべいつぷう異なるかいみようを得るなり》
《女人阴侧壁用力摩擦,女人尝到不同于上壁的快感》

 なるほど、通常のピストン運動とは、内壁の当たる位置が違って、新鮮な快感があるかのように、美保が悶えていた。
我明白了,内壁的位置与正常的活塞运动不同,美穗扭动着,仿佛有一种新鲜的快感。

《同時に、伸ばした女の脚のうちももを玉袋にて擦るべし。空いた手にて脇腹やいんかくも攻めれば、がりのうめきはとどまることを知らぬなり》
同时,用球袋摩擦伸出的女人的腿大腿内侧。 如果你用空出来的手攻击你的侧腹和,善良的呻吟就不会停止。

 陽介は次第に激しくリズミカルに律動しながら、彼女の内腿に陰囊をこすりつけるように腰をくねらせ、さらに手を伸ばして乳房や脇腹を愛撫した。
洋介有节奏地变得越来越猛烈,扭动着他的臀部,仿佛在摩擦她的大腿内侧,然后伸手抚摸她的乳房和两侧。

 そして股間にも指を挿し入れ、クリトリスを刺激しながら動き続けた。
然后我把手指插入我的胯部,一边刺激我的一边继续移动。

「ああ……、すごいわ……、こんなの初めて……」 “哦......太神奇了,......我以前从未见过这样的事情......

 美保が声を上ずらせて喘ぎ、自らもクネクネと股間を動かして律動を強めた。
美穗提高了声音喘着粗气,她自己动了动胯部以加强节奏。

 愛液は、粗相したかと思えるほど大量に溢れて動きを滑らかにさせ、互いの股間をビショビショにさせた。
爱汁溢出来的量如此之大,似乎很粗糙,使动作变得流畅,让彼此的胯部都湿透了。

 なおも激しく股間をぶつけるように動き続けていると、
如果你继续移动,就好像你仍然猛烈地撞击你的胯部一样,

「い、いきそう……、もう駄目……!」 “不,我要走了,......我再也做不下去了......!”

 たちまち美保が声を震わせ、膣内の収縮を活発にさせてきた。
美穗的声音立刻颤抖起来,阴道的收缩变得活跃起来。

 どうやら効果は充分と見て、やがて陽介は抱えていた彼女の脚を下ろし、ペニスが引き抜けないよう注意しながら股間を押しつけ、挿入したまま跨いでいた脚を元の位置に戻した。
显然效果已经足够了,最终洋介放下了他握着的她的腿,压在她的胯部,小心翼翼地不把他的阴茎拉出来,然后将插入时跨在身上的腿放回原来的位置。

 昇り詰めるときは、正常位にしたかったのだ。この体位では、乳首も吸えないし唇も重ねられないからだ。
当我要升职时,我想成为传教士的职位。 在这个姿势下,你不能吮吸你的或把你的嘴唇放在彼此上面。

 あらためて身を重ねていくと、今度こそ美保も下から激しく両手を回してしがみつき、ズンズンと股間を突き上げてきた。
- 当她再次把自己堆起来时,这一次美穗也从下面猛烈地抓住我的手,向上推挤她的胯部。

 陽介は屈み込んで左右の乳首を吸い、生ぬるく甘ったるい体臭を味わった。
洋介弯下腰,吮吸着左右,品尝着温热甜美的体味。

 そして腰を突き動かしながら白い首筋を舐め上げ、唇を合わせていった。
她舔了舔她白皙的脖子的后背,同时推挤着她的臀部,把他们的嘴唇压在一起。

 ネットリと舌をからめ、清らかな唾液をすすると、息苦しくなったようにすぐに美保が口を離して顔をのけぞらせた。
当她缠住舌头,啜饮着纯净的唾液时,美穗松开了她的嘴,把脸转开了,仿佛她快要窒息了。

 喘ぎすぎて口が渇き気味になってきたのか、甘い吐息も少し濃厚になり、その刺激が悩ましくペニスに伝わってきた。
也许是因为我喘气太多,口干舌燥,甜美的气息变得有点浓稠,刺激以一种麻烦的方式传递到我的阴茎上。

 そこでさらに激しく律動すると、 所以如果你更猛烈地节奏它,

「い、いっちゃう……、アアーッ……!」 “我要走,我要走,...... ......啊

 たちまち美保が声を上げ、ガクンガクンと狂おしい痙攣を開始し、オルガスムスに達してしまった。
美穗立刻提高了声音,开始疯狂地抽搐和抽搐,达到了高潮。

 膣内の収縮が最高潮になり、続いて陽介も、股間をぶつけるように動きながら絶頂を迎えていった。
阴道的收缩达到了高潮,紧随其后的是洋介,他也在移动时达到了高潮,仿佛撞到了他的胯部。

「く……!」 “该死的......!”

 突き上がる大きな快感に呻き、熱い大量のザーメンをドクドクと勢いよく内部にほとばしらせた。
- 她呻吟着涌上来的巨大快感,大量滚烫的精液砰的一声涌入体内。

「アア……、熱いわ、もっと……!」 “啊............hh

 膣内の奥深い部分に直撃を受けて噴出を感じ取ると、美保は駄目押しの快感の中で口走った。
当她感觉到阴道深处受到直接打击并感觉到喷发时,美穗在推动它的快感中流淌着她的嘴。

 陽介は柔肌を組み敷きながら腰を使い、心おきなく最後の一滴まで出し尽くした。そして、すっかり満足して徐々に動きを弱めていった。
洋介一边用他的臀部放下他柔软的皮肤,他毫不犹豫地吐出每一滴。 然后,他完全满意了,逐渐削弱了自己的动作。

「アア……、こんなにすごいなんて……、溶けてしまいそう……」
“啊......我简直不敢相信这这么神奇,...... ......融化了。”

 美保も満足げに吐息混じりに言い、全身の強ばりを解いてグッタリと身を投げ出してきた。
美穗满意地叹了口气说,释放了全身的僵硬,扑倒在地。

 まだ膣内は名残惜しげに締まり、過敏になったペニスがピクンと跳ね上がって天井を刺激した。
阴道内部仍然残存着紧绷,过敏的阴茎跳起来刺激天花板。

「あう……」 “啊......”

 美保はビクッと反応して呻き、暴れるペニスを押さえるように、さらにキュッときつく締め付けてきた。
美穗反应过来,呻吟着,把它收得更紧了,仿佛要压住那狂暴的阴茎。

 陽介は力を抜き、美人女医の甘い吐息を間近に嗅ぎながら、うっとりと快楽の余韻を嚙み締めたのだった……。
洋介放松了力气,近距离嗅了嗅美女医生甜美的叹息,......着迷地吞下了快感的余晖。



しりしようあくこう」を試す 尝试“抓屁股攻击”


でんを形作る筋肉はじよいんじかつながるゆえれをたくみにめることすなわち、女陰へのあいに等しきかいを与えるなり。其のさい、臀部はぼう厚きためてのひらを使いまんべんなく強めにむことかんじんなり。左右のしりにくに沿わせたりようの掌を、じゆうおうゆうふるわせ、あるいは円をえがようまわすべし。尻の割れ目が開くのを再び締め付けようと、女はもだえながら、たちまちのうちに下腹全体がうずきをもよおし、たまらず男のたまぐきほつするなり》
《形成臀部的肌肉与女性阴音直接相连,如此巧妙地攻击它,即给予与抚摸女性阴音相同的快感。 那时臀部很厚,所以用手掌均匀用力摩擦很重要。 双手掌沿左右臀部应左右垂直和水平颤动,或圆周旋转。 女人一边扭动一边扭动着,试图再次收紧她的屁股裂缝,她的整个小腹都在疼痛,她受不了了,想要男人的蛋蛋。

──『せいあいじゆつ』(明治初期)より  ── 选自《性爱》(明治初期)



「ああ、良かった。一個残っているなら、それを下さい」
“哦,很好,如果你还剩下一个,就给我吧。”

 陽介は会社の帰り、近所にある小さなパティスリーに寄って言った。
“洋介在下班回家的路上,路过附近的一家小糕点店。

 ここは人気の店で、昼間は行列が出来るほどだった。 这是一家很受欢迎的餐厅,白天排着长队。

 陽介は、食品メーカーに勤めている関係で、様々な食べ物に興味があるが、特に和洋の甘いものが好きなのだった。いわゆるスイーツ男子である。
洋介因为在一家食品制造商工作,所以对各种食物很感兴趣,但他特别喜欢日式和西式甜点。 他是一个所谓的甜心男孩。

 今日は閉店間際なので諦めていたのだが、彼の好きな、手作りレアチーズケーキが一個だけ残っていたので、それを注文した。
我今天放弃了,因为它快关门了,但只剩下一个他喜欢的手工制作的稀有芝士蛋糕,所以我点了。

「いつも有難うございます。野上さん」 “非常感谢你,野上先生。”

 いつもお店にいる女性が、可憐な笑顔で言った。前に予約したことがあるので、彼女は陽介の名を覚えてくれたのだ。
总是在店里的女人带着漂亮的笑容说。 我以前订过,所以她记得洋介的名字。

 二十代半ばほどか、小柄で色白、愛くるしい顔立ちは少女の面影を残し、ポニーテールの実に清らかな娘だった。
她二十多岁,身材娇小,皮肤白皙,长着一张可爱的女孩脸蛋,扎着马尾辫,非常纯洁。

 また店のエプロンと、キャップも可愛らしい。スイーツで何かの賞を取ったらしく、その賞状が店内にあり、彼女の名はとうりようだと知っていた。
店里的围裙和帽子也很可爱。 她似乎赢得了某种糖果奖品,证书在商店里,我知道她的名字叫后藤凉子。

 普段、店の奥には若い男がいるから、共同経営なのだろうが、今日はもう閉店時間だからか姿は見えなかった。
通常,商店后面有一个年轻人,所以肯定是联合管理,但今天我看不到他,可能是因为已经是打烊时间了。

「レアチーズケーキですね。お待ち下さい」 “这是个稀有的芝士蛋糕,请稍候。”

 涼子は箱を出し、ショーケースからケーキを取り出そうとした。しかし、最後の客と思って気が緩んだか、あるいは他に心配事でもあるのか、ケーキがトングの間から滑り落ち、床に落ちてしまったのだ。
凉子拿出盒子,试图把蛋糕从陈列柜里拿出来。 然而,也许是因为他是最后一位客人,又或许是因为他担心其他事情,蛋糕从钳子之间滑了出来,掉在了地板上。

「あ……!」 “哦......!”

 陽介と涼子は、同時に声を洩らした。 洋介和凉子同时说话。

「も、申し訳ありません……、最後の一個なのに……」
“对不起,......这是最后一次了,但是.......”

 涼子は呆然とし、片付けも忘れて床を見つめて言った。
凉子愣住了,忘了收拾东西,盯着地板。

「い、いや、大丈夫。気にしなくていいですよ。また買いに来ますから」
“不不,没事,不用担心。 我会再回来买的。

「済みません……、私、最近ミスばっかりしていて……」
“对不起......我最近犯了很多错误,.......”

 顔を上げた彼女は、少し涙ぐんでいた。何やら陽介は、自分が悪いことをして女の子を泣かしたような気になり、慌てて言った。
她抬起头来,有点流泪。 不知怎的,洋介觉得自己做错了什么,让女孩哭了,于是连忙说道。

「何か心配事でも?」 “你有什么顾虑吗?”

「彼とうまくいっていなくて……」 “我......他相处不来。”

 涼子は、素直に答えた。陽介のことを、年上の、優しくて頼りになるさんと思ってくれたのだろう。
凉子乖乖地回答。 他一定认为洋介是一个年长、善良、可靠的小爸爸。

「店にいるのが彼?」 “他是店里的那个人吗?”

「はい、彼氏ですけれど最近冷たくて。何かと私のケーキが良くないって文句ばかり言うし、今日も片付けをしないで先に帰ってしまいました」
“对,我男朋友最近感冒了,他一直抱怨我的蛋糕不好吃,今天没收拾东西就先走了。”

 涼子の話では、二人は専門学校で一緒だったらしく、意気投合してこのパティスリーをはじめたようだ。
根据凉子的故事,他们俩一起在一所职业学校读书,看来他们一拍即合,开始了这家糕点店。

「そう、でも良きパートナーなんでしょう?」 “是的,但你是个好伙伴,不是吗?”

「いいえ、何だかケンカばかりで、今はお店にいるのが気まずくて。やっぱり、四六時中一緒で、忙しすぎるというのは良くないんでしょうか」
“不,现在在店里有点尴尬,因为我们都在打架,一直在一起太忙不是一个好主意。”

「でも、貴女あなたは無くてはならない人だと彼は思っているでしょう。そのうちしっくりいくようになりますよ」
“但他会认为你是不可或缺的,你会及时赶到的。”

「そうでしょうか……」 “是这样吗......

「ああ、だから元気を出して。じゃ僕が片付けを手伝ってあげましょう」
“啊,所以振作起来,我帮你收拾。”

「そんな、お客様に……」 “这就是我们......客户的东西。”

 涼子は言い、急いで自分で処理しようとした。 凉子说,急忙试图自己处理。

 しかし、そのとき彼女はうっかり、落としたケーキを踏んで、ツルリと滑ってしまったのだ。
然而,就在那个时候,她不小心踩到了自己掉下来的蛋糕,滑倒了。

「うわ、大丈夫……?」 “哇,你还好吗......?”

 思い切り転倒してしまった涼子に驚き、陽介は慌ててショーケースを回り込んで彼女に近づいた。
凉子的突然摔倒让洋介大吃一惊,急忙绕过陈列柜向她走来。

「い、いたたた……、お尻を打ってしまいました……」
“不,我打......臀部.......”

 涼子が顔をしかめて言い、陽介は助け起こしながら、まずは奥に見えているソファへと彼女を移動させた。
凉子皱着眉头说,洋介帮她挪到后面的沙发上。

 彼女も陽介にしがみつき、甘ったるい匂いを揺らめかせながら、素直にソファに横たわったのだった。
她也紧紧地抱着洋介,乖乖地躺在沙发上,摇曳着甜美的香味。



「どのあたりを打ったのですか? 僕はツボやマッサージに詳しいから、痛みを和らげることが出来ると思いますよ」
我熟悉穴位和按摩,所以我觉得我可以缓解疼痛。

「でも、何だか恥ずかしいです……」 “但这有点尴尬......

 陽介が言うと、涼子は少しためらった。 洋介说,凉子犹豫了片刻。

 ソファはゆったりとし、二人でも寝そべられるほど大きかった。あとで聞くと、彼が仮眠用に買ったものらしい。
沙发很宽敞,足够两个人躺着。 后来,我听说他买了它来午睡。

「大丈夫、心配しないで。すぐ処置した方が楽になりますからね」
“别担心,如果你马上处理它会更容易。”

 言うと、涼子も横向きになって、スカートのお尻を彼の方に突き出してきた。
说这话的时候,凉子也侧过身来,把裙子的尾部推向他。

 やはり彼女は、痛みと、諸々の悩みで心細く、誰かにすがりたい気持ちだったのかも知れない。
毕竟,她处于痛苦和麻烦中,她可能觉得她想依附某人。

「このあたりです……」 “在这附近......

「そう、じゃ失礼して触れますよ」 “好吧,那对不起,我来碰你。”

 陽介は言い、そっとスカートのお尻に触れ、やすように撫で回した。
洋介说着,轻轻地抚摸着她的裙子臀部,抚慰着它们。

「あ……」 “哦.......”

「ここですね。じゃ少し辛抱して」 “它在这里,所以要有耐心。”

 陽介はさすりながら言い、最近『性愛之術』で読んだ、「しりしようあくこう」というものを試してみようと思った。
洋介一边揉着它一边说,并决定尝试一种叫做“抓屁股”的东西,他最近在“性爱”中读到过这种东西。

でんを形作る筋肉はじよいんじかつながるゆえれをたくみに攻めることすなわち、女陰へのあいに等しきを与えるなり》
《形成臀部的肌肉与女性阴直接相连,如此巧妙地攻击它,即给予与爱抚女性阴相同的快感》

 記述を思い出しながら、涼子の形良く丸みのある尻を撫でさすった。
想起了描述,我抚摸着凉子匀称圆润的臀部。

 柔らかさと弾力が実に程よく、奥からはムッチリとした若々しい張りと温もりも伝わってきた。
柔软度和弹性真的很适中,丰满的青春张力和温暖也从后面传达出来。

《其のさい、臀部はぼう厚きためてのひらを使いまんべんなく強めにむことかんじんなり》
《那时候臀部很厚,所以用手掌均匀用力揉搓很重要》

 陽介は、指ではなく掌全体を押しつけるようにして揉んだ。
洋介揉了揉他的整个手掌,而不是他的手指。

「あ……、ああ……、少し、痛みが治まってきました。何だか、気持ちいい……」
“哦,......,哦......,疼痛已经消退了一点,感觉很好,......很好。”

 涼子が、顔を伏せたまま、うっとりと喘いだ。 凉子低着脸喘着粗气。

 お尻に触れている陽介こそ気持ち良く、ふんわり立ち昇る甘い匂いにも鼻腔を刺激されて股間が熱くなってきてしまった。
洋介摸着他的臀部感觉很好,他的胯部因为被柔和升起的甜美气味刺激了他的鼻腔而变得很热。

 しかもスカートの裾からは、膝裏のヒカガミや柔らかそうな脹脛もニョッキリと伸びているのだ。
而且,从裙子的下摆,膝盖后面的雏神和柔软的小腿也向外延伸。

 彼女はソックスなので、ストッキングは穿いておらず、色白のナマ脚の眺めも実に良かった。
她穿着袜子,所以没有穿丝袜,她白皙的裸腿景色真的很好。

 打ったのは、お尻の右側の膨らみだ。 我撞到的是臀部右侧的凸起。

 陽介はそこを重点的に擦ってやり、時には反対側の丸みや、ていこつのあたりまで指を這わせた。
洋介用力揉搓着它,有时将手指爬到圆点的另一侧和尾骨周围。

 もう涼子はすっかり彼に任せ、心地良さそうに身を投げ出していた。
凉子已经完全交给了他,舒服地把自己扔了出去。

 打ち身は、撫でているうち実際すぐに治まったのだろう。
当我抚摸它们时,瘀伤实际上肯定很快就消退了。

 また、彼氏はお尻など愛撫しないだろうから、新鮮な感覚だったのかも知れない。
另外,我的男朋友不会爱抚我的臀部,所以这可能是一种新鲜的感觉。

 強く押すと、お尻の弾力が伝わり、心地良く押し返してくるようだった。実に健康的で、若々しい張りに満ちていた。
当我用力按压时,我的臀部的弹性被传递了,它似乎很舒服地向后推。 他很健康,充满了青春的气息。

《左右のしりにくに沿わせたりようの掌を、じゆうおうゆうふるわせ、あるいは円をえがようまわすべし》
《双手掌沿左右臀部应左右垂直和水平颤动,或圆周旋转》

 陽介は、そのように両手を駆使して涼子のお尻を揉んだ。
洋介就那样用双手揉搓凉子的屁股。

《尻の割れ目が開くのを再び締め付けようと、女はもだえながら、たちまちのうちに下腹全体がうずきをもよおし、たまらず男のたまぐきほつするなり》
女人扭动着身体,试图再次收紧她的屁股裂缝,她的整个小腹都疼了,她受不了了,想要男人的蛋蛋。

 双丘を開かせるように揉み続けると、なるほど、涼子はそれを閉じようと谷間を引き締めた。
当她继续摩擦双子山丘时,凉子收紧了她的以闭合它们。

 それが、同時に性器をも刺激する形になるのか、次第に彼女の呼吸が熱くせわしげに変化してきた。
也许会是同时刺激她的生殖器,渐渐地她的呼吸变得又热又忙。

「ああ……、いい気持ち、とっても……」 “哦......感觉真好,非常.......”

 涼子が言うので、陽介はさらに勇気を出し、そろそろとスカートをめくり上げ、白い下着の上から掌での圧迫を続けた。
凉子说,洋介鼓起更大的勇气,拉起她的裙子,继续用手掌捏着她的白色内裤。

 涼子は拒まず、布一枚減っただけでも、さらに激しい反応を示して腰をくねらせはじめた。
凉子没有拒绝,即使只是少了一块布,她的反应也更加剧烈,开始扭动她的臀部。

 陽介は双丘に両掌を押し当て、圧迫しながら小刻みに震わせるようにマッサージしてやった。
洋介将手掌按在双子山上,一边挤压一边摆动着它们。

 そして内腿の付け根にも触れ、滑らかな肌触りに興奮を高めていった。
她还摸了摸自己的大腿内侧根部,让她的兴奋程度增加了对光滑的触摸。



(ここまでくれば、もう大丈夫かな……) (如果你已经走到了这一步,你会没事的......

 すっかりその気になってしまった陽介は、欲求不満らしい涼子のお尻を刺激しながら、徐々にショーツの中心部にも、真下から触れはじめていった。
完全进入心情的洋介,一边刺激凉子的臀部,一边逐渐开始从正下方触摸短裤的中心,凉子似乎很沮丧。

 下着の上からお尻の谷間に触れ、そっと割れ目の方にまで指を移動させた。
我从她的内裤顶部触摸她的,轻轻地将手指移到她的裂缝上。

 すると、繊維を通して、中の湿り気が伝わってくる感触があった。
然后,通过纤维,我感觉到里面的水分被传递了。

 どうやら、中はすでにジットリと濡れているようだ。 显然,里面已经湿透了。

 さらに彼は、大胆にもショーツの中にまで指を差し入れてしまい、お尻の丸みから割れ目の方へと指先を移動させていったのだった。
他甚至大胆地将手指滑入她的短裤,将指尖从她圆润的屁股移到她的裂缝中。

「あん……!」 “啊......!”

 しかし涼子が声を上げ、ビクッと身を震わせると、そこで恥ずかしがるように腰をよじり、とうとう身を起こしてきた。
然而,当凉子提高声音摇晃自己时,她尴尬地扭动着臀部,终于坐了起来。

「も、もう充分です……」 “嗯,够了......

 涼子が、頰を染め、息遣いを荒くさせて言った。 凉子说,她的脸颊通红,呼吸沉重。

 拒んだのではなく、興奮が高まって激しい羞恥に見舞われたのだろう。
不是他拒绝,而是他太兴奋了,以至于他受到了强烈的羞耻感的打击。

 陽介は、努めて冷静を装って言った。 洋介说,尽量假装平静。

「それにしても、彼はひどいですね。先に帰ってしまうなんて」
“不过,他很糟糕,他不敢相信自己会先回家。”

「ええ……、夜中まで帰ってこないことも年中です……」
“是的,......有时我全年......直到午夜才回家。”

 涼子は、打ったお尻をかばうように、陽介の方に少しだけ身体を傾けてソファに座って答えた。
凉子回答道,她在沙发上坐下,微微向洋介倾斜,仿佛是为了保护她被打败的臀部。

 陽介も並んで座り、漂うフェロモンに陶然となった。 洋介并排坐着,被漂浮的信息素惊呆了。

「じゃ、夜の営みの方も?」 “那么,夜间活动呢?”

「もう半年以上、何もありません。それに私も、彼とはエッチしたくなくなっているので……」
“我已经半年多没有任何东西了,我不想再和他发生性关系了,所以.......”

「でも、欲求が溜まって、したくなるときもあるでしょう?」
“但有时候你会想这样做,不是吗?”

「するなら、野上さんのように優しい人の方が……」 “如果你要这样做,你会......像野上先生这样善良的人。”

 涼子が言うので、もう我慢できず、陽介は行動を起こしてしまった。
凉子这么说,他再也受不了了,洋介采取行动了。

 彼女の肩を抱き寄せて顔を迫らせ、そっと唇を重ねていったのだ。
他抱住她的肩膀,把她的脸贴在她的脸上,轻轻地把他的嘴唇贴在她的嘴唇上。

 すると涼子は拒まず、長い睫毛を伏せて唇を押しつけてきてくれた。
然后凉子没有拒绝,将她的长睫毛压在嘴唇上。

 陽介は、柔らかく弾力ある唇の感触を味わいながら、そろそろと彼女の口の中に舌を差し入れていった。
洋介慢慢地将舌头伸进她的嘴里,享受着她柔软有弹性的嘴唇的感觉。

 滑らかな歯並びを舐めると、涼子も歯を開いて受け入れてくれた。
当我舔舐她光滑的牙齿时,凉子张开牙齿接受了。

 彼女の吐息は熱く湿り気があり、まるでショートケーキのイチゴのように、可愛らしく甘酸っぱい芳香が含まれていた。
她的呼吸又热又湿,就像酥饼里的草莓,散发着可爱、酸甜的香气。

 舌をからめると、滑らかな感触とともに、生温かくトロリとした唾液が心地良く彼の舌を濡らした。
当我缠住我的舌头时,它摸起来很光滑,温热、光滑的唾液愉快地润湿了他的舌头。

 陽介が夢中になって舌を蠢かせると、 当 Yosuke 发疯并扭动他的舌头时,

「ンンッ……!」 “嗯......!”

 涼子も熱く鼻を鳴らし、チュッと強く彼の舌に吸い付いてきた。
凉子热情地哼了一声,用力吮吸着他的舌头。

 陽介は長いディープキスを続けて美女の唾液と吐息を貪り、ようやく口を離し、そろそろと胸に手を伸ばしていった。
洋介继续吞噬着美女的口水,在长长的深吻中叹息,最后放开他的嘴,伸手去摸他的胸口。

 すると、涼子がビクリと硬直した。 然后,凉子僵硬了。

「ま、待ってください……」 “嗯,等等......

 涼子が言って立ち上がった。さすがに拒まれるのかと思ったが、
凉子说着站了起来。 我以为我会被拒绝。

「お店を閉めてきます」 “我要关店了。”

 彼女は言って、店へ戻っていった。歩く様子を見ても、もうお尻の打撲は大したことがないようだ。
“她说着,走回了商店。 从他走路的样子来看,臀部的淤血似乎已经不是什么大问题了。

 涼子は営業中のプレートを仕舞い、入り口を内側からロックした。
凉子收起手术板,从里面锁上了入口。

 そして窓にブラインドを下ろし、お店のあかりを消してから、またこちらへと戻ってきたのだった。
然后他把百叶窗拉到窗户上,关掉店里的灯,然后回到这个地方。

 どうやら涼子は、本格的にここで行なう気になってしまったようだ。
看来凉子已经决定在这里认真地做这件事。

 そして彼女はエプロンを外し、ソファの背もたれを倒して、完全にベッドにしてしまった。
然后她脱下围裙,把沙发的靠背翻到床上。

 陽介がブラウスの胸にタッチすると、もう涼子は拒まなかった。
当洋介触摸她的衬衫胸前时,凉子不再拒绝。

 彼はボタンを外してゆき、緊張に震える指で服を脱がせていった。
他解开她的扣子,脱掉她的衣服,手指紧张地颤抖着。

 まさか年中通っているパティスリーの店内で、彼女とこのようになるなど夢にも思っていなかった陽介は、興奮のあまり激しく勃起した。
做梦也没想到自己会和她一起在他常年光顾的糕点店里变成这样,兴奋地剧烈勃起。

 そして期待に胸を高鳴らせて、涼子に迫ったのだった。
带着期待的兴奋,他走近了凉子。



うしならはいかんこう」を使う 使用 “来回” 攻击


《女を横向きにしてこうせつしたる後は、自ら横向きに寝そべり、女の尻に腹をぴたりとてがい、し入れたるたまぐきじよいんこするべし。大きなしよもつて擦れば、かりくびによって、女陰からこうもんに至るひそやかなきゆうしよを強く刺激できるなり。互いに向き合わずしゆうねん薄れるゆえ、悦楽に没頭できるのもよろし。さらに男、を観ながらにゆうとういんかくを指にてさすれば、女、体をのように丸め、こうこつに悶えるなり》
“与侧卧的女人后,侧卧,将腹部靠在女人的臀部上,用插入的玉茎摩擦她。 如果用大手势揉搓,就可以用鹅的脖子强烈刺激从女人的到肛门的秘密关键点。 能够让自己沉浸在快乐中是可以的,因为你们不面对面,羞耻感就会消失。 此外,如果你一边看着男人的背影一边用手指摩擦和,女人会像虾一样蜷缩起来,在狂喜中扭动。

──『せいあいじゆつ』(明治初期)より  ── 选自《性爱》(明治初期)



「ああ……、恥ずかしい……」 “哦......真尴尬.......”

 一糸まとわぬ姿になった涼子が、健康的な肢体をくねらせて喘いだ。
脱下斗篷的凉子扭动着她健康的四肢,喘着粗气。

 陽介も、手早く全裸になって添い寝していった。 洋介也很快赤身裸体,睡在一起。

 まさか行きつけのパティスリーで、しかも日頃から女性客たちでにぎわう店内で行なうとは夢にも思わず、陽介は自分の女性運の良さに恐ろしくなりながら、涼子に肌を密着させていった。
他做梦也没想到,自己会在自己喜欢的糕点店,在每天都挤满女性顾客的餐厅里做这件事,洋介被自己的女性运气吓坏了,把自己的皮肤贴近凉子。

 あらためて唇を重ねると、彼女も激しく舌をからめてきた。
当我再次将嘴唇放在她身上时,她也猛烈地缠住了她的舌头。

 陽介は可愛らしく甘酸っぱい息の匂いに酔いしれ、生温かく清らかな唾液をたっぷりすすって、そろそろとオッパイに手を這わせていった。
洋介被可爱、酸甜的口气陶醉,啜饮了大量温热纯净的唾液,用手在她身上爬行。

 膨らみは実に柔らかく、若々しい弾力に満ちていた。 凸起确实很柔软,充满了青春的弹性。

 彼は例によって麓を重点的に責め、焦らしながらようやく指の腹でコリコリと乳首をいじった。
像往常一样,他专注于山麓,最后用指腹挑逗她的。

「ンンッ……!」 “嗯......!”

 涼子が熱く呻き、チュッと彼の舌に吸い付きながらのけぞった。
凉子热辣地呻吟着,在她蠕动时吮吸着他的舌头。

 陽介もようやく唇を離し、耳たぶを嚙み、甘い匂いの髪にも鼻を押しつけてから、白い首筋を舐め下りていった。
洋介终于放开了他的嘴唇,咬着他的耳垂,用鼻子压在她散发着甜美气味的头发上,然后舔了舔他白皙的后颈。

 そして膨らみに舌を這わせ、色づいた乳首にチュッと吸い付いた。
她用舌头滑过凸起的,吮吸着她有颜色的。

「ああッ……!」 “啊......

 涼子がビクッと身を反らせ、熱く喘いだ。 凉子猛地向后退去,热气腾腾地喘着气。

 陽介は乳首を舌で転がし、もう片方にも移動して含み、柔らかな膨らみに顔中を押しつけて感触を味わった。
洋介用舌头滚动她的,然后移动到另一个上,将它压在她的脸上,靠在柔软的凸起上,享受这种感觉。

 今日も一日中、彼女は立って働いていたから、肌はほんのり汗ばみ、胸元や腋からは何とも甘ったるい匂いが漂ってきていた。
她今天一整天都站着工作,所以皮肤微微出汗,胸口和腋窝飘出一股甜美的气味。

 陽介は左右の乳首を代わる代わる充分に愛撫してから、彼女の汗ばんだ腋の下にも顔を埋め、濃厚な甘ったるいフェロモンで胸を満たした。
洋介轮流抚摸她的左右,然后将脸埋在她汗流浃背的腋窝下,用浓郁甜美的信息素填满她的乳房。

 彼女はくすぐったそうにクネクネと悶えていたが、さらに陽介が脇腹を舐め下りると、とうとう耐えきれずゴロリと寝返りを打ってしまった。
她扭动着发痒,但当洋介进一步舔她的侧面时,她终于受不了了,翻了个身。

 陽介は、そのまま彼女の滑らかな背中を舐めた。 洋介舔了舔她光滑的后背。

 スベスベの肌は淡い汗の味がし、さらにお尻の丸みに迫り、さっき床に打ちつけた場所を観察してみた。
他光滑的皮肤尝到了苍白的汗水,他紧贴着圆润的臀部,观察着他刚刚撞到地板的地方。

 双丘の片方が、さすがに少し痛々しく青アザになっていたが、大したことはなさそうだった。
双子山中的一座有点痛苦的瘀伤,但似乎没什么大不了的。

 陽介は、お尻への愛撫を再開させ、最初はソフトに、次第に強く舌と指を這わせていった。
洋介继续爱抚她的臀部,先是轻柔地抚摸,然后逐渐爬行她的舌头和手指。

「あッ……」 “啊......”

 涼子が、声を洩らしてビクッと震えた。 凉子发出声音,颤抖着。

 スカートの上からではなく、じかに触れると、やはり反応も大きかった。
当我直接触摸它时,而不是从裙子的顶部触摸它时,反应也很好。

 陽介は柔らかな丸みに舌を這わせ、顔中を押しつけて弾力を味わった。
洋介用舌头爬过柔软的圆润,把它压在他的脸上,尝尝那种弹性。

 彼女は腰をくねらせて悶え、谷間には薄桃色の可愛らしいお尻の穴も見えていた。
她扭动着臀部,我可以看到她中漂亮的淡粉色。

 やがて陽介は彼女を再び仰向けにさせ、片方の脚をくぐり、涼子の股間へと顔を迫らせていった。
最终,洋介让她再次仰卧,从一条腿滑过,将他的脸压在凉子的胯部。

 楚々とした恥毛が柔らかそうに茂り、ワレメからはみ出す花びらは熱い愛液にネットリとまみれていた。
- 阴毛柔软地梳理着,从缝隙中伸出的花瓣上沾满了热乎乎的爱汁。

 そっと指で陰唇を広げると、細かな襞が花弁状に入り組んだ膣口が息づくように収縮してヌメヌメと潤い、真珠色の光沢を放つクリトリスもツンと包皮を押し上げて突き立っていた。
当我用手指轻轻张开阴唇时,花瓣形状错综复杂的阴道口像花朵一样收缩和滋润,散发出珠光光泽的也推高了包皮,脱颖而出。

 堪らずに顔を埋め込み、柔らかな茂みに鼻をこすりつけると、そこは汗の匂いが悩ましく籠もり、彼女自身の体臭も混じっていた。
她忍无可忍,把脸埋进去,用鼻子蹭着柔软的灌木丛,空气中弥漫着汗味,还有她自己的体味。

 ほんのりと、彼の好きなレアチーズケーキに似た匂いが鼻腔を刺激し、陽介は夢中になって美女の匂いを貪り、濡れた柔肉に舌を這わせた。
一股类似于他最喜欢的稀有芝士蛋糕的淡淡气味刺激着他的鼻孔,洋介沉迷于这个美丽女人的气味,让他的舌头在湿漉漉的柔软肉体上爬行。

 舌先でクチュクチュと膣口を搔き回し、淡い酸味のヌメリをすすりながらクリトリスまで舐め上げていった。
我用舌尖搅动阴道口,一边舔到,一边啜饮着淡淡的酸粘液。



「アアッ……、き、気持ちいい……!」 “啊............hh

 涼子は激しく喘いで身を反らせ、白く滑らかな内腿でムッチリと彼の顔を締め付けてきた。
凉子大口喘着粗气,弓起身子,她光滑白皙的大腿内侧紧紧地收紧了她的脸。

 陽介はクネクネともがく腰を抱えて執拗に舐め回し、美女の味と匂いに自分も激しく高まっていった。
洋介抱着他的腰,无情地舔舐着,美女的味道和气味让他感到狂暴。

「も、もうダメ……」 “我不能再这样做了......

 やがて、絶頂を迫らせた涼子が言って腰をよじり、陽介もいったん舌を引っ込めて再び添い寝していった。
最终,快要高潮的凉子说着扭动了她的臀部,洋介也缩回了舌头,再次与他同睡。

 すると、今度は涼子が身を起こし、彼の股間に顔を埋めてきたのだった。
然后,这一次,凉子坐起来,把脸埋在他的胯部。

「ああ……」 “哦.......”

 陽介は、先端を舐められて喘いだ。涼子は滑らかに舌を這わせ、彼の股間に熱い息を籠もらせながら、スッポリと根元まで呑み込んでくれた。
洋介在舔舐尖端时喘着粗气。 凉子顺利地爬行着她的舌头,一直吞到根部,让她炙热的呼吸在他的胯部徘徊。

 温かく濡れた口の中でチロチロと舌が蠢き、たちまち陽介自身は美女の温かな唾液にどっぷりと浸り込んだ。
他的舌头在温暖湿润的嘴里蠕动着,洋介自己也立刻沉浸在一个美女温暖的唾液中。

 さらに彼女は夢中になって、顔全体をスポスポと上下させ、強烈な摩擦を行なってきたのだ。
此外,她全神贯注,以至于她上下吓唬着整个脸,让她用力摩擦。

 やはり彼とのケンカで、相当に欲求が溜まっているのだろう。
毕竟,和他的争吵一定引起了很大的欲望。

「も、もういい……」 “受够了......

 今度は陽介が降参する番だった。果ててしまう前に腰を引くと、涼子も素直に口を引き離してくれた。
现在轮到 Yosuke 投降了。 当我在结束之前将臀部向后拉时,凉子乖乖地将她的嘴拉开。

 また添い寝すると、陽介は最近『性愛之術』で読んだ、「うしならはいかんこう」を行なってみようと思った。
当他们再次睡在一起时,洋介决定尝试一下他最近在《性爱》中读到的“来回”。

 打ったお尻は、かえって感じやすいと判断したのだ。 我决定我打的臀部很容易感觉到。

「いい? じゃ後ろから……」 “好,我从后面......你。”

 陽介は言い、涼子を横向きに寝かせ、背後から迫った。
洋介说着,让凉子侧躺在她身边,从后面接近她。

 そして急角度にそそり立つペニスを、涼子のお尻の方からワレメに押し当て、彼女もお尻を突き出すようにして位置をしっかり定めてくれた。
然后,他将他的阴茎从凉子的屁股压到裂缝中,阴茎以陡峭的角度上升,她也把屁股伸出来,牢牢地固定住它。

 やがてグイッと股間を押しつけると、激しく勃起したペニスは、ぬるぬるっと滑らかに吸い込まれた。肉襞の摩擦を受けながら陽介は快感を嚙み締め、そのまま深々と貫くと、涼子の丸いお尻が下腹部に心地良く密着して弾んだ。
最终,当我把我的胯部压在他身上时,他剧烈勃起的阴茎被吸进了粘糊糊的光滑中。 在接受肉褶的摩擦的同时,洋介吞下了快感,随着他深入,凉子的圆屁股舒适地贴在他的小腹上并弹跳。

「アアッ……!」 “啊......hh

 涼子が激しく喘ぎ、味わうようにキュッキュッと締め付けてきた。
凉子猛烈地喘着粗气,紧紧地绷紧,仿佛要尝尝它的味道。

 陽介は背後から抱きすくめ、甘い匂いの髪に顔を埋めながら、細かな記述を思い出してそれに従った。
洋介从后面抱住他,把脸埋在他散发着甜美气味的头发里,他想起了细节,跟着它走。

《女を横向きにしてこうせつしたる後は、自ら横向きに寝そべり、女の尻に腹をぴたりとてがい、し入れたるたまぐきじよいんこするべし》
“让一个女人侧卧后,侧卧,把你的肚子放在女人的臀部上,用你插的玉茎揉搓她的。”

 陽介は、そのように密着しながら徐々に腰を突き動かしていった。
洋介在那样粘着他的同时,逐渐地抽动着他的臀部。

《大きなしよもつて擦れば、かりくびによって、女陰からこうもんに至るひそやかなきゆうしよを強く刺激できるなり》
“如果用大手势揉搓,就可以强烈刺激鹅脖子从女人的到肛门的秘密关键点。”

 彼は次第に大きく動き、膣内とお尻の谷間まで、股間でしゃくり上げるように摩擦するよう心がけた。
他移动得越来越多,用阴道和摩擦着他的胯部。

《互いに向き合わずしゆうねん薄れるゆえ、悦楽に没頭できるのもよろし》
《能够沉浸在快乐中真是太好了,因为你们不面对面,羞耻感消失了》

 なるほど、確かに涼子も背を向けているし、顔を見られないためか喘ぎも動きも激しくなっていった。
我明白了,凉子确实背对着她,她的喘息和动作越来越激烈,因为她看不到自己的脸。

 やはり女性にとっては、明るい場所で顔の表情や身体の正面を見られるのは激しい羞恥なのだろう。
毕竟,对于女性来说,能够在光线充足的地方看到自己的面部表情和身体正面,一定是一种极大的耻辱。

さらに男、背を観ながらにゆうとういんかくを指にてさすれば、女、体をのように丸め、こうこつに悶えるなり》
《再者,男人,如果你一边看着自己的背影,一边用手指揉搓和,女人,像虾一样蜷缩身体,狂喜地扭动着》

 陽介は涼子の悶えの高まりを観察しながら、背後から手を回し、まずはオッパイを揉みしだいた。
在观察凉子越来越痛苦的同时,洋介从后面搂住她,先开始摩擦她。

 そして指の腹で乳首を圧迫し、更に肌を撫で下りて股間を探っていった。
她用指腹挤压她的,然后进一步抚摸她的皮肤,探索她的胯部。

 閉じがちな内腿を優しく開かせていくと、中心部は大量の愛液でビショビショになっていた。
当我轻轻打开趋于闭合的大腿内侧时,中心被大量的爱汁浸湿。

 茂みを搔き分け、ゆっくりとワレメに沿って指を這わせ、コリッとした突起を優しくいじりはじめた。
他穿过灌木丛,慢慢地用手指沿着裂缝爬行,轻轻地抚摸着那些坚硬的突起。



「ああ……、いい気持ち……」 “哦...... ......感觉真好。”

 涼子は激しく喘ぎ、さらに腰の蠢きを活発にさせてきた。
凉子大口喘着粗气,使她的臀部更加活跃地扭动着。

 大量に溢れる愛液が律動を滑らかにさせ、動きに合わせてクチュクチュと淫らに湿った摩擦音が響いてきた。
大量溢出的爱汁抚平了节奏,随着动作响起了吱吱作响且不雅的潮湿摩擦声。

 陽介は激しく高まり、腰を使いながらクリトリスを愛撫し、股間に当たって弾むお尻の感触に酔いしれた。
洋介用力地涌动,一边用她的臀部抚摸她,陶醉在她有弹性的屁股抵住她的胯部的感觉中。

 そしてのしかかるようにして耳朶を嚙むと、彼女も懸命にこちらを振り向き、舌を伸ばしてきた。
我俯身咬住她的耳朵,她用力地转向我,伸出舌头。

 互いに、ようやく届いた舌を滑らかに舐め合い、陽介は清らかな唾液を味わい、甘酸っぱい果実臭の息に高まった。
当他们终于到来时,互相顺滑地舔了舔对方的舌头,洋介尝到了纯净的唾液,水果的酸甜气味在他的呼吸中升起。

 膣内の収縮も活発になり、すでに彼女は何度も絶頂の波を迫らせてヒクヒクと柔肌を震わせていた。
她阴道的收缩也变得活跃起来,她已经多次以高潮的浪潮颤抖着她柔软的皮肤。

 陽介も、果てそうになると動きを弱め、また呼吸を整えて律動を続けた。
洋介在快要到达终点时也放慢了动作,并再次调整了呼吸以保持节奏。

 すると、とうとう涼子は限界に達してしまったようだった。
然后,凉子似乎终于达到了她的极限。

「い、いく……、アアーッ……!」 “不,我要走了,............,aaaaaaaaa

 涼子が声を上ずらせ、ガクンガクンと狂おしい痙攣を開始し、激しいオルガスムスに達してしまった。
凉子提高了声音,开始疯狂地抽搐和抽搐,达到了剧烈的高潮。

 陽介も、膣内の艶めかしい収縮の中、続いて絶頂を迎えた。
洋介也在阴道内不断的光滑收缩中达到高潮。

「く……!」 “该死的......!”

 突き上がる快感に短く呻き、彼は股間をぶつけるように激しく動いた。同時に、熱い大量のザーメンが勢いよくドクドクとほとばしった。
他因的快感而短暂地呻吟着,他猛烈地移动,仿佛要撞到他的胯部。 与此同时,大量滚烫的精液用力喷涌而出。

「あう……、熱いわ、もっと……!」 “啊............hh

 奥深い部分を直撃され、熱い噴出を感じ取った涼子は、駄目押しの快感を得たように口走った。
直接被击中深处,感受到热喷发的凉子,仿佛获得了推动它的快感,流了扯她的嘴巴。

 陽介は背後から涼子を抱きすくめ、柔らかな髪に顔を埋め込んで匂いを嗅ぎながら、心ゆくまで快感を貪った。そして心おきなく最後の一滴まで出し尽くし、徐々に動きを弱めていった。
洋介从后面抱住凉子,把脸埋在她柔软的头发里嗅了嗅,尽情地吞噬着这份快感。 然后,他毫不犹豫地用尽了最后一滴,逐渐削弱了他的动作。

「アア……、こんなの初めて……」 “啊............hh

 涼子も、徐々に肌の硬直を解きながら、満足げに声を洩らした。
凉子也发出了满意的声音,逐渐松开了她皮肤的僵硬。

 まだ名残惜しげに膣内の締め付けが続き、刺激された亀頭が過敏にビクッと内部で跳ね上がった。
遗憾的是,阴道的紧缩仍在继续,受刺激的因过敏而跳入体内。

「あん、ダメ……、暴れないで、感じすぎるわ……」 “哦,不......别暴,我感觉太多了......”

 涼子は敏感に反応し、ペニスの脈打ちを押さえつけるように、さらにきつくキュッと締め付けてきた。
凉子反应敏感,将她的阴茎收得更紧,仿佛要抑制她阴茎的脉搏。

 ようやく互いに動きを止め、荒い呼吸を繰り返した。 最后,他们停止了彼此的移动,沉重地呼吸。

 陽介は肌を密着させ、美女の感触と温もり、髪の匂いに包まれながら、うっとりと快感の余韻を嚙み締めた。
洋介把自己的皮肤压得更近了,一边被美女的抚摸和温暖以及她头发的气味所笼罩,一边吞下了快感的余晖。

「後ろからがこんなに感じるなんて……、それに、これほど丁寧にしてもらったの初めてです……」
“我从来没有从后面有过这种感觉,......我以前从来没有这么有礼貌过......

 涼子が、荒い息遣いとともに言った。それに合わせ、膣内がモグモグと収縮した。
凉子粗重地喘着气说。 与此同时,阴道内部也收缩了 mog-mog。

 何やら陽介は、繫がったまま刺激され、余韻から醒めると同時に、再び急激にムクムクと回復してきてしまった。
不知怎的,洋介在还连接着的时候受到了刺激,在他从余晖中醒来的同时,他突然又恢复了过来。

 やはり、パティスリーの明るく爽やかなイメージと、淫靡な行為とのギャップに激しく興奮しているのだろう。
毕竟,他必须对糕点店明亮清新的形象与行为之间的差距感到非常兴奋。

 それに、彼女が相当に飢えているなら、続けざまにするのも良いと思った。
此外,我认为如果她这么饿,让她继续前进是个好主意。

「あん……、また中で硬く……」 “啊......里面又硬了,.......”

 涼子も気づき、再び声を震わせ、尻をくねらせてきた。
凉子也注意到了,她的声音又颤抖了起来,扭动着她的屁股。

「いいかな、続けてしても……」 “好吧,我......继续。”

「そんなに出来るんですか……。私の彼氏は、続けてなんか最初の頃からしてくれませんでした……」
我男朋友从第一次...... .......开始就什么都没做过。

 涼子が言い、彼氏の話題が出るたびに陽介の胸には嫉妬混じりの対抗意識が湧いてきてしまった。
凉子说,每次提到男朋友的话题,洋介的胸中都会涌现出一种夹杂着嫉妒的竞争。

 こんなに素晴らしい女性を可愛がらないとは、何てバカな男だろうと思った。もちろん口には出さず、陽介は再び腰を動かしはじめた。
我想他真是个愚蠢的人,竟然不爱这样一个美妙的女人。 当然,他没有说出来,洋介又开始移动他的臀部。

 そして彼は身を起こし、涼子を仰向けにさせ、繫がったまま正常位へゆっくり移行していった。
然后他坐起来,让凉子躺在她的背上,然后慢慢地过渡到传教士的姿势,同时仍然被绑着。

 やはり仕上げは、可憐な顔を間近に見ながら果てたかった。
毕竟,我想一边近距离观察她漂亮的脸蛋一边完成它。

「アア……」 “啊......”

 正面から見られ、涼子が羞恥に激しく喘いだ。 从前面看,凉子羞愧地猛烈地喘着粗气。

 陽介は次第に本格的に腰を使いはじめた。そして唇を重ね、執拗に舌をからめては生温かな唾液を貪り、果実臭の息を間近に嗅ぎながら高まっていったのだった……。
洋介逐渐开始认真地使用他的臀部。 - 她重叠着嘴唇,无情地缠住舌头,吞噬着不冷不热的唾液,近距离嗅着散发着水果香味的气息.......



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ぼう厚きでんは、りようてのひらみ震わせながら強めにあいする他、掌でいくたたくとよろし。一定の調ちようをもって叩かれたしりにくは血のめぐりが良くなるゆえ、女はかいげんせんたるむずがゆさを覚えるなり。ろんはげしすぎることなかれ。同時に、割れ目から外へ向かって指でさすり、舌でねぶること、さらに柔らかにむことを繰り返すべし。いんもん周囲までりつどうが伝わり、女、いよいよに迫りし男におのれの身をなげうとうと心に決めるなり》
《厚实的肥臀要一边用力抚摸,一边用双手掌揉搓和摇晃,也可以用手掌敲打数次。 用一定的语气敲打的臀肉可以改善血液循环,让女人感受到作为快感源泉的痒。 当然,不要太夸张。 同时,用手指从缝隙向外揉搓,用舌头舔舐,轻轻咀嚼。 节奏传递到阴门周围的区域,女人,娱乐,秘密部分,接近秘密部分,决定将自己交给男人。

──『せいあいじゆつ』(明治初期)より  ── 选自《性爱》(明治初期)



「あなた、ちゃんと毎日栄養のあるもの食べてる?」 “你每天都吃有营养的食物吗?”

 妻のよしが、いつもの口調で陽介に言った。  他的妻子 Yoshie 用她平常的语气对 Yosuke 说。

 秋になってすっかり涼しくなり、日も短くなってきたので、陽介は何となく物寂しい気持ちになり、久々に福岡の家に電話したのである。
秋天,天气越来越凉爽,白昼越来越短,所以 Yosuke 感到有些孤独,很长一段时间以来第一次在福冈打电话回家。

 しかし妻より、娘の声が聞きたかったのだ。 但我更想听到我女儿的声音,而不是我妻子的声音。

「ああ、大丈夫だよ。それよりあさは?」 “哦,没关系,但是麻美和假名呢?”

「佳奈は塾に行っているわ。じゃ麻美と代わるわね」 “假名要去补习班,我要代替麻美。”

 良枝が言い、中三になる長女の麻美が電話に出てくれた。
良江说,初中的大女儿麻美接了电话。

「やあ、元気にしているかい」 “嘿,你好吗?”

「ええ、パパも?」 “是的,爸爸也是?”

 久々に聞く娘の声に、陽介は胸がいっぱいになり、色々と雑談した。
许久第一次听到女儿的声音,洋介的心里充满了,他聊起了各种各样的事情。

 すると麻美が言った。 麻美说。

「そうそう、私、らいげつ修学旅行で東京へ行くのだけれど、うちのクラスのたかみや先生が下見で近々上京するんだって。羨ましいわ」
“哦,对了,我下个月要去东京进行学校旅行,我很羡慕我们班的高宫先生很快就会来东京预览。”

「へえ、あの先生が」 “嘿,那位老师。”

 言われて、陽介は何度か面談で会い、話したことのある麻美の担任、高宮けいの顔を思い浮かべた。
被告知后,洋介想到了麻美的班主任高宫惠子的面孔,他在采访中见过他并谈过几次。

 三十そこそこだが、実際には若く見える、ショートカットの可愛らしいタイプの国語教師だ。
他大约三十岁左右,但实际上是一个漂亮的日本老师,走捷径,看起来很年轻。

 陽介も、中高生の頃こんな綺麗な先生に教わったら、もっと勉強したのにと思ったものである。
洋介还想,如果他在初中和高中的时候被这样一位漂亮的老师教过,他会学习得更多。

「じゃあ、パパが東京案内でもしてやろうかな」 “那我带你逛逛东京。”

「うん、伝えておくね」 “是的,我会告诉你。”

 麻美はそう言い、もうしばらく雑談してから電話を切った。
麻美说,聊了一会儿才挂断了电话。

 そのときは流れで冗談を言ったつもりだったのだが、数日後の昼休み、何と圭子から陽介の携帯に電話が入ったのである。
当时我还以为我是在开玩笑,但几天后,在午休时间,我在洋介的手机上接到了惠子的电话。

「うわ、高宮先生ですか」 “哇,是高宫先生吗?”

「ええ、ご無沙汰しております。いま上京しているのですが、もしよろしければ夕方でもお目にかかれませんでしょうか」
我现在在东京,但如果你不介意的话,你想晚上见我吗?

 言われて陽介は舞い上がり、彼女のホテルが近いので東京タワーで待ち合わせることにした。
得知后,洋介一飞冲天,决定在东京塔见面,因为她的酒店就在附近。

 約束の時間に行くと、圭子はタワーの下で待っていてくれた。
当我去约定的时间时,惠子正在塔下等我。

「お久しぶりです。お変わりないですね」 “已经很久了。

「ええ、野上さんもお元気そうで。お嬢さんも、しっかり勉強していますよ」
“是的,野上先生似乎过得不错,他的女儿也学习得很好。”

 陽介は、久々に見る担任教師の美しさに嬉しくなって笑顔で言うと、彼女もにこやかに答えた。
洋介笑着说,因为他很高兴很久以来第一次看到他的班主任的美貌,她也笑着回答。

「今日は、旅行代理店の人とあちこち歩き回って疲れました。どこか、座ってゆっくりできる場所はないでしょうか」
“我今天厌倦了和旅行社一起走来走去,我想知道有没有一个可以坐下来放松的地方。”

「そうですか。じゃあ、そこにあるへびづかに行きましょうか」
“那么,我们去那儿的蛇丘吧。”

「まあ、初めて聞く場所です」 “嗯,这是我第一次听说。”

「金運に御利益のある良いところですよ」 “这是一个好运的好地方。”

 陽介は、自分も覚えたばかりの場所へ向かい、途中で缶ビールを買い込んだ。
洋介前往他刚刚学习的地方,并在路上买了一罐啤酒。

 そして蛇塚へ行き、ベンチに並んで座った。 然后我们去了蛇丘,并排坐在长凳上。

「静かですね。こんな良いところがあるなんて」 “这里很安静,我简直不敢相信有这么好的地方。”

 缶ビールで乾杯し、圭子は閑静な周囲の林を見回して言った。都心とは思えない、隠れたパワースポットで、中には滝があり、お地蔵さんもたたずんでいる。
惠子拿着一罐啤酒敬酒,环顾周围宁静的森林,说道。 这是一个隐藏的能量点,似乎并不在城市中心,里面有瀑布,还有地藏菩站着。

 夕方のことで、他の人はいなかった。 那天是晚上,没有其他人。

 陽介は、娘の学校での様子を圭子から聞き、ビールを飲んだ。
洋介从惠子那里听说了他女儿在学校的情况,喝了一杯啤酒。

「でも、最近は悩みばっかりです」 “但最近,我遇到了很多麻烦。”

 圭子が、ほんのりと酔いも回ってきたか、すっかり砕けた口調になって言った。
惠子用略带醉意的语气说,仿佛她一直在喝醉。

「どんな悩みです?」 “你是什么麻烦?”

「言うことを聞かない生徒もいるし、親の中にもうるさい人もいるんです」
“有些学生不听,有些家长太挑剔了。”

「でも、先生は綺麗だから、言い寄る人も多いでしょうに」
“但老师很漂亮,所以会有很多人来找她。”

「そんな人いません。クラブ顧問の仕事があって毎日遅くまで学校にいるし、休日は予習で大変だから、男性と出会う機会もないんです」
“我没有俱乐部顾问的工作,所以我每天上学都很晚,我没有机会见到男人,因为很难为假期做准备,因为这很难。”

 圭子は言い、缶ビールを飲み干した。 惠子说,大口大口地喝下了那罐啤酒。



「ごめんなさい。私なんだか、酔ってしまいました……」
“对不起,我有点醉了......

「歩き回って疲れたのでしょう。構わないから、少しここで横になったらいいですよ」
“你走来走去肯定累了,我不在乎,你就在这里躺一会儿就好。”

 圭子が言うので、陽介も思いきって言ってみた。 惠子说,所以洋介也说了。

「そんな、恥ずかしいです……」 “我好尴尬......”

「構いませんよ。僕の膝に横になってください。そうだ。僕はマッサージが得意なのだけれど、疲れに効くかんちようというツボが腰にあるので、横になったら指圧してあげましょう」
“别担心,躺在我的腿上就好。 知道了。 我擅长按摩,但我的下背部有一个叫做环跳的穴位,它对疲劳很有效,所以当我躺下时,我会给它指压。

 本当はお尻にあるツボで、疲れではなく性感に効くのだが、陽介は安心させるように言った。
其实是臀部的穴位,对性感觉有效,不是累,但洋介安慰地说。

 それほど彼は、この独身の美人教師に魅せられ、すっかり淫気を高めてしまったのである。
以至于他被这位单身美女老师迷住了,彻底增加了他的情欲。

 おそらく男子生徒たちも、ごとにこの先生の面影でオナニーしていることだろう。それを思うと激しい興奮が湧いた。
可能男学生每天晚上也用这位老师的残余自慰。 想想看,我非常兴奋。

「でも……」 “但是.......”

「さあ、どうぞ」 “来吧,来吧。”

 ためらいがちな彼女を促すと、やがて圭子は言葉に甘え、陽介の膝に横になってきた。
当她催促她犹豫时,惠子最终沉迷于言语,躺在洋介的腿上。

 太腿に彼女の温もりが伝わり、髪の香りに混じって、ほんのりと生ぬるく甘ったるいフェロモンが立ち昇った。
她的温暖传递到了她的大腿,一种微微温热的甜美信息素在她的头发的香味中升起。

 圭子も心地よさそうにしているので、陽介は、最初は子どもでもあやすように背中から撫ではじめ、徐々に手のひらを腰の方へと移動させていった。
惠子似乎也很舒服,所以洋介开始像孩子一样抚摸她的背,并逐渐将手掌移向她的臀部。

 肌の温もりと、滑らかな感触が伝わってきた。 我能感觉到我皮肤的温暖和光滑的感觉。

 そして彼は『性愛之術』で覚えた、「しりちようちやくこう」を試してみようと思った。
而他决定尝试一下他在《性爱的艺术》中学到的“屁股瘀伤攻击”。

ぼう厚きでんは、りようてのひらみ震わせながら強めにあいする他、掌でいくたたくとよろし》
《肥臀要用力抚摸,同时用双手掌揉搓和摇晃,也可以用手掌敲打数次》

 陽介は記述の通り、腰から尻の丸みを撫でてゆき、膨らみにある環跳のツボを刺激してから、軽く叩くような愛撫をした。
洋介如前所述从腰部抚摸着她圆润的屁股,刺激着环在隆起上的跳跃穴位,然后像轻轻的耳光一样抚摸着它。

 圭子はいやそうではなく、じっと気持ち良さそうにしていた。
惠子似乎并不感到厌恶,但似乎仍然很舒服。

 最初はほろ酔いで眠いようだったが、さすがに父兄に膝枕された状態だと、眠気は覚め、むしろ心地よさを味わう態勢になっているようだった。
起初,他似乎醉醺醺的,昏昏欲睡,但正如预期的那样,当他跪在地上,父母跪在他的膝盖上时,他似乎从困倦中醒来,准备享受这种舒适。

《一定の調ちようをもって叩かれたしりにくは血のめぐりが良くなるゆえ、女はかいげんせんたるむずがゆさを覚えるなり》
《用一定音调敲打的臀肉,改善血液循环,让女人感受到快感源泉的痒》

 陽介が軽く叩き、ときに撫でさするうち、圭子の重みが太腿に強くかかってきた。遠慮も抜け、次第に肉体がリラックスしてきたようだ。
当洋介轻拍并偶尔抚摸它时,惠子的重量落在了她的大腿上。 他似乎很放松,身体也逐渐放松下来。

ろんはげしすぎることなかれ。同時に、割れ目から外へ向かって指でさすり、舌でねぶること、さらに柔らかにむことを繰り返すべし》
“当然,不要太戏剧化。 同时,用手指从裂缝处摩擦,用舌头舔舐,然后重复轻轻咀嚼的过程。

 記述にはそうあるが、まだ口は使えないので、代わりに指で嚙むような刺激も与え、緩急をつけて愛撫し続けた。
描述是这样说的,但我还不能用嘴,所以我用手指给他咀嚼的刺激,继续慢慢地爱抚他。

 と、次第に圭子の肉体がうねうねと悩ましげに身悶えはじめ、呼吸も熱く弾んできたようだ。
渐渐地,惠子的身体开始不安地扭动起来,她的呼吸似乎在炽热地跳动。

いんもん周囲までりつどうが伝わり、女、いよいよに迫りし男におのれの身をなげうとうと心に決めるなり》
《节奏传到阴门周围,女人、愚蠢、秘密部分靠近,决定向男人自杀》

 彼女のお尻の丸みは実に心地良く、温もりと弾力が艶めかしく彼の手のひらに伝わってきた。
她圆润的屁股是如此令人愉悦,它的温暖和弹性光彩夺目地传递到他的手掌上。

 双丘の下になっている方にも手を這わせ、少々大胆な触れ方をしても大丈夫だろうと、ときにはワレメに沿って指を押しつけ、後ろから陰部の方にまで迫ったりしていった。
我用手爬过双子山脚下的那座,有时我用手指沿着裂缝按压,以便从后面更接近我的,想着稍微大胆地触摸一下就没问题了。

「アア……」 “啊......”

 圭子が小さく喘ぎ、ピクンとお尻を震わせて反応した。
惠子轻轻地喘着粗气,摇晃着她的臀部。

 もちろん拒みはせず、歩き回った疲れが癒やされつつあり、しばらくは起き上がる気にならないようだった。
当然,他没有拒绝,走来走去的疲劳正在愈合,他似乎有一阵子都不想起床。

 立ち昇る生ぬるい熱気も、甘い匂いが濃くなり、どうやら彼女は完全に性的興奮を得はじめているのだろう。
温热升起,甜美的气味变得浓厚,似乎她开始完全被性唤起。

 あるいは、すでに下着の中では熱い蜜が溢れ出しているのかも知れない。
或者,也许热的花蜜已经在你的内衣中溢出了。

 今は彼氏がいなくても、過去に何もないわけはなく、三十前後なら、すでにそれなりの快楽も知っているに違いなかった。
就算她现在没有男朋友,过去也不可能什么都没有,如果她三十岁左右,她肯定已经知道了一定的快感。

 さらに陽介がお尻を撫で回し、ツボを指圧し、丸みからワレメまで満遍なく擦り、たまにヒタヒタと叩いてやると、彼女はさらなる愛撫をせがむように身体を丸め、お尻を突き出してきたのだった。
此外,当洋介抚摸她的臀部,穴位按压,从圆润到裂缝均匀摩擦,偶尔扇她一巴掌时,她蜷缩着身体,伸出屁股,仿佛在乞求更多的爱抚。



「ああ……、とっても気持ちいいです。なんだか、力が抜けてしまいます。こんなに優しく触られたの、初めて……」
“哦,......感觉真好。 我从来没有被这么温柔地抚摸过.......”

 圭子がうっとりと言い、陽介も念入りにお尻を撫でさすった。
惠子着迷地说,洋介也小心翼翼地抚摸着她的屁股。

 すると圭子が陽介の膝で仰向けになって、彼を見上げてきたのだ。
然后惠子仰面躺在洋介的腿上,抬头看着他。

 そうなると、もうお尻を撫でるわけにはいかなくなったが、その熱っぽい眼差しに、陽介は彼女の求めを察し、そのまま屈み込んでいった。
然后,他再也不能抚摸她的屁股了,但在她狂热的目光下,洋介感觉到了她的请求,就这样弯下了腰。

 ピッタリと唇を重ねると、もちろん圭子は拒むことなく、長い睫毛を伏せて自分からも押しつけてきた。
- 当惠子把嘴唇贴在彼此身上时,惠子当然没有拒绝,而是垂下长长的睫毛,把睫毛压在自己身上。

 柔らかな弾力と、吸い付くような唾液の湿り気を味わい、彼はそろそろと舌を差し入れていった。
享受着他吮吸唾液的柔软弹性和湿润,他在进入时将舌头伸了进去。

 白く滑らかな歯並びをたどると、 如果你遵循白色光滑的牙齿排列,

「あ……」 “哦.......”

 圭子が小さく声を洩らして、口を開いてきた。 惠子小声嗓门,张开了嘴。

 熱く湿り気ある、甘酸っぱい果実のような匂いの息が弾み、圭子はネットリと舌をからみつかせてきた。
她的呼吸又热又湿,闻起来像酸甜的水果,惠子得以缠住她的舌头。

 滑らかに蠢く美人教師の舌は、嚙み切ってしまいたいほど柔らかく、トロリとした生温かな唾液に濡れていた。
美女老师光滑蠕动的舌头柔软得想咬掉,还被不冷不热的唾液打湿了。

 陽介は、圭子の唾液と吐息に酔いしれながら、お尻に手が届かないので、とうとうブラウスの胸の膨らみに、そろそろとタッチしてしまった。
洋介陶醉在惠子的口水和叹息中,够不到她的屁股,所以他终于摸到了她衬衫隆起的乳房。

「ンンッ……!」 “嗯......!”

 圭子が熱く呻き、反射的にチュッと強く彼の舌に吸い付いてきた。
惠子热辣地呻吟着,条件反射性地用力吮吸着他的舌头。

 さらに乳房の麓から揉み上げ、焦らすようにしてから乳首あたりに指の腹を押しつけ、小刻みに動かした。
我从她的乳房根部揉搓起来,让它不耐烦,然后用指腹压在上,扭动它们。

 それでも圭子は熱烈に舌をからめ、下からしがみついてきた。
尽管如此,惠子还是热切地缠住了她的舌头,从下面紧紧抓住它。

 陽介もすっかり勇気を得て、さらに彼女の内腿を撫で上げ、股間に指を這わせてしまった。
洋介也是完全勇敢的,更是抚摸着她的大腿内侧,将手指爬进她的胯部。

 そこは熱く、確実に中は濡れているだろうと思えた。 那里很热,我知道里面会很湿。

 圭子のかぐわしい息遣いが激しくなり、痛いほど彼の舌に吸い付いてきた。
惠子的嗅觉变得更重,痛苦地吸吮着他的舌头。

 陽介も恥骨の膨らみを探り、執拗に美人教師の股間を攻めた。
洋介还探查了耻骨的隆起,无情地攻击了这位美丽老师的胯部。

 圭子はキュッと内腿の付け根で彼の指を挟み付けてきたが、陽介は小刻みに指を這わせ、陰唇からクリトリスの位置まで探り、微妙なタッチで愛撫を繰り返した。
惠子用手指捏住她的大腿内侧根部,但洋介扭动着手指,从她的阴唇探查到她的,然后用微妙的触碰重复着爱抚。

 やがて、圭子がビクッと反応したかと思うと、 最终,惠子的反应是惊讶。

「ああッ……、も、もう、どうか……」 “啊............hh

 我慢できずに口を離し、熱く喘ぎながら言った。そして、懸命に力を入れて身を起こしてきたのだ。
我受不了了,所以我放开了嘴巴,一边热气一边说。 他一直在努力让自己站起来。

「どうか、もう止めてください……」 “拜托,请停止.......”

「も、申し訳ありません……」 “对不起......

 言われて我に返り、陽介は素直に謝ったが、ついついろうぜきをして、娘にまで影響があったらどうしようかと思った。
被告知后,洋介乖乖地道歉,但他还是忍不住想,如果这影响到了他的女儿,他该怎么办。

「いえ、ここでは困るので、もしよろしかったら私のホテルへ……」
“不,我不会在这里惹麻烦的,所以如果你不介意的话,我就......到我的酒店去。”

 圭子がモジモジと言い、陽介は有頂天になってしまった。やはり彼女は最初から拒んでおらず、すっかりその気になってくれたのだった。
惠子说着门目寺,洋介欣喜若狂。 毕竟,她从一开始就没有拒绝,而且她对此完全感兴趣。

「はい、ぜひ……」 “是的,当然,.......”

 言って二人で立ち上がり、静かな一角から抜け、蛇塚を出た。
说着,他们站了起来,从一个安静的角落里走出来,走出了蛇丘。

 陽介は、このパワースポットに心の中で礼を言った。 洋介感谢了他心中的这个能量点。

 圭子は力が抜け、少し足元がふらつくようなので、陽介が支えると、圭子も彼の腕にしがみつき、身を寄せて歩いた。
惠子似乎放松了下来,稍微摇晃了一下,于是洋介扶着她,惠子紧紧抓住他的手臂,走得更近了。

「大丈夫ですか」 “你还好吗?”

「ええ、何だか夢の中にいるようです……」 “是的,这有点像我在梦中......

 気遣って囁くと、圭子がとろんとした眼差しで答えた。
我关切地低声说,惠子用厚重的眼神回答。

 何しろ、あたりはすっかり日が暮れ、タワーがライトアップされ、しかも秘境のような一角から出てきたのだ。
毕竟,太阳落山了,塔上灯火通明,我从一个看起来像未开发区域的角落里出来。

 彼方には都会のビル街が見え、秋風もった頰に心地良く、実にロマンチックな夕暮れなのである。
远处可以看到城市的建筑,秋风拂面灼热的脸颊,真是浪漫的黄昏。

 そして二人は近くにあるホテルまで行き、圭子の部屋へ入ったのだった。
然后他们俩去了附近的一家酒店,进入了惠子的房间。



よこちよつかくめ」を使う 使用“侧向直角攻击”


《横向きに寄り添い、男がはいめんからまじわるたいを取りたるあとは、たまぐきじよいんから抜かぬまま、女の背中から身を離し、女をあおけにするべし。同時に男、女のりようあしを体の脇に乗せると、いにしえより伝わるきくいちもんの態になるなり。二人がちよつかくに交わるの態では、互いの脚がからまぬてんを生かし、快のりつどうを自由に探るべし。あたかでんを叩くように、腰大きく動かせば、女のふく全てが深きよろこびに満つるなり》
“当你侧身依偎并且男人从后面越过你之后,你应该把茎从女人的背上拿开,让女人仰卧,不要把茎从女人的阴影中拉出来。 同时,如果你把一男一女的双腿放在身体两侧,你就会变成一朵古老的菊花。 在两人成直角相交的状态下,应该利用不缠绕彼此双腿的美感,自由寻找快感的地方和节奏。 如果你把臀部张大,就像在拍打她的臀部一样,她整个小腹都会被深深的快感填满。

──『せいあいじゆつ』(明治初期)より  ── 选自《性爱》(明治初期)



(へえ、下見での上京なのに、わりと良い部屋を取ってもらえるんだな……)
(嘿,即使我要去东京预览,我也可以得到一个相当不错的房间......)

 ホテルの高層階にある圭子の部屋に入った陽介は、見事な夜景を見下ろして思った。
走进酒店楼上惠子房间的洋介,低头看着迷人的夜景,沉思着。

 しかし圭子の方は、夜景どころではない。すっかり淫気が高まり、すぐに服を脱ぎはじめた。
然而,惠子远非夜景。 - 她完全立即开始脱衣服。

 陽介も手早く脱ぎ去り、たちまち二人とも一糸まとわぬ姿になって、ベッドに横たわってもつれ合った。
洋介也很快脱掉了衣服,转眼间,两人都脱掉了衣服,躺在床上,互相纠缠。

 圭子は、シャワーを浴びる余裕も無いほど興奮しているようなので、ナマの匂いの好きな陽介には願ってもない展開だった。
惠子似乎太兴奋了,她甚至都负担不起洗澡的费用,所以这对喜欢生味的洋介来说是一个意想不到的发展。

 顔を寄せると、圭子の方からしがみついて、熱烈に唇を重ねてきた。やはり、控えめにしていた屋外のベンチとは、打って変わって積極的になっていた。
当我把脸拉近时,我紧紧抓住惠子,热情地将嘴唇贴在上面。 毕竟,这与一直保持低调的户外长椅不同,更加活跃。

 柔らかな唇が密着し、熱く湿り気ある息が弾んだ。 他们柔软的嘴唇紧贴在一起,她湿热的呼吸跳动着。

 陽介が、かぐわしい果実臭の息を嗅ぎながら舌を差し入れていくと、
洋介一边伸出舌头,一边闻着水果的香味。

「ンンッ……!」 “嗯......!”

 圭子も鼻を鳴らし、強くチュッと吸い付いてきた。 惠子也哼了一声,用力吸吮。

 ネットリと舌をからめ、美女の唾液と吐息を味わいながら、陽介がそろそろと胸に手を這わせていくと、
洋介一边用舌头与 Nettori 缠绕,品尝着美女的口水和叹息,一边把手爬到胸前。

「ああッ……!」 “啊......

 圭子が、息苦しくなったように口を離して喘ぎ、淫らに唾液の糸を引いて顔をのけぞらせた。
惠子放开嘴巴,喘着粗气,仿佛要窒息一样,猥亵地扯了一串口水,把脸转开了。

 陽介は移動して耳朶を吸い、甘い匂いの髪に顔を埋めてから、白い首筋を舐め下りていった。
洋介移动并吮吸着他的耳垂,将脸埋在她散发着甜美气味的头发中,然后舔下他白皙的后颈。

 滑らかな肌は、うっすらと汗の味がした。 光滑的皮肤上带着淡淡的汗味。

 そして乳房の麓を舐め、充分に焦らしてから、色づいた乳首に吸い付き、チロチロと舌で転がした。
她舔了舔她的乳房根部,充分地挑逗了它们,然后吮吸她有颜色的,用舌头滚动它们。

「アア……」 “啊......”

 圭子が熱く喘いで身悶え、さらに甘ったるいフェロモンを漂わせた。
惠子喘着粗气,热乎乎地扭动着,更甜美的信息素在空气中飘荡。

 陽介は、柔らかく弾力ある膨らみに顔中を押しつけて乳首を愛撫し、もう片方にも念入りに舌を這わせ、吸い付いた。
洋介将他的脸贴在柔软而有弹性的凸起上,抚摸着她的,同时小心翼翼地将舌头爬过另一只并吸吮它。

 彼女は、少しもじっとしていられないほど身をくねらせ、悩ましく喘ぎ続けていた。
她扭动着身体,喘着粗气,一刻都坐不住了。

 両の乳首を充分に愛撫すると、陽介は美人教師の腋の下にも顔を埋め込み、スベスベの肌に舌を這わせた。
充分抚摸两个后,洋介将脸埋在美女老师的腋下,舌头在光滑的皮肤上爬行。

 そこはジットリと汗ばみ、甘ったるい芳香が濃く籠もっていた。その刺激が胸に沁み込み、さらにペニスにも伝わって陽介はうっとりと酔いしれた。
它被汗水浸透,散发着浓郁的甜香。 刺激浸透了他的胸口,也传递到了他的阴茎,洋介被迷住了,陶醉了。

 さらに柔肌を舐め下り、脇腹から腹の真ん中に移動し、愛らしい縦長のオヘソをチロチロと舐めると、
- 进一步舔舐柔软的皮肤,从腹部的侧面移动到中间,舔舐可爱的垂直肚脐。

「ああッ……、ダメ、恥ずかしいわ……」 “哦......不,我很尴尬......

 圭子が声を上ずらせ、ゴロリと寝返りを打った。 惠子提高了声音,在床上翻了个身。

 そのまま陽介は、彼女の滑らかな背中を舐め下り、白く丸いお尻に迫っていった。
就这样,洋介舔了舔她光滑的后背,靠近了她白皙圆润的屁股。

 そして双丘に手を這わせ、さらにベンチでは出来なかった舌による愛撫も加えた。
然后他把手爬过双子山,用舌头轻轻抚摸,这是他在长凳上做不到的。

 丸みに指と舌を這わせ、そっと歯を立てると、圭子の反応が激しくなった。
她将手指和舌头爬进圆圈中,轻轻地咬紧牙关,惠子的反应变得更加激烈。

「アア……、もっと強く……」 “啊...... ......更强了。”

 彼女は熱く息を弾ませ、尻をクネクネさせて彼の顔に押しつけてきた。
她热气喘着,屁股抽搐着,压在他的脸上。

 陽介は弾力ある丸みを嚙んで感触を味わい、手のひらで双丘を叩いた。
洋介咬住了那圆润的弹性,享受着它的感觉,然后用手掌轻敲着双山。

「あう……、いい気持ち……」 “哦,......感觉真好,.......”

 圭子は乱れに乱れ、陽介も、尻への刺激があまりに効果絶大なことに驚いた。
惠子被这种疾病打扰了,洋介很惊讶对她屁股的刺激如此有效。

 娘の麻美も、自分の担任教師と父親が淫らにたわむれているなど、夢にも思っていないだろう。
她的女儿麻美做梦也想不到,她的班主任和爸爸竟然在游戏。

 陽介は美人教師のお尻を攻め続け、そっと後ろから股間をうかがうと、すでに大量に溢れた愛液が、内腿までネットリと濡らしているのを認めた。
洋介继续攻击美女老师的臀部,当他从背后轻轻看向胯部时,他意识到大量的爱汁已经溢出,正在打湿他的大腿内侧。

 そのまま彼は圭子を再び仰向けにさせ、片方の脚をくぐり抜けて股間に顔を割り込ませていった。
就这样,他让惠子再次躺在她的背上,从一条腿上滑过,把她的脸砸在她的胯部。

 清楚な美女に似つかわしくないほど、恥毛は情熱的に濃く、下の方は大量の愛液に濡れそぼっていた。
- 阴毛浓密,不像一个干净利落的美人,下半部分被大量的爱汁打湿了。



「ああ……、恥ずかしい……」 “哦......真尴尬.......”

 圭子が身をよじって喘いだが、拒みはしなかった。 惠子扭动着身体,喘着粗气,但她没有拒绝。

 ワレメからはみ出す陰唇は興奮に濃く色づいて開き、奥の柔肉も艶めかしく息づいていた。
从裂缝中伸出的阴唇兴奋地涂上了深色,张开了,后面柔软的肉也是有光泽的。

 襞の入り組む膣口には、白っぽい粘液がまつわりつき、包皮を押し上げるようにツンと勃起したクリトリスも、綺麗な真珠色の光沢を放って愛撫を待っていた。
带有复杂褶皱的阴道口覆盖着白色的粘液,而勃起的仿佛向上推起了包皮,等待着被美丽的珠光光泽抚摸。

 堪らずに陽介は顔を埋め込み、柔らかな茂みに鼻をこすりつけた。
洋介难以忍受,他把脸埋起来,用鼻子在柔软的灌木丛上蹭蹭。

 隅々にある甘ったるい汗の匂いと、ほのかな残尿臭の刺激が鼻腔を悩ましく搔き回してきた。
每个角落都弥漫着甘甜的汗味和残留尿液淡淡气味的刺激,扰乱了我的鼻孔。

 舌を這わせると、ネットリとした淡い酸味の蜜が流れ込み、彼は膣口からクリトリスまで執拗に舐め回した。
当我用舌头舔过它时,一股酸涩的花蜜从我身上流下来,他无情地从我的阴道口舔到我的。

「ああッ……、気持ちいい……!」 “啊............hh

 圭子は、ムッチリと内腿で彼の顔をきつく締め付け、何度かガクガクと腰を跳ね上げて喘いだ。
惠子用她的大腿内侧紧紧地挤压他的脸,抽搐着她的臀部几次,呻吟着。

 執拗にクリトリスを舐め、上唇で完全に包皮をいて吸い付くと、
- 当你无情地舔时,用上唇完全剥落包皮并吸吮它,

「あうう、ダメ、いきそう……、お願い、入れて、野上さん……!」
“哦,不,我要走了......拜托,把它放进去,野上先生......!”

 圭子が声を震わせてせがんだ。このまま舐められて果てるのを惜しみ、やはり一つになることを望んできたのだ。
惠子乞求着,她的声音颤抖着。 - 我很后悔被这样舔,我想成为其中的一员。

 陽介は、美人教師の味と匂いを存分に胸の奥に刻みつけてから顔を上げ、股間から這い出した。
洋介将这位美丽老师的味道和气味彻底刻在了他的胸后,然后抬起头,从他的胯部爬了出来。

 挿入前に舐めてもらいたくて、彼は激しく勃起した先端を彼女の喘ぐ口に押しつけていった。
他想在插入前被舔舐,他将他猛烈勃起的尖端压在她喘着粗气的嘴上。

「ンン……」 “呃......”

 圭子もすぐに張りつめた亀頭を含み、熱い鼻息で恥毛をそよがせながら、貪るように吸い付いてくれた。
惠子立即包括绷紧的,贪婪地吸吮,同时用热鼻息轻轻吹动她的。

 男子生徒たちの憧れであろう美人教師の、毎日綺麗な声で授業をする口に、快感の中心を押し込むのは、実に誇らしいような感覚があった。
将快乐的中心推入一位美丽的老师的嘴里,有一种自豪感,这位老师将是男学生每天用美丽的声音教学的渴望。

 さらに圭子は喉の奥まで呑み込み、たっぷりと温かく清らかな唾液にまみれた肉棒に舌をからみつけてきた。
此外,惠子吞咽到她的喉咙后部,将她的舌头缠在一根覆盖着大量温暖纯净唾液的中。

「ああ……」 “哦.......”

 今度は陽介が降参する番だった。彼は喘ぎながら未練を断ち切り、やっとの思いで口からペニスを引き抜いた。
现在轮到 Yosuke 投降了。 他喘着粗气,打破了他的不情愿,终于把他的阴茎从嘴里拔了出来。

 そして位置を変え、挿入の段になると、陽介は『性愛之術』の記述にあった、「よこちよつかくめ」の技を思い出し、それを試してみようと思った。
然后,当他改变姿势来到插入阶段时,洋介想起了《性爱》中描述的“侧向直角攻击”的技术,决定尝试一下。

 まずは横向きになった圭子の背後から身を寄せると、後ろからワレメに先端を押し当て、ゆっくりと挿入していった。
首先,当我从侧身的惠子身后拉近时,我从后面将尖端压在裂缝上并慢慢插入。

「アアッ……!」 “啊......hh

 ぬるぬるっと心地よい肉襞の摩擦を受けながら根元まで貫くと、圭子が汗ばんだ背中を反らせて喘いだ。
- 当惠子在接受黏糊糊的舒适肉褶的摩擦的同时深入到根部时,惠子弓起汗流浃背,喘着粗气。

 お尻の丸みが彼の股間に心地良く密着して弾み、ペニスは熱く濡れた柔肉にキュッときつく締め付けられた。
她圆润的屁股在他的胯部舒适地弹跳着,他的阴茎紧紧地贴在他湿热柔软的肉体上。

 陽介は、しばし動かず股間を密着させたまま、美人教師の温もりと感触を嚙み締めながら記述を思い出した。
洋介一时没有动,他的胯部紧紧地接触着,一边咀嚼着这位美丽老师的温暖和感觉,一边记住了描述。

《横向きに寄り添い、男がはいめんからまじわるたいを取りたるあとは、たまぐきじよいんから抜かぬまま、女の背中から身を離し、女をあおけにするべし》
“当你侧身依偎并且男人可以从后面见面后,你应该把球从女人的背上拿走,躺在她的背上,不要把茎从女人的阴影中拉出来。”

 陽介は、横向きの後背位のまま彼女の背中から身体を離し、徐々に彼女を仰向けにさせていった。
洋介将他的身体从她的背上移开,逐渐让她仰卧。

《同時に男、女のりようあしを体の脇に乗せると、いにしえより伝わるきくいちもんの態になるなり》
《如果你把一男一女的双腿同时放在身体的两侧,你就会变成一朵古老的菊花》

 上から見ると、圭子が仰向けになり、交接した陽介は彼女の身体と直角になる形で横向きのまま交わり、彼女の両足が陽介の体の脇に載せられた形になる。
从上面看,惠子仰卧着,洋介与她的身体成直角,她的腿放在洋介的身体两侧。

 なかなか高度な体位であるが、陽介は圭子が今まで体験したことのない形やテクニックで悦ばせたいと思ったのである。
这是一个相当高级的位置,但 Yosuke 想让 Keiko 对她以前从未体验过的形状和技术感到满意。

「ああ……、何これ……、こんなの初めて……!」 “哦......这......怎么回事,我......从来没见过这样的东西!”

 思った通り、圭子もこの体位に新鮮な驚きを覚えたように喘いで言い、密着した股間をグリグリとこすりつけるように動かしてきたのだった。
果然,惠子也气喘吁吁,仿佛刚对这个姿势感到惊讶,并移动它来摩擦她紧贴的胯部。



《二人がちよつかくに交わるの態では、互いの脚がからまぬてんを生かし、快のりつどうを自由に探るべし》
“在两人成直角相遇的状态下,应该利用不纠缠彼此双腿的美德,自由寻找快感的地方和节奏。”

 確かに、菊一文字の体位では脚をからめることは出来ない。しかし、そのぶん股間を自由に動かせるので、陽介もズンズンと腰を突き動かし、彼女の濡れた蜜壺の感触を心ゆくまで味わった。
当然,你不能把你的腿缠在菊一寺的位置。 然而,由于他能够自由地移动他的胯部,洋介也挺起了他的臀部,尽情享受着她湿漉漉的蜂蜜罐的感觉。

「ああッ……、気持ちいい……」 “啊............hhh

 圭子も熱く喘ぎ、彼自身を締め付けながら高まっていった。
惠子热辣地呻吟着,站着时紧紧地抓住了自己。

あたかでんを叩くように、腰大きく動かせば、女のふく全てが深きよろこびに満つるなり》
《如果你张大臀部,就像拍打她的臀部一样,她的整个小腹都会充满深深的快感》

 陽介は彼女の片方の脚を抱え、股間をぶつけるように突き動かした。
洋介抓住她的一条腿,把她推到她的胯部。

 肌のぶつかる音に混じり、クチュクチュと湿った摩擦音が響いて彼女の快感も高まったようだ。
混杂着她皮肤碰撞的声音,湿漉漉的摩擦声似乎增加了她的快感。

「い、いっちゃう……、アアーッ……!」 “我要走,我要走,...... ......啊

 たちまち彼女は激しく口走りながら、ガクンガクンと狂おしい痙攣を開始した。
她立刻开始疯狂地抽搐和抽搐,猛烈地张口婆子。

 あまりに久々で、しかも陽介がじっくり愛撫したため、あっという間にオルガスムスに達してしまったようだった。
已经很久了,而且因为洋介如此小心翼翼地抚摸着它,他似乎很快就达到了高潮。

 膣内の艶めかしい収縮も最高潮になり、続いて陽介も大きな絶頂の渦に巻き込まれてしまった。
阴道内光滑的收缩也达到了高潮,紧随其后的是洋介,他也陷入了大高潮的漩涡中。

「く……!」 “该死的......!”

 突き上がる快感に呻き、彼は熱い大量のザーメンをドクドクと勢いよくほとばしらせた。
他呻吟着抽插的快感,砰的一声喷出了大量滚烫的精液。

「ああ……、熱いわ……、もっと……!」 “哦......好热,好热,...... ......更多!”

 奥深い部分を直撃されると、圭子は駄目押しの快感を得たようにきつく締め付け、声を震わせて喘いだ。
- 当它直接打在深处时,惠子像有被推入的快感一样紧绷起来,声音颤抖着喘着粗气。

 陽介は最後の一滴まで心おきなく出し尽くし、すっかり満足しながら徐々に動きを弱めていった。
洋介全力以赴,逐渐削弱了自己的动作,完全满意了。

「アア……」 “啊......”

 やがて完全に動きを止めると、圭子も満足げに声を洩らし、名残惜しそうにキュッキュッと彼自身を締め付けた。
最终,当他完全停止移动时,惠子发出满意的声音,遗憾地挤压了自己。

 陽介は彼女の感触と温もりの中で余韻を味わい、呼吸を整えた。
洋介享受着她抚摸和温暖中的余晖,调整着他的呼吸。

 強ばりが解けていくと、締まりの良さとヌメリに、ヌルッとペニスが押し出されてしまった。
当僵硬消失时,紧绷和粘液将阴茎粘糊糊地推出。

「ああ……野上さん、どうか、もっと……」 “哦...... 野上先生,请多......。

 すると圭子が、言いながら彼の手を引っ張ったのだ。 然后惠子一边说一边拉着他的手。

「もう一度、今度はしっかり抱いてください……」 “再抱紧我,这次.......”

 圭子が言う。 惠子说。

 どうやら菊一文字の体位はなかなか無理があり、彼女はもっと胸を合わせて抱き合いたかったようだ。
显然,菊一寺的姿势相当困难,她想更紧密地拥抱彼此。

 なるほど、変わった体位は新鮮ではあるが、しっかりと抱き合わないと、久々の彼女は欲求を残してしまうのだろう。
我明白了,这个不寻常的姿势很新鲜,但如果你不紧紧地拥抱她,她会很久以来第一次离开她的欲望。

 もちろん陽介も、これほどの美女だから一度で終わらせるつもりはなかった。それにどんよくに求める美人教師の眼差しに、済んだばかりのペニスがムクムクと回復してきたのである。
当然,洋介并不打算一下子结束这一切,因为他是一个如此美丽的女人。 - 在贪婪寻找的美女老师的注视下,刚刚完成的阴茎已经用 mukumuku 恢复了。

 そして彼が仰向けになると、すぐに圭子が上からピッタリと唇を重ねてきた。
他一躺下,惠子就把她的嘴唇贴在他身上。

 熱く甘酸っぱい息が悩ましく弾み、彼の鼻腔を刺激してきた。舌がからまり、生温かく清らかな唾液が流れ込み、うっとりと喉を潤すと、いつしか陽介自身は完全に元の大きさに戻っていた。
她炙热、甜美和酸涩的气息搅动着他的鼻孔。 他的舌头缠结起来,不冷不热的纯净唾液流进来,滋润了他的喉咙,不知不觉中,洋介本人已经完全恢复了原来的大小。

「すごいわ……、もうこんなに……」 “太棒了......我已经......了这么多。”

 肌に触れる強ばりに気づき、口を離した圭子が感心したように囁いた。
注意到触感对她皮肤的力度,惠子放开了她的嘴,钦佩地低声说。

「いいですよ、先生がお好きなようにして」 “没关系,随你便吧。”

「私が上ですか……、恥ずかしいけれど……」 “我很尴尬......我.......”

 言うと、圭子はモジモジしながらも拒まず、回復した彼自身に跨ってきた。
- 当他说这句话时,惠子即使扭动着也没有拒绝,跨坐在已经恢复的自己身上。

 まだ濡れている先端を膣口にあてがい、息を詰めてゆっくりと腰を沈み込ませ、深々と受け入れていった。
我把仍然湿漉漉的尖端压在她的阴道口上,慢慢地用我的呼吸把臀部沉进去,深深地接受了它。

「アア……、すごいわ、奥まで当たる……」 “啊啊......太神奇了,它一路击中.......”

 圭子が顔をのけぞらせて喘ぎ、何度かグリグリと股間をこすりつけるように動かしてから、身を重ねてきた。
惠子把脸靠开,喘着粗气,揉了揉她的胯部几下,然后把自己堆了起来。

 下からしがみつくと、彼女も陽介の肩に腕を回し、シッカリと身体の前面を密着させた。
她从下面紧紧地抱着他,也用手臂搂住洋介的肩膀,紧紧地压在他的身体前部。

 すぐに彼女は腰を使い、再び絶頂を迫らせたように夢中になって動きはじめた。
很快,她用她的臀部开始移动,就像她即将再次移动一样。

「ああ……、すぐにまたいきそう……」 “哦......我很快就会回来的......

 圭子が声を上ずらせて言った。 惠子提高声音说。

「アア……、圭子先生……」 “啊......,惠子老师......”

 陽介も快感に包まれて喘ぎ、何やら中学生に戻り、美人教師に手ほどきされているような錯覚に陥ったのだった。
洋介也高兴得喘着粗气,不知怎么的回到了初中,陷入了自己正在被一位美丽的老师教的幻觉中。



「うなじのれ」を試す 尝试“羽毛般的触感”


《うなじにいては、に生えたるうぶこころよせいかんかんさせるゆえさする効果はなはだし。髪の毛の生え際を、あたかも、鳥のでるように、指の腹をゆっくりと上下させ、触れるか触れぬかの程度であいすべし。やがて、うなじのちゆうふくしよ所謂いわゆるぼんくぼを円状にいくも摩るべし。其の後、細い息を吹きながら、歯を立てることなく、舌でねぶり続ければ、女、かすかにこうこついきを漏らしながらうなれるなり》
《在后颈上,长在那里的绒毛引起了愉快的性感觉,因此具有很好的摩擦效果。 慢慢地在发际线上下移动手指,就像用鸟的羽毛抚摸它一样,并爱抚它,直到它可以被触摸也可能不会被触摸。 最终,后颈中间的秘密地方,即所谓的盆地凹陷,应该被一遍又一遍地摩擦成一个圆圈。 之后,如果你不抬牙继续用舌头舔它,一边吹着细气,女人就会滴下淡淡的狂喜叹息。

──『せいあいじゆつ』(明治初期)より  ── 选自《性爱》(明治初期)



「チゲラーメンいかがですか」 “jjige 拉面怎么样?”

 明るく通る可愛い声がして、陽介はスーパーマーケットの一角に目をやった。そこには試食コーナーがあり、エプロンを着た三十前後の美女が、煮込んだラーメンを小さなカップに盛って、通る人に渡していた。
一个可爱的声音明亮地传过,洋介看向超市的一个角落。 那里有一个品尝角,一位穿着围裙的三十岁左右的美女正在用小杯子盛着炖拉面,递给路人。

 普段はオバサンが試食コーナーにいるのだが、今日はとびきりの美女なので、思わず陽介もそちらへ行ってみた。
通常,Obasan 在品酒角,但今天她是一位特别美丽的女性,所以我也不由自主地去了那里。

 彼は食品会社に勤める仕事柄、自身の食生活にもこだわり、高価で高カロリーのコンビニ商品よりはスーパーで買う方が多かった。
因为他在一家食品公司工作,所以他对自己的饮食习惯很讲究,比起昂贵和高热量的便利店产品,他更有可能在超市购买。

 今日も買い物かごに数種類の食材を入れて、店内を回っていたところだ。
今天,我带着购物篮里的几种食材在商店里转来转去。

「いかがですか。このチゲラーメンはピリ辛マイルドでローカロリー、一分で出来上がりますよ」
这款 jjige 拉面辛辣、温和、低热量,一分钟就准备好了。

 彼女が、近づいてきた陽介に笑顔で話しかけてきた。 当 Yosuke 走近时,她微笑着对他说话。

 長い黒髪をアップにし、白く美しい首筋が印象的だ。瞳が大きくて鼻筋が通り、実に整った顔立ちをしている。
她的黑色长发竖起来,美丽的白脖子令人印象深刻。 他有一双大眼睛,直鼻子,脸型非常匀称。

 胸のネームプレートには『すぎ』と書かれていた。  他胸前的铭牌上写着“小杉”。

「じゃ頂きます」 “我来拿。”

 陽介は買い物籠を置いて言い、カップを受け取って食べてみた。
洋介放下购物篮说着,接过杯子吃了起来。

「ああ、本当に美味しい」 “哦,真好吃。”

「有難うございます。私もチゲが好きなので、販売にも熱が入ります」
“谢谢你,我也喜欢 jjigae,所以我对销售充满热情。”

 彼女がにこやかに言った。 她笑着说。

「そう言えば、近所にもチゲの美味しい店が出来ましたね」
“说起来,附近有一家好吃的 jjigae 餐厅。”

 陽介は、チゲよりも彼女に魅力を感じ、離れがたい思いで言った。幸い、他の客もいなかった。
洋介说他比吉歌更吸引她,他不能离开。 幸运的是,没有其他客户。

「そうですか。どこでしょう。行ってみようかしら」 “嗯,它在哪儿? 我们走吧。

 彼女も、すぐに応じてきた。 她立即服从了。

「そうそう、確か今は特別キャンペーンで、男女のペアで行くと半額らしいです。よろしかったらご一緒しませんか」
“哦,对了,我敢肯定现在这是一个特别的活动,如果你成双成对地去,似乎是半价。

 陽介も、あまりに彼女の反応が良かったものだから、ダメ元でつい言ってしまっていた。
洋介也对她的反应感到非常满意,他只是说得很糟糕。

「まあ、そうなのですか。今日はあまり食事もしていないのでおなかがすいてしまいました」
我今天没吃多少,所以我饿了。

 意外にも彼女は乗り気になってきた。 出乎意料的是,她变得热情起来。

「いつまでここにいるんですか?」 “你打算在这里待多久?”

「あと三十分で上がりなのですけれど……」 “半小时后就会上升......

 彼女も、思わず周囲を見回しながら小声になって答えた。
她低声回答,不由自主地环顾四周。

「じゃ外でお待ちしていますよ。あ、僕は食品会社に勤めている野上と言います」
“我在外面等你,我叫野上,在一家食品公司工作。”

 彼女が頷いたので、陽介はその場を離れた。他の客がこちらの試食コーナーにやってきたからだ。
她点点头,洋介走开了。 那是因为其他顾客来到了这个品尝角。

 寄り道をするので、彼は籠に入れた食材の中から生ものなどを陳列棚に戻した。そして日持ちするものだけを最小限に入れてレジに行き、会計を終えて外に出た。
当他绕道而行时,他将生食放回了展示架上的篮子里。 然后我只带了能用很长时间的最低限度的东西去收银台,结账完毕,走出去。

 そして待つうち、思ったより早く彼女が出てきた。すっぽかされることも考えたが、小走りに来てくれたので陽介は嬉しさで胸がいっぱいになった。
在我等待的时候,她出来的时间比我预期的要早。 他想着被冲走,但他来了一小段距离,所以洋介的心里充满了喜悦。

 エプロンを外し、清楚な私服になった彼女は一層魅力的だった。陽介は一緒に歩き、近くにある韓国料理の居酒屋へと彼女を誘った。
她脱下围裙,变成了整洁朴素的衣服,更显诱人。 洋介和她一起走,并邀请她去附近的一家韩国小酒馆。

 道々話をすると、彼女はという名で、二十九歳の主婦。子供が一人いるが、仕事のある日は実家の母親に預けているようだった。
在路上,她叫 Yukie,是一名 29 岁的家庭主妇。 她有一个孩子,但在工作日,她似乎把孩子留给家里的妈妈。

 やがて店に入ると混んでいて、空いているのは並んで座る個室ふうのカップルシートだけだった。
最后,当我走进餐厅时,餐厅里人头攒动,唯一的座位是并排坐着的私人房间里的情侣座位。

 陽介は、密着するような席だったことを密かに喜び、料理を注文して生ビールで乾杯した。
洋介暗自庆幸座位靠得近,点了餐,用生啤酒敬酒。

「そう、野上さんは単身赴任ですか」 “是的,野上先生,他被分配独自工作吗?”

 由紀恵は、陽介の話を聞いて言った。 Yukie 一边听着 Yosuke 的故事一边说。

「ええ、だから年中一人で食事するので、今日は嬉しいです。それで、ご主人は?」
“是的,所以我今天很开心,因为我一年四季都一个人吃饭,那你老公呢?”

「それが、今はしっくりいかずに別居しているんです」
“但现在我们感觉不舒服,我们分开了。”

 何気なく訊くと、由紀恵は少し沈んだ表情で答えたのだった。
当我随口问道时,Yukie 的表情略微凹陷。



「そうですか、では色々と、心労やお仕事の疲れが溜まっているでしょう」
“嗯,那么,你一定厌倦了那么多的心痛和工作。”

「ええ、だから今日は私もとっても嬉しいです」 “是的,这就是我今天这么开心的原因。”

 二人は、運ばれてきた料理を食べながら話した。 他们俩一边吃着端来的食物,一边聊天。

「肩こりとかひどくないですか?」 “你的肩膀僵硬不是很糟糕吗?”

 やがてチゲ鍋を二人であらかた食べ終えると、陽介は言ってみた。
最终,当他们俩吃完 jjigae 火锅时,洋介说。

「はい、でもマッサージとかに行く余裕もないので……」
“是的,但我负担不起去按摩什么的,所以.......”

「得意なので、僕が少しマッサージしましょうか。首筋にあるてんちゆうというツボが、女性の肩こりに効くと言われています」
“我擅长,就给你按摩一下,据说后颈那叫天柱的穴位对女性肩膀僵硬很有效。”

「でも、ご馳走になった上にそんなこと、何だか悪いです」
“但这是一种享受,这有点糟糕。”

 由紀恵は答えたものの、さして拒む素振りも見せないので、陽介は彼女の肩に触れ、首筋をそっと指圧してやった。
由纪惠回答道,但没有表现出太多的拒绝,于是洋介摸了摸她的肩膀,轻轻地捏了捏她的后颈。

「ああ……、少し痛いけど、気持ちいいです……」 “哦......有点痛,但感觉很好......”

 強く圧迫すると、由紀恵は少し身を強ばらせたが嫌そうではなく、次第にほぐれていくように、うっとりと力を抜いて身を預けてきた。
当她用力按压时,由纪惠稍微收紧了自己,但她似乎并没有感到厌恶,仿佛她正在逐渐放松,她放松了自己,投降了自己。

 もちろん指圧も心地良いのだろうが、亭主と別居中で久しぶりに男に触れられ、モヤモヤした気分にもなってきたようだ。
当然,穴位按摩大概是舒服的,但似乎她在与主人分开生活的情况下,很长一段时间以来第一次被男人触摸,她的心情似乎很模糊。

「何だか、いつまでもしていてもらいたいような気持ちです……」
“我觉得我希望你永远这样做......

 由紀恵が言い、陽介もすっかりその気になってきた。 Yukie 说,Yosuke 完全有心情。

「いいですよ。いつまでもして差し上げます」 “没关系,我会永远给你。”

 陽介は言いながら指圧を続けていたが、ふと最近読んだ『性愛之術』の項目にあった、「うなじのれ」を試してみようと思った。
洋介一边说一边继续做穴位按摩,但突然他决定尝试我最近读到的“性爱之忍术”部分中的“后颈羽毛触摸”。

《うなじにいては、に生えたるうぶこころよせいかんかんさせるゆえさする効果はなはだし。髪の毛の生え際を、あたかも、鳥の羽根ででるように、指の腹をゆっくりと上下させ、触れるか触れぬかの程度であいすべし》
《在后颈上,长在那里的绒毛引起了愉快的性感觉,因此具有很好的摩擦效果。 慢慢地将手指在发际线上下移动,就像用鸟的羽毛抚摸它们一样,然后像触摸或不触摸一样抚摸它们。

 陽介は記述の通り、指の腹でそっと由紀恵のうなじの、髪の生え際あたりを微妙なタッチで触れた。
洋介用指腹轻轻地触碰了由纪惠的颈背。

「あ……」 “哦.......”

 由紀恵は声を洩らし、ビクリと身を震わせて、思っていた以上の反応を示した。
Yukie 发出声音,颤抖着,表现出的反应超出了她的预期。

「ごめんなさい、あんまり綺麗なうなじだったので」 “对不起,那是一个如此美丽的后颈。”

「いいえ、構いません。少し驚いただけです……」 “不,我不在乎,我只是有点惊讶......”

 陽介が謝ると、由紀恵はモジモジとして消え入りそうな声で答えた。
当 Yosuke 道歉时,Yukie 用似乎像魔术一样消失的声音回答。

 どうやら、欲求不満が高まり、相当に感じやすくなっているようだった。それに仕事と子育てで、だいぶ疲労とストレスもあるのだろう。
显然,挫败感越来越大,而且变得很容易感受到。 此外,工作和育儿必须带来很多疲劳和压力。

 陽介もあらためて触れ、白く滑らかなうなじを撫で回し、しなやかな黒髪にも指を這わせた。
洋介再次触摸它,抚摸着他光滑白皙的后颈,用手指抚摸着她柔软的黑发。

 由紀恵は、身構えるように息を詰めていたが、触れられるうち次第にうねうねと悶えるように身体を波打たせ、熱く呼吸を弾ませはじめた。
由纪惠屏住呼吸,仿佛在打起精神,但随着她的触摸,她的身体逐渐起伏和扭动,她的呼吸开始炽热地跳动。

 身体が密着するほど近いので、彼女の方からは何とも甘ったるい匂いが、生ぬるく漂ってきた。
它离得如此之近,以至于他们的身体紧紧地接触着,一股甜美的气味从她身上温淡地飘出。

 やはり一日中立ち働いて、相当に汗ばんでいるのだろう。
毕竟,他一定是整天站着工作,出汗很多。

 若妻の艶めかしい匂いを感じ、うなじの感触を得ているうちに、陽介も身体を熱くさせて淫気を湧かせ、いつしか痛いほど勃起してきてしまった。
在感受年轻妻子的光泽气味,感受着他后颈的感觉的同时,洋介也加热了他的身体,激起了他的欲望,不知不觉中,他已经痛苦地勃起了。

《やがて、うなじのちゆうふくしよ所謂いわゆるぼんくぼを円状にいくも摩るべし。其の後、細い息を吹きながら、歯を立てることなく、舌でねぶり続ければ、女、かすかにこうこついきを漏らしながらうなれるなり》
“很快,把颈背中间的隐秘处,也就是所谓的盆地凹陷,一遍又一遍地揉搓成一个圆圈。 之后,如果你不抬牙继续用舌头舔它,一边吹着细气,女人就会滴下淡淡的狂喜叹息。

 舐めるわけにいかないので、彼は指だけで愛撫を続け、ときには髪を搔き分け、耳朶や耳の穴の回りにも触れた。
我舔不住它,所以他继续用手指抚摸它,偶尔梳理她的头发,摸摸她的耳垂和耳孔周围。

「ああ……」 “哦.......”

 由紀恵はか細く喘ぎ、ほろ酔いも手伝ってか、すっかり頰も耳も紅潮してきた。
Yukie 喘着粗气,她的脸颊和耳朵都通红,可能是因为她喝醉了。

 もちろん彼は周囲にも気を配り、店員が見廻りに来ないか確認しながら愛撫を続けたのだった。
当然,他也很注意周围的环境,一边继续爱抚,一边查看店员是否会过来。



「アア……、何だか私、だんだん変な気持ちに……」 “啊............hhh

 由紀恵がうっとりと喘ぎながら小さく言い、完全に陽介の方に身体を寄りかからせてきた。
Yukie 轻声说,着迷地喘着粗气,将身体完全靠向 Yosuke。

「ごめんなさい、変な感じ方をさせてしまいましたか?」
“对不起,我让你觉得奇怪吗?”

 陽介は彼女を横から抱き、温もりと感触を味わいながら囁いた。
洋介从侧面抱着她,一边低声说着,一边享受着温暖和感觉。

「いえ、肩の凝りはほぐれたのですけれど、何だか身体が熱くなって……」
“不,我肩膀的僵硬已经缓解了,但我的身体不知怎么的变得很热......

 由紀恵は答えながら、一向に彼から離れず、横から身体を密着させてきた。
由纪惠回答道,但她根本没有离开他,她从侧面将身体紧贴着他。

「もう、夫婦生活からずいぶん遠ざかってますか?」 “你离开婚姻生活很久了吗?”

「今年になって、まだ一度も……」 “今年一次都没.......”

 彼女が正直に答えた。 她诚实地回答。

「それなら、相当に欲求も溜まっているのでしょうね……」
“那你一定很有欲望......

 陽介も彼女の耳に口を付けるようにして囁き、なおもうなじを撫でながら、もう拒まれないと確信して、とうとう首筋に唇を触れさせてしまった。
洋介也在她耳边低语,仍然抚摸着她的后背,确信他不能再拒绝了,最后让他的嘴唇触碰到她的后颈。

「あ……」 “哦.......”

 由紀恵が、また小さく声を洩らしてビクリと身を強ばらせた。
由纪惠再次发出一个小声音,使自己僵硬起来。

 甘い髪の匂いと肌の温もりが伝わり、そのまま陽介は記述の通り、舌先でそっとうなじを舐め、か細い息で肌をくすぐった。
她甜美的头发的气味和她皮肤的温暖被传递了出去,洋介用舌尖轻轻舔了舔她的后颈,用细长的呼吸搔痒着她的皮肤。

「アア……、私、もう……」 “啊......我已经.......了”

 由紀恵はヒクヒクと身悶えながら呼吸を荒くさせ、もう食事の続きどころではなくなってしまったようだ。
Yukie 扭动着身体,呼吸沉重,似乎再也无法继续吃东西了。

 唇と舌が触れたという衝撃もあるだろうが、彼の呼吸も、相当に首筋を刺激したようだった。
他的嘴唇和舌头碰到可能引起了震动,但他的呼吸似乎也大大刺激了他的后颈。

 そして彼はとうとう、うなじを舌と指で愛撫しながら、もう片方の手をブラウスの膨らみに這わせてしまった。
最后,她用舌头和手指抚摸着她的后颈,让另一只手爬进她衬衫的凸起处。

 そして柔らかな感触を味わいながら、優しく揉みしだいた。
然后,我一边享受着柔软的触感,一边轻轻地揉搓着它。

「く……」 “库......”

 それでも彼女は拒むことなく、息を詰めて喘ぎを堪えた。
尽管如此,她还是没有拒绝,屏住呼吸,忍住喘息。

 由紀恵の乳房は実に柔らかく、着瘦せするたちなのか、案外豊かなことが触れてみて分かった。
Yukie 的乳房真的很柔软,我一摸就能看出它们出乎意料的丰满。

 しかもブラウスとブラジャーに覆われていても、指先で探るとコリコリする乳首のありかが分かるほど、硬く勃起してきたようだった。
此外,即使她被衬衫和胸罩遮住,她的勃起似乎也非常坚硬,如果你用指尖探查,你可以看到她的在哪里。

 しかも漂う甘ったるい芳香も濃くなり、陽介は直に乳房から全身を愛撫したい衝動に駆られた。
而且,空气中飘荡的甜美香气变得更加浓郁,洋介有一种冲动,想直接从他的乳房抚摸他的整个身体。

 さらに陽介は大胆な行動を起こし、乳房から放した手を、そっとスカートの中に潜り込ませてみたのだ。
洋介做出了一个大胆的举动,轻轻地将他的手从她的乳房滑入她的裙子里。

 由紀恵は、拒むようにキュッと内腿を引き締めたが、すぐにそろそろと開き、彼の指の侵入を許してくれた。
Yukie 收紧了她的大腿内侧,仿佛她在拒绝,但很快就打开了它们,让他的手指进入了。

 指先で、パンストとショーツに覆われた股間を探ると、熱いほどの温もりとほのかな湿り気が感じられた。おそらく、中はもう濡れているのだろう。
我用指尖探索着被连裤袜和短裤覆盖的胯部,我能感受到炎热的温暖和微弱的湿润。 可能,里面已经湿了。

「ああッ……、の、野上さん……、どうか、もう……」
“啊..................hhh

 由紀恵が切れぎれに哀願し、未練を断ち切るように、やっとの思いで彼から身を離していった。
Yukie 恳求他,终于从他身边抽身,仿佛要打破他的连胜。

 しかしそれは人の妻だからというためらいではなく、辛うじて残る理性で、店内という場所をわきまえたからのようだった。
然而,这并不是因为她是男人的妻子,而是因为她了解商店的位置以及剩下的原因。

「済みません。もうします」 “我还没说完,我要停下来。”

 陽介も、我に返ったように身を離して答えた。 洋介回答道,身体向后靠,仿佛他已经回到了自己身边。

「いいえ、すっかり楽にはなったのですが、もっと続けて欲しいような気がします……。でも、ここでは……」
“不,这变得容易多了,但我觉得我希望你继续前进,...... ......这里。”

 由紀恵が、熱っぽい眼差しで訴えかけるように言った。
Yukie 眼中带着狂热的神情说。

「そうですね。では、ここを出て場所を変えましょうか。それなら、ゆっくりと凝りをほぐして差し上げられますので」
“好吧,我们离开这里,换个地方吧。 然后我就可以慢慢放松僵硬了。

 陽介は言い、余りのビールを飲み干して立ち上がった。
洋介说着,大口大口地喝下剩下的啤酒,站了起来。

 促すと、由紀恵も少しふらつきながら何とか立ち上がり、陽介はレジで支払いを済ませてから一緒に店を出たのだった。
在提示下,Yukie 设法站起来,同时稍微踉跄了一下,Yosuke 在收银台付款后一起离开了商店。

 すぐ裏の道に行けば、ラブホテルがあることを知っていた。
我知道,如果我走到后街,那里有一家情趣旅馆。

 彼がそちらへ向かうと、由紀恵も足早についてきた。 当他朝着它走去时,由纪惠迅速地跟在他后面。

 もう彼女はためらいなく、完全にその気になっているのだろう。
她不再犹豫,她似乎完全有心情。

 やがて二人は密室を求めてラブホテルに入っていったのだった。
最终,两人进入了一家情趣旅馆,寻找一个封闭的房间。



しよふくき」を使う 使用“秘密俯卧突击”


《横向きに寄り添い、男がはいめんから交わるたいを取りたるあとは、互いのいんを結びつけたるまま、女をうつせにする手もまたよきかな。はらいにした女のあしの間に男、りようの脚を割り入らせ、たまぐきで小刻みに突くべし。の先端が、じよいんの腹側のかべる、天に導くしよかえし当たり、女、感ずることはなはだし。加えて、うなじから背中、しりさすれば、たゆまぬ快に、顔を押し付けた枕をみてもだえるなり》
在侧身依偎并采取男人从后面互动的位置后,有一只手让女人躺下同时绑住彼此的也很好。 男人应该将双腿插入爬行在她腹部的女人的两腿之间,并用玉茎戳她。 它的尖端反复撞击着女人阴壁上通向天堂的秘密处,女人感觉到了。 此外,如果你抚摸你的后颈、背部和臀部,当你咬住压在脸上的枕头时,你会痛苦地扭动。

──『せいあいじゆつ』(明治初期)より  ── 选自《性爱》(明治初期)



「何だか、変な気持ち……、知っている町なのに、ここから見るなんて……」
“这有点奇怪,这是一种奇怪......的感觉,这是一个我知道的小镇,但我从这里看不到它.......”

 ラブホテルの密室に入ると、由紀恵が窓を細く開け、自分の勤めているスーパーの建物を眺めながら言った。
当我进入情趣旅馆的封闭房间时,Yukie 狭隘地打开窗户,一边看着她工作的超市大楼一边说。

 陽介も背後から迫り、そっと窓を閉めながら彼女を後ろから抱きすくめた。
洋介也从后面走近,轻轻地关上窗户,从后面拥抱她。

「ああ……」 “哦.......”

 由紀恵はすぐに声を洩らし、彼に寄りかかるように身を預けてきた。
Yukie 立即发出声音,俯身靠在他身上。

 陽介は甘い匂いのする黒髪に顔を埋め込み、鼻で搔き分けながらうなじに唇を押し当てた。
洋介把脸埋在他那芬芳的黑发里,把嘴唇贴在后颈上,嗅了嗅。

 そして両手を回し、ブラウスの膨らみを優しく揉みしだきながら、そっとぼんくぼから髪の生え際までたどっていった。
她用手搂住她,轻轻地揉搓着衬衫的凸起,轻轻地从托盘的凹陷一直到发际线。

 さっきは舌を使えなかったので、「うなじの羽根触れ」の続きである。
我之前不能用舌头,所以是 “摸后颈的羽毛 ”的延续。

 ブラウスのえりもとからは、甘ったるい汗の匂いも生ぬるく漂い、その刺激が心地良く彼の股間に伝わってきた。
甜美的汗味从她衬衫的领子里温淡地飘出,刺激愉快地传递到了他的胯部。

「あう……」 “啊......”

 由紀恵が小さく呻いて身を強ばらせ、感じる部分に触れられるたび、ビクッと震えて反応した。
Yukie 轻声呻吟着,身体僵硬,每次触摸到她感觉到的部位时,她的反应都是颤抖。

 舌先で首筋から耳たぶまでたどると、舌の感触に加えて肌をくすぐる息にも彼女は肩をすくめ、クネクネと身悶えはじめた。
她的舌尖从她的后颈一直延伸到她的耳垂,她的舌头的感觉和搔痒她皮肤的呼吸使她耸耸肩和扭动。

 ブラウスの膨らみを揉む指が、徐々に乳首のあたりに迫って刺激し、さらに彼は勃起したズボンの股間を彼女の柔らかな尻に押しつけた。
他的手指摩擦着她上衣的凸起,逐渐压迫和刺激着她的乳头,他将勃起的裤子的裤裆压在她柔软的屁股上。

 当然彼女も気づいて意識するように、丸く形良い尻を蠢かせてきた。
自然而然地,她注意到并意识到了这一点,扭动着她圆润匀称的屁股。

 そして左右の耳の裏側と、うなじ全体を満遍なく舌で愛撫すると、
如果你用舌头均匀地抚摸左右耳的后部和整个颈背,

「アアッ……、も、もう……」 “啊............hh

 由紀恵は立っていられないように熱く喘ぎ、彼に振り返ってきた。
Yukie 呻吟得受不了,转身回头看着他。

 陽介は熱烈に唇を重ね、一緒にベッドに座った。ほんのり唾液に湿って密着する唇の感触を味わい、舌を差し入れて滑らかな歯並びを舐めた。
洋介热情地紧抿着嘴唇,一起坐在床上。 他享受着嘴唇微微湿润并粘在唾液上的感觉,然后伸出舌头舔舐他光滑的牙齿。

 由紀恵も、すぐに歯を開いてネットリと舌をからみつかせてきた。熱く湿り気ある吐息は果実のように甘酸っぱく、それに濃厚な刺激も含まれ、陽介は女の匂いに激しく興奮した。
Yukie 立即张开牙齿,用舌头与 Nettori 纠缠在一起。 那湿热的叹息,如水果般酸甜,还蕴含着浓郁的刺激,洋介被女人的气味激动得极度兴奋。

「ンン……」 “呃......”

 由紀恵は熱く鼻を鳴らし、彼の舌にチュッと強く吸い付いてきた。
Yukie 热情地哼了一声,吮吸着他的舌头。

 陽介は美女の唾液と吐息に酔いしれ、充分に味わってから、ようやく唇を離した。
洋介被美女的口水和叹息陶醉了,品尝足够后,他终于松开了嘴唇。

 そしてブラウスのボタンを外してやると、しばしもうろうとしていた由紀恵は、途中から気がくように自分で手早く脱ぎはじめてくれた。
而当我解开衬衫的扣子时,一时茫然的由纪惠开始自己快速起飞,仿佛从中间赶来。

 陽介も全て脱ぎ去り、やはり一糸まとわぬ姿になった由紀恵をベッドに横たえた。
洋介也脱掉了所有东西,将同样没有线的由纪惠放在床上。

 首筋から胸にかけて舌を這わせ、指先も駆使して肌を愛撫しながら、やがて色づいた乳首に吸い付いていった。
她的舌头从后颈爬到胸前,用指尖抚摸她的皮肤,最后吮吸着她有色的。

「ああッ……」 “啊......

 相当に久しぶりらしい由紀恵は、ビクッと顔をのけぞらせて喘いだ。久々というだけでなく、おそらく初めての不倫、しかも会ったばかりの男に身を任せている興奮も大きいだろう。
似乎已经很久的 Yukie 把脸转开,喘着粗气。 这不仅是很久以前的事,而且这可能是第一次婚外情,以及将自己托付给你刚认识的男人的兴奋。

 陽介は形良く柔らかな膨らみに顔中を押しつけ、心地良い感触と甘ったるい肌の匂いを味わいながら、コリコリと硬くなった乳首を舌で転がした。
洋介把脸贴在那匀称柔软的凸起上,用舌头滚动他坚硬的,享受着他甜美的皮肤带来的愉悦触感和气味。

 もう片方も含んで吸い付き、さらに汗ばんだ腋の下にも顔を埋め込み、濃厚な体臭にせ返った。
我吸吮着另一个,然后把脸埋在汗流浃背的腋窝下,我被浓浓的体味惊呆了。

 一日中立ち働いた美女の全身は、自然のままの匂いを十二分に発していた。
整天站着工作的美丽女子的整个身体,足以散发出自然的香味。

 さらに陽介は滑らかな肌を舐め下り、由紀恵の股間に顔を割り込ませていった。
此外,洋介舔了舔光滑的皮肤,将他的脸插入了由纪惠的胯部。

 黒々とした恥毛がふんわりと茂り、ワレメからはみ出す花びらは興奮に色づいて、ネットリとした大量の蜜に潤っていた。
深色的柔和地增厚起来,从裂缝中伸出的花瓣兴奋地染上了颜色,并被大量的花蜜滋润。

 陽介は艶めかしい眺めに堪らず、ギュッと顔を埋め込んでいった。
洋介受不了光鲜亮丽的景色,紧紧地埋住了脸。

 茂みに鼻をこすりつけ、甘ったるく濃厚な汗の匂いを貪りながら舌を這わせ、淡い酸味のヌメリをすすった。
我用鼻子在灌木丛上蹭蹭,一边吞噬着甘甜、浓稠的汗味,一边爬着舌头,啜饮着微酸的粘液。



「ああッ……、き、気持ちいい……!」 “啊............hh

 由紀恵は、羞恥と快感に声を上ずらせ、白くむっちりとした内腿で陽介の顔を締め付けながら悶えた。
Yukie 羞愧而快乐地扭动着,她用白皙丰满的大腿内侧收紧了她的脸。

 そして彼は、息づく膣口から、包皮を押し上げるようにツンと突き立ったクリトリスを執拗に舐めながら、自分も彼女の顔の方へ股間を移動させていった。
然后他将胯部移向她的脸,同时无情地舔她,她的阴道从她的阴道口伸出,顶在她的包皮上。

 やがて、互いに横向きになり、相手の内腿を枕にしながら由紀恵の鼻先に先端を突きつけると、彼女はすぐにパクッと亀頭にしゃぶりついてくれた。
最终,他们彼此侧身,用对方的大腿内侧作为枕头,将 Yukie 的鼻尖插入 Yukie 的鼻尖,她立即吸吮了。

 陽介が股間に美女の熱い息を受け止めながらクリトリスに吸い付くと、
当 Yosuke 一边吮吸,一边在裤裆接受美女的热气时,

「ンンッ……!」 “嗯......!”

 由紀恵も熱い鼻息で彼の陰囊をくすぐりながら呻き、反射的にチュッと強く吸い付いてきた。
Yukie 呻吟着,用她滚烫的鼻息挠着他的痒,并条件反射地用力吸吮它。

 そして清らかな唾液に濡れた口で幹を丸く締め付け、内部ではクチュクチュと舌が滑らかに蠢き、たちまち彼自身は美女の温かな唾液にどっぷりと浸った。
然后,他用纯净的唾液湿润了嘴巴,把树干紧紧了起来,舌头在里面平稳地蠕动着,他自己也立刻沉浸在一个美女温暖的唾液中。

 陽介も、由紀恵の匂いに酔いしれながら熱い愛液をすすり、クリトリスを攻め続けながら高まった。
洋介也一边啜饮着热乎乎的爱汁,一边醉在由纪惠的气味中,继续攻击阴蒂。

「アアッ……、も、もうダメ……」 “啊............hh

 耐えきれなくなったように由紀恵がペニスから口を離し、挿入をせがむように身をくねらせた。
仿佛她再也受不了了,Yukie 将她的嘴从他的阴茎上移开,扭动着,仿佛乞求插入。

 彼は身を起こし、待ちきれない思いで屹立した肉棒を構えた。
他坐起来,期待地保持着勃起。

 由紀恵は、いわゆる下つきで、膣口がやや肛門側にあるため、後背位の方が良いかも知れないと思い、そこで彼は『性愛之術』にあった「しよふくき」を試してみようと思った。
Yukie 认为那可能会更好,因为它是所谓的劣质,而且阴道口略微在肛门一侧,所以他决定尝试“性爱”中的“秘密处俯卧”。

 まずは彼女を横向きにさせて、陽介はその後ろからペニスを構えて股間を進めていった。
首先,我让她转向一边,洋介从她身后握住他的阴茎,推进他的胯部。

 後ろからワレメに先端を押しつけ、彼女の唾液に濡れた亀頭をゆっくり押し込んでゆくと、
当我从后面将尖端压在裂缝上,慢慢地将推入被她的唾液弄湿时,

「ああッ……!」 “啊......

 由紀恵は激しく喘ぎ、自ら尻を突き出しながら根元まで受け入れていった。
Yukie 猛烈地喘着粗气,一边伸出自己的屁股一边接受它。

 ヌルヌルッと心地よい肉襞の摩擦がペニス全体を包み込み、熱く濡れた柔肉がキュッときつく締め付けてきた。
黏糊糊的舒适肉褶的摩擦包裹着整个阴茎,湿热柔软的肉体紧紧地收紧。

 そして彼の下腹部に尻の丸みが当たって弾み、陽介は感触と温もりを味わいながら彼女を背後から抱きすくめた。
她圆润的屁股撞到他的小腹上弹跳,洋介从后面抱住她,享受着那种感觉和温暖。

《横向きに寄り添い、男がはいめんから交わるたいを取りたるあとは、互いのいんを結びつけたるまま、女をうつせにする手もまたよきかな》
“在侧身依偎并采取男人从后面互动的位置之后,有一只手让女人躺下,同时保持彼此的被绑住,这也是很好的。”

 陽介は記述を思い出しながら、そろそろと彼女をうつ伏せにさせ、自分はのしかかるように移動していった。
洋介想起了这个描述,他让她脸朝下躺着,自己动了起来。

 由紀恵も素直に腹這い、陽介が股間を押しつけると、白く丸い双丘への密着感が高まった。
由纪惠乖乖地爬在她的肚子上,当洋介压在她的胯部时,对白色圆形双山的依附感增加了。

「ああ……、こんなの初めて……」 “哦......我以前从来没有见过这样的事情......

 由紀恵が顔を伏せて喘ぎ、久々の男を味わうようにモグモグと膣内を収縮させ、ペニスを締め付けてきた。
Yukie 低头喘着粗气,收缩着她的阴道,收紧她的阴茎,就像她很久以来第一次品尝一个男人一样。

はらいにした女のあしの間に男、りようの脚を割り入らせ、たまぐきで小刻みに突くべし》
“男人应该把双腿放在爬到她肚子上的女人的两腿之间,用玉茎戳她。”

 陽介は両足を彼女の股の内側に割り込ませると、由紀恵もうつ伏せのまま大股開きになってくれた。
洋介将双腿插入她的胯部,由纪惠躺下时张开了她的大腿。

「アア……、恥ずかしい……」 “啊啊......尴尬的.......”

 後ろからの挿入は、ただでさえ最も無防備な体勢のため、女性の心理も受け身になり、どうにでもして欲しい気になるようだ。しかも大きく股を開いたから、激しい羞恥も加わり、彼女の淫気は最高潮になってきたようだった。
从后面插入已经是最脆弱的姿势,所以女人的心理变得被动,似乎什么都想做。 而且,因为她把胯部张得很大,所以增加了强烈的羞耻感,她的欲望似乎达到了顶峰。

 陽介は、のしかかったまま股間を小刻みに突き動かしはじめ、何とも心地良い摩擦を味わった。
洋介靠在上面开始扭动他的胯部,他尝到了非常愉快的摩擦。

「ああッ……、こすれるわ、すごい……」 “啊......hh......h

 由紀恵は声を上ずらせながら、律動を合わせるように、腰を上下させて動かしてきた。
Yukie 提高了声音,上下移动她的臀部,仿佛要配合节奏。

 大量に溢れる愛液がヌラヌラと動きを滑らかにさせ、ピチャクチャと淫らに湿った音が響きはじめた。
大量溢出的爱汁用 nulla nulla 抚平了动作,湿漉漉的声音开始响起。

 溢れたヌメリは互いの接点を濡らし、さらに下のシーツにまで染み込んでいった。
溢出的粘液浸湿了彼此的触点,甚至浸透了下面的床单。



の先端が、じよいんの腹側のかべる、天に導くしよかえし当たり、女、感ずることはなはだし》
“它的尖端反复撞击着女子阴壁腹壁上通向天堂的秘处,而女子,它非常敏感。”

 記述にある、天に導く秘所というのは、恐らく膣内の天井にあるGスポットだろう。
描述中通向天堂的秘密所在,大概就是阴道天花板上的吧。

 陽介は、先端でその部分を意識的に突くように角度を工夫し、執拗に腰を突き動かし続けた。
洋介设计了一个角度,这样他就可以有意识地用尖端戳这个区域,并继续无情地他的臀部。

「アア……、感じる……」 “啊啊......我感觉.......”

 由紀恵が尻を振り、ペニスを締め付け続けながら喘ぎ、粗相したかと思えるほどの愛液を漏らした。
Yukie 一边摇晃着屁股一边喘着粗气,一边继续收紧她的阴茎,流出如此多的爱汁,以至于她似乎很粗糙。

《加えて、うなじから背中、さすれば、たゆまぬ快に、顔を押し付けた枕をみてもだえるなり》
“此外,如果你抚摸你的后颈、背部和臀部,当你咬住压在脸上的枕头时,你会痛苦地扭动。”

 陽介は腰を使いながら由紀恵の首筋や背に舌を這わせ、指も使って脇腹から尻まで愛撫した。
洋介用他的臀部用舌头滑过由纪惠的后颈和背部,并用手指抚摸她的侧腹和屁股。

「く……、ダメ、いきそう……」 “......不,不,不,我要.......”

 由紀恵が顔を横に向け、必死に呼吸しながら呻いた。 Yukie 把头转向一边,呻吟着,疯狂地呼吸。

 陽介も顔を埋め込み、熱く湿ってかぐわしい息を嗅ぎながら耳を舐め、頰に唇を押しつけた。
洋介也把脸埋进去,舔着耳朵,把嘴唇贴在脸颊上,嗅着湿热的气息。

 彼女が必死に振り返るように顔を向け、舌を伸ばしてきたので、陽介も舌を出すと、辛うじて互いの舌先をチロチロと舐め合うことが出来た。
她疯狂地转头看着她,伸出舌头,让洋介伸出舌头,轻松地舔舐对方的舌尖。

 しかし突き上がる快感に、彼女は舌を伸ばしていられず、また激しく喘いで悶えはじめた。
然而,她无法伸出舌头来感受这股涌上来的快感,她又开始喘气和剧烈地扭动。

 陽介は脇から手を差し入れて柔らかな乳房を揉みしだき、コリコリと乳首を指の腹で擦りながら、なおもうなじから背中に舌を這わせた。
洋介从侧面伸进来,开始揉搓她柔软的乳房,用指腹摩擦她的,同时他的舌头仍然从她的后背滑到她的背部。

 滑らかな肌は、うっすらと汗の味がし、吐息と髪の匂い、さらに腋から漂う甘ったるい体臭に彼は高まっていった。
他光滑的皮肤上带着淡淡的汗味,呼吸和头发的气味,以及从腋下飘出的甜美体味,使他更加兴奋。

 すでに何度か、由紀恵はオルガスムスの小波を受け止め、ヒクヒクと肌を震わせはじめていた。
Yukie 已经有好几次捕捉到了高潮的小波浪,她的皮肤已经开始抽搐。

 そろそろ大きな波がやってくるように、膣内の収縮が激しくなってきた。
仿佛一股大浪即将来临,阴道的收缩变得更加强烈。

 陽介も絶頂を目指すため身を起こし、彼女の腰を抱えて万全の体勢を取った。
洋介也坐起来以达到他的高潮,抱着她的臀部,摆出完美的姿势。

 由紀恵は四つん這いになって尻を高く浮かせ、彼の方に大胆に突き出してきた。
Yukie 四肢着地,高高地抬起她的屁股,大胆地向他冲去。

 股間をぶつけるように前後させると、肌の当たる音とともに尻の弾力が伝わり、さらにペニス全体を肉襞の摩擦が心地良く包み込んだ。
当我来回移动我的胯部使其碰到我的胯部时,我屁股的弹性随着我的皮肤撞击它的声音而传递,肉褶的摩擦舒适地包裹着我的整个阴茎。

 すでに溢れる愛液はかくはんされたように白っぽく濁り、揺れてぶつかる陰囊をぬめらせ、彼女の内腿にまで滴っていた。
已经溢出的爱汁像是被搅动过一样发白浑浊,在摇晃碰撞的同时滴落在她的大腿内侧。

「い、いっちゃう……、アアーッ……!」 “我要走,我要走,...... ......啊

 とうとう由紀恵が大きなオルガスムスを迎え、喘ぎながらガクンガクンと狂おしい痙攣を開始した。
最后,Yukie 达到了高潮,开始喘气、抽搐和疯狂抽搐。

 陽介も、膣内の収縮に巻き込まれ、あっという間に絶頂に達してしまった。
洋介也被阴道收缩困住,很快就达到了高潮。

「く……!」 “该死的......!”

 突き上がる快感に呻き、熱い大量のザーメンをドクンドクンと勢いよくほとばしらせると、
- 当她呻吟着上升的快感并大力喷出大量热精液时,

「あう……、熱いわ、もっと……」 “哦,......热,更.......”

 奥深い部分に噴出を感じ取った由紀恵は、駄目押しの快感を得たように口走った。
Yukie 感觉到内心深处的喷涌,她舔了舔嘴,仿佛她获得了推动它的乐趣。

 陽介は、心おきなく最後の一滴まで出し尽くし、徐々に動きを弱めながら、下降線をたどりつつある快感を惜しんだ。
洋介并不介意把最后一滴都吐出来,逐渐减弱了自己的动作,后悔着顺着下行线的快感。

「アア……」 “啊......”

 由紀恵も、彼が済んだことを察して満足げに声を洩らし、支えを失ったようにグッタリと突っ伏してしまった。
当 Yukie 意识到他已经完成了时,她也发出了满意的声音,就像失去了支持一样倒下了。

 なおも心地良い尻の丸みに股間を押しつけて余韻を味わうと、まだ膣内が名残惜しげにキュッキュッと締まり、刺激された亀頭が過敏にピクンと跳ね上がった。
- 当我将胯部压在仍然舒适圆润的屁股上,品尝着余晖时,我的阴道内部仍然遗憾地吱吱作响,受刺激的龟头过敏地跳了起来。

「あう……」 “啊......”

 まだGスポットが感じるように由紀恵が声を洩らし、完全に動きを止めていても、何度かビクッと肌を波打たせた。
由纪惠发出的声音仍然感觉像她的,即使她已经完全停止了移动,她的皮肤还是泛起了几下波纹。

 ようやく陽介が股間を引き離して添い寝すると、彼女はこちら向きになってしがみついてきた。
当洋介终于拉开她的胯部和她一起睡觉时,她转向我,紧紧地抱着我。

「こんなに良かったの、初めてです……」 “我从来没有这么好过......

 由紀恵が熱い呼吸を繰り返しながら囁き、とろんとした眼差しで彼を見た。
Yukie 低声说,她热气腾腾地呼吸,睁大了眼睛看着他。

「感じてくれて、僕も嬉しいです」 “我很高兴你感觉到了。”

 陽介は腕枕してやりながら答え、そっと髪を撫でた。 洋介回答道,他枕在他的手臂上,轻轻地抚摸着他的头发。

 そしていつものことながら、これほどの美女が自分などに身体を開いたことを不思議に思うのだった。
像往常一样,他想知道这样一个美丽的女人是如何向他敞开心扉的。



とうはつさきれ」を試す 试试“头发的预兆”


《普段、かみにて隠されたはだしんにゆうされる事が女を興奮へといざなゆえとうはつめることおこたなかれ。男、ず女の頭全体をてのひらにてしずかにさすり、のちおもむろにとうへ向かいの中に差し入れるべし。やや力を入れ、髪をき上げ、また搔き乱せば、其の生えずる付け根が大いにげきされる。これこそが大いにせいかんもよおすなり。女、あたかも撫でられたねこのように、男につき従い、性愛のぬくもりを待ち望むなり》
《不要怪你头上的头发,因为通常被头发掩盖的皮肤的侵入会让女人兴奋起来。 男性应先用手掌轻轻抚摸女性的头部,然后慢慢地走到头皮上,将五根手指插入其中。 如果用一点力,把头发拉起来,再打扰一下,头发的根部就会受到很大的刺激。 这是一种很棒的性感觉。 一个女人,就像一只被宠爱的小猫,跟着一个男人,渴望得到他的温暖。

──『せいあいじゆつ』(明治初期)より  ── 选自《性爱》(明治初期)



「お客さん、ここは初めてですね?」 “你是新来的,不是吗?”

「ええ、いつも行っている店が休みだったもので」 “是的,我平常去的商店都关门了。”

 言われて、陽介は椅子に掛けながら答えた。だいぶ髪が伸びてきたので、行きつけの床屋へ出かけたところ、一ヵ月間の長期休業だった。そこで町を散策していたら、路地にこぢんまりとした綺麗な理容店を見つけたのである。
洋介在椅子上坐下时回答道。 我的头发长了很多,所以我去了我最喜欢的理发店,它关门了一个月。 所以,当我在镇上走动时,我在一条小巷里发现了一家小而漂亮的理发店。

 二十代半ばの美女が、一人の女性客を相手にしていたので、入ってみたのだ。彼女はなかなか手さばきが良く、十分ほどで女性客が帰り、陽介の番となった。
一位 20 多岁的美女正在与一位女顾客打交道,所以我进去了。 她相当得心应手,大约十分钟后,女顾客离开了,轮到洋介了。

 壁に掛かった許可証を見ると、彼女の名はやまさきとあった。
当我看墙上的许可证时,我看到她的名字叫山崎美纪。

 やがて彼女が髪を切りはじめてくれた。 最后,她开始给我剪头发。

 美樹は陽介の髪に集中しているので、彼は鏡に映った彼女の顔を遠慮なく観察することが出来た。
三木正专心致志地看着洋介的头发,所以他毫不犹豫地在镜子里观察她的脸。

「綺麗なお店ですね」 “这是一家漂亮的商店。”

「有難うございます。改築したばかりなので、これからはこちらに来ていただけるよう頑張りますね」
“谢谢你,我们刚刚装修了它,所以我们会尽最大努力把你送到这里。”

 陽介が言うと、美樹は手を休めることなく、にこやかに答えた。
洋介说,三木微笑着回答,没有停顿她的手。

 もう閉店が近いので、他の客が来ることもなく、陽介も何かにつけ彼女とおしやべりした。
由于快关门了,没有其他顾客来,洋介也和她聊了些什么。

 元は父親の店だったが半年前に亡くなり、美樹が継ぐことになったので改装したようだった。
这里曾经是他父亲的店,但半年前他去世了,由三木接手,所以看起来好像已经翻修过了。

 この店の二階が住居になっていて、美樹は母親と二人で住んでいるらしい。
这家店的二楼是住宅,三木似乎和她的母亲住在一起。

 鏡ではなく、生身の彼女の様子をたまにチラと見ると、半袖の隙間からスベスベの腋の下が見え、陽介は股間が熱くなってきてしまった。
当我偶尔从肉体而不是镜子里瞥一眼她时,我可以透过她短袖的缝隙看到滑溜溜的腋窝,洋介的胯部变得很热。

 そして彼女が動くたび、ふんわりと生ぬるい風が鼻を撫で、リンスか香水か体臭か、控えめに甘い匂いが漂った。
每次她移动时,一阵柔和、温热的微风轻抚着她的鼻子,护发素、香水或体味的气味都隐隐约约地甜美。

 さらに顔を寄せていると、ほんのりと美樹の湿り気ある息が鼻腔をくすぐってきた。それは女の子らしく甘酸っぱい果実臭に、やはり気を遣っているのか、微かなハッカの匂いも含まれていた。
当我靠得更近时,三木湿润的呼吸轻轻地搔痒了我的鼻孔。 它有一种少女般的酸甜水果味,还带着淡淡的薄荷味,也许是因为她还是小心翼翼的。

 二十代半ばでも、だいぶ若作りで、愛くるしい感じである。
即使她二十多岁,她看起来也年轻得多,也更可爱。

 丸顔に笑窪、栗色のボブカットに白い歯並びが実に健康そうだった。胸も腰もムチムチと丸みを帯び、肌はどこも弾力がありそうだ。
她有一张圆圆的脸,一个微笑的酒窝,一个栗色的波波头,还有洁白的牙齿,她看起来真的很健康。 她的胸部和腰部丰满圆润,皮肤似乎到处都有弹性。

 彼氏はいるのだろうか、充実した快楽を味わっているのだろうかと、あれこれ想像すると勃起してきてしまったので、陽介はなるべく妄想を抑えた。
我想知道我是否有男朋友,或者我是否在享受充实的快感,当我想象它时我就勃起了,所以洋介尽可能地压制了他的妄想。

 やがて髪を切り終えると洗髪してもらい、さらに仰向けになってひげを当たってもらった。
最后,当我剪完头发时,我洗了头发,然后我被要求仰卧并刮胡子。

 顔を寄せて真剣にかみそりを使う美樹の匂いが感じられて、彼はとうぜんとなってしまった。
他被 Miki 俯身认真使用剃须刀的气味惊呆了。

(少しぐらい失敗して、傷を舐めたりしてくれないものかなあ……)
(不知道你能不能犯几个错误,舔......伤口)

 陽介は取り留めもなく、嫌らしいことばかり考えてしまい、また必死になって勃起を抑えた。何しろ仰向けだから、ってしまったら目立つだろう。
洋介没有退缩,他只想着恶心的事情,拼命地再次压制着自己的勃起。 毕竟,它是在你的背上,所以如果你勃起,它会很明显。

 しかし彼女の手際は良く、たちまち剃り終えて椅子が元に戻された。顔を拭いてもらい、ドライヤーで髪を乾かし、全て整えてもらった。
然而,她技术娴熟,很快就剃完了胡子,椅子又重新装上了。 我擦了擦脸,用吹风机吹干了头发,一切都完成了。

「お疲れ様でした」 “谢谢你的辛勤工作。”

「どうも有難う。とっても上手でした。また寄らせてもらいますね」
“非常感谢你,你真是太棒了。 我再来。

「上手ではないですよ。理容学校を出てからは、父が元気だったので他の仕事にも就いていたから、あんまり技術には自信がないんです」
“我不是很擅长,因为从理发学校毕业后,我爸爸做得很好,所以我有其他工作,所以我对自己的技能不是很有信心。”

「いえ、とても手際が良かったですよ。ご自分の髪も切るんですか?」
“不,这很聪明,你自己剪头发吗?”

「ええ、でも癖っ毛で、いたんで仕方がありません」 “是的,但这是一种习惯,我没办法。”

 美樹が、本当に悩んでいるように言う。 三木说,好像她真的很担心。

「頭皮マッサージが良いのじゃないですか? ご自分でなさっているかもしれませんが、人にしてもらったほうが効果が高いと思いますよ。私はツボに詳しいので……」
你可能自己做,但我认为让别人做会更有效。 我熟悉穴位,所以我.......”

「そうですか……」 “是这样吗......?”

 陽介の言葉に、美樹は少し心を動かされたようだった。
洋介的话似乎让三木有些感动。



「何でしたら、少ししてみましょうか」 “你为什么不试试呢?”

「そんな、お客様に申し訳ないです」 “我为此感到抱歉。”

 陽介が立ち上がって言い、美樹に椅子をすすめると、彼女は遠慮した。
洋介站起来说,给三木一把椅子,但她犹豫了。

 それは会ったばかりなのだから当然だろう。しかし陽介は美樹に魅せられていたので、もう一押ししてみた。
这并不奇怪,因为我们刚刚见过面。 然而,洋介被三木迷住了,所以他又给了它一把。

「構いませんよ。お近づきのしるしに」 “我不介意,这表明你离得越来越近了。”

「そうですか。では少しだけ……」 “好吧,我们......一点。”

 言うと、彼女もとうとう頷き、店の入り口と窓のブラインドを閉めてから椅子に掛けてくれた。
她最后点点头,关上了入口和窗户的百叶窗,然后把我挂在椅子上。

 陽介は後ろに回り、彼女の頭に触れた。 洋介转过身来,摸了摸她的头。

 本当は顔を寄せて髪の匂いを嗅ぎたかったが、鏡で見られているので控え、ひやくという頭頂部のツボを指圧し、さらに後頭部、盆の窪からうなじ、耳の裏側の方にまで指を這わせていった。
我真的很想俯身闻闻她的头发,但我看着镜子里的她,所以我克制住了,所以我在她的头顶上按了一下叫做百海的穴位,然后用手指爬到她的后脑勺,从托盘的凹陷到她的后颈和耳后。

 美樹の髪は実にしなやかだったが、自分で言うとおり癖っ毛なのだろう、芯の硬さも感じられた。
三木的头发真的很柔软,但正如她所说,这可能是一种习惯,她能感觉到她核心的坚硬。

「ああ、気持ちいいです……」 “哦,感觉真好......

 美樹はうっとりと力を抜いて言い、次第に遠慮もなくなってきたようだった。
三木带着紧迫感说,似乎越来越不犹豫了。

「でも、綺麗な理容師さんでは、多くの男に言い寄られるでしょう」
“但是,如果有一个漂亮的理发师,你会有很多男人接近你。”

 陽介は、頭皮への指圧を続けながら言ってみた。 洋介一边说,一边继续对自己的头皮进行指压。

「いいえ、忙しくて、そんな余裕はありませんでした。お付き合いしていた人はいたけれど、私が家を継ぐことになったときに反対されて、それでケンカになって別れてしまいました」
“不,我太忙了,没有时间做这件事,我和某人有关系,但是当我决定接管房子时,他反对,所以我们吵了一架,分手了。”

 美樹が言う。 Miki 说。

 では今は付き合っている彼氏はおらず、別れて半年ばかりということになる。
所以,我现在没有男朋友,而且我们分手才半年。

 この健康的な肉体では、すでに快楽も知っているだろうから、欲求も溜まっているに違いない。
在这个健康的身体里,你已经知道快乐了,所以你一定对它有渴望。

 そこで陽介は、『性愛之術』で読んだ、「とうはつさきれ」を試してみようと思った。
所以 Yosuke 决定尝试他在《性艺术》中读到的“头发的预兆”。

《普段、かみにて隠されたはだしんにゆうされる事が女を興奮へといざなゆえ、頭髪をめることおこたなかれ》
《不要责怪头发,因为通常被头发隐藏的皮肤侵入会让女性兴奋》

 記述を思い出し、確かに普段髪に覆われているが、多くの感じるツボも隠されているのだろうと陽介は思った。
想起那次描述,洋介觉得确实被他的头发遮住了,但肯定也感受到了不少压力点。

《男、ず女の頭全体をてのひらにてしずかにさすり、のちおもむろにとうへ向かいの中に差し入れるべし》
“男人,先用手掌抚摸整个女人的头,然后慢慢地走到头皮上,把五根手指去。”

 陽介は、両手のひらで髪全体を撫で回し、それからゆっくりと髪の中に指を潜り込ませていった。
洋介用手掌抚摸着整根头发,然后慢慢地将手指滑入头发中。

《やや力を入れ、髪をき上げ、また搔き乱せば、其の生えずる付け根が大いにげきされる。これこそが大いにせいかんもよおすなり》
“如果你稍微用力一下,把头发拉起来,再打扰它,头发的根部就会受到很大的刺激。 这是一种很棒的性感觉。

 彼は記述の通りに髪を搔き上げるように指を這わせ、ときに搔き乱すようにしながら頭皮を刺激した。
他按照描述用手指抚摸着她的头发,偶尔搅动和刺激她的头皮。

 もちろん合間に、耳たぶやうなじ、感じる首筋にも微妙なタッチで触れ続けた。
当然,在这期间,我继续用微妙的触摸来触摸我的耳垂、后颈和我的后颈。

「ああ……」 “哦.......”

 次第に美樹はうっとりと目を閉じ、熱い喘ぎを洩らしはじめたではないか。
渐渐地,三木着迷地闭上了眼睛,开始流出热气。

 陽介は愛撫の効果に驚きながら、さらに指先に神経を集中させた。
洋介对爱抚的效果感到惊讶,但他将神经更加集中在指尖上。

 もともと彼女も、日頃から気持ちを張りつめさせ、相当に心身が疲れているのだろう。それに欲求不満もあり、感じやすくなっているようだった。
本来,她肯定每天都很紧张,身心都相当疲惫。 也有挫败感,似乎更容易感受到。

 それに何より、自分で店の椅子に座り、初対面の陽介のマッサージを受けること自体、すでに彼女はためらいの壁を越えてしまったということだろう。
最重要的是,她自己坐在店里的椅子上,第一次见到洋介时接受了洋介的按摩,这一事实已经越过了犹豫的障碍。

《女、あたかも撫でられたねこのように、男につき従い、せいあいぬくもりを待ち望むなり》
“一个女人,就像一只被宠爱的小猫,跟着男人,渴望得到他的温暖。”

 記述の通り、美樹は僅かの間にすっかり忘我の境を行き来するように息を弾ませ、そして何度か、他の部分も触れて欲しいように身をくねらせはじめていた。
如前所述,三木喘着粗气,仿佛她在瞬间在遗忘的边界之间来回穿梭,有几次她开始扭动,仿佛想触摸她身体的其他部位。

 気づかれぬようそっと顔を寄せると、甘い髪の匂いとともに、美樹の襟元や、僅かに開いた胸元からも、生ぬるい熱気が立ち昇り、甘ったるいフェロモンが陽介の鼻腔を妖しく刺激してきた。
当我轻轻地把脸拉近以免被注意到时,温热从三木的衣领和微微张开的胸膛升起,伴随着甜美头发的气味,甜美的信息素刺激着洋介的鼻孔。

(大丈夫だろうか……) (可以吗 ......?

 陽介は、美樹の反応を見ながら髪への愛撫を続け、さらにエスカレートする機会を窺うのだった。
洋介继续抚摸着三木的头发,同时观察她的反应,寻找机会进一步升级。



「アア……、何だか私、変な気持ちになってきました……」
“啊............hhh

 美樹が熱い呼吸を繰り返しながら言い、陽介も徐々に髪からうなじへと本格的に指を移動させていった。
三木一边说着,一边反复地热气腾腾地呼吸着,洋介逐渐认真地将手指从她的头发移到她的后颈。

「お疲れなのでしょう。ではこの辺りも」 “我确定你累了,我这儿见。”

 陽介は言い、肩にも指圧を施しはじめた。 洋介说着,也开始在他的肩膀上按压。

「ああ……、そんな、申し訳ないです……」 “哦......我很抱歉......那个。”

 美樹は言ったが、すでに身体の方は彼に身を任せるように力が抜けていた。
三木说,但她的身体已经虚弱了,仿佛她正在向他投降。

 それに陽介の指圧は凝りをほぐして楽になるものではなく、微妙に性感を刺激して、我慢できなくさせるたぐいのものなのだ。
此外,洋介的穴位按摩并不是缓解僵硬和缓解的东西,而是一种微妙地刺激性感觉并使其难以忍受的东西。

(そろそろ大丈夫だろう……) (我认为是时候了......)

 陽介は激しく勃起しながら思い、美樹の反応を見ながら、徐々に肩から胸へと指を移動させていった。
洋介一边想着,一边猛烈地勃起,看着三木慢慢地将手指从肩膀移到胸前的反应。

 膨らみは実に柔らかで形良く、陽介は例によって麓からじっくりと責め、優しく揉んでいった。
凸起真的很柔软有型,洋介像往常一样,小心翼翼地从脚上责备它,轻轻地揉搓。

 そして今度こそ背後から彼女の髪に顔を押し当て、甘い髪の匂いを嗅ぎながら、鼻と唇で髪を搔き分けた。
这一次,他从后面把脸贴在她的头发上,一边嗅着她甜美的头发,一边用鼻子和嘴唇扫过她的头发。

「ああ……、私、何だか……」 “哦......我.......”

 美樹が朦朧となって喘ぎ、もう自分がどこで何をしているかも分からなくなってきたようだった。
三木发呆地喘着粗气,似乎已经不知道自己在哪里,也不知道自己在做什么了。

 鼻で髪を搔き分け、うなじに唇を触れさせると、息の刺激も伝わり、彼女がビクリと反応した。
我让我的鼻子在她的头发上翻滚,让她触碰我的嘴唇到她的后颈,她呼吸的刺激被传递了出来,她猛地回应。

 陽介はうなじにそっと舌を這わせ、そのまま耳朶を静かに含んで吸い、たまに軽く歯も当てながら、指はいよいよ乳首を探りはじめていた。
洋介轻轻地用舌头爬过他的后颈,轻轻地吮吸他的耳垂,偶尔用牙齿在他的手指上轻轻摩擦,他的手指终于开始探索她的。

 美樹の身悶えはさらに激しくなり、彼女は自分から乳首を彼の指に移動させるような仕草さえした。
三木的扭动变得更加激烈,她甚至做了一个手势,将她的从自己移到他的手指上。

「アア……、どうか……」 “啊啊......求求你了,.......”

 そして彼女は息を震わせながら、陽介の方に顔を向けてきたのである。
“她把脸转向洋介,带着颤抖的呼吸。

 彼も乳房を責めながら、唇を耳から頰に移動させ、とうとうピッタリと唇を重ねてしまった。
他还挑逗着她的乳房,将她的嘴唇从耳朵移到脸颊,直到他们终于把嘴唇压在一起。

 柔らかな感触が伝わり、ほんのりした唾液の湿り気と、ハッカの混じった果実臭の息が悩ましく鼻腔を刺激してきた。
柔软的触感传递了下来,唾液的轻微湿润和混合着薄荷的水果气味的呼吸刺激了我的鼻腔。

 舌を差し入れ、唇の内側を舐め、白く綺麗な歯並びをたどった。すると彼女も歯を開いて受け入れ、ネットリと舌をからみつかせてきた。
我插入舌头,舔了舔嘴唇内侧,描摹着我美丽的白色牙齿。 然后她张开牙齿接受它,用舌头缠住它。

「ンン……」 “呃......”

 美樹は熱く鼻を鳴らし、差し入れた彼の舌に吸い付いてきた。
三木热情地哼了一声,吮吸着他的舌头。

 そして陽介が乳首を探るたび、チュッと強く吸い付いた。
每次 Yosuke 探索她的时,她都会用力吸吮。

 彼も美女の唾液と吐息を味わい、もう後戻りできないほど激しい興奮が高まってきてしまった。
他还尝到了美女的口水和叹息,他的兴奋如此剧烈地增加,以至于他无法回头。

 ようやく唇が離れると、美樹はハッと我に返ったようだった。
当他们的嘴唇终于分开时,三木似乎又回到了自己身上。

「あ、あの……、どうか二階へ……」 “哦,那个......,请.......上楼去”

 美樹が懸命に力を入れ、椅子から立って言った。 三木从椅子上站起来说。

 やはりブラインドが降りていても、明るい店内で行なうのは気が引けるようだった。それでも興奮が高まり、すっかり火が点いてしまったようで、ここで止める気にもならないようである。
即使百叶窗拉下,在明亮的餐厅里做这件事似乎也很不舒服。 尽管如此,兴奋感越来越大,似乎火已经完全点燃了,看来他并不想就此止步。

 美樹は深呼吸し、営業中の札をしまってドアをロックし、店の灯りを消して彼を中に誘った。
三木深吸一口气,收起招牌,锁上门,关掉店里的灯,请他进去。

「お母さんは?」 “那妈呢?”

「今日は、お友達と温泉に行っているので帰りません」
“我今天要和朋友一起去泡温泉,所以我不回家。”

「そう、それなら……」 “是的,那.......”

 やがて陽介は、美樹に案内され、胸を高鳴らせながら階段を上っていった。
最终,洋介在三木的引导下,兴奋地爬上了楼梯。

 二階にはリビングにキッチン、そして母親と彼女の部屋があるようだった。
楼上似乎有客厅、厨房和她妈妈的房间。

 美樹は、自分の部屋に陽介を招き入れてくれた。 三木邀请洋介进她的房间。

 六畳ほどの洋間の窓際にはベッド、それに机とテレビ、本棚などが機能的に配置され、室内には甘ったるい若い娘のフェロモンが籠もっていた。
约六张榻榻米的西式房间靠窗的床、书桌、电视、书架等被功能地布置了起来,一个甜美少女的信息素被困在房间里。

 陽介も、初めて来た店の二階にある、住居の方に通されるなど夢にも思わず、自分の異常なほどの女性運と、『性愛之術』の効果に驚きが隠せなかった。
洋介做梦也没想到,自己第一次来过的店二楼住宅经过,他也掩饰不住对自己与女性不同寻常的运气和“性爱”的效果的惊讶。

「どうか、続きを……」 “请......继续。”

 美樹が言い、陽介も密室に入って激しく燃え上がった。
三木说着,洋介也进入了封闭的房间,猛烈地燃烧起来。

 そして再び彼女に唇を重ね、舌をからめながら、互いにもどかしい思いで服を脱ぎはじめたのであった。
然后他们又把嘴唇贴在她身上,把舌头缠在一起,沮丧地开始脱衣服。



うしこう」を使う 使用“站立后退攻击”


《うつせの女を突きたる後は、たまぐきを抜かぬまま女の腰を抱え上げ、四つんいにしてからだいに立ち姿勢に移るべし。かべ等にりようの手を突いた女を、立ち身の男が後ろより玉茎にてめるさいたがいのあしの開き具合で、やわかべ深くまた浅く、じゆうおう至るところを攻められるゆえ、女、ぞんがいに心地よし。また、安定して腰を動かせる故、尻しくは背中を撫でさすることとあわせて攻めれば、必ずや女を夢見心地にさせられるなり》
《俯卧女性后,在不移除茎的情况下抬起她的腰部,四肢着地,逐渐移动到站立姿势。 当站着的男人用双手从背后用玉杆攻击墙面的女人时,彼此的双腿张开,让柔软的墙面被攻得深浅,以及所有的长度和宽度,所以女人在里面很舒服。 此外,由于您可以稳定地移动臀部,因此如果您同时抚摸臀部或背部来攻击它,您一定会让女人感觉像在做梦。

──『せいあいじゆつ』(明治初期)より  ── 选自《性爱》(明治初期)



「ああ……、何だか信じられないわ……」 “哦......我简直不敢相信......

 一糸まとわぬ姿になった美樹が、ベッドに横たわって言う。
已经变成一丝不苟的身影的三木躺在床上说。

 しかし、その思いは陽介の方がずっと強かった。何しろ、初めて来た理容店の二階の私室に上がり込み、美人理容師と一緒に全裸になっているのだから。
然而,洋介的感情要强烈得多。 毕竟,我去了第一次来的理发店二楼的闺房,和一位漂亮的理发师赤身裸体。

 とにかく、すっかり興奮を高めている美樹の唇を奪いながら、陽介は添い寝し、しなやかな髪をまさぐった。
无论如何,在偷走已经变得兴奋的 Miki 的嘴唇的同时,洋介与她一起睡觉,并撩动了她柔软的头发。

 枕にもシーツにも、美女の甘ったるい匂いが染みつき、彼は激しく勃起した。
枕头和床单都浸透着美女的甜美气味,他猛地勃起。

「ンン……」 “呃......”

 美樹も彼の舌に吸い付きながら、果実のように甘酸っぱい息を弾ませて熱く鼻を鳴らした。
三木热情地哼了一声,吮吸着他的舌头,吐出一口像水果一样酸甜的气息。

 やがて陽介は充分に舌をからめ、美女の唾液と吐息を堪能してから唇を離すと、美樹はすっかり魂を抜かれたように身を投げ出してきた。
最终,洋介将他的舌头充分缠住,享受着美女的口水和叹息,然后松开了他的嘴唇,三木仿佛自己的灵魂已经完全被移除了一样,把自己扔了出去。

 陽介は甘い匂いの髪に顔を埋め、指と舌でうなじを攻め、首筋を舐め下りていった。
洋介把脸埋在他芬芳的头发里,用手指和舌头攻击他的后颈,然后舔他的后颈。

「ああッ……!」 “啊......

 美樹がビクッと顔をのけぞらせ、激しく喘いだ。 三木移开视线,猛烈地喘着粗气。

 店と違い、自分の部屋で思いきり声が出せるので、肌の反応も遠慮なく激しくなってきた。
与商店不同,我可以在房间里想说多少就说多少,所以我的皮肤反应毫不犹豫地变得更加强烈。

 このベッドで美樹は、欲求不満を解消するためオナニーもしているのだろう。そう思うと陽介は興奮が増し、愛撫にも熱が入るのだった。
Miki 可能在这张床上自慰以缓解她的挫败感。 想到这里,洋介的兴奋加剧了,他的爱抚也变得热烈起来。

 舌先を胸へと移動させ、実に形良い膨らみに這い回らせた。
她将舌尖移到她的乳房上,爬过那非常匀称的隆起。

 もう片方にも指を這わせ、柔らかな感触を味わいながら、薄桃色の乳首にチュッと吸い付き、舌で転がした。
我也用手指滑过我的另一只手指,享受着它们柔软的触感,同时我吮吸着她淡粉色的,然后用舌头滚动它。

「アア……、き、気持ちいい……」 “啊............hhh

 美樹がクネクネと身悶えて喘ぎ、彼の顔を胸に搔き抱いてきた。
三木扭动着身体,喘着粗气,把脸贴在她的胸前。

 陽介が両の乳首を交互に含んで舐め回すと、ほんのり汗ばんだ胸元や腋からは、何とも甘ったるい汗の匂いがユラユラと漂ってきた。
当洋介交替拿起两个舔舐它们时,一股汗水的甜美气味从他微微出汗的胸膛和腋窝飘出。

 陽介は充分に乳首を愛撫してから、美樹の腋の下にも顔を埋め込み、スベスベの腋に鼻を押しつけた。
洋介充分地抚摸着她的,然后将脸埋在三木的腋窝下,将鼻子贴在她光滑的腋窝上。

 今日も目いっぱい働いた美女の体臭が悩ましく鼻腔を刺激し、彼は舌を這わせながら、徐々に脇腹を舐め下りていった。
今天辛苦工作的美女的体味令人烦恼,刺激着鼻腔,他一边爬着舌头,一边慢慢地舔着自己的侧面。

 滑らかな柔肌は白粉おしろいでもまぶしたように白く、きめ細やかだった。
光滑柔软的皮肤白皙细腻,仿佛撒上了白色粉末。

 陽介は腹の真ん中に移動し、愛らしい縦長の臍を舐め、張り詰めた下腹にも舌を這わせていった。
洋介移动到他的腹部中间,舔舐他可爱的垂直肚脐,用舌头滑过他紧绷的下腹部。

「ああ……、恥ずかしい……」 “哦......真尴尬.......”

 美樹は嫌々をしながらも声を上ずらせて喘ぎ、彼が腰から太腿へ舌で下降し、やんわりと両膝に手を掛けると、羞じらいながらも素直に股を開いてきた。
三木不情愿地呻吟着,提高了声音,当他将舌头从腰部放到她的大腿上时,轻轻地将手放在她的膝盖上,在尴尬中乖乖地打开了她的胯部。

 ムッチリとした白い内腿に舌を這わせながら、美女の中心部に顔を迫らせると、悩ましい匂いを含んだ熱気と湿り気が顔中を包み込んできた。
- 我一边用舌头在丰满白皙的大腿内侧爬行,一边把脸贴在美女的中心,蕴含着烦人的气味的湿热笼罩着我的脸。

 恥毛は楚々として淡く、実に恥ずかしそうな生え具合で初々しいが、ワレメからはみ出した花びらは興奮に色づき、大量の愛液にジットリと濡れていた。
阴毛苍白苍白,实在让人尴尬又无辜,但从缝隙中伸出的花瓣却染上了兴奋的色彩,沾满了大量的爱汁。

 そっと指で開くと、 用手指轻轻打开它,

「あう……!」 “啊......!”

 触れられた美樹が息を詰めて呻き、ビクリと肌を強ばらせた。
被抚摸的三木喘息着呻吟着,让她的皮肤紧绷起来。

 中はヌメヌメと潤う綺麗なピンクの柔肉で、花弁状に襞の入り組む膣口に、真珠色の光沢を放つクリトリスが、包皮を押し上げてツンと突き立っていた。
里面是一片美丽的粉红色软肉,黏糊糊的,滋润的,散发着珠光光泽的,推高了包皮,以错综复杂的花瓣状褶皱突出在阴道口。

 艶めかしい眺めに堪らなくなり、陽介は彼女の股間にギュッと顔を埋め込んだ。
由于无法忍受光鲜亮丽的景色,洋介将脸紧紧地埋在她的裤裆里。

「アアッ……!」 “啊......hh

 美樹は激しく喘ぎ、内腿でキュッときつく彼の両頰を挟みつけてきた。
三木大口喘着粗气,用她的大腿内侧紧紧地捏住他的双颊。

 陽介はもがく腰を抱え込み、柔らかな茂みに鼻をこすりつけ、甘ったるい汗の匂いと、ほんのりした残尿の刺激臭を貪り、舌を這わせていった。
洋介抱着他的臀部,用鼻子在柔软的灌木丛上蹭蹭,吞噬着汗水的甜香和淡淡残留尿液的刺鼻气味,让他的舌头爬出来。

 息づく膣口を搔き回すように舐めると、淡い酸味のヌメリが舌を濡らしてきた。
当我舔舐正在呼吸的阴道口时,淡淡的酸涩粘液打湿了我的舌头。



「ああ……、き、気持ちいい……!」 “哦,......,感觉真好......!”

 クリトリスを舐め上げると、美樹がビクッと身を弓なりに反らせて口走った。
当我舔她的时,Miki 拱起她的身体并流过她的嘴。

 陽介は美女の体臭を味わいながら舌を這わせ、クリトリスを刺激しては、新たに溢れる蜜をすすった。
洋介一边品尝着美女的体味,一边爬着舌头,刺激着她的,啜饮着刚刚溢出的花蜜。

 すると、久々の快感で美樹がすぐに果てそうなほど身をよじるので、刺激が強すぎるかも知れないと思い、彼はいったん舌を引っ込めて添い寝していった。
然后,三木扭动得如此之多,以至于她似乎在很长一段时间内第一次以快感结束,所以她认为刺激可能太强烈了,所以他缩回了舌头,和她一起睡了。

 美樹は肌を密着させ、かぐわしい息で熱く喘いでいたが、やがて自分から身を起こし、そろそろと彼の強ばりに手を伸ばし、顔を寄せていった。
三木将她的皮肤贴在她的皮肤上,用她的呼吸热喘着粗气,但最终她站起来,伸出他的力量,把她的脸拉得更近了。

 ほんのり汗ばんで生温かな手のひらに、ペニスをやんわりと握り、硬度や感触を確かめるように動かしながら、熱い視線を近々と注いできた。
我轻轻地将阴茎握在微微出汗和温暖的手心中,移动它,仿佛要检查它的硬度和手感,然后将我炙热的目光紧紧地盯着它。

 陽介も仰向けになり、愛撫を待つように身を投げ出した。
洋介也仰卧在地上,扑倒在地,仿佛等待着爱抚。

 やがて先端に、チロチロと滑らかな舌先が触れてきた。熱い息が股間に籠もり、次第に美樹は激しく舌を動かし、大胆にスッポリと喉の奥まで呑み込んだ。
最终,舌尖碰到了光滑的舌尖。 炙热的气息被困在她的胯部,渐渐地,三木猛烈地移动她的舌头,大胆地将其吞到她的喉咙后部。

「ああ……」 “哦.......”

 陽介は快感に喘ぎ、美女の口の中で温かく清らかな唾液にまみれた肉棒をヒクヒクと震わせた。
洋介高兴地喘着粗气,颤抖着他浑身是美丽女人嘴里温暖纯净的唾液。

 美樹は喉の奥まで含み、根元をキュッと唇で丸く締め付けながら、内部ではクチュクチュと舌を蠢かせてくれた。
Miki 把它一直带到她的喉咙后部,用嘴唇挤压根部,同时在里面扭动她的舌头。

 陽介は充分すぎるほど高まり、やがて漏らしてしまう前に、やんわりと彼女の顔を引き離し、身を起こしていった。
洋介绰绰有余地把她的脸拉开,在她漏出来之前把自己拉起来。

 美樹も、挿入を待つように再び横たわった。 三木也再次躺下,仿佛在等待插入。

(あれを試してみようか……) (让我们试试......)

 陽介が思い出したのは、『性愛之術』に載っていた、「うしこう」である。
洋介想起了“性爱”中列出的“站在后面的攻击”。

《うつせの女を突きたる後は、たまぐきを抜かぬまま女の腰を抱え上げ、四つんいにしてからだいに立ち姿勢に移るべし》
《刺伤俯卧女子后,不移玉抬腰,四肢着地,然后逐渐移至站立姿势》

 内容を思い出したが、これは本来立った状態で壁に手を突かせる体位だから、それをベッドの段差で行なえば楽だろうと思ったのである。
我记得里面的内容,但由于这是一个站着时可以把手贴在墙上的位置,所以我认为在床的台阶上做会更容易。

かべ等にりようの手を突いた女を、立ち身の男が後ろより玉茎にてめるさいたがいのあしの開き具合で、やわかべ深くまた浅く、じゆうおう至るところを攻められるゆえ、女、ぞんがいに心地よし》
《当站着的男人从背后用玉杆双手撞墙时,彼此双腿的张开让柔软的墙深浅不一,女人出乎意料的舒服》

 記述にはそうあるが、陽介は彼女をうつ伏せにさせ、足はベッドの下の床に突かせた。
正如描述所说,洋介让她脸朝下躺着,她的脚探入床下的地板。

 ちょうど、ベッドにもたれかかり、こちらに尻を向けた形になる。
他只是靠在床上,把屁股转向我。

 陽介はベッドを下りて立ち、白く丸い尻に股間を迫らせ、バックから濡れたワレメに先端を押しつけた。
洋介从床上下来站起来,将他的胯部压在她白色圆润的屁股上,并从后面将尖端压在她湿漉漉的裂缝上。

「あん……」 “安......”

「もっとお尻を突き出して……」 “我......更多地伸出屁股。”

 言うと、彼女は羞じらいに尻をクネクネさせながら言いなりになった。
“当她说这句话时,她一边服从,一边羞愧地捏着自己的屁股。

 やがて、愛液に濡れた膣口に後ろからゆっくりと挿入していくと、肉襞の摩擦が心地良く彼自身を包んだ。
最终,当他慢慢地将它插入从背后被爱汁湿漉漉的阴道口时,肉褶皱的摩擦舒适地包裹着自己。

「アアッ……!」 “啊......hh

 根元まで押し込むと、美樹が汗ばんだ背中を反らせて喘ぎ、潜り込んだペニスをキュッと心地良く締め付けてきた。
当我把它一直推到根部时,三木弓起她汗流浃背,喘着粗气,舒适地收紧她的阴茎。

 股間を押しつけると、尻の弾力が伝わってきた。 当我把胯部压在她身上时,我能感觉到她屁股的弹性。

 健康的な彼女の肌は、どこもプリプリとした張りと弾力に満ち、陽介は動いたらすぐに終わってしまいそうなので、しばし股間を密着させたまま、美女の温もりと感触を味わった。
她健康的皮肤到处都充满了紧绷和弹性,洋介似乎一动就结束了,所以他把胯部紧贴了一会儿,享受着美女的温暖和感觉。

「いいわ……、すごく……」 “好吧......这很.......”

 美樹が顔を伏せたまま、喘ぎをくぐもらせて言った。 三木低着脸说,压低了她的喘息。

 陽介も記述の通り、股を開閉させながらワレメと尻のみならず、密着する太腿の感触も味わった。
如前所述,洋介还打开和关闭了他的胯部,同时不仅享受了裂缝和臀部的感觉,还享受着紧密接触的大腿的感觉。

また、安定して腰を動かせる故、尻しくは背中を撫でさすることとあわせて攻めれば、必ずや女を夢見心地にさせられるなり》
《另外,既然可以稳定地移动臀部,如果一边抚摸臀部或背部一边攻击臀部,肯定会让女人感到梦幻》

 陽介は次第に腰を突き動かし、摩擦の快感を味わいながら、彼女の尻や背に指を這わせはじめた。
洋介逐渐抽动他的臀部,开始用手指在她的屁股和背部爬行,享受着摩擦的快感。

 大量の愛液が、粗相したように溢れて動きを滑らかにさせ、湿った摩擦音が、肌のぶつかる音に入り交じった。
大量的爱汁如粗相般溢出,使动作变得流畅,湿漉漉的摩擦声夹杂着皮肤碰撞的声音。



「アア……、いきそう……、お願い、もっと強く突いて……」
“啊......啊............啊

 いつしか美樹は尻を突き出すように動かしながら喘ぎ、さらなる刺激をせがんだ。
不知不觉中,三木一边喘着粗气,一边将她的屁股伸出来,乞求更多的刺激。

 陽介は深く浅く、緩急をつけて律動し、さらに覆いかぶさって、髪に顔を埋めて甘い匂いを嗅ぎながら高まった。
洋介深浅,节奏缓慢,然后被盖住,脸埋在头发里,一边嗅着一边嗅着甜美的气味。

 そして両脇から手を差し入れ、柔らかな乳房も微妙なタッチで揉んだ。
- 我从两侧伸出手,用细腻的触感揉搓着她柔软的乳房。

 背中を舐めると、 如果你舔你的背,

「ああン……、駄目、感じすぎるわ……」 “哦......,不,不,我感觉太多了......

 案外弱い部分だったらしく、美樹は激しく反応し、彼自身をモグモグときつく締め付けてきた。
这似乎是一个出乎意料的弱点,三木反应激烈,紧紧地绷紧了自己。

 揺れてぶつかる陰囊まで愛液にネットリと濡れ、陽介は絶頂が迫ると動きを弱め、呼吸を整えた。
- 被爱汁浸湿,直到颤抖和碰撞的阴气,随着高潮的临近,洋介削弱了他的动作并调整了他的呼吸。

 やはり、少しでも長くこの美女と一つになり、快感を味わっていたいのだ。それに、どうせなら彼女を久々の絶頂に導いてから、自分が果てた方が良いだろう。
毕竟,我想尽可能长时间地与这位美丽的女人合而为一,享受这种快乐。 再说了,还不如先带领她好久以来第一次达到高潮,然后结束自己。

 どうも彼女は全身が感じるのに、若いもとかれは欲望に任せ、細やかな愛撫などしてこなかったようなのだ。
似乎她全身都有感觉,但年轻的前男友却任由她任凭欲望,没有细腻地爱抚她。

 陽介は、若者との差を見せつけるように、美樹を感じさせることを優先させた。
洋介优先考虑让三木觉得他在炫耀他和年轻人之间的差异。

 指の腹でクリクリと乳首をいじり、滑らかな背中を舐め回しながら、彼は律動を繰り返した。
他重复着这个节奏,用指腹摆弄着她的,舔着她光滑的背部。

 うっすらと汗の味のする肌は敏感に反応し、膣内の収縮も高まってきた。
有淡淡汗味的皮肤反应敏感,阴道收缩也增加。

「アア……、お願い……」 “啊啊......求求你,......求你。”

 美樹が懸命に振り向こうとするので、陽介ものしかかるようにして顔を乗り出し、互いに舌を伸ばして舐め合った。
三木努力转身,于是洋介俯身伸出舌头互相舔舐。

 甘酸っぱい果実臭の息が弾み、陽介は嗅ぎながら湿り気を感じ、生温かな唾液を味わった。
水果的酸甜气味让他的呼吸跳动起来,洋介一边嗅着,一边品尝着温热的唾液,一边感受到了湿润。

 そして彼女が次第に激しく尻を動かしてくるので、陽介も舌を引っ込め、本格的に股間をぶつけるように動きはじめた。
而当她逐渐猛烈地移动她的屁股时,洋介也收回了他的舌头,开始移动,仿佛他正在认真地撞击他的胯部。

 もちろん指ではソフトに背中や尻を撫で、律動にも緩急をつけ続けた。
当然,我用手指轻轻抚摸着她的背部和臀部,并继续放慢节奏。

 やがて陽介自身が高まり、いよいよ危ういと思ったとき、とうとう美樹がオルガスムスに達した。
最终,洋介自己也长高了,就在他认为自己处于危险之中时,三木终于达到了高潮。

「い、いく……、アアーッ……!」 “不,我要走了,............,aaaaaaaaa

 彼女は声を上ずらせ、うつ伏せのままガクンガクンと狂おしい痙攣を開始した。
她提高了声音,仰卧着开始疯狂地抽搐和抽搐。

 同時に、膣内の収縮も最高潮になり、潮を噴くように大量の愛液を漏らして互いの股間をビショビショにさせた。
与此同时,阴道内的收缩达到了顶峰,他们像喷潮一样流出大量的爱汁,让彼此的裤胯都湿透了。

「く……!」 “该死的......!”

 彼女の絶頂の渦に巻き込まれるように陽介も呻き、続いて昇り詰めてしまった。
洋介呻吟着,仿佛陷入了她高潮的漩涡中,然后上升了。

 ありったけの熱いザーメンをドクドクと勢いよくほとばしらせ、深い部分を直撃した。
- 她以一股悸动而有力的热精液爆发出来,击中了深处。

「あう……、熱いわ、感じる……!」 “哦......好热,我能感觉到......!”

 噴出を受け止めると、彼女は駄目押しの快感を得たように口走り、飲み込むように膣内を締め付けた。
当她接受喷出时,她像享受了一次糟糕的一样流淌着嘴巴,像吞咽一样收紧了阴道。

 陽介は突き上がる快感の波を受け止め、心おきなく最後の一滴まで出し尽くし、すっかり満足して動きを弱めていった。
洋介接住了涌上来的快感浪潮,他毫不犹豫地把最后一滴都吐了出来,他完全满足了,削弱了自己的动作。

「アア……」 “啊......”

 美樹も満足げに声を洩らし、徐々に肌の硬直を解いていった。
三木也发出了满意的声音,逐渐松开了她皮肤的僵硬。

 やがて陽介は完全に動きを止め、美樹に体重を預けて覆い被さった。
最终,洋介完全停止了移动,将他的重量压在三木身上并覆盖了他。

 そしてしなやかな髪に顔を埋め込み、甘い匂いを嗅ぎながら、うっとりと快感の余韻を嚙み締めた。
然后,她把脸埋在柔软的头发里,嗅着甜美的气味,吞下了快乐的余晖。

 まだ膣内の収縮は続き、刺激されたペニスが過敏に反応し、ヒクヒクと内部で跳ね上がった。
阴道的收缩仍在继续,受刺激的阴茎反应过敏,抽搐着跳了进去。

「う……」 “U......”

 美樹も過敏に反応し、膣内を締め付けながら呻いた。 三木也反应过敏,一边收紧阴道一边呻吟。

 まるで全身が、射精直後の亀頭のように敏感になっているようだ。
就好像整个身体都和射精后的一样敏感。

「こんなに感じたの、初めて……」 “我以前从来没有过这种感觉,.......”

 美樹が、息も絶えだえになって呟いた。 三木喃喃自语,上气不接下气。

 陽介はゆっくりと股間を引き離し、今度こそ向き合って添い寝し、処理は後回しにして、甘えるようにしがみつく美樹を抱きすくめてやった。
洋介慢慢地把他的胯部拉开,这一次他和她一起睡了,把处理留到以后再做,然后拥抱了甜蜜地依附在他身上的三木。

 恐らく、今までのセックスは何だったのだろうと思っていることだろう。
你可能想知道性是怎么回事。

 陽介もすっかり満足したが、それ以上に、この欲求の溜まった美女を感じさせられたことに大きな悦びを得たのだった。
洋介完全满意,但更重要的是,他很高兴能感受到这个充满欲望的美丽女人。

「ああん、シーツがビショビショになってしまったわ……」
“哦,床单都湿透了......

 美樹が抱きついて言い、陽介は可愛く思いながら呼吸を整えたのだった。
三木抱着他说,洋介在调整呼吸时觉得很可爱。



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りようかたあつすることもまたせいかんもよおさせるなり。まず首筋からうでに至るを、触れるか触れぬ程度に両のてのひらで左右にさするべし。其の後、肩の端と首のちよう真ん中にひそやかに存するくぼみを、の腹で柔らかく押せば、女、普段の指圧とは対照的な心地良さにとうぜんとなるなり。さらに、舌を用いて、其の窪みをねぶるべし。女、肩の荷が下りたように、男へのわだかまりもみるみるほどけ、官能のきよくを求めるなり》
“压迫双肩也是性化。 首先,用双手掌左右揉搓从颈背到手臂的脊,摸或不碰。 之后,如果你用五根手指的腹部轻轻按压秘密存在于肩膀末端和脖子中间的空洞,女人会对与通常的穴位按摩形成鲜明对比的舒适感感到欣快。 此外,用舌头舔凹陷处。 女人,随着肩上的重担被卸下,女人与男人的束缚也随之解除,她寻求极致的。

──『せいあいじゆつ』(明治初期)より  ── 选自《性爱》(明治初期)



「やあ、いつも有難う。とっても助かっているよ」 “嘿,非常感谢你,这真是太有帮助了。”

 陽介は言い、十歳年下の部下であるうちむらと乾杯した。
洋介说着,与比他小十岁的下属内村敬酒。

 彼は、陽介が東京へ赴任してから何かと社のシステムを説明してくれ、世話になりっぱなしだった。
洋介被派往东京后,他向我解释了公司的系统,我很感激他。

 そして内村も、先輩である陽介をしたうところがあり、今日は日頃の労をねぎらうため、夕食に誘ったのである。
而内村对前辈洋介也有一部分钦佩之情,今天请他吃饭,感谢他每天的劳动。

「いいえ、野上さんの頑張りに、こちらもずいぶん引っ張って頂いております」
“不,野上先生的辛勤工作给我们带来了很多。”

 内村も笑顔でビールを飲み干し、二人で話しながら料理をつまんだ。やがてしようちゆうの水割りに切り替え、話も弾んだが、話題がプライベートなことになると、急に内村が声をひそめて言った。
内村也带着微笑喝了啤酒,两人一边说一边拿起食物。 最终,他们改用烧酒水,谈话很热烈,但当话题转向私事时,内村突然小声说道。

「実は、家内が最近、全然夜の生活に応じてくれなくなったんです……」
“实际上,我妻子最近完全不再回应我的夜生活......

「へえ、でもまだ若いだろうに」 “哦,但你还年轻。”

 陽介は身を乗り出して、相談に乗りはじめた。 洋介身体前倾,开始商量。

 内村の妻、まさは三十五歳。子供はなく、専業主婦をしていた。
内村的妻子 Masae 今年 35 岁。 她没有孩子,是一名全职妈妈。

「確かに、僕も忙しさにかまけて相手をしなくなっているし、疲れた顔ばかり見せるので嫌になったのでしょうけど、してもいいかなというときに応じてくれないのは辛いものがあります」
“确实,我太忙了,没时间与他们打交道,我敢肯定他们不喜欢这样,因为他们只露出疲惫的脸,但当我问我能不能做时,他们很难不回答。”

「その、してもいいかなというのが良くないな。何もセックスするだけじゃなく、日頃からねぎらったり、僅かな言葉をかけるだけでも違ってくるものだよ」
“嗯,我认为这样做是不行的,这不仅仅是关于做爱,而是关于每天做出改变,只是说几句话。”

「そうですね……」 “没错......

 内村は言い、グラスを重ねるうちにすっかり酔ってしまったようだ。アルコールは好きそうだが、かなり弱い部類なのだろう。
内村说,随着他倒的杯子越来越多,他似乎喝醉了。 他似乎喜欢喝酒,但他可能属于弱者。

 やがて陽介は支払いを終え、内村を抱えてタクシーに乗せ、彼のマンションまで送ってやった。そして正体をくしている彼を支えながら、入り口で部屋番号をコールすると、すぐに雅恵が出た。
最终,洋介付了账,用出租车带内村开车送他到自己的公寓。 在支持正在失去身份的他时,我拨打了入口处的房间号,Masae 立即离开了。

「あ、内村君の上司の野上と申します。彼がだいぶ酔ってしまい、送って参りました」
“哦,我叫野上,内村先生的上司,他喝得酩酊大醉,把我打发走了。”

「まあ、そんなご迷惑を……。申し訳ありません」 “嗯,很抱歉......打扰你。”

 彼女が答え、すぐに入り口のドアが開いた。 她回答了,入口的门立刻打开了。

 陽介はエレベーターで五階まで上がり、足元のおぼつかない内村を支えて廊下を進んだ。
洋介乘电梯上到五楼,在内村的扶着他走在走廊上,看着他挣扎着站起来。

 すると、部屋番号を探すまでもなく、ドアが開いて雅恵らしい女性が心配して駆け寄ってきた。
然后,甚至不用寻找房间号,门就打开了,一个似乎是 Masae 的女人担心地跑到我面前。

「本当に済みません」 “我真的做不到。”

「ええ、では中まで」 “好,那我们进去吧。”

 言われて、陽介は彼を支えたまま部屋に入れた。 告诉他,洋介让他进了房间,同时扶着他。

 中は2LDKで清潔に保たれ、陽介は案内されるまま、内村を奥の寝室に運んだ。
内部在 2LDK 中保持清洁,洋介在导游的引导下将内村带到后卧室。

 すると雅恵が上着を脱がせ、彼を寝かせた。 然后 Masae 脱下他的外套,让他躺下。

「本当に、お世話かけました。野上さんのことは、いつも目をかけていただいていると主人から良く聞いております」
“我真的很照顾他,我从我丈夫那里听说他一直关注着野上先生。”

 雅恵が言い、どうかお茶でもとリビングのソファに陽介を座らせた。
Masae 说着,让 Yosuke 坐在客厅的沙发上,喝了一杯茶。

「深酒させてしまい、申し訳ありませんでした」 “对不起,我让你喝多了。”

「いいえ、お酒に弱いので。これで朝まで目を覚ましません。きっと楽しかったのでしょう。お二人で、どんなお話を?」
“不,我喝酒很虚弱,要到早上才会醒来。 那一定很有趣。 你们俩有什么故事吗?

 雅恵が向かいに座って聞いてきた。 Masae 坐在我对面问道。

 なかなかスレンダーの長身で、ショートカットが似合う。三十五歳ということだが、ずっと若く見えた。
他身材苗条,身材高大,短发看起来不错。 他当时 35 岁,但看起来年轻得多。

 動きやすそうなスウェット姿、ノーメイクだが小顔で、実に健康的なはだつやをしている。
她穿着一件看起来很容易移动的运动衫,没有化妆,但脸型很小,皮肤光泽非常健康。

「ええ、仕事の話が主ですが」 “是的,这主要是关于工作的。”

 陽介は、美人妻に見惚れながら内村と話したことを中心に色々と雑談した。
洋介聊了各种各样的事情,主要是一边欣赏他美丽的妻子一边和内村聊天。

「他には、どんな?」 “还有什么?”

「ええ、彼は、貴女あなたとの夜の生活が最近ないことを寂しがっていましたよ」
“是的,他错过了他最近没有和你过夜的事实。”

「まあ……!」 “哦,......!”

 陽介が、うっかり言ってしまうと、雅恵が目を丸くした。
洋介不经意间说道,正江翻了个白眼。

「確かに、ずっとマンネリで、積極的に求める気持ちにはならないのですが……」
“确实,我已经陷入困境很长时间了,我不想主动要求它......

 気まずい話題かとも思ったが、意外にも雅恵は深刻に受け止め、そう答えた。
我认为这是一个尴尬的话题,但令人惊讶的是,Masae 认真对待并回答了。



「私なども、妻と色々工夫してコミュニケーションを取るようにしてきましたが」
“我试图用各种方式与我的妻子沟通。”

 陽介は、微かな淫気をもよおしながら言った。  洋介带着淡淡的说道。

 雅恵が、そうした話題に乗ってきたこともあるし、何しろ美しく魅力的な女性なのだ。
Masae 以前一直在谈论这个话题,毕竟她是一个美丽而有魅力的女人。

 こんな美女とセックスできない内村が気の毒であり、こうなってしまったことへのもどかしさもあった。
我为不能和这么漂亮的女人发生性关系的内村感到遗憾,我对这一切的发生感到沮丧。

「そうですか。私たちは、特に工夫などしていません……」
“嗯,我们还没有做任何特别的事情......

「お互いに疲れが出る頃でしょうからね、例えば肩の凝りをほぐすだけでもスキンシップが得られるものですよ」
“可能是你们俩都累的时候,所以放松一下肩膀是个好主意。”

「えっ、どんなふうに……?」 “什么,你怎么......?”

「肩の窪みに、けんせいというツボがあるので、そこを刺激したり……。あ、すこしやってみましょうか」
“在肩膀的凹陷处有一个叫做肩膀的穴位,所以我......刺激它。

 陽介は、その気になって腰を浮かせた。 洋介在空中抬起了他的臀部。

「え……? 今ですか……でも……」 “现在......怎么...... 但是.......”

「僕は少々ツボに詳しいので」 “我对穴位有点熟悉。”

 彼はすかさず立ち上がって、雅恵の後ろに回った。 他迅速站起来,绕到 Masae 身后。

 そして肩に手をかけ、指圧をほどこしはじめた。  他把手放在他的肩膀上,开始进行穴位按摩。

 雅恵はあまり拒まず、揉まれるうちにうっとりと力を抜いてきた。
Masae 并没有拒绝太多,在被摩擦的同时,她被迷住了,放松了。

 髪の匂いに混じり、彼女本来の甘ったるい体臭も立ち昇り、いつしか陽介はムクムクと勃起してきてしまった。
夹杂着她头发的气味,她原本甜美的体味也上升了,不知不觉中,洋介已经勃起了。

 隣室に、その夫である部下が寝ていると思うと、なおさら興奮が増した。ドア越しにも、内村のおおいびきが聞こえていた。
- 当我想到我的下属丈夫睡在隔壁房间时,我更加兴奋。 透过门,我能听到内村响亮的鼓声。

「ああ……、気持ちいいです……」 “哦......感觉真好......

 雅恵が言い、陽介は、最近『性愛之術』で覚えた、「りようかたくぼめ」を試してみようと思った。
Masae 说,洋介决定尝试他最近在《性爱》中学到的“肩部空洞攻击”。

りようかたあつすることもまたせいかんもよおさせるなり。まず首筋からうでに至るを、触れるか触れぬ程度に両のてのひらで左右に摩るべし》
“压迫双肩也是性化。 首先,用双手掌左右摩擦从颈背到手臂的脊,接触或不接触。

 陽介は記述を思い出し、雅恵の左右の首筋から二の腕あたりまで、微妙なソフトタッチで撫でた。
洋介记住了这个描述,用微妙的柔软触感抚摸着正江的左右脖子到她的上臂。

 雅恵は、身を投げ出すように力を抜いていたが、たまに感じる部分があるらしく、ビクリと肌が反応した。
Masae 很放松,仿佛她要把自己扔出去,但她似乎不时感受到她的一部分,她的皮肤发出了抽搐的反应。

《其の後、肩の端と首のちよう真ん中にひそやかに存するくぼみを、の腹で柔らかく押せば、女、普段の指圧とは対照的な心地良さにとうぜんとなるなり》
“之后,如果你用五根手指的腹部轻轻按压隐藏在肩膀末端和脖子中间的凹陷,女人就会陶醉在与平时穴位按压形成鲜明对比的舒适感中。”

 陽介は、その部分に柔らかな指圧を試みると、 洋介尝试在该区域进行软指压。

「う……、んん……」 “嗯......嗯......”

 雅恵が小さく、吐息混じりに声を洩らした。 Masae 轻轻叹了口气。

 どうやら効果が出ているようで、陽介の施術にも力が入った。
似乎很有效,洋介的治疗也已经生效。

さらに、舌を用いて、其の窪みをねぶるべし。女、肩の荷が下りたように、男へのわだかまりもみるみるほどけ、官能のきよくを求めるなり》
“然后用你的舌头舔酒窝。 女人,随着肩上的重担被卸下,女人与男人的束缚也随之解除,她寻求极致的。

 まだ舌を使うわけにはいかないと思い、陽介は指の腹で滑らかに触れ、彼女の呼吸を計りながら愛撫に緩急をつけた。
知道自己还不能用舌头,洋介用指腹顺滑地触摸着它,一边慢慢地抚摸着她,一边测量着她的呼吸。

「ああ……」 “哦.......”

 首筋と肩に触れているうち、とうとう雅恵が、熱い喘ぎを洩らした。
在抚摸她的脖子和肩膀的同时,Masae 终于发出了一声火辣的呻吟。

 陽介は痛いほど勃起し、まして隣室に夫が寝ていると思うと興奮が倍加した。
洋介勃起很痛苦,更不用说当他想到丈夫睡在隔壁房间时,他的兴奋加倍。

 それは雅恵も同じようで、非日常のときめきに息を弾ませはじめていた。
Masae 也是如此,她开始呼吸一种非凡的迷恋。

「いかがですか?」 “你觉得怎么样?”

「ええ……、気持ちいいです……」 “是啊......感觉很好......”

「こうした刺激によって、性感も高まるから、きっと積極的になれますよ」
“这种刺激也会增加你的性感受,所以你可以更活跃。”

 指圧しながら言うと、陽介は背後からそっと顔を寄せ、髪の甘い匂いを嗅いだ。そして肩越しに胸元を覗き込むと、形良い膨らみの麓が見えた。
他一边说一边压着他的头,洋介轻轻地从后面拉起他的脸,闻到他头发的甜美气味。 当我回头看向自己的胸部时,我看到了匀称的凸起的底部。

 彼女は長い睫毛を伏せ、その胸を大きく起伏させながら熱い呼吸を繰り返し、甘ったるい匂いを濃く揺らめかせた。
她低下长长的睫毛,随着她热气的呼吸起伏着她的乳房,她甜美的气味浓重地闪烁着。

 さらに試みに、指圧に加えて陽介は顔を寄せたまま、そっとうなじに息を吹きかけてみた。もちろんわざとらしくならないよう、何気ない感じで行なったが、
除了指压,洋介还把脸贴近,轻轻地在他的后颈上吹气。 当然,我只是随意地这样做,以免故意的。

「アア……」 “啊......”

 雅恵は熱く喘ぎ、あまりに激しい反応に陽介が驚いたほどだった。
Masae 热气腾腾地喘着粗气,洋介对如此剧烈的反应感到惊讶。

(これは、相当に……) (这很......)

 いつしか陽介も、雅恵の淫気を確信していた。 不知不觉中,洋介也被正江的情欲说服了。

 そして陽介は、思い切って雅恵の背後から両手で抱きすくめてしまったのだ。いざとなれば、酔ったうえの戯れとして平謝りすれば良いと思ったのである。
而洋介则冒险用双手从背后拥抱了正江。 我想,如果必须这样做的话,我只会像醉酒的戏剧一样道歉。

 しかし、またもや雅恵の反応は彼を驚かせるものだったのだ。
但 Masae 的反应再一次让他感到惊讶。



「ああン……、どうか……」 “哦,......拜托了......

 雅恵は前に回した陽介の手に自分の手を重ね、甘ったるい声で喘ぎながらギュッと握ってきたのである。
Masae 将自己的手放在她面前转动的 Yosuke 的手上,一边用甜美的声音喘着粗气一边紧紧地捏着它。

 陽介は驚きつつも、後ろから彼女の髪に顔を埋め込み、甘い匂いを感じながら、とうとう白いうなじに唇を押しつけてしまった。
洋介很惊讶,但他从后面把脸埋进她的头发里,感受着甜美的气味,最后将嘴唇贴在她白色的后颈上。

 雅恵は拒まず、しきりに身をくねらせながら振り向こうとしてきた。
Masae 没有拒绝,一边不停地扭动着试图转身。

 やはり、夫とのマンネリな行為はする気がなくても、熟れた肉体は快楽を求め、すっかり欲求が溜まっていたようだった。
毕竟,即使她不想和丈夫闹事,她成熟的身体似乎也在寻欢作乐,完全是贪婪的。

 陽介も、背後から密着しながら顔を向け、振り返った雅恵にピッタリと唇を重ねてしまった。
洋介也从后面靠近他时转过脸来,转身时他的嘴唇贴在正江的嘴唇上。

 柔らかな感触と、ほんのりした唾液の湿り気を感じながら押しつけると、雅恵の温かい息が上品に甘酸っぱく香った。
当我一边感受着柔软的触感和唾液的微微湿润一边按压它时,Masae 温暖的呼吸闻起来优雅地酸甜。

 ここまで来たら、もう突き進むしかないだろう。 此时,您别无选择,只能继续前进。

 陽介は、可愛い部下の妻だが、いや、だからこそ妖しい禁断の興奮に包まれ、そろそろと舌を差し入れていった。
洋介是一个可爱下属的妻子,但不是,这就是为什么她被一种神秘的禁忌兴奋所笼罩,及时插入了她的舌头。

 舌先で滑らかな歯並びを舐めると、彼女もすぐに歯を開いて受け入れた。美人妻のこうこうは、さらに濃い果実臭が馥郁と籠もり、ネットリと舌がからみついてきた。
我用舌尖舔了舔她光滑排列的牙齿,她立即张开牙齿接受了。 - 美人妻的口腔里有更浓的水果味,舌头缠结。

 その間も、指先でうなじと肩の刺激を続けると、 同时,继续用指尖刺激颈背和肩膀。

「ンンッ……!」 “嗯......!”

 雅恵が熱く鼻を鳴らし、反射的にチュッと強く彼の舌に吸い付いてきた。
Masae 热情地哼了一声,条件反射地用力吸吮着他的舌头。

 陽介は熱い息を混じらせながら、美人妻の生温かくトロリとした唾液と、滑らかに蠢く舌の感触を味わった。
洋介混合着他炙热的呼吸,品尝着他美丽妻子温暖光滑的唾液和他光滑蠕动的舌头的感觉。

 そして、そろそろと肩から手を乳房に伸ばし、柔らかな膨らみを優しく揉みしだきはじめた。
然后,我将手从肩膀伸到乳房,开始轻轻摩擦柔软的凸起。

「はっ……!」 “哈......!”

 すると雅恵が驚いたように息を呑んで唇を離し、再び陽介の手にきつく自分の手を重ねてきた。
然后 Masae 惊讶地喘息着,分开了她的嘴唇,再次将自己的手紧紧地放在 Yosuke 的手上。

「な、なぜ野上さんが……」 “嘿,为什么......野上先生?”

「済みません。雅恵さんがあまりに美しいので、つい……」
“不,Masae 太美了,我忍不住.......”

 とがめられたと思い、陽介は手を離そうとしたが、雅恵は彼の手を押さえて胸から離させなかった。
洋介以为自己受到了责备,试图放开他的手,但正江握住了他的手,不肯从他的胸口放开。

「いいえ……、なぜ野上さんがすると、こんなに感じるのだろうと思って。もっと続けてください……」
“不......我想知道野上先生为什么这么觉得这件事,我......请他继续前进。”

 雅恵が言い、熱っぽい眼差しで彼を見上げてきた。 Masae 说,用狂热的眼睛看着他。

 その言葉と表情で、陽介はもう止めようがなく高まってしまった。
“凭着这些话语和表情,洋介忍不住让自己兴奋起来。

 寝室は使えないが、こうしてリビングのソファでするのも興奮するだろう。
你不能使用卧室,但你会很高兴像这样在客厅的沙发上做这件事。

 陽介は、彼女と並んで座った。 洋介和她并排坐着。

 雅恵は、彼以上に酔ったようにグンニャリとしなだれかかり、横からピッタリと身を寄せてきた。
Masae 扭动着身体,仿佛她比他还醉,从侧面靠了过来。

 陽介も顔を寄せ、白いうなじから鎖骨にかけて唇を押し当て、さっき出来なかった舌の愛撫を行なった。
洋介靠得更近了,将嘴唇从白皙的后颈压到锁骨,抚摸着他以前无法做到的舌头。

「ああ……、いい気持ち……」 “哦...... ......感觉真好。”

 雅恵が、寝室に聞かれないよう声を潜めて喘ぎ、それがまた何とも艶めかしかった。
Masae 掩饰了自己的声音,喘着粗气,这样卧室就不会听到她的声音,而且也很有光泽。

 髪と吐息の匂いに混じり、熟れ肌の甘ったるい匂いもユラユラと彼の鼻腔を刺激してきた。
夹杂着他头发和呼吸的气味,成熟皮肤的甜美气味刺激着他的鼻孔。

 陽介はあらためて乳房を揉み、焦らしながらたまに乳首の辺りを指で刺激しては、肩の窪みのツボをチロチロと舐めた。
洋介再次揉搓着她的乳房,偶尔不耐烦地用手指刺激区域,舔舐她肩膀凹陷处的压迫点。

「アア……、待って……」 “啊............hh

 雅恵が喘ぎながら懸命に身を離し、もどかしげに脱ぎはじめた。
Masae 喘着粗气,用力地放开自己,开始摆脱她的挫败感。

 内に籠もっていた熱気が悩ましい体臭を含んで解放され、激しく興奮した陽介はシャツとズボンを脱いでしまった。
被困在里面的热空气带着一股令人烦恼的体味释放出来,剧烈兴奋的洋介脱掉了自己的衬衫和裤子。

 たちまち雅恵が白く引き締まった熟れ肌を露にし、ソファに横たわった。
Masae 立即躺在沙发上,露出她白皙紧致的成熟皮肤。

 張りのある乳房は実に形良く息づき、乳首も乳輪も、意外なほど初々しい桜色をしていた。
她紧绷的乳房真的很匀称,她的和乳晕是令人惊讶的天真樱桃色。

 股間の茂みはふんわりと柔らかそうで、恥ずかしげに楚々とけぶっている。恐らく、奥の谷間はすっかり熱い愛液が溢れていることだろう。
胯部的灌木丛似乎柔软蓬松,害羞地冒着烟。 大概,后面的乳沟完全溢出了热乎乎的爱汁。

 陽介は胸を高鳴らせながら、そっと迫っていった。まだ隣室の大鼾は、途切れることなく続いていた。
洋介轻轻地靠近,他的心在胸口砰砰直跳。 隔壁房间的鼓声从未间断。



うしかかこう」を使う 使用“站在身体后面”


《立ち身にてりようの手を突いた女を、後ろからめたるあとは、両のあしさらに開かせ、腕をつかみて女のじようたいを起こすべし。したるたまぐきの角度が変わり、ちつへきの腹側にしよを浅くることかない、女、美快こころよいことはなはだし。そののち、女の腕を放しながら両の手にて上体を抱え込み、くびいんかくさすることをあわせながら、きざみに突くべし。強いかいらくのあまり、女は力が抜け、立つこと次第に困難になるほどなり》
“在用双手戳她的站立姿势从背后攻击该女子后,进一步张开她的双腿,用手臂抬起她的上半身。 插入的球茎的角度发生变化,可以浅浅地摩擦阴道壁腹侧的秘密处,女人,非常漂亮。 之后,一边松开女人的手臂,一边用双手握住她的上半身,小步戳她,一边抚摸和摩擦她的和。 快感是如此强烈,以至于女人失去了力气,她越来越难以站立。

──『せいあいじゆつ』(明治初期)より  ── 选自《性爱》(明治初期)



「ああ……、いい気持ち……」 “哦...... ......感觉真好。”

 ソファに横たえて乳房を揉むと、雅恵が激しく顔をのけぞらせて喘いだ。
当我躺在沙发上揉搓我的乳房时,Masae 猛地把脸转开,喘着粗气。

 陽介は、彼女の声を気にしながらも愛撫を続け、そっと屈み込んで、色づいた乳首に吸い付いてしまった。
洋介继续爱抚她,担心她的声音,轻轻地弯下腰来吮吸她有色的。

 膨らみは実に張りがあり、顔中を押しつけると心地良い弾力が感じられた。さらに甘ったるい汗の匂いも馥郁と漂い、陽介は左右の乳首を交互に含んで吸い、充分に舌で転がした。
凸起真的很紧,当我把它压在脸上时,我能感觉到一种令人愉悦的弹性。 此外,空气中飘荡着甜汗的味道,洋介交替吮吸着左右,用舌头充分滚动。

 さらに腋の下に顔を埋め込み、濃厚なフェロモンを吸収し、脇腹から舌で這い下りていった。
然后他把脸埋在腋窝下,吸收了浓厚的信息素,然后用舌头沿着他的侧面爬行。

 肌は実に滑らかで、脚もスラリと長かった。陽介は腹から腰、太腿まで舐めながら、徐々に彼女の股を開かせていった。
她的皮肤真的很光滑,她的腿又细又长。 洋介舔了舔她的腹部、臀部和大腿,逐渐张开了她的胯部。

「アア……」 “啊......”

 明るいリビングで恥ずかしいのだろう、雅恵は喘ぎながら両手で顔を覆った。
可能是在明亮的客厅里感到尴尬,Masae 一边喘着粗气,一边用手捂住脸。

 陽介は彼女の股間に陣取り、ムッチリとした白い内腿を舐め上げながら、中心部に顔を寄せていった。
洋介在她的胯部占据了一个位置,一边把脸拉得更靠近中心,一边舔舐她丰满白皙的大腿内侧。

 恥毛は薄い方で、ふんわりと恥ずかしげに煙っていた。ワレメからはみ出す花びらは興奮に色づき、内から溢れる蜜にヌメヌメと彩られていた。
她的偏细,她轻柔而害羞地抽烟。 从裂缝中伸出的花瓣被兴奋地染上了颜色,并被从内部溢出的花蜜染上了颜色。

 股間には熱気と湿り気が籠もり、そっと指を当てて陰唇を広げると、
热空气和湿气被困在裤裆里,当你轻轻地将手指放在上面并张开阴唇时,

「あう……」 “啊......”

 顔を覆ったまま、敏感な部分に触れられた雅恵が呻いた。
Masae 蒙着脸,在被她敏感的部位抚摸时呻吟着。

 膣口は、細かな襞が花弁状に入り組んで息づき、真珠色のクリトリスも愛撫を待つようにツンと突き立っていた。
阴道口呼吸着细小的褶皱,像花瓣一样错综复杂地交织在一起,珍珠色的伸出来,仿佛在等待爱抚。

 彼は顔を埋め込み、柔らかな茂みに鼻をこすりつけた。
他把脸埋起来,用鼻子在柔软的灌木丛上蹭蹭。

 生ぬるく甘ったるい汗の匂いに、ほんのり残尿臭の刺激も混じり、実に悩ましい芳香が彼の鼻腔を搔き回してきた。
汗水的温热甜美气味与残留尿液气味的轻微刺激混合在一起,一股真正令人不安的气味搅动了他的鼻孔。

 舌を這い回らせると、淡い酸味の愛液が動きを滑らかにさせ、さらにヌメリが増してきた。
当我爬行我的舌头时,淡淡的酸涩的爱汁使动作变得平滑,使它变得更加粘稠。

「く……!」 “该死的......!”

 雅恵は懸命に奥歯を嚙みしめ、隣室の夫に聞かれないよう喘ぎ声を抑えながら、クネクネと腰をよじって反応した。
Masae 用力咬紧后牙,一边扭动臀部,一边压制住喘气的声音,以免隔壁房间的丈夫听到她的声音。

 それでも舐めているうち、指の愛撫まで併用すると、いよいよ彼女は声を抑えきれなくなってきた。
尽管如此,当她舔舐它时,她终于在抚摸自己的手指时抑制不住自己的声音。

 しかも彼女は絶頂を恐れるように、脚を閉じて彼の顔を追い出してしまった。
而且,她收紧双腿,把他的脸踢出去,仿佛害怕高潮一样。

 陽介もいったん身を起こし、力の抜けかかった彼女の鼻先に、激しく勃起したペニスを突きつけていった。
洋介也坐起来,将他猛烈勃起的阴茎插入她即将失去力量的鼻尖。

「ンン……」 “呃......”

 雅恵はすぐにしゃぶり付き、熱く鼻を鳴らして亀頭に吸い付いてくれた。
Masae 立即吮吸它,热情地哼着,吮吸着我的。

「ああ……」 “哦.......”

 陽介は快感を高めて喘ぎ、さらに根元まで押し込み、美女の温かく濡れた口の中でヒクヒクと幹を震わせた。
洋介越来越快地呻吟着,进一步深入根部,在美人温暖湿润的嘴里抽搐和颤抖。

 雅恵も喉の奥までモグモグと呑み込み、幹を丸く締め付け、熱い鼻息で恥毛をそよがせながら、執拗にクチュクチュと舌をからめてきた。
Masae 也把它吞到了喉咙后面,把树干圆圆地收紧了,一边无情地缠住了她的舌头,一边用热气腾腾的鼻息吸着她的。

 たちまち陽介自身は美女の清らかな唾液にまみれ、絶頂を迫らせて震えた。
随即,洋介自己身上沾满了美女的纯净唾液,在接近高潮时颤抖着。

 やがて暴発してしまう前に引き抜き、陽介は雅恵の身体を引き起こした。
在它最终爆炸之前把它拉出来,洋介把 Masae 的身体拉了起来。

 彼女は挿入を求めているようだし、陽介も、もう後戻りできない興奮に包まれてしまっている。
她似乎在要求插入,而洋介则沉浸在一种无法回头的兴奋中。

 ベッドはないが、テーブルでというわけにいかないし、やはりこのソファを使うしかないだろう。
我没有床,但我不能在餐桌上做这件事,我不得不用这张沙发。

 そこで陽介は、彼女を支えながら立たせ、前屈みにさせてソファの背もたれに両手を突かせた。
于是 Yosuke 让她站起来,一边扶着她,一边向前弯腰,将双手放在沙发靠背上。

 スラリとした彼女は、後ろ姿も魅力的だし、まずは後ろから挿入してみたいと思ったのである。
- 她身材苗条,背部很有吸引力,我想先从后面插入。

 雅恵も好奇心を持って言われるまま、彼の方に形良い尻を突き出してきた。
Masae 也向他伸出她匀称的屁股,因为她好奇地告诉他。

 陽介は、バックから濡れたワレメに先端を押し当て、位置を定めてゆっくりと挿入していった。
洋介将尖端从后面压在潮湿的裂缝上,定位并慢慢插入。



「あう……! いい……」 “哦......好,......好。”

 深々と貫かれると、雅恵が白い背中を反らせて呻き、根元まで入ったペニスをキュッときつく締め付けてきた。
当它被深深地插入时,Masae 拱起她白皙的背部,呻吟着,收紧了她已经进入根部的阴茎。

 陽介は股間に当たって弾む尻の丸みと柔らかな感触に酔いしれながら、しばし動かず心地良い温もりと締め付けを味わった。
洋介陶醉在他有弹性的臀部贴在胯部的圆润和柔软的感觉中,同时有一段时间没有动,享受着舒适的温暖和紧绷。

 動かなくても、雅恵の膣内は味わうようにモグモグと収縮し、実に艶めかしい肉襞の摩擦と蠢きが繰り返された。
即使她不动,Masae 的阴道也像在品尝一样收缩,真正有光泽的肉褶的摩擦和蠕动不断重复。

 そこで陽介は、『性愛之術』で読んで覚えた、「うしかかこう」を試してみることにした。
因此,洋介决定尝试一下他在《性爱的艺术》中阅读学到的《站在身体后面》。

《立ち身にてりようの手を突いた女を、後ろからめたるあとは、両のあしさらに開かせ、腕をつかみて女の上体を起こすべし》
“在用双手戳她的手臂从背后袭击一名妇女后,进一步张开她的双腿,用手臂抬高她的上半身。”

 彼は思い出しながら、尻を突き出している雅恵の両脚を徐々に開かせ、前屈みになっている彼女の腕を摑んで引っ張り、やや上体を反らせ気味にさせた。
他记得,当 Masae 将她的屁股伸出时,他慢慢地张开了她的双腿,在她向前弯腰时抓住并拉扯她的手臂,微微拱起她的上半身。

したるたまぐきの角度が変わり、ちつへきの腹側にしよを浅くることかない、女、美快こころよきことはなはだし》
《插入的球茎角度发生变化,可以浅浅地摩擦阴道壁腹侧的秘密处,女人,美女美女》

 なるほど、確かに先端の角度が微妙に変わり、内壁を擦りはじめた。
我明白了,尖端的角度肯定发生了轻微的变化,我开始摩擦内壁。

「アア……!」 “啊......hh

 たちまち効果が現れ、雅恵が熱く喘ぎはじめた。 效果立竿见影,Masae 开始热气喘吁吁。

 陽介は、徐々に腰を突き動かし、緩急をつけて肉壺を突いた。
洋介逐渐抽动臀部,缓慢地戳着肉罐。

 すると愛液の量も増し、熱く溢れる分が彼の陰囊を濡らし、彼女自身の内腿にも伝い流れはじめた。
然后,爱汁的量增加了,溢出的热乎乎的部分开始打湿他的阴部,顺着她自己的大腿内侧流下来。

《そののち、女の腕を放しながら両の手にて上体を抱え込み、くびいんかくさすることをあわせながら、きざみに突くべし。強いかいらくのあまり、女は力が抜け、立つこと次第に困難になるほどなり》
《之后,放开女人的手臂,双手握住她的上半身,小步戳她,同时还要抚摸和摩擦她的和。 快感是如此强烈,以至于女人失去了力气,她越来越难以站立。

 陽介は腕をゆるめて、彼女の背後から抱きすくめ、手を回して乳房を揉んだ。指の腹でコリコリと乳首を刺激し、もう片方の手は股間を探り、ヌメリを付けた指先でクリトリスを愛撫した。
洋介松开双臂,从后面拥抱她,双手搂住她,揉搓她的乳房。 她用指腹刺激她的,而另一只手则探索她的胯部,用她黏糊糊的指尖抚摸她。

「く……、ダメ、感じすぎるわ……」 “......不,不,我感觉太多了......”

 雅恵はキュッキュッと彼自身を締め付けながら喘ぎ、自分も腰を遣って動きを合わせはじめた。
Masae 一边挤压自己一边喘着粗气,她开始用她的臀部来配合她的动作。

 しかし大きな声が洩れそうになるたび、彼女は懸命に喘ぎを嚙み堪え、一層激しく悶えた。
但每次她要发出大声的声音时,她都会用力呻吟,扭动得更厉害。

 陽介も、彼女が大きな声を上げて隣室の内村が起きては困るくせに、つい勢いをつけて腰を突き動かし、乳首やクリトリスへの愛撫を続けた。
洋介也不想让隔壁房间的内村因为她发出很大的声音而醒来,但他只是不停地移动他的臀部,爱抚她的和。

 肌のぶつかる音に混じり、律動に合わせてピチャクチャと淫らに湿った摩擦音も響いてきた。
夹杂着皮肤碰撞的声音,一股不雅的湿漉漉的摩擦声随着节奏及时回荡。

 やがて律動を繰り返すうち、雅恵はとても立っていられないほど膝をガクガクさせ、彼が背後から支えていないと、今にもクタクタと座り込みそうなほど快感にのめり込んでいった。
最终,当她重复这个节奏时,她的膝盖抽搐得她站不起来,如果他不从后面扶着她,她就会沉浸在快感中,快要坐下来了。

 彼女は今にもいきそうになっているのだろうし、陽介も高まっているが、ここでいくと、かんじんなときに彼女が座り込んでしまうかも知れない。それでは彼女の表情を見られないから、どうにも味気ない。
她可能就要走了,洋介也越来越好了,但如果我们去这里,她可能会在匆忙的时候坐下来。 我看不到她的表情,所以没什么味道。

 そう思い、彼は充分に絶頂を迫らせ、秘術の効果を嚙み締めてから、いったん動きを止め、そっとペニスを引き抜いた。
考虑到这一点,他用力地按压着自己的高潮,挤压着奥术的效果,然后停止了他的动作,轻轻地将他的阴茎拉了出来。

「あう……」 “啊......”

 雅恵が、支えを失ったようにグンニャリとなってしまった。
Masae 惊呆了,仿佛她失去了支持。

 それを抱いて、再びソファに横たえ、陽介は彼女を大股開きにさせてのしかかり、あらためて挿入していった。
他拿着它,又把她放在沙发上,洋介让她张开,俯身在她身上,再次插入她。

 雅恵の片方の脚をソファの背もたれに載せた、変形の正常位である。
这是一个变形的传教士姿势,Masae 的一条腿放在沙发靠背上。

 やはりこの方が、乳房や喘ぐ表情が見えるので、陽介は燃え上がった。
毕竟,这样他就能看到她的乳房和喘着粗气的表情,所以洋介火了。

 再び根元まで押し込んで股間を密着させると、 如果你再次将其推到根部并使胯部闭合,

「ああーッ……! き、気持ちいい……」 “啊......hh......h

 雅恵がビクッと顔をのけぞらせて喘ぎ、身を重ねた彼に激しく下から両手でしがみついてきた。
Masae猛地把脸移开,喘着粗气,双手从下面猛烈地紧紧地抱着他。

 陽介は肌を密着させ、彼女の肩に腕を回して抱きすくめながら、また小刻みに腰を突き動かしはじめた。
洋介将她的皮肤紧贴着她,用手臂搂住她的肩膀,拥抱她,同时他又开始扭动他的臀部。



「い、いきそう……!」 “我要......!”

 すでに何度か小さなオルガスムスの波を受け止めていたであろう雅恵が、声を上ずらせて言った。いよいよ本格的な、大きな波が近いのだろう。
Masae 肯定已经捕捉到了几波小高潮,他提高了声音说。 看来,一股成熟的大浪潮终于要来了。

 肉体はすっかり熟れ、快感を求めているのに、長く夫との性交渉がなかったので、その分を取り戻そうとするかのように、雅恵は貪欲に快楽を貪っていた。
- 她的身体已经完全成熟,她正在寻找快乐,但我已经很久没有和丈夫发生性关系了,所以 Masae 贪婪地吞噬着快乐,仿佛想弥补它。

 しかも、隣室に夫が寝ているという状況も、通常以上に彼女を高まらせているようだった。つい我を忘れて大きな声を出そうとしても、急に自らストップをかけるから、なおさら大きな快感が溜まり、それがき上がっているのだろう。
此外,她丈夫睡在隔壁房间的事实似乎比平时更让她兴奋。 即使你忘记了自己,试图大声喧哗,你也会突然停止自己,这样你就会积累更大的快感,它会沸腾起来。

 陽介は激しく動き、果てそうになると弱め、緩急をつけながら少しでも長く味わおうとしていたが、さすがに限界が近づいてきた。
洋介剧烈地移动着,在他即将完成时变得虚弱,并试图在放慢速度的同时尽可能长时间地品尝它,但正如预期的那样,他已经接近了他的极限。

 最も注意しなければいけないのは、オルガスムスの快感の最中だけは無防備になり、互いに大きな喘ぎや、ソファのきしみ音を立て、内村を起こしてしまう可能性があることだった。
最要小心的是,只有在高潮的快感中,他们才会毫无防备,他们会大声呻吟,在沙发上吱吱作响,吵醒内村。

 それを気にしつつも、やがて陽介は動くうち、とうとう大きな絶頂の渦に巻き込まれてしまった。
在担心的同时,洋介最终动了起来,最终陷入了大高潮的漩涡中。

「く……!」 “该死的......!”

 突き上がる快感に息を詰めて呻き、彼はありったけの熱いザーメンをドクンドクンとほとばしらせ、股間をぶつけるように激しく動いてしまった。
他喘息着,呻吟着抽插的快感,他涌出滚烫的精液,剧烈地移动,仿佛要击中他的胯部。

「ヒッ……! い、いく……!」 “嘿......我要走了,我......了!”

 奥深くに熱い噴出を受け止めた途端、彼女もオルガスムスのスイッチが入ったように息を呑み、ガクンガクンと狂おしく腰を跳ね上げ、昇り詰めてしまった。
当她抓住深处的热喷时,她像高潮一样喘息着,她疯狂地上下跳动着臀部。

 実に素晴らしい肉体だった。 这是一个真的很棒的身体。

 陽介は美人妻の感触を味わいながら、心おきなく最後の一滴まで出し尽くし、徐々に動きを弱めていった。
在享受着美丽妻子的抚摸的同时,洋介毫不犹豫地吐出最后一滴,逐渐削弱了他的动作。

「アア……」 “啊......”

 雅恵は控えめに声を洩らしながらも、ヒクヒクと満足げに肌を痙攣させ、次第にグッタリと力を抜いていった。
Masae 发出了谦虚的声音,但她的皮肤却因满足而抽搐,她逐渐放松了下来。

 まだ膣内は名残惜しげな収縮を繰り返し、刺激されたペニスが何度かピクンと内部で跳ね上がった。
阴道还在重复着令人遗憾的宫缩,被刺激的阴茎在里面跳了好几次。

「あうう……」 “啊......hh

 なおも天井を擦られ、雅恵は駄目押しの快感の中で呻き、押さえつけるようにキュッと締め付けてきた。
- Masae 仍然在天花板上摩擦,在推搡的快感中呻吟着,仿佛压住了一样收紧了。

 陽介は完全に動きを止め、身を預けて温もりと収縮を味わい、美人妻のかぐわしい吐息を間近に嗅ぎながら、うっとりと快感の余韻に浸り込んでいった。
洋介完全停止了移动,臣服于自己,享受着温暖和收缩,近距离嗅着美丽妻子芬芳的叹息,沉浸在快感的余晖中。

「野上さん……、すごすぎます……」 “野上先生......太神奇了......

 雅恵が、荒い呼吸とともに囁いた。 Masae 低声说,呼吸沉重。

「こんなに感じたの、生まれて初めてです……」 “我这辈子从来没有过这种感觉......

「そう、良かったです」 “是的,这很好。”

 くるめく激情が過ぎ去っても、彼女が全く後悔していないようなので、陽介はほっとして答えた。
尽管令人眼花缭乱的激情已经过去了,但洋介还是如释重负地回答道,因为她似乎一点也不后悔。

 やがて呼吸を整えると、彼はノロノロと身を起こし、テーブルにあったティッシュの箱を引き寄せ、何枚か取り出して股間に当ててから、そっと股間を離した。
终于,当他喘口气时,他坐了起来,从桌子上掏出一盒纸巾,拿出几张放在胯部,轻轻地把它们拉开。

 ソファや床を濡らさないよう注意深くワレメを拭いてやり、自分のペニスも手早く処理を終えた。
我小心翼翼地擦了擦裂缝,以免弄湿沙发和地板,并迅速完成了自己的阴茎加工。

 済んでしまうと、隣室に部下のいるリビングで裸でいるのが急に後ろめたくなり、陽介は急いでづくろいをした。
当它结束时,他突然对自己赤身裸体地在客厅和隔壁房间的下属感到内疚,洋介赶紧清理了自己。

 それは彼女も同じ気持ちらしく、力の抜けた身体を懸命に起こし、下着とスウェットを身に着けた。
她似乎也有同感,她拼尽全力站起来,穿上内衣和运动衫。

 そして彼女は、さすがに女らしく、情事の痕跡がないか周囲を見回して髪を整え、処理したティッシュもリビングではなく、台所へ捨てに行ったのだった。
而她,正如一个女人所期望的那样,环顾四周,寻找任何外遇的痕迹,整理了一下头发,把加工过的纸巾扔在厨房里,而不是客厅里。

 まさかシャワーを借りるわけにはいかないだろう。 我不认为我能租到淋浴间。

 帰り支度をしながら、ふと、陽介は耳を澄ませてドキリと硬直した。
正当他准备离开时,洋介突然听了,身体僵硬了。

 さっきから聞こえていた隣室の、内村の鼾がピタリと治まっているではないか。
我之前听到的隔壁房间的内村鼓声不是已经完全平息了吗?

(まさか……) (不可能......)

 彼はいつからか目を覚ましていたのではないだろうか、と思うと激しく胸が震えた。
一想到他一定醒了这么久,我的心就剧烈地颤抖着。

 陽介は、可愛がっている部下の妻を抱いてしまったことを後ろめたく思い、そそくさと雅恵に挨拶してマンションを出た。
洋介为抱着他所爱的下属的妻子而感到内疚,在与宗宗和正江打招呼后离开了公寓。

 それでも帰り道、また雅恵の肉体を味わいたいと思ってしまったのだった。
尽管如此,在回家的路上,我想再次品尝 Masae 的身体。

(つづく)  (未完待续)

(この作品はフィクションですので、登場する人物、団体は実在するいかなる個人、団体とも関係ありません。)
(本作品是虚构的,因此其中出现的人物和团体与任何真实的人或组织无关。 )

週刊現代二〇一一年六月二十五日号~十一月二十六日号掲載
刊登于《周刊》2011 年 6 月 25 日 ~ 2011 年 11 月 26 日刊

著者:睦月影郎 作者: Mutsuki Kagero

1956年神奈川県横須賀市生まれ。県立三崎高校卒業。23歳で官能作家デビュー。熟女もの少女ものにかかわらず、匂いのあるフェチックな作風を得意とする。著書は400冊を突破。近刊に『新・平成好色一代男 秘伝の書』『武家娘』『卍萌』『Gのカンバス』(以上、講談社文庫)、『欲情の文法』(星海社新書)、『鎌倉夫人』(徳間文庫)、『みだら天使』(竹書房ラブロマン文庫)、『僕と先生の個人授業』(二見文庫)、『かげろう淫花』(コスミック・時代文庫)、『熟れたはだ開帳』(祥伝社文庫)、『蘇芳の宴』(学研M文庫)、『みだら剣法』(大洋時代文庫)、『冬人夏虫』(廣済堂文庫)、『とろり半熟妻』(双葉文庫)などがある。
1956 年出生于神奈川县横须贺市。 毕业于三崎县立高中。 她在 23 岁时以感性艺术家的身份首次亮相。 无论她是成熟女性还是女孩,她都擅长带有香味的恋物癖风格。 他著有 400 多本书。 最近的出版物包括《新平成多情的一大洋:秘密传统之书》、《武士娘》、《卐字萌》、《G的画布》(讲谈社文库)、《的语法》(清海社新书)、《镰仓夫人》(德间文库)、《天使》(竹书法拉布罗马文库)、《我和老师的私人课程》(二见文库)、《影郎淫秽》(宇宙时代文库)、《成熟的羽田会书》(正传社文库)、《苏方的宴会》(学研 M 文库)、 不雅剑法“(Taiyo Jidai Bunko)、”Fuyujin Natsumu“(高生堂文库)和”Torori Hanjuku Wife“(双叶文库)。

本作品は、二〇一二年三月、小社より講談社文庫として刊行されたものを電子書籍化したものです。
该作品最初由 Kosha 于 2012 年 3 月作为讲谈社文库出版,并已转换为电子书。

しんへいせいこうしよくいちだいおとこ もとのOL 新平成多情第一男前下属OL


二〇一二年一〇月一日発行 发布时间:2012 年 10 月 1 日

つきかげ 睦月景郎ろう

©Kagero Mutsuki 2012
©Kagero Mutsuki 2012 年

発行者 鈴木 哲 发行商: Satoshi Suzuki

発行所 株式会社講談社 发行商: Kodansha Co., Ltd.

    東京都文京区音羽二‐一二‐二一 东京都文京区 Otowa 2-12-21

    〒112-8001 编号: 112-8001


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